ハイエース vs レジアスエース 徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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日本を代表するバンといえばやはりハイエースを挙げる方が多いと思いますがレジアスエースをご存知でしょうか。

このレジアスエースもトヨタから発売されているバンなのですがハイエースに比べて知名度はあまり高くはありもせん。

しかもハイエースと全く同じ車種でありながら名前が違うというややこし車です。(厳密にいうとエンブレムの一部と説明書に違いがあります)

今回の比較は燃費、維持費、乗り心地をこの両車種で比較してみたいのですがその前にこのややこし違いが何故起こるのかを説明したいと思います。

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引用:https://toyota.jp/hiacevan/

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引用:https://toyota.jp/regiusace/

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同じ車で何故名前が違うのか

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引用:https://toyota.jp/regiusace/

この名前の違いはトヨタの販売店の違いに起因します。

現在トヨタ車の販売は4つのディーラーがありそれぞれトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店と分かれています。

そして各ディーラーごとに取り扱える車種はちがいます。

レジアスエースに関しては販売はトヨタネッツ店で、ハイエースはトヨペットで販売されトヨタ店とカローラ店では販売ができない決まりになっています。

この販売可能ディーラーでハイエースバンを購入しようとした場合同じ車種でもトヨタネッツ店ではレジアスエースになりますし、トヨペット店ではハイエースになってしまうという仕組みです。

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レジアスエースには存在しないカテゴリーがある

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ハイエースのグレードの分け方はとても複雑で数も豊富です。

また上記の説明の様に同じ車種でも販売店の違いで名前が違うなど難解な部分が見られます。

しかしカテゴリー別に分類するとハイエースにはハイエースバン、ハイエースワゴン、ハイエースコミューターと3つのカテゴリーが存在します。

以下に3つのカテゴリーの簡単な説明をしたいと思います。

ハイエースバン 乗車定員3~9名の荷台が広いバン 貨物の4.1ナンバー

ハイエースワゴン 乗車定員10名の装備が充実したワゴン 乗用の3ナンバー

ハイエースコミューター 乗車定員14名の送迎バスなど 要中型免許以上の2ナンバー

となっています。

一方でレジアスエースにはハイエースでいうところのハイエースバンに相当するレジアスエースというカテゴリーしか存在しません。

レジアスエース 乗車定員3~9名の荷室が広いバン(ハイエースでいうところのハイエースバン) 貨物の4.1ナンバーとなっています。

ハイエースバンが欲しい場合はレジアスエースでも同じ性能の車種はありますがハイエースワゴンが欲し場合はレジアスエースには同一機能の車種は存在しません。

すこし前置きが長くなりましたがこれらのことを踏まえてそれぞれの特性の異なる2つのグレードで比較していきたいとおもいます。

トヨタハイエースではワゴンタイプの最上級グレードのグランドキャビンを、レジアスエースではバンタイプのスーパーGL(標準ボディー)の2車種で比較検証していきたいと思います。

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ハイエースグランドキャビンとレジアスエーススーパーGLのスペックと燃費性能の比較

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引用:https://toyota.jp/hiacewagon/style/

ハイエースグランドキャビン

  • 総排気量 2693
  • 駆動方式 4WD
  • エンジン 2.7リッター 2TR-FE Dual VV-i
  • 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
  • 最高出力 160ps
  • 全長 5380mm 全幅 1880mm 全高 2285mm  ホイールベース 3110mm 車両重量 2150Kg
  • 室内長 3525mm 室内幅 1695mm 室内高 1565mm
  • カタログ燃費 8.9㎞

レジアスエーススーパーGL

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引用:https://toyota.jp/regiusace/style/

  • 総排気量 2.754
  • 駆動方式 2WD
  • エンジン 2800ディーゼル
  • 仕様燃料 軽油
  • 最高出力 151ps
  • 全長 4695mm 全幅 1695mm 全高1980mm ホイールベース 2570mm 車両重量 1930Kg
  • 室内長 3000mm 室内幅 1520mm 室内高 1320mm
  • カタログ燃費 12.4㎞

ハイエースグランドキャビンのカタログ燃費の8.9㎞はかなり悪い数字と感じてしまいますが全長5000mmを超える車体の大きさを考えるとこれくらいが妥当な数字なのかもしれません。

口コミサイトを中心に実燃費を調べてみたいと思います。

ハイエースグランドキャビンの口コミ燃費  街乗り 7㎞~8㎞ ドライブ 7㎞~10㎞ 高速運転 8㎞~10㎞

レジアスエーススーパーGLの口コミ燃費 街乗り 8㎞~10㎞ ドライブ 8㎞~12 高速運転 10~12㎞

という結果が多かったです。

やはりガソリン車のハイエースグランドキャビンの燃費はあまりよくはないといった意見は多くみられました。

レジアスエーススーパーGLの燃費も街乗り程度であればハイエースグランドキャビンとそれほど変わらない結果がでてしまいました。

高速道路の運転ではどちらもカタログ燃費に近づく形で伸びているようです。

平均的な実燃費予想はハイエースグランドキャビンは8㎞、レジアスエーススーパーGLは10㎞といったところでしょう。

燃費に関してはレジアスエーススーパーGLの方が良い結果がでました。

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ハイエースグランドキャビンとレジアスエーススーパーGLの維持費の比較

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今度は1年間の維持費を燃料代、自動車税、重量税、自賠責保険、車検代、任意保険の項目に分けて算出して計算したいと思います。

(燃料代は1年間の走行距離10000㎞、ガソリン価格135円、軽油価格117円として算出。2年単位での税金と車検代は単年での計算になります。)

ハイエースグランドキャビン

①年間燃料代 年間走行距離10000.㎞÷平均燃費8㎞=1250×レギュラーガソリン代価格135円=168.750円となりました

②自動車税 51.000円 重量税 20.500円 自賠責保険13.920円 車検代  20.000円 任意保険 106.000円 合計 211.420円となりました。

➀+②で年間の維持費は380.170円となりました。

レジアスエーススーパーGL

➀年間燃料代 年間走行距離10.000㎞÷平均燃費10㎞=1000×軽油価格117円=117.000円となりました。

②自動車税 16.000円 重量税 16.400円 自賠責保険 173.50円 車検代 20.000円 任意保険 106.000円 合計 175.750円となりました。

➀+②で年間の維持費は292.750円となりました。

レジアスエーススーパーGLはディーゼル車のため燃料費が安い事、また4ナンバーに登録されるため車検も1年ごとですが税金面で優遇されていることなどを含め大きな差が出ました。

年間維持費ではレジアスエーススーパーGLが90.000円近く安い事がわかりました。

ハイエースグランドキャビンとレジアスエーススーパーGLの乗り心地の比較

ハイエースグランドキャビン

carlineup_hiacewagon_grade_grade1_3_02_pc引用:https://toyota.jp/hiacewagon/grade/grade1/

carlineup_hiacewagon_grade_grade1_04_pc引用:https://toyota.jp/hiacewagon/grade/grade1/

10人乗りを前提として作られているためにとても大きく、スペックの紹介でも記載した通り室内長が3.525mmもあるためたとえ10人乗車しても荷室後部に余裕があり大きなラゲッジスペースが確保できます。

3列シートも独立したつくりになっていて狭い空間に窮屈に大人数が乗車することはありません。

勿論この大きさは大人数での旅行やたくさんの荷物を搭載したアウトドアなどその用途は広いですが個人使用意外では事業所所有の車両が従業員の送迎などに使用するケースでなども多いです。

乗り心地の口コミなどを拝見すると、思っていたよりずっと良いという好意的な意見が大変多く寄せられていました。

ただしエンジンの小ささを指摘する方やエンジンがフロントシートの下にあるため走行時の音を気にされている方などがいらっしゃいました。

レジアスエーススーパーGL

carlineup_regiusace_grade_grade1_2_04_pc引用:https://toyota.jp/regiusace/grade/grade1/

carlineup_regiusace_grade_grade1_3_05_pc引用:https://toyota.jp/regiusace/grade/grade1/

ハイエースグランドキャビンに比べると少し狭くはなっていますがそれでも室内長は3.000mmを超える車内になっています。

ただし2列シートまでの構造となっており乗車人数は5名となっています。

2列目のシート後方は広大なラゲッジスペースが広がっていて搭載できない荷物はないのではないかと思うほどゆとりのある空間が広がっています。

この構造が荷物を多く必要とする主に工事関係者や大工さんなどに高評となっている由縁でしょう。

ただ自家用車としてのニーズも高まっていて乗り心地に関する口コミもたくさん見られました。

あまり好意的な意見は見られなかったですが自家用車として乗られている方はそれも含めてこのレジアスエーススーパーGLを楽しんでいるようでした。

中には車中泊カスタムモデルにしたり足回りの部品交換で乗り心地を改良したりする方もいらっしゃいました。

とは言えやはりこの乗り心地の比較についてはハイエースグランドキャビンの方が優れているという結論になるとは思います。

まとめ

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ハイエースのグレードの区分はエンジンや駆動方式以外にも全長や全幅など細かい部分での区分が大変多くその上取り扱いディーラーによって呼び名が違うなど最初は混乱の連続でした。

ハイエースグランドキャビンは維持費は高いが大人数での移動が可能で乗り心地も良い。

レジアスエーススーパーGLは大きな荷物も積めて維持費も安いが乗り心地に若干の難がある。

これはかなり難しい選択肢です。

最後になりますが海外でのレジアスエースは全く認知されておらずハイエースの認知度は抜群のようです。

名前が違うだけで同じ車だとしても当然ハイエースの方が高い値段で売れるのは海外に中古車を輸出する業者では当たり前だというのです。

この辺りの付随する要素も加味して比較していただければ車選びをより一層楽しむ事ができると思います。

この記事を書いた人

dan dan
広島在住です。
昔、若気の至りで、ハコスカGT-Rをぶっ飛ばしていました。
今は超安全運転のゴールド免許保持者。家内と一緒に遠出のドライブを
のんびりと楽しんでいます。^^



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