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フェンダーミラーを知らない世代も多くなったのではないのでしょうか?
よっぽど車好きか、タクシー好きくらいの人が知っているのでしょうかね(笑)
どうしてフェンダーミラーが消えドアミラーに変わっていったのかを紹介していきますね。
フェンダーミラーとは
「フェンダーミラーって見たことないですよ!」
見たことないですか?
確かに最近はあまり見かけませんね。
「どんなものなんですか?」
車体の前方に固定されているミラー になります。
現在でも タクシーはフェンダーミラーが多い ですね。
「確かにタクシーは変なとこにミラーがついていますね!」
引用元:http://o-dan.net/ja/
昔は車両前方についていることが常識だったんですよ。
「へぇ~!でもタクシーはフェンダーミラーなんですか?」
トヨタの車両開発の人の言っておられたみたいです。
タクシードライバーにアンケートを取っていたみたいですが、ほとんどのタクシードライバーがフェンダーミラーを希望された そうですよ。
「タクシードライバーが希望されているなら仕方ないのかな?」
現場で働いている運転手の要望が一番ですよね。
安全に気持ちよく働いて貰うことが大切なことですからね。
「でも、どうしてフェンダーミラーを希望されているタクシードライバー多いんでしょうか?」
大通りなどは道が広く運転しやすいのです。
ですが、大通りから一本奥の道に入ると道が狭く フェンダーミラーだと畳むことなくスイスイ進むことが可能 だからみたいですよ。
「確かに日本の道は狭いとこが多いですからね!」
そのような道ではフェンダーミラーがおおいに役立つから希望されているドライバーが多いのですね。
「そう言われてみればなんか納得しますね。」
タクシードライバーには安全運転して欲しいですもんね!
引用元:https://ja.wikipedia.org
このようにフェンダーミラーとは日本の狭い道にも対応しており、車両の前方に固定されているミラーですよ。
「便利そうなフェンダーミラーがどうしてなくなったんでしょうか?」
そうですね。
それでは、フェンダーミラーのメリット・デメリットを紹介します。
フェンダーミラーのメリット・デメリット
「フェンダーミラーのメリット・デメリットを教えて下さい!」
引用元:https://pixabay.com/
まず、メリットから話しますね!
前方にミラーを設置しているため 左右に目線の移動が少なくて済みます。
「確かに今のミラーは運転席の横にあるから、顔の動きや目線の動きが大きくなりますね!」
前方にあるため横や後部を簡単な目線の動きで確認を行えることは楽ですよ。
「タクシーの運転手はずっと車を運転しているので神経を使いすぎるから少しでも楽に安全を追求した結果自然とフェンダーミラーを選んでいるのかもしれませんね!」
確かに!
タクシードライバーは長い時間運転しているので、集中力がドアミラーだと続かないかもしれませんね!
引用元:https://commons.wikimedia.org/wiki/
他にもドアミラーと比べて死角が少ない・車幅感覚が掴みやすいなどのメリットがありますよ!
「メリットだけ見ていると事故が減りそうですね!」
引用元:https://pixabay.com/ja/illustrations
確かにそう思っても不思議ではありませんね。
次はデメリットを紹介します。
フェンダーミラーだと対人事故の原因になる場合があります。
「対人事故とはどんなことですか?」
ドアミラーはしっかりと固定されているので人と当たった際に衝撃がそのまま伝わります。
「確かにそうですね、それが危ないんですか?」
細い道などで自分は問題ないと思っていても、フェンダーミラーが思ったより出ているため、歩行者や自転車・原付にぶつかってしまい怪我などを起こしてしまう可能性も考えられます。
「それは危ないですね!」
細い道などでは運転をより気を付けないといけませんね。
フェンダーミラーが運転席より遠くにあるため 写っているものが小さく見えたり、ミラーの角度を変えるのに手間がかかりますよね。
引用元:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/14622/
「目が悪い人などは、見えづらくて大変ってことですね!
その通りですね。
車メーカーサイドからは、車の デザインが決まった形になりやすい などのデメリットもありますね。
フェンダーミラーの主な車種
メリット・デメリットを紹介しました。
引用元:http://o-dan.net/ja/
海外の車でドアミラーが主流になる につれて、フェンダーミラーが消えていっています。
ですが完全にフェンダーミラーがなくなっているわけではありません。
「タクシー以外でもフェンダーミラーを採用している車種があるんですか?」
もちろんありますよ!
今から紹介しますね。
「よろしくお願いします!」
まず、クラウンフォート・コンフォート・クラウンセダン・センチュリーとトヨタの車が多く採用しています。
これらの車種は高級車の分類に入りますね。
「私には手の届かない車たちですよ!」
誰でも簡単に乗れるような車ではないですよね。
「なんで高級車ではフェンダーミラーが採用されるんですか?」
これらの高級車がフェンダーミラーを採用しているのか理由があります。
最大の理由は 安全性によるもの が大きいようです。
ドアミラーを採用しない理由としては、乗車している人を窺うような印象を与えてしまうため 現在でも採用を見送っています。
現行車では少ないフェンダーミラーですが過去、名車がありますので一部紹介しますね。
トヨタ 1600GT
引用元:https://www.toyota.co.jp
トヨタ2000GTの弟分として販売 され、エンブレムも同じようなものを採用されています。
塗色は鮮やかな黄色をイメージカラーとしています。
他に標準として販売された色は白・赤・銀などがあり、販売から13か月で2222台をもって生産が終了しています。
ローバーMINI クーパー
引用元:https://www.flickr.com
見た目が可愛くしっかりとした走行性能、日本では特に軽自動車並みにコンパクトなサイズなどが評価されています。
世界中で愛用者がたくさんいます。
その中には エリザベス女王を含め人気絶頂時のビートルズのメンバーが使用していた ためさらに世界中で人気になっていきます。
マツダ ロードスター
引用元:https://www.carsensor.net/usedcar
1989年5月にアメリカで発売され、日本では同年8月に先行予約開始され、9月1日に発売開始されました。
発売初年度に日本で9307台発売され、翌年世界中で9万3626台販売されると大ヒットの車種となっています。
このように今の新車としてフェンダーミラータイプの採用はありませんが フェンダーミラータイプのファンは今も多くいますよ。
過去ドアミラーは禁止されていた?
昔の車を見ると、ある共通点があることに気づきませんか?
「フェンダーミラーの車しかないってことですね?」
その通りです!
「でも、なんでフェンダーミラーしかなかったんですか?」
フェンダーミラーの利点がドアミラーよりも目線の移動が少なく後方を確認でき、死角も少ない点をメリットで紹介しましたね。
引用元:https://unsplash.com
ボンネットのある車種の場合、サイドミラーはフェンダーに装着しなければなりませんでした。
「どうしてフェンダーに装着しなくてはいけなかったんでしょうか?」
安全・死角が少ない点がピックアップされていた からですね。
ドアミラーは 顔を振るという作業がある と理由があるため禁止になっていました。
「顔を振るのが危険と思われていたんですか?」
それがその 当時の常識 だったんですね。
常識とは時代やその時々で変化するものがあります。
「フェンダーミラーからドアミラーへの変化はどんなことがあったんですか?」
輸入車では ドアミラーを採用している車種が多かったため、1983年に規制が撤廃され、日本でもドアミラーが普及するようになりました。
「ドアミラーは安全のため禁止していたのに、規制緩和では安全ではなく輸入を優先していますね?」
安全ももちろん大切です。
ですが、輸入を受け入れていかないと国が孤立してしまう可能性もありますからね。
引用元:http://o-dan.net/ja/
時代によって国がどんなことを優先に行うかを考え規制緩和などを行います。
フェンダーミラーについては、海外からの圧力もあり車の輸入出が難しくなる可能性 があっため規制緩和されています。
「フェンダーミラーからドアミラーに変わった時に運転に慣れるのが大変だったでしょうね!」
顔をあまり動かさなくていいのがかなり動かすことになったわけですからね。
ドアミラーが今では普通なので、逆にフェンダーミラーになったらまた慣れるのが大変でしょうね。
ドアミラーが採用された理由
「輸入が多くなって、規制緩和されたからですよね。」
その通りです。
ドアミラーが禁止になった理由は説明の際に記載した通りです。
当時は高度経済成長期真っ盛りで経済が優先されることは間違いないですよね。
「でも、運転に慣れない人多かったでしょうね?」
それは間違いなく慣れていなかったでしょう。
ですが、アメリカや海外のドラマや生活をテレビで見て憧れを持った人も多くいました。
引用元:http://o-dan.net/ja/
車好きな人にはフェンダーミラーではなくドアミラーに憧れを抱いた人も多くいたことは間違いないですね。
「やはり海外、特にアメリカの生活には憧れた人が多かったんですね?」
アメリカの海外TVドラマも数多く放映されていましたからね。
その中でセダンに家族で一緒にドライブにはドアミラーです。
憧れないわけありませんよ。
「日本国産のドアミラー車はどこのメーカーで最初に発売されたのですか?」
日産のパルサーエクサが最初の国産車 となります。
「てっきりトヨタかと思いましたよ!」
今では販売しているのはトヨタくらいですからね。
1983年3月に規制緩和され同年5月には販売されたのでかなりのスピードで販売されていますよね。
ここからドアミラーの歴史が始まり、今に至るわけですよ。
「今ではタクシーやトヨタ車以外でフェンダーミラーにしている人いるの?」
もちろんいますよ!
メーカーが出している純正品があるので取り付けは可能です。
そのまま取り付けてしまうと、走行時の振動や風圧によってグラグラして動き、取り付け方があまいと外れてしまう可能性もある ので専門業者に取り付けて貰うようにしてください。
車検も特に届出は必要ありませんので、安心して取り付けてください。
特別な形でフェンダーミラーを装着希望の場合は専門業者に確認してくださいね。
これらの車両のミラーはどうなるの?
ミラーレス車が解禁になる日が来るかもしれません!
「えっ!ミラーレス車!?」
そうです。
ミラーを必要としない車が解禁されるかもしれませんよ!
「フェンダーミラーからドアミラーと後ろに下がってきていると次は必要なくなるってことですか?」
そうです!
しかも、もう、国土交通省が発表していますよ。
「国土交通省が発表しているのならミラーレス時代になりますね!」
発表しているのが2016年に発表しているので企業も車の開発や行政も細かい調整などを行っていることでしょう。
「ですが、ミラーレスってピンとこないですよね?」
今ドアミラーがあるのが常識で運転しているので確かに違和感はぬぐえませんね。
今現在もありますが、ドアミラーの代わりにカメラを使い、車内に設置したモニターで後方視界を確認するシステムです。
引用元:https://lexus.jp
車両後方を確認するバックカメラが現在でも普及されており、これをドアミラーとして置き換えて使用するわけです。
現在、海外基準ではカメラモニタリングシステムを使用が可能となっており、国内でも国際基準に合わせて法整備が必要になっている からです。
ヨーロッパやアメリカ向けにミラーレス車を作って輸出している車両ももし国内で販売しようとした際にわざわざミラーを付けないと販売できません。
そこに海外と国内の無駄が発生してしまいます。
「確かに無駄は省かないともったいないですね。」
国内で安全に実用的に運転出来るよう確認できるまで施行は難しいかもしれませんね。
ですが、安全に確実運転できるようになれば是非、運転したいものですね。
「そうですね、私も運転したいけど高いのかな。」
最初はなんでもそうですが、ある程度の価格は覚悟しておいたほうがよいでしょうね。
「私の持っている車を売れば買えるかな?」
それなら購入可能ではないでしょうか。
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昔みたいに1社ずつ納得いくまで買取会社を回る必要もなくスマートフォンさえあれば10社くらいから見積もりもらえますよ!
「そんなに多くの買取会社から貰えるんですか!」
少なくとも今の愛車の買取価格を知っておくことは良いことですよ。
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