新型アルトのスペック紹介！ 特徴や性能は？

スズキの新型アルトのスペックはどうなっているでしょうか？

新型アルトのスペックや、特徴などまとめてご紹介します。

新型アルト主要スペック

ターボなしの各グレードに搭載されるR06A型エンジンは2種類用意されており、DOHC12バルブ吸排気VVTエンジン(EGRシステム付)とDOHC12バルブエンジンがあります。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto/performance_eco/

DOHC12バルブ吸排気VVTエンジン(EGRシステム付)はX、S、L、F 5AGS車に搭載。DOHC12バルブエンジンはF 5MT車に搭載されます。

これらのエンジンは、軽量、小型、高出力、静粛性を併せ持つR06A型エンジンを、圧縮比を上げるなどして大幅に改良しました。

EGRシステムを採用したDOHC12バルブ吸排気VVTエンジン(EGRシステム付)は高い熱効率を実現し、ガソリンをマックスパワーに変換し、変速比を最適にした副変速機構付CVTによって低燃費も実現。

EGRはExhaust Gas Recirculationの略称で、排ガスの一部を再循環させせるシステムです。EGRによって燃料であるガソリンの燃焼効率を最適にします。

一方、ターボRS に搭載されるR06A型ターボエンジンは、ターボの弱点であるターボラグを最小限に抑えることに重点を置き、ガスの流速を高めることで、低速域から動くタービン室の形状、低速域での過給に応じられるように、低ロスでスムーズに過給できるコンプレッサー翼の形状を採用。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_turbo_rs/

低中速域から食いつきのよいターボチャージャーに仕上がり、街中のドライビングでも、強力なトルクを発生させ、アクセルのレスポンスに敏感に反応するエンジンになりました。

次に、燃焼効率の向上を目指し、最適化した吸気ポートの形状により、タンブル流を発生させ、シリンダーの混合気を平均化。

一般的には別部品となるエキゾーストマニホールドとシリンダーヘッドを一体にして、ターボチャージャーをダイレクトで取り付けることでエキゾーストシステムの効率化を実現した。

このエキゾーストシステムであれば、軽量や小型化、経路の短縮によるエキゾーストの最適化を可能にし、性能を向上させ、熱損失を極力低減できます。

気になるアルトワークに搭載されるWORKS専用のチューニングを施したR06A型ターボエンジン。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

新設計した吸排気システムに加え、エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッド、アグレシッブなエンジンを制御するプログラムを採用し、軽さを追及した上に、加速性能を向上させました。ガソリンの充填効率を最良なものにしつつノッキングを避け、トルクと熱効率を向上。

一方、ターボRSの強力なパワーに対応できるサスペンションとブレーキ、タイヤも注目。軽さ強さを高い次元で両立させたサスペンションは、抜群のハンドリング性能を誇ります。

FFのトーションビーム式のリアサスには、スタビライザーを装着し、剛性を高めた取付け部に改良し、旋回性能を高めた。

ターボRS専用のKYB製ショックアブソーバーは、サスストロークや減衰力を最適になるようにチューニングし、様々な路面でもしなやかな走行を実現。

フロントには、ベンチレーテッドディスクブレーキを採用し、コントロール性と剛性感のあるスポーツ走行に最適なブレーキタッチに仕上げた。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

15インチラジアルタイヤ（POTENZA）と切削加工とブラック塗装を施したアルミホイールを採用し、軽快なフットワークと快適な乗り心地を実現。

アルトワークスの強力なパワーに対応できるサスペンションとブレーキ、タイヤを紹介しましょう。

WORKS専用のチューニングによって、接地感と応答性を高次元に両立する新設計のサスをより高めました。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

サスの動きを最適に導くKYB製ショックアブソーバーによって、高速コーナーでのロールを抑制し、抜群の操縦安定性を誇ります。

アルトワークスに装着されるタイヤ（POTENZA）は、操縦安定性と乗り心地を高次元に両立するものです。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

リム幅を広げ、ブラック塗装を施したアルミホイールや、スポーツ走行にぴったりな強力な制動力とフィーリングを実現するベンチレーテッドディスクブレーキ（フロント）を採用。

赤く塗装されたキャリパーは、ハードな走りにも耐えるイメージを演出。

アルトワークスの走りを支えるボディも見逃せないです。

増し打ちされたスポット溶接はもとより、サスペンションアッパーエステンション、フロントバンパーメンバー、ストラットタワーバー、サスペンションアッパーブラケット、カウルフロントパネルなど高次元の操縦安定性を実現するボディのパーツが目を引きます。

サスの固定、ダイレクトなハンドリング、高い走行安定性能、振動の低減などボディに求められる要求性能に応えられる仕上がりとなりました。

プラットフォームも軽さと強さを両立するために、滑らかに連続する骨格を採用することで、補強を極力減し、軽量化を実現しつつ、剛性も高めた。

アルトワークスの4WDシステムは、ハードなコンディションでも抜群の走行性能を誇る。通常はFFに近い駆動配分で、路面の状況によっては最適な駆動力を自動的に前後に配分。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

雨や雪などで滑りやすくなった道路で発進したり、加速したりする際は、駆動力のロスを減らしつつ、グリップ力を向上させ、安定した走りを実現。

スペック

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/styling/

新型アルトの主な特徴

新型アルトと競合しそうなダイハツのミライースですが、燃費というカテゴリで比較すると、僅かですが一歩リードといったところです。

更に、新型アルトにターボRS、アルトワークスといった走りを追及したグレードがありますがミライースにはありません。

これは自動車メーカーの方針という考えもありますが、軽自動車で走りを楽しみたいと考えている人にとっては、少し残念です。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/styling/

ターボなしという設定で比較しても、新型アルトには15インチのタイヤが設定されるグレードがありますが、ダイハツ・ミライースは14インチのタイヤ設定までしかないことや、新型アルトにはベンチレーテッドディスクブレーキの設定がありますが、ダイハツ・ミライースにはディスクブレーキしかないことでも、走りへのこだわりの差が感じられます。

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まとめ

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/performance_eco/

新型アルトは、軽自動車に求められるものすべてを詰め込んだ自動車といった感じです。低燃費を実現し、街乗りを意識したエンジン、軽量化したボディ、走りを追及したアルトワークやターボRSの存在からもわかります。

個性的なフロントマスクも他の軽自動車とは一線を画すスズキのこだわりが感じられます。アルトワークやターボRSは、軽自動車は、燃費が良くてお洒落なデザインであればよいといった現代の軽自動車の流行に一石を投じるものとなっています。

特に、アルトワークは、単に強力なエンジンを搭載するだけではなく、ボディや足回りもしっかり作り上げられているので、高次元の走りが体験できそうです。スズキの新型アルトへの力の入れようは半端ではないと感じます。

これから、新型アルトを購入しようとしている人の参考になれば、幸いです。