下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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2018年は、メルセデスベンツの新車販売台数は6万7,531台で、日本国内の輸入車販売台数1位を獲得しています。
しかも、メルセデスベンツは、輸入車販売台数1位を、4年連続で更新しています。
これだけ売れているメルセデスベンツの中でも、カッコいいフォルムで、比較的低価格なCLAクラスに特化して、故障情報について調べてみました。
ベンツCLA、故障に関する情報
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/cla/cla-coupe/explore.html?csref=_sem_yahoo_adws:clasw_1901
ネットサイトのみんからでは、CLAクラスの登録ユーザーは現在527台で、CLAシューティングブレークの登録台数は、その半分にあたる257台で、人気の高さが伺えます。
カッコいいCLAのデザインには惹かれますが、外車ですので故障しないのかは気になります。
では、故障というキーワードで、口コミを見てみましょう。
・新車/ヘッドライト(2013年式CLA250)
納車して1週間程経ち、車にもだんだん慣れてきたころ、装備されている機能を使用しようと、インテリジェントライトシステムをオンにしたところ、”インテリジェントライトシステム作動できません”の文字が。。。即入院となりました。
原因は、左ヘッドライトの故障で、まるごと交換となりました。
納車されて3ヵ月くらいたった頃に、突然コラムシフトのPボタンが作動しなくなり、ディーラーにて交換。以降現在まで故障はありませんが、なるべく保証期間中に出てほしいです。
納車されてから早くも1年が経ち、先日1年点検に出しました。初期不良はいくつかありましたが、その後不具合もなく無事に1年経過。
引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/2181306/profile/
・新車/エアコン(2013年式CLA250)
普段はオート状態でエアコンを使用していますが、
ある日エアコンの風量調整をしようとスイッチを押した
途端、うなり音と共にインパネ全体が振動しました。
ハンドルにも伝わるくらいの振動だったので、ディーラー
に電話して緊急入庫。そして代車生活・・・原因はブロアモーターの故障でした。
(メーカー保証のため無償交換)引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/726832/car/1440599/3528695/note.aspx
・試乗車を購入/小さなトラブル、走行不具合(2015年式CLA180シューティングブレーク)
・バックモニターの画像フリーズ:モニター当てにしてる映像がまさかまさかで停止してるのでぶつかりそうになる
・Commandユニット異常:勝手に再起動流してる音楽が一瞬止まる事多発、ダイヤルスイッチ勝手に反応
・タービン:ブースト圧上がらず、猛烈に糞遅い加速:実は半年以上前からしばしば出てました・・・1.6LのNAは強烈に遅く、国産スモールはおろか、トラックにすらアクセル全開でもついてゆけず・・・
引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/1621560/blog/39513082/
みんからサイトのユーザー総合評価は4.01という高得点で、多くのCLAオーナーの満足の声が飛び交う中、初期トラブルを含めて、不運にも故障に見舞われるオーナーも、少なからず存在しています。
(ノーマル仕様での情報に特化したものをピックアップして、燃調をチューニングするような、コンピュータパーツの装備品は除外しました。)
稀なケースとは言え、遠方の外出先でのエアコン故障は、夏場であっても、冬場であっても、起きてほしくはありませんが、購入後すぐの初期トラブルに見舞われるCLAの個体は、少なからずあるようです。
厳しい品質基準をクリアしたメルセデスベンツでさえも、やはり機械モノとしては、変わりはないということでしょう。
ただ、一般的な日本車とは異なり、メルセデスCLAは、クルマの各部に色々なセンサーが配置されいて、クルマが致命傷になる前に、早くクルマの異常をオーナーへ知らせようと、制御面で複雑に絡み合う仕組みのクルマに仕上がっているのが、ヨーロッパ車ならではの特徴とも言えます。
とは言え、海外で生産しているクルマなのですから、ヨーロッパ品質の確かな部品であることに加え、代替え部品を海外から調達するには、日本国内で入手するよりも、高くつくことは十分にあり得ます。
まして、購入してすぐに、高額な費用を伴う、故障や修理を望むユーザーはいないでしょうから、メルセデスベンツの正規ディーラーでは、CLAを購入してから3年間、メルセデス・ケアと呼ばれる、距離無制限での無償保証サービスを付帯しています。
故障に対する不安の見方を変えれば、新車購入から3年間は無償保証サービスのあるメルセデスですから、中古車を狙っているのであれば、保証期間内に初期トラブルを治す対応を行った、ちょうど3年程度のメルセデスという選択も悪くなさそうです。
ところでメルセデス・ケアには、メーカーの一般保証に加えて、メンテナンスパックや、万が一の際の24時間サポートサービス、2回まで無料のナビ地図更新サービスが含まれています。
また3年後でも、追加費用を支払うことで、メンテナンスプラスや、メンテナンスプラスライトといった、オーナー向けの保険のようなサービスも展開しています。
メルセデスベンツとしては、オーナーに長くCLAに乗って欲しい!という思いが伝わってきます!
ベンツCLA、トラブルに関する情報
ネットの価格.COMでも、777件のCLAに関する口コミ情報が寄せられています。
トラブル情報について見てましょう。
・エンスト(年式:投稿無し)
CLA45を納車後2ヵ月ぐらいが経過したある日、交差点でいきなりエンストをしてしまいました、あわててキーを回してもかからず、あたふたしてしまいDに入ったままでしたのでPにシフトチェンジして再度キーを回すとエンジンがかかりひとまず安心しました、その10日後またしても信号待ちでエンスト、Pにシフトチェンジしキーをまわすとエンジンがかかり、またかとの思いでした。すぐにディーラーに見てもらうことにしました。
引用:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000546210/SortID=17254818/?Reload=%8C%9F%8D%F5&SearchWord=%8C%CC%8F%E1#tab
・マイナーな不具合(年式:投稿無し)
納車後2ヶ月半経過して、まあいずれもマイナーな不具合ですが、CLAにお乗りの方、納車お待ちの方へも参考にして下さい。
1.バックランプ切れ警告点灯(ランプは消灯だが切れていない)つきっぱなし。→デーラーで点検、結局基板交換、復旧
2.ナビからの案内音声が突然極小になり聞こえなくなる。エンジン再始動で復旧するが再発、その後1時間置いてエンジン再始動、音声は元に戻った。→その後再現しないので様子見ることに。
3.スタートストップ機能、稀にストップ時エンジン停止しない。まあ困ることでもないのでこれもしばらく様子見。
4.高速でBピラー付近から常時ビビリ音発生→発生の都度何回か前席ガラス出入り付近をたたいたら発生は止まった。
いずれも些細な初期不具合と思っていますので早い段階で不具合は出尽くして欲しいと思っています。また、大きなトラブルになるのが嫌で面倒でも時々全窓、サンルーフ開閉スイッチの作動、不要時でもエアコンの作動、AT負担の軽減から車輪止めから離して駐車を励行しています。引用:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000546210/SortID=16831221/
走行に直接的な不具合ではないとしても、ただでさえセンサー類が多く仕組まれているメルセデスCLAでは、故障とまではいかずとも、電気系統に関するトラブルの口コミが見られます。
日本車に比べて、あらゆる部分に異常を検知するセンサーが設置されているクルマですから、あちらこちらのセンサーが「何かおかしいぞぉ」って言ってくれる機能が無かったとしたら、それを知らずに走行を続けていれば、本当に走行できない問題にまで発展してしまうでしょう。
CLAが示す異常の声は、センサー自体の故障の可能性?も無きしもあらずですが、全てはクルマの致命傷を防ぐためのクルマの声と考えれば、できる限り、その声に耳を傾けてあげた方が良さそうです。
こう考えると、CLAというクルマとの対話を楽しむことは、いずれ大きなトラブルに発展するのを防ぐ為の、人間世界のコミュニケーションの対話にも似ていて、なんだか親しみが沸いてきます。
小さな声を聞くことは、大きなトラブルを回避するには、とても大切なクルマの声だと言えます。
メルセデス専用の診断機器
そんなメルセデスCLAの声を聞くツールがあるそうです。
CLAを含めて、コンピュータ制御のメルセデスベンツの車両には、DAS(STAR DIAGNOSIS SYSTEM、通称ダス)と呼ばれる、メルセデス専用診断機器があります。
メルセデスのクルマの何が不調なのか?クルマと直接コミュニケーションをはかる、専用の診断機器なしで、メルセデスのクルマを診断することは不可能?とも言われています。
クルマを分解せずに、クルマの持つ情報と交信して、クルマ全体のコンディションが把握できる!というのは驚きです。
つまり、メルセデスの専用診断機器を持っていない整備業者は、メルセデスのクルマを診断できないということを意味しますが、診断機器自体はネットでも販売されているので、注意が必要です。
ベンツCLA、リコールに関する情報
技術の進歩の陰には、改良、改善の繰り返しも、常に行われています。
独自の高品質と、ブランドというステータスを併せ持つメルセデスですが、もちろん、CLAにも下記リコール情報が公表されていて、メカに関わるもの、配線やプログラムの制御に関わるものが公開されています(公開されているものは、2000年以降の内容のみです)。
ただし、日本車とは違う点が輸入車で、ユーザーの購入時期と輸入時期が異なっているので、詳細は最寄りのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へのお問い合わせが必要です。
・2015年9月10日 ドライブ・シャフトのスナップリングに関する対策
・2016年2月25日 横滑り防止装置のソフトウェアに関する対策
・2016年9月15日 トランスミッションのダブルクラッチに関する対策
・2017年6月15日 エアバッグの点火剤に関する対策
・2017年7月27日 ブレーキのバキュームラインに関する対策
・2017年9月28日 電流リミッタのフューズ追加に関する対策
・2018年3月29日 コントロールユニットのソフトウエアに関する対策
・2018年7月5日 ステアリングコラムモジュールの配線に関する対策
引用:http://www.mercedes-benz.jp/myservice/recall/info/index.html
ベンツCLAの故障、トラブルまとめ
ほとんどがアタリ!のメルセデス品質のCLAにも、数こそは少ないようですが、まれにハズレと呼ばれる残念なクルマがあるようで、前述のように、搭載しているターボが上手く作動しないケースや、エアコンの故障例もあります。
また、日進月歩の改良で、これらの制御部品やプログラムは、常に完璧ではありませんから、不具合が見つかれば、リコール情報として、フィードバックが繰り返されています。
日本車とは大きく異なる点が、クルマのあちらこちらにセンサーが搭載されていて、コンピュータ制御で成り立つメルセデスのCLAは、これらセンサーの情報を持つクルマに、直接接続して、交信できるメルセデス専用診断機器が用意されています。
ですので、専用診断機器を持たない整備業者は、メルセデスの認定業者ではない!とも言えます。
さて問題は、不具合による故障やトラブルで発生した費用を、ユーザーが負担するのか?それともメルセデスが負担するのか?ということでしょう。
メルセデスは、新車購入から3年間、距離無制限の無料保証サービスを展開しています。
CLAは電子部品のセンサーだらけで、電気制御仕掛けのクルマなのですから、初期トラブルは当然!と頭を切り替えてしまったほうが、かえって気持ちは楽になるでしょう。
むしろ、保証が効く3年間なら、クルマの不調を訴えてくれるセンサー類の声は、大歓迎かも知れませんね。
どんどん耳を傾けましょう!
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/cla/cla-coupe/explore/lineup.module.html
ところで、メルセデスのAクラスには、AI機能を搭載したクルマが登場していますので、このまま進化を続ければ、そのうち、流ちょうなご当地弁で「ほな、ベンツのデーラーに行こか!」なんてしゃべるメルセデスも登場するかも?ですね。
購入から10年過ぎて、あっちもこっちも故障が出始めるのが日本車だとしたら、メルセデスのクルマは、購入時点からクルマ全体のコンディションを監視して、異常を検知したらドライバーへと情報を促して、クルマのロングライフへの道を示してくれる印象です。
クルマの声を素直に聞いてあげるドライバーこそが、正規ディーラーへと足を運ぶきっかけをもたらします。
それから、CLAを含めたメルセデスのクルマは、実際に部品が壊れてしまった場合、はるばる海外からやってくる、高品質な部品にかかる費用が、日本車に比べれば、高額になる可能性はもちろんあります。
購入から3年間の無料保証が過ぎた後でも、保証が効くメンテナンスパックの有料加入は、長くメルセデスと付き合うための大切なツールとして考えるべきです。
もし、CLAの美麗なるデザインにしびれてしまったなら、クルマとの対話から始まる、CLAライフを大いに楽しみましょう。
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アイキャッチ画像引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/cla/cla-coupe/explore/connectivity-intro.module.html