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大衆車として、トヨタ・カローラと並んで、馴染み深い車名と言えば、今は無き、日産のサニーです(1966年-2006年)。
サニーは、一般公募から採用された名前で、文字通り「太陽がいっぱい」という意味を持った名前です。
同じサニーの名を持ったクルマ、日産のサニートラック(サニトラ)について、紹介いたします。
日産サニートラックは専門パーツでカスタムされるロングセラー車
https://twitter.com/SunnyTora_Kozou/status/1091395008639299584
日産サニートラックは、1967年から2008年まで生産された、通算で40年以上のロングセラーカーですが、ピックアップトラック型ツーシーター(2人乗り)で、FRカーという仕様に加えて、トラックという名が示す通り、後部に荷台があるのが特徴です。
ちなみに、ピックアップ(Pick-up)トラックとは、自動車の分類を意味していて、人が乗るキャビンと、後ろの荷台部分が、一体式のものと、別体式とがありますが、サニートラックは一体式構造を採用することで、デザイン性の高いフォルムを持ったクルマになっています。
そのスタイリッシュさと、FR駆動、軽快なエンジンから、1980年代の頃から車好きのファンの注目となり、荷台があることで、バイクを運びたいバイク好きドライバーにも人気があります。
日本一と言われるサニートラック(サニトラ)専門店はここ!
これは有名ね、アメリカでもサニトラにハコスカ顔をつけてたね pic.twitter.com/vX5ROSQE62
— ステージア bot (@bot_STAGEA_N) February 6, 2019
サニトラは、外観塗装を変えるだけでも、個性あふれるクルマになりますが、もともと2人乗りFRのサニトラですから、ハコスカの顔を持ったサニトラは、誰が見てもカッコいい!
でも、お気に入りのサニトラを、どう自分カラーにするのか、部品はどうしようかって、あれこれ考えてばかりでは、時間ばかりがかかってしまいます。
部品探しを楽しむのも一つの方法ですが、いきなり専門店に聞くというのも、時短をするには良い方法でしょう。
https://twitter.com/meisha32_0527/status/1064088478776877056
日本一と言われるサニトラ専門店なら、神奈川県の青葉区にある、青葉オートさん(〒227-0065 神奈川県横浜市青葉区恩田町2073−6)が有名です。
ドレスアップから内装(インテリア)、エンジンから足回り、中には純正品の中古パーツまで扱っておられます。
一度は訪ねてみるのも良いかも!
また、神奈川は遠いという方なら、もうひとつ大阪のイーカスタムさん(〒569-0012大阪府高槻市東天川1丁目35番1号)でも、サニトラ専門パーツを扱っておられます。
日産サニートラックの型式モデルは大きく2種類、細かく4種類のロングセラー!
日産サニートラックは、40年のロングセラー車ですが、モデルチェンジは大きく分けて、初代と2代目の2種類だけです。
でも、2代目の方が人気で、カスタムカーとして、カスタムファンはもちろんのこと、街を走るサニトラをみかけたら、思わず注目してしまうクルマでしょう。
では、サニートラックのモデルについて、紹介します。
初代B20型(1967年~1971年)
【サニートラック】[しとど晴天大迷惑]
日産自動車が製造していた商用車。小型ボンネットトラックに分類される。通称「サニトラ」。pic.twitter.com/uFpl7jnogp— 米津玄師が綾なす美しい言葉辞典 (@ynz_kotoba) February 3, 2019
1967年頃と言えば、1968年の東京モーターショーで、後に初代GT-R(ハコスカ)として販売されることになる、スカイラインGTレーシング仕様が発表された年代にあたります。
1967年当時、サニーはダットサン(DATSUN)ブランドとして販売されていて、ダットサン・サニーのバリエーションモデルとして、ダットサン・サニートラックの販売が始まりました。
自動車型式の「B」は、当時サニーを意味するコードで、10の位が1なら乗用車、2なら商用車とされていましたので、B20型と名づけられました。
搭載されたエンジンは1.2LのA12型直列4気筒OHVエンジンで、乗用車のサニー(1.0L)でも好評で、軽量かつバランスが良く、経済性にも優れる特性に加えて、低回転域から高回転域までも軽快に吹き上がるエンジンでした。
OHVエンジンは、現在のSOHCやDOHCのようなクランク式カムシャフトではなく、プッシュロッドと呼ばれる、リンク機構式の構造のエンジンで、クランクシャフト式よりも複雑な構造だと言えますが、そこそこの馬力と低燃費から、サニートラックのエンジンは、とてもバランスよく設計されていたのでしょう。
また、サニートラックのエンジンは、現在主流のインジェクション式燃調(コンピュータ制御)ではなく、キャブレータ(自然混合式燃調)を搭載したエンジンであることも特徴ですが、燃料が空になって、燃料を送る管内にエアが入ってしまうと、エンジンがかからなくなるというトラブルもあります。
エア嚙みの場合、キャブレータへつながっているチューブを外して、チューブから燃料が出てくるまでセルを回して(チューブを戻し忘れないように!)、エアを抜いてあげるとエンジンがかかりました。
2代目、B120型(1971年~2008年)
サニトラ pic.twitter.com/1NM1WuPSPP
— movecast (@DAICAST_MA_2) January 31, 2019
初代から比べて、大幅なモデルチェンジというわけではないのですが、サニーB110型をベースとして、1971から2代目のB120型が販売開始されました。
初代と同じく、1.2LのA型エンジンを搭載していたB120は、チューニングカーとしても人気がありましたが、後部座席の問題で、自動車レースのカテゴリの1つ、グループAからは規定外で、グループB車両として、1980年代にアフリカのラリーにも参戦しています(公認車両名:ダットサン・サニー・ピックアップB120)。
https://twitter.com/sunny_ute/status/503858325188907008
日産サニートラックの2代目、B120は、数回のマイナーチェンジによって、前期型、中期型、後期型の3種類に分類されます。
前期型(1971年~1977年)
1971年に販売が開始されたグレードは、スタンダードとデラックスで、3速MTと4速MTでしたが、1973年に、デラックスグレードにロングボディーのGB120型が加わりました。
ロングボディーになったことで、軽トラよりもロングな荷台が搭載され、大型バイクも運べることから、バイク好きにも注目されました。
それまであったショートボディの荷台は、1285mm幅×1670mm長さでしたが、ロングボディは幅は同じ1285mmですが、1960mm長さのロングな荷台になりました。
最大積載量は500kgですから、200kg程度のバイクなら2台積むことも可能です!
また1972年からは、アフリカでも販売が始まりました。
それから、1976年には、排ガス規制に対応したH-B120型に型式が変わっています。
中期型(1977年~1989年)
1985年にダットサンブランドは、ニッサンブランドに変更されました。
型式はB120から、B121へと変わり、これまでの長方形型メータが、丸型メーターへと変わりました。
1979年には排ガス規制(昭和54年)に対応して、J-B121型へ変わっています。
後期型(1989年~2008年)
日産 サニートラック(後期)
長所
頑丈なA型エンジン
車重700キロ台で小さくて軽い
みんな丸目に変えてしまうので角目は少数派
新しいのでまだまだ元気短所
100キロ4000回転
シートが倒れない
近所にサニトラ専門店があるので「なんだサニトラか」と言われる pic.twitter.com/Myjn40HQwV— 冷ァッ (@KrSwtH6iQEdATg0) May 25, 2018
1989年に登場した後期型は、フロントにディスクブレーキが採用されて、丸かったつぶらな瞳から、角目デザインに大きく変わりました。
型式は、NOx規制に適合したR-B122(ショートボディ)と、R-GB122(ロングボディ)です。
1994年、サニートラックは、バネットトラックとの車種統合で、国内生産は終了となりました。
しかしながら、サニートラックは、1400BAKKIE(バッキー)という名で、2008年まで南アフリカ共和国で生産されました。
日産サニートラックの新車は?登録ナンバーで異なる維持費
5ナンバーの自動車税は15%増し
日産サニートラックは排気量1.2L ですから、新車の5ナンバー登録であれば、毎年の自動車税は34,500円です。
しかも、国内で生産が終了したのが1994年ですから、どれも25年超えで、自動車税は増税対象車です!
25年間登録がされなかった場合を除き、サニトラには新車登録は、もちろんありません。
サニトラは、登録から13年以上のクルマばかりですから、自動車税は、さらに15%の増税で、年額39,600円です。
5ナンバーの重量税は54%増し
これに自家用車の重量税のベースが2年で24,600円に対して、18年経過であれば、およそ54%増しの37,800円となります。1年あたりに換算すると、18,900円ですから、自賠責保険の年間16,560円を合わせると、税金と自賠責保険だけで、年間トータル75,060円の維持費がかかることになります。
軽貨物の4ナンバーにしたら?
日産サニートラックは、荷台があるので軽貨物車両として4ナンバーで登録することが可能ですが、メリットはあるのでしょうか?
初年度登録から18年を越えたサニートラックの自動車税は年間12,650円(2人乗り、13年越え)は、重量税は年間8,800円(18年超え)、自賠責保険は年間18,310円ですので、トータルは39,760円です。
5ナンバーの年間トータル75,060円(自動車税、重量税、自賠責保険)よりも、年間で35,300円安くなります。
ですが、1回におよそ70,000円程度かかる車検が、5ナンバーの車検は2年に1回ですが、4ナンバーでは毎年車検になります。
つまり、年間でおよそ35,300円安くなっても、およそ70,000円の車検を支払ったら、年間で+34,700円も支払うことになってしまいます。
車検費用を抑えられればわかりませんが、4ナンバーによるメリットは無さそうです。
でも、およそ10L/kmの燃費性能を持つサニートラックですから、故障が少ないクルマを選べば、比較的維持費は安くキープできそうです。
ダットサン復活?の情報
https://www.datsun.com/vehicles/new-vehicles/redi-go/design.html
初代サニートラックの名前が、日産創業に大きく関わる、DATSUN(ダットサン)だったことは、本記事中で少し紹介させて頂きました。
世界を見渡すと、見る限りサニートラックとは、その容姿は似ても似つかないのですが、海外(インド、南アフリカ、インドネシア、ロシア、カザフスタン)では、DATSUN(ダットサン)ブランドが復活して、新車が販売されています。DATSUNトラックという名前でも良いので、サニトラの復活を願うのは、きっと私だけでは無いはずでしょう。
アイキャッチ画像引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS114/a70/d552_008_00133