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トヨタの新型ハリアーのエコカー減税はどれぐらいでしょうか?
新型ハリアーのエコカー減税に加え、自動車税などの税金の情報をご紹介します。
引用:http://toyota.jp/harrier/ecocar/
新型ハリアーのエコカー減税
高級SUVの先駆車であるハリアー。
3代目のマイナーチェンジにより、トヨタセーフティセンスPが全車に装備され、よりコンプリートされました。
ご購入をお考えの方にとっては、ハリアーのエコカー減税額が気になるところです。
エコカー減税額はハイブリッド車とガソリン車に適用されていて、残念ながらターボ車では対象外となっています。
ハイブリッド車では20万円弱、ガソリン車では3万円弱の減税額です。
引用:http://toyota.jp/harrier/customize/modellista1/?padid=ag341_from_harrier_ex_modellista1
ハリアーハイブリッドのエコカー減税
自動車重量税:100%
自動車所得税:100%
自動車グリーン税制(翌年度自動車税):概ね75%
ハリアーガソリンのエコカー減税
自動車重量税:25%
自動車所得税:20%
ハリアーガソリン車のエコカー減税は昨年度までは
自動車重量税:25%
自動車所得税:40%
自動車グリーン税制(翌年度自動車税):概ね50%
となっていましたが、自動車所得税が40%から20%、自動車税が50%から0%に引き下げられました。
というのもエコカー減税は年々、その対象車を減らしていくことが決まっていて、2018年度にはさらに引き下げられることになります。
そしてそのうちどうなるのかというと、対象車は電気自動車、水素自動車、プラグインハイブリッドといった完全に環境性能の高いクルマだけになります。
現在でもそれらのクルマの購入者には助成金が支払われています。
例えばトヨタのプリウスプラグインハイブリッドでは20万円、燃料電池自動車のMIRAIでは200万円が助成されます。
いつの日かハリアーの燃料電池自動車が売り出されるのかも知れませんね。
引用:http://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior
自動車に関係する税金
よくクルマには維持費がかかるなどと言いますが、その中には何種類かの税金が含まれています。
日本ではクルマにかかる税金が他の先進国より高いといわれていて、若い人ではクルマを所有すること自体難しくなっているのです。
引用:https:/blogs.yahoo.co.jp/jun777self/10843345.html
では、どんな税金を払っているのか見てみましょう。
【購入時】
■自動車取得税
■消費税
【保有期間】
■自動車税
■自動車重量税
【使用期間】
■ガソリン税
■消費税
あらためて箇条書きしてみると、二重にも三重にも徴収されていることがわかります。
そのことで物議をかもす市民団体などもあるのですが、国はさらにクルマにかかる税金を増やそうとしているくらいですので、なかなか欧米のようにはいきません。
そもそも「クルマはぜいたく品」という発想が日本のクルマに係る税金を高くしてきたのです。
今では、高齢者も増えて、クルマを必要とする家庭が増えているのですから、決してぜいたく品とはいえません。
そんな中、軽自動車税まで値上げしたのですから国民はたまったものではありませんね。
引用:http://xn--o9jy06g0wf78i643dpwj.biz/?p=4095
2050年、ガソリン車ほぼゼロ
トヨタ、というか自動車メーカーはすごいと思ったのが、2年前トヨタが発表した「中長期的な環境への取り組み」です。
その内容は2050年にはディーゼルやガソリンといった新車の販売をゼロにすると決めているというもの。
すごく先のことまで見据えている、それが大企業なのだと感心したものです。
すごく先、といってもよくよく考えたら30年ちょっとで2050年になるわけで、今いる多くの大人が生きているんですよね。
で、クルマはどこへ向かうのかというと、走行時に水しか出さない「燃料電池車」を究極の環境対応車としているのだそうです。
引用:https:/response.jp/article/2014/11/17/237495.html
出展:http://toyokeizai.net/articles/-/88229
なぜ電気自動車ではなくて燃料電池車なのかというと、普通のエンジン車と同じように使用できるのは燃料電池車だからです。
それは燃料補給の時間に大きな差があるため、現実的な燃料は電気でなく水素になるといいます。
電気自動車では急速充電でも30分かかるチャージを燃料電池自動車では3分と比べものにならないスピードで完了するのです。
そして満タンで600~700kmほど走れることになります。
そのため自動車開発のエンジニアたちは「燃料電池車のほうがはるかにクルマとして優れている。」というのです。
現に水素ステーション設置計画はEV充電器を追い越す勢いで勧められています。
引用:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/17/news039.html
ガソリンの安い国
トヨタでは2020年にはハイブリッド車の世界販売台数を年に150万台にするため、さらに燃費改善や低価格化を推し進めるとしています。
それも、ビッグマウスではなく、着実にハイブリッド車の売り上げは伸びているのです。
特に日本ではエコカー減税の後押しもあって、街中でもハイブリッド車は珍しくなくなりました。
ショッピングセンターの駐車場などでは3割はハイブリッド車かもと思ってしまうくらいです。
だけどエコカー減税のせいばかりではないのです。
やはりガソリン代の家計に占める割合を少しでも減らしたいのが実情といったところでしょう。
そこで、なんともうらやましいガソリンの安い国を調べてみました。
引用:https:/www.youtube.com/watch?v=zZSmdGQnKW8
1位:ベネゼエラ…….2.4円/L
ミスユニバースで優勝者が出ることの多い美人大国ベネゼエラは石油産出国としても有名です。
2位:シリア…….2.8円/L
3位:リビア……13.3円/L
4位:サウジアラビア……19.4円/L
5位:トルクメニスタン……25.4円/L
6位以下はクウェート、アルジェリア、イラン、バーレーンとやはり産油国が続きます。
ちなみに反対にガソリンの高い国を見てみると、
引用・出展:http://www.msn.com/j
1位:香港…..233円
2位:ノルウェー…..226.9円
3位:オランダ…..216円
4位:イタリア…..203.8円
5位:トルコ…..205円
引用・出展:http://www.msn.com/j
日本は25位までのランキングでは出てきませんでした。
基本的に産油国が安いようですが、ガソリン自給率125%強のイギリスのガソリン代は194円/Lですから、かなりの課税がされているのかもしれません。
アメリカはだいたい80円/Lくらいです。
新型ハリアーの エコカー減税まとめ
ハリアーのエコカー減税はハイブリッドではエコカー減税の恩恵はあるものの、ターボは0、ガソリン車も2万円ほどという現状でした。
ちょっとがっかりされた方もいるのではないかと思います。
ところが、ハリアーは車重があるためエコカー減税では優遇されている方なのです。
エコカー減税の燃費基準は車重ごとに燃費基準値が決められているので、燃費が20km/Lを超えるようなクルマでも車重が軽いと対象外になってしまうことがあるのです。
また自動車取得税、重量税が優遇の大きな対象ですので、高価で重たいクルマ程減税額が大きいことになります。
これがエコカー減税、最大の矛盾だといえるでしょう。
なぜなら高級輸入車を購入する人に何十万ものエコカー減税が適用されているわけですから。
環境性能のいいクルマへの買い替えの乗り換えを促進するための減税なら、子育て中などでなかなか買い替えられない家庭にとってこそ優遇となるようにしてほしいものです。
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