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候補から外せない!?王道の軽「ワゴンR」試乗レビューまとめ
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
現在は、かつての軽自動車の「ただの足がわり」「車に乗りたいけど、お金がないから」という認識が薄れ、
廉価モデルから普通車を超える価格帯のものまで各社限られた車格の中、デザイン性や機能性にも優れ、オシャレを楽しむ女性にも人気を博しています。
ワゴンRといえば、それまであった軽自動車の「狭い」「視点が低い」「チープ」等のマイナスイメージを見事に払拭し、
「小さなクルマ」のあり方を示唆したことが大きく評価され、’93~’94 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤーを軽自動車で初めて受賞したことでも有名です。現在の軽自動車ライフのスタンダードを作った代表格の車ともいえます。
そんなワゴンRもモデルチェンジを続け現行型2016年5代目(MH34S/44S型)が発売されています。いろいろなメーカーから発売される軽自動車。新型ワゴンRはどんな車なのか試乗レビューをまとめてみました。
新型ワゴンRの特徴と試乗する時のポイント
先代モデル(4代目 MH23S型)からの変更点や見るべきポイント
車格
ホイールベースは先代の2,400mmから2,425mmに拡大され直進安定性が増しており、最小回転半径も4.2mから4.4mと微増ではありますが、取り回しの良さを継承しています。
また、新たに開発したプレス工法「NSafe-FORM-LT」を採用した強度980MPaのハイテン鋼を軽自動車で初めて採用し、外板、内装、足回りなどの素材を見直すことで最大70kgの軽量化を達成し、軽トールワゴンでは最軽量となる780kgを実現しています。
目視では確認できない部分ですが、このあたりが乗り味にどう作用しているかもチェックのポイントです。
燃費
アイドリングストップシステムは改良を行い、減速時のエネルギーを利用して発電*1し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーとS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーに充電。
燃料を多く必要とする加速時にモーターでエンジンをアシストすることで、さらなる燃費の向上を実現しています。
また、停止前の減速時、アクセルを離したときから燃料をカットするとともに、エンジン自動停止のタイミングを13km/h以下に早めました。
アイドリングストップ後は、ISGのスターターモーター機能により、ベルトを介してエンジンを再始動するので、ギヤの噛み込み音がなく、静かでスムーズな再始動を可能にしています。
*1 ISG(モーター機能付発電機)
内装
プラットホーム一新にともないさらに広くて機能的な室内空間を実現しています。収納も増え積載性が向上しています。
ただ、室内の質感に多少の賛否がありますので、気になるところは一緒にチェックしてみるといいかもしれません。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
中身はどうなの?新型ワゴンR試乗の口コミ
新搭載「S-エネチャージ」
・色々乗り比べましたが、やはり他社のアイドリングストップとは違いますね。再始動時の揺れも気になりませんでした。
基本的にモーターだけでの発進はしないので、「セルの音がしない、始動が静かなアイドリングストップ車」という印象でしょうか。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
新型エンジンとCVTが好評
・新型エンジンになり、ロングストローク化されたこと及び副変速機付CVTとのマッチングが良くなったのか、発進時や減速後の再加速時にもたつくことがありません。CVTの性能が花開いた感があります。
・CVTにしただけで、こんなに静かになるの?って言える位に静かです。アクセルワークに対してのエンジン回転数が素直な感じの回転数なので、まるでビッグスクーター見たいな感じです。
気になるパワー感は
・先代よりは格段に進化しています。高速道路等あまり運転されない方は、ノンターボでも良いかと思ってしまいます。山間部に住んでいる、毎日高速道路を走る、常に4人乗車等でなければノンターボを選択しても良いかと思います。
・車としては、まともなサスを使い、乗り心地は悪くないです。さすがに3人乗車で登りはキツかったが、平地はストレス無く走ります。
・高速走行時はもはや軽自動車とは思えない程に回転が抑えられております。
10年以上前の軽自動車は力の無いエンジンに3ATの組み合わせが多かったですが、100キロ時に4500回転超えなど当たり前でしたが、2500回転程で100キロに達してしまうとは夢のような話です。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
チェックしておきたい気になる意見も
・アイドリングストップはスムーズですが13キロでエンジンが止まるので一時停止や狭い住宅地でも止まるので慣れませんね。
・乗り心地はタイヤの銘柄や空気圧の関係もあると思いますが、フニャフニャの足回りではなく割りとシャキットした感じの印象です。ただ、人によりゴツゴツする、固いという印象を持つかもしれません。
・回転の低さには触れましたが、静粛性はやはり軽を感じてしまう部分はあります。より静粛性を求める方はスティングレーをお勧めします。(スティングレーはFX等の標準車に比べ吸音材等の追加があるようです)
・ブレーキが緩い気がします。遊びが多いというよりは踏んでも効きづらいといったイメージです。
気になるライバル車との比較
軽にも各社それぞれ個性があります。燃費やパワー、車重などから比べてみました。
引用:http://www.honda.co.jp/N-WGN/
ホンダ N-WGN(エヌワゴン)
燃費29.4km/L 出力58馬力(NA) 車重830kg
軽自動車(自然吸気)では異例の高出力エンジンで、車重はありますがパワフルな走りと評判です。ただ、アイドリングストップ復帰時の音や揺れが気になるとの声があります。
引用:https:/www.daihatsu.co.jp/lineup/move/
ダイハツ ムーブ
燃費31.0 km/L 出力52馬力(NA) 車重820kg
燃費こそワゴンRにおよびませんが、室内快適性を高めた「フォースコントロール」技術や安全サポートの「スマアシⅡ」などの機能をチェックしたいところです。
引用:http://www.nissan.co.jp/DAYZ/
日産 デイズ
燃費25.8km/L 出力49馬力(NA) 車重840kg
減速時のエネルギーで充電するバッテリーアシストシステムを搭載し、発電の回数を減らすことで燃費の向上を実現しています。しかし、他社と比べると非力との声が多く、燃費も今一歩といったところです。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
ズズキ ワゴンR
燃費33.0 km/L 出力52馬力(NA) 車重790kg
Sエネチャージ機構により、軽自動車トップの低燃費を実現しています。平均的な出力ですが、車重が軽いため軽快な走りとの声が多いです。
まずは実際に乗ってみましょう
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
軽自動車全般にいえることですがやはりデイリーユース、毎日の通勤、買い物やちょっとお出かけの目的の方が大半だと思います。
最近は限られた車格の中で色々なタイプの軽自動車が販売されていますが、背が高すぎないワゴンRは横風の影響なども受けにくく、ボディサイズもちょうどよいサイズなので、
老若男女だれでも運転しやすいとてもバランスのとれた車です。新型ではさらに室内の収納も充実し、飽きのこないシンプルなインテリア。
また、気になる燃費面でもアイドリングストップやモーターアシストも搭載されているので、街中のチョイノリでもトップクラスの低燃費が維持できるかと思います。
使える軽「ワゴンR」是非あなたも試乗してみてはいかがでしょうか。
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