新型デイズの燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

日産の新型デイズの燃費はどうでしょうか？

新型デイズの燃費、実燃費などの情報をご紹介します。

引用: http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/grade_outline.html

ガソリンを取り囲む状況

2016年11月末、OPEC(石油輸出国機構）は総会で減産を正式合意しました。この合意を受け、ロシアなどOPEC以外の産油国も減産に協力する姿勢を示し、世界の原油供給量は減る見通しとなりました。

供給量が減った中で、アジアの経済成長の伸びや中東、アフリカなどでも自国経済が成長するにつれて内需が伸びる見通しがあります。
この為、原油価格の急騰を危惧する声もありましたが、北米のシェールオイルが再び生産を拡大する可能性もあることから、急騰には至らず、「価格は緩やかに上昇するのではないか」と言われています。

国内ガソリン価格について

国内では昨年、JXホールディングス(ENEOS)と東燃ゼネラル石油(エッソ、モービル、ゼネラル)は経営統合を正式に決めました。今年の4月から新会社をスタートさせ、国内のガソリン販売シェアで5割を超える巨大な元売り企業が誕生することになります。

引用: http://www.noe.jx-group.co.jp/business/site/index.html

引用: http://www.emg-ss.jp/brand/emg/

また、以前より経営統合を目指している出光興産と昭和シェル石油も、出光の創業家からの反対で時期を延期していますが、今後の動きに注目です。

こうした企業の再編統合等が進めば、小売店の統廃合も行われるのではないかとの見方があるようです。

今後数年は生き残りをかけた小売店間の価格競争に拍車をかけ、国内ではガソリン価格の上昇を抑える要因になるのではないかという予想もあります。

ガソリン価格の推移

資源エネルギー庁のデータを元に、近年の価格をグラフにしたのが以下になります。

参考: http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html

2016年3月からの推移で見ると、既に「緩やかな上昇傾向」にあります。当初112円だったレギュラーガソリンは、2017年1月16日には130.9円と、18.9円値上がりしています。この傾向のまま、約一年後には、リッター150円に値が上がってしまうのでしょうか。

例として、リッター150円になったらどうなるのか、デイズとその競合車で比較しました。
ユーザーによっては航続距離によって一か月の支出が変わってくるでしょう。
意外と燃費を考えるに当たっては、車のタンク容量も重要だったりします。

車種　　　　　　　 カタログ燃費 タンク容量　  航続距離       満タン金額(130.9円/150円)

日産 デイズ 　　　　25.8kmL 　　　　30L　　　　774km 　　　　3927円/4500円
DBA-B21W X

ダイハツムーヴ 　　31.0kmL 　　　　30L　　　　930km 　　　　3927円 /4500円
DBA-LA150S X

スズキ ワゴンR 　　30.6kmL 　　　　27L 　　　　826.2km 　　　3534.3円/4050円
DBA-MH34S FX

130.9円の時と比べると500円以上支払う事になります。
じわじわと値上げになると、急な値上がりの時のような衝撃は感じ辛いかもしれませんが、一度の満タン給油で500円違うのはお財布にとっては厳しいと言えますね。

引用: http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/

引用: http://www.honda.co.jp/N-WGN/

⇒ 新型デイズを値引きから更に50万円安く買う裏ワザ！

実燃費

カタログ燃費に対して、実燃費は60%程度とよく言われています。
例の不正燃費データの件では、当初のカタログ燃費と実燃費との差が話題になっていました。現状はどうなのでしょうか。
軽自動車 JC08モード 燃費達成率ランキング一覧

順位 　車名 　燃費　　　　　達成率 　実燃費　　　JC08モード燃費

第1位 スバル サンバーバン 　89.44% 　14.67km/L　　　16.4km/L
第2位 スズキ キャリイ 　　　88.00% 　16.19km/L　　　18.4km/L
第3位 ホンダ バモス 　　　　84.01% 　12.52km/L           14.0～15.8km/L

バン系の車が上位にあるのが判ります。デイズはどの辺りでしょうか。

4 スズキ エブリイ 　　　　　82.45% 　15.25km/L　　　19.6km/L
5 ダイハツ ハイゼットトラック 79.20% 15.05km/L　　　19.0km/L
6 ホンダ S660 　　　　　　　78.47% 　17.81km/L　　　24.2km/L
7 スズキ エブリイワゴン 　　74.20% 　12.02km/L　　　16.2km/L
8 ダイハツ コペン 　　　　　73.19% 　17.35km/L　　　25.2km/L
9 日産 NV100クリッパー/バン/リオ 70.44% 14.37km/L　  20.4km/L
10 日産 モコ 　　　　　　　 69.94% 　  18.18km/L　　　30.0km/L
11 スズキ アルト　　　　　  69.71% 　   20.56km/L　　  37.0km/L
12 マツダ キャロル 　　　　 68.83% 　   25.47km/L　　  37.0km/L
13 ホンダ N BOX 　　　　　 68.64% 　  15.03km/L　　  25.6km/L
14 ホンダ N-ONE 　　　　　 66.45% 　 16.68km/L　　   28.4km/L
15 ダイハツ ミラココア 　　　6.22% 　  19.20km/L　　   29.0km/L
16 スズキ ワゴンR 　　　　  65.48% 　  18.01km/L           30.0km/L
17 ホンダ N-WGN 　　　　   64.79% 　  17.36km/L　　   29.4km/L
18 三菱 eKカスタム 　　　　 64.72% 　  16.76km/L　　   29.2km/L
19 スズキ ハスラー 　　　　 64.72% 　   18.45km/L　　   32.0km/L
20 スバル ステラ 　　　　　 64.67% 　   20.05km/L　　   31.0km/L
21 日産 デイズ 　　　　　　 64.36% 　   16.93km/L 　　  30.0km/L
22 ダイハツ ミライース 　　 63.95% 　   19.89km/L 　　  35.2km/L

参考: http://e-nenpi.com/enenpi/jc08achieve?defact=carname_engine_best_case1&page=2

日産デイズは、燃費達成率(カタログ燃費に対して実燃費がどの程度達成しているかどうか)が、64.36%と60%程度になっています。競合車のワゴンRやN-WGNには、残念ながら少し低いですね。

引用: http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/point.html

次にデイズのグレード別に見ていきましょう。

No 車種名 　　　　　　実燃費(km/L) 　C08モード燃費(km/L) 達成率

1 日産 デイズ 　　　　　18.43 　　　　　25.8～30.0 　71.4～61.4%
660cc(B21W)CVT FF J / S / X / ハイウェイスター / バッテリーアシスト搭載車
2 日産 デイズ 　　　　　17.51 　　　　　29.2 　　　　60.0%
660cc(B21W)CVT FF S / X / ハイウェイスター
3 日産 デイズ 　　　　　17.21 　　　　　26.0 　　　　66.2%
660cc(B21W)CVT 4WD S / X / ハイウェイスター
4 日産 デイズ 　　　　　16.26 　　　　　22.6 　　　　71.9%
660cc(B21W)CVT 4WD ターボ ハイウェイスター Gターボ / ライダー
5 日産 デイズ 　　　　　16.22 　　　　　25.8 　　　　62.9%
660cc(B21W)CVT FF J / ハイウェイスター J
6 日産 デイズ 　　　　　16.21 　　　　　23.4 　　　　69.3%
660cc(B21W)CVT FF ターボ ハイウェイスター Gターボ / ライダー
7 日産 デイズ 　　　　　13.53 　　　　　26.0 　　　　52.0%
660cc(B21W)CVT 4WD S / X / ハイウェイスター / バッテリーアシスト搭載車

参照: http://e-nenpi.com/enenpi/jc08achieve?defact=carname_engine_best_case1&page=2

あくまで参考値とさせて頂きますが、実燃費はカタログ燃費の60～70%程度と言った所でしょうか。
燃費データ修正後は、著しい乖離は無いようです。

引用: http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/wallpaper.html

燃費をよくする運転とは

総合的によい燃費を目指すなら、ドライバーにも出来る事がいろいろあります。

◆車重を軽く

10kgの荷物を載せて50km走ると、15ccの燃料が無駄になると言われているようです。出来るだけ車を軽くしてあげましょう。

◆ナビを活用しましょう

最短ルートで、かつ渋滞を予測しながら目的地に到着しましょう。

◆アイドリングを出来るだけしない

アイドリングストップのない車では、アイドリングも燃費を悪くします。寒い朝の暖気も控えた方が燃費にはよさそうです。

◆やさしいアクセルワーク

発進時のアクセルワークは、優しく。そして、速やかに加速をして出来るだけ一定の速度で走りましょう。
ゴーストップが多いと燃費が悪くなります。

◆エンジンブレーキで減速を

アクセルを離すとエンジンに供給される燃料が、カットされるのです。減速を予測して、できるだけ余裕を持ったアクセルオフをしてエンジンブレーキを使いましょう。

引用: http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/grade_outline.html