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並行輸入車って聞いたことありますか?
海外のメーカー・ブランドの製品を正規以外のルートで輸入することです。
今回は、並行輸入車にかかる費用や注意点を含め紹介していきますね。
並行輸入車とは?
「輸入車は何となく分かるけど並行輸入車って何が違いますか?」
確かに分かりづらいですよね。
まず簡単に輸入車から話ますね。
輸入車とは外国から輸入された車両のことを言います。
「それは分かりますよ!」
ですが、ここをちゃんと理解すると並行輸入車も分かりやすくなりますよ。
「そうなんですか、よろしくお願いします。」
堅い話になりますが、車を輸入すると国土交通大臣に対して自動車の型式ごとに安全性や環境性などを認可される必要があります。
「確かに堅い話ですね!」
引用元:https://pixnio.com
続けますね。
輸入車の中で、量産自動車は「型式指定自動車」、大型商用車などは「新型届出自動車」、最後に年間2000台以下の車種では「輸入車特別取扱自動車」の3種類に分類されます。
この3種類のいずれかに認可された輸入車が一般的に「正規輸入車」と言います。
「ちゃんと国に認可されて輸入したものを正規輸入車というんですね。」
正式な名前ではなく認可を受けず輸入する車両があるため形式的に呼び分けています。
「そして並行輸入車ですね?」
簡単に言えば 認可を受けていないで輸入した車 のことを並行輸入車と言います。
具体的には、正規の代理店があるにも関わらず 他の輸入業者で輸入すること を指します。
「正規の代理店を通さず輸入してしまうことを言うんですね!」
最近では、新しい意味も増えました。
正規代理店はあるが 国内では取り扱っていない車種を他の業者が輸入する点 も追加されています。
「正規代理店でも輸入していない車種を輸入するんですね!」
最近ではそちらの内容で使われることが多いですね。
引用元:https://ja.wikipedia.org
並行輸入車を購入するメリット
「並行輸入車を購入するメリットってありますか?」
もちろん、ありますよ!
「なんですか?」
日本に輸入されていない車種を購入出来ることです!
「そこまでして欲しいものですかね?」
日本で販売している車種でも例えば カラーが海外限定モデル だったりして 国内では購入できないような車種 もありますよ。
「確かにマニアとは言わないまでも自分の欲しいものに妥協したくない人は購入してしまいますね!」
欲しいものに妥協したくない気持ちは分かるでしょう?
「はい!車もそうだし、長く使うものは妥協したくありませんね!」
特に車は安い買い物ではないですからね。
「ですが日本には多くの海外メーカーの日本法人がありますがそれでも取扱いのない車種があるんですね?」
ありますよ!
日本では例えば売れないと思われる商品は販売しません。
全部の車種を輸出しているとメーカー側も負担がかなりかかってしまいますからね。
「そうですよね!全部売れると決まっているわけではないですもんね!」
そうです。
引用元:https://ja.wikipedia.org
メーカーなので売れる車種を優先するのは当然ですよね。
そのため並行輸入車で個人の欲しい車種やカラーなど選び購入する人がいるんですよ。
「欲しい車種を選ぶことができるのは嬉しいですね!」
やはり、満足する車が欲しいですよね!
車を購入するときは色々探しますよね?
「色々探しますよ!」
最初から車種が決まっていたら、悩むことは少ないでしょうがね。
「車種が決まっていたら、色や装備をどうするかを決めるだけですもんね!」
今回紹介している並行輸入車を知っておけばより探し求めている車種が見つかる可能性がありますよ。
「そう考えると並行輸入車ってメリットばかりですね?」
確かにメリットばかりに思えますよね。
「デメリットもあるんですか?」
今からデメリットを紹介しますね。
並行輸入車を購入するデメリット
「どんなデメリットがあるんですか?」
一番はざっくり言いますけど、費用がかかることですね。
「費用か~!輸入するからどうしても高くなりますよね。」
国内で国産車を購入するのとはやはり全然かかる費用が違ってきますよね。
「どのような費用が発生しますか?」
メンテナンス費用が必要になります。
「メンテナンスは国産車でもかかりますよね?」
国産車でもメンテナンス費用は確かにかかります。
但し、並行輸入車の場合は正規ルートで購入していないため、メーカーの保証を受けることができない だけでなく、正規ディーラーでは整備を受けられない かもしれません!
「どこで車のメンテナンスを受ければいいんですか?」
並行輸入車を得意とする 自動車整備場を自分で探す かご近所の自動車整備場に確認をして貰うこと が一番の近道でしょうね。
その際に国産車よりメンテナンス料金がかかることは覚悟しておいて下さいね!
「他にも大変なことはあるんですか?」
ありますよ!
並行輸入車は 車両保険への加入も大変です。
「車両保険に入ることも大変なんですか?」
車両保険において、車種の形式 がとても重要になってきます!
「車種の形式がそんなに重要なんですか?」
それは、並行輸入車はほぼ日本に存在しない車種であるため型式不明となり、車両保険を取り扱う会社から加入を断られるケース も見受けられます。
「保険に入れないじゃないですか!」
そんなことはありません、最近では以前に比べ少し並行輸入車も認知されてきているので現在ご自身やご家族などが加入している保険会社に確認することをおススメします。
インターネットから加入する ダイレクト型自動車保険の場合は断られるケースも多い のですよ。
「保険に入るのも苦労すんですね。」
まだまだ苦労はあります。
「えっ、もう終わりじゃないんですか?」
欲しい車両を海外から購入するには簡単にはいきませんよ!
海外で販売されている車を日本に輸入するためには、自動車の輸送はもちろんですが、通関手続きや排出ガスの検査 など 日本の法律にのっとった改造をする必要 があります。
購入者に知識や経験などがあれば手続きを行っても問題ありませんが、多くの人は手続き方法がわからないでしょうから専門業者に依頼されたほうが確実ですね。
「どれだけ経費がかかるか考えるだけで頭が痛くなりそうですね。」
ちなみに代行にかかる手数料は相場で100万円くらいですよ。
「手数料だけで100万円かかるんですか!」
あくまで手数料で他の諸経費も必要ですから購入の際は確認が必須ですよ!
並行輸入車で購入できる車種ベスト3!
どんな車種が並行輸入車として人気があるか気になりませんか?
「気になります!紹介して下さい!」
気になりますよね。
では、今回特に人気のある並行輸入車を紹介しますね。
「楽しみです!」
第3位 シュコダ スペルブ
引用元:https://ja.m.wikipedia.org
チェコの最大大手メーカーである シュコルダのフラッグシップモデル です。
「フラッグシップモデルってなんですか?」
複数モデル製造される製品シリーズのうち 最も上位に位置づけられるモデル のことを言います。
「シュコダ スペルブは最高級車ってことですか?」
最高級車になりますよ!
高級車らしく 質の高いデザインと乗員全員の使い勝手を考えられた便利機能が搭載されている ことが特徴的です。
発売されているチェコだけでなく ヨーロッパや中国市場でも販売されていますよ。
「日本は市場ではないんですね?」
今のところは市場にされていませんね。
だからこそ、周りとは違う高級車の1台を手に入れたいという人 にはおススメですね。
第2位 USトヨタ シエナ
引用元:https://commons.wikimedia.org
北米で販売されているトヨタのビッグサイズミニバンですよ。
「トヨタの車なんですか?」
トヨタの車両ですけど、アメリカ限定モデル です。
日本にはない広大なアメリカをイメージするようなアメリカンサイズが人気ありますよ!
「日本は道が狭いですからね、ですけど長距離ドライブをアメリカンサイズの車で走行するのは楽しそうですね!」
絶対に楽しいですよ!
ただ速度制限はしっかり守って下さいね!
第1位 ホンダ シビック タイプR
引用元:https://upload.wikimedia.org
「また日本のメーカーですね!」
購入するのが日本人ですから安心感があるんでしょうね。
日本国内で正規に販売されました。
「国内で正規に販売されたのに並行輸入をしてまで購入するんですか?」
国内では750台のみしか販売されていなかったため、現在でも販売・製造されているイギリスより購入する人がいます。
「日本では販売台数が少なかったため、並行輸入してまで購入しているんですね!」
他にも理由があり日本ではホワイトかブラックしか選べなかったカラーがイギリスでは5色から選べるのも人気の一つですね!
「5色も選べるのなら楽しみも増えますね!」
日本では正規店にないので人気がでるのも分かりますね!
このように人気の並行輸入車もあります。
並行輸入車の購入方法
「やっぱり購入方法は面倒くさいのでしょうか?」
個人で知識ないのであれば色々と大変です。
「業者さんに頼んだほうが確実ですね!」
そうですね!
専門業者にまず、どの車種が欲しいのか新車か中古か分かる範囲でお伝え下さい。
希望の条件をもとに現地ディーラーと業者との交渉を行い、ディーラーからの回答を業者より随時貰うようにして下さい。
ディーラーとの交渉のもと、購入車両の仕様が決定したら正式な見積もり が出てきます。
「ここで初めて全体の金額が分かるわけですね。」
希望条件の車両の交渉、車両に対して金額の交渉もあるのですぐは分かりません。
正式な見積もりがでるまでおおよそ2~3週間必要 になります。
問題がなければ契約になります。
「契約まで約1か月もかかるんですね!」
車両を選ぶことによる取引が一番大切になります。
顧客が満足いかないと契約に至らない可能性もあるので、迅速にかつ丁寧に行わなければなりませんし、国によっての時差などもありますからね。
「それは時間かかるのは仕方ありませんね。」
続いて契約が決まったら、速やかに業者へ入金後に手配を行い現地ディーラーより配車日程がわかり連絡をもらいます。
業者へ入金が終わると海外送金をして貰い、車両の確保を行い現地回送から輸出手続き・通関、船便の手配から車両のコンテナ詰めを経て出荷となります。
「これを個人で行うのはかなり難問ばかりですね。」
海外輸入業や商社などで仕事に関わったことある人などでないと個人で行うことは大変難しいでしょうね。
通常は輸送時の傷や錆の発生等のトラブル防止のコンテナ輸送が原則となっています。
但し納期優先で航空便輸送手配も可能です。
「輸出されたら後は輸入を待つだけですよね?」
そうですね!
日本に到着したら、税関・通関を済ませ専門業者まで陸送します。
並行輸入車は日本の保安基準に適合しているのか確認をする予備検査を受け、問題なければ日本で使用できるように登録可能となります。
お住いの陸運事務所にてナンバーの交付を受け、納車となります。
「かなり長いですよね?」
順調に進んで4か月前後で納車となります。
並行輸入車の口コミ
「並行輸入車を購入している人は満足しているのかな?」
どうなんでしょうね。
国内で通常購入できない車両を購入しているので満足している人が多いですよ。
例えば、シュコダ スペルブを購入している人はカッコイイことや周囲に所有している人がいないことが嬉しいみたいですよ。
「やっぱり、どうしても好きで購入しているから惚れ込んでいる人が多いでしょうか?」
間違いなくそうでしょうね。
購入までの至る動機も様々あります。
「海外の車なので、TVを見てなんじゃないですか?」
もちろんTVを見て探した人も多くいます。
他にも、海外赴任をしている際に気にいった車両を見つけ日本に戻ったときに販売されてなかったので並行輸入をして購入した人や雑誌などで確認している人も多くいますね。
並行輸入車に対しては正規ディーラーがあるのであれば取扱いを行って欲しいとの声が一番多いですね。
「そうですよね!正規ディーラーが取り扱えば購入が簡単になりますもんね!」
並行輸入車の購入方法をしなくてよくなるわけですからね!
ただ、台数が売れない限りは正規で取扱いが難しいでしょうね。
「ディーラーもボランティアではないですもんね。」
その通りです。
簡単に売れない車種を置いて置けないです。
ただ、多くの声が上がってくれば取扱いする可能性もあることでしょう。
引用元:https://unsplash.com
「取り扱って欲しいですけど、出来たら今欲しい車があります。」
並行輸入車で欲しい車両があるんですか?
「ですが購入しようとしても並行輸入車は高いですからね・・・。」
確かに安いとは言えませんね。
並行輸入車の購入を考えたら、今、所有している車はどうしますか?
「もちろん買い取って貰いますよ!ですが、買取会社を回るのが面倒くさいですよね。」
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「ディーラーを回るのが面倒だ…」
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「車種を比較する時間ないな…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」など、新車の購入を
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まともに聞いてもらえずまた聞いてもらったところで
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