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ハイブリッドセダンで人気のあるクルマや燃費の良いクルマは何でしょうか?
いろいろなクルマを比較してみましたので、比較結果を紹介します。
国産ハイブリッドセダンの概要
国産のハイブリッドセダンというのはメーカー各社がこぞって開発を進めてきており、非常に多くの車種が市場に出回っています。
そんな中でも、人気が高いのはどの車種なのか?
燃費が良いのはどの車種なのか?
室内容積が広いのはどのクルマなのか?
それぞれの視点からランキングしてみましたので、ご紹介していきます。
売れているハイブリッドセダンは?
最初に人気のあるハイブリッドセダンについてランキングしていきましょう。
ハイブリッドセダンの市場というのはあまり大きくはありません。
ハイブリッド車はその空力特性などからハッチバックにしていることが多いので、セダンタイプというのはあまり売れていません。
セダンで最も売れているクルマでも年間4万台弱です。
最も売れているハイブリッド車はプリウスで年間22万台も販売していますので、その倍の違いはあまりに大きいのです。
では、そんなハイブリッドセダンの中で人気トップ10はどんなクルマなのでしょうか?
以下のランキングをご覧ください。
2016年度販売台数トップ10
1位 クラウン(トヨタ) 39,810台
2位 カローラアクシオ(トヨタ) 32,200台
3位 グレイス(ホンダ) 12,130台
4位 アクセラ(マツダ) 7,230台
5位 レクサスGS(レクサス) 6,540台
6位 カムリ(トヨタ) 5,080台
7位 SAI(トヨタ) 4,620台
8位 レクサスIS(レクサス) 4,420台
9位 スカイライン(日産) 4,080台
10位 アコード(ホンダ) 3,570台
トヨタが1位と2位を独占しています。
さすが日本のハイブリッド車のパイオニアだけあって、その信頼度や性能が高いということでしょう。
ランキングの中ではレクサスブランドを含むトヨタのクルマが半数以上を占めています。
残りがホンダ、日産、マツダですので、4大メーカーで独占しているというのがお分かりいただけると思います。
クラウン
引用:http://toyota.jp/crownroyal/
カローラアクシオ
引用:http://toyota.jp/corollaaxio/
グレイス
引用:http://www.honda.co.jp/GRACE/
レクサスGS
引用:https:/lexus.jp/models/gs/gallery/
スカイライン
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html
燃費が良いハイブリッドセダンは?
ハイブリッド車といえば燃費性能が一番重要です。
燃費が良いハイブリッドセダンはどのクルマなのでしょうか?
また、ハイブリッド車最強のプリウスに比べてその性能はどうなのでしょうか?
燃費トップ10のランキングです。
燃費トップ10
1位 グレイス(ホンダ)34.4km/L
2位 カローラアクシオ(トヨタ)33.8km/L
3位 アクセラ(マツダ)30.8km/L
4位 アコード(ホンダ)30.0km/L
5位 カムリ(トヨタ)23.4km/L
6位 アルティス(ダイハツ)23.4km/L
7位 クラウン(トヨタ)23.2km/L
8位 レクサスGS(レクサス)23.2km/L
9位 レクサスIS(レクサス)23.2km/L
10位 SAI(トヨタ)22.4km/L
意外にもホンダのグレイスがトップでした。
しかも最強プリウスの37.2km/Lに迫る34.4km/Lというのですから、非常に高い燃費性能を持っています。
燃費性能だけを考えるなら、小型車の方が車重が軽い分だけ有利です。
ランキング上位は小型車が並んでいます。
そんな中で異質なのがカムリです。
3ナンバークラスの大きな車体で23.4km/Lも走り、5位にランクインしているのですから驚きです。
もう一つ特筆すべき点は6位にランクインしたアルティスです。
ダイハツというと軽自動車のメーカーというイメージが強いのですが、普通乗用車でも素晴らしい製品を造っています。
ハイブリッドというとトヨタの一人勝ちかと思いきや、セダンの燃費競争ではホンダに分がありそうです。
今後もトヨタとホンダの激しい競争が続いていくのでしょう。
日産はe-POWERという独自路線を歩んでいますので、我が道を行くという感じになっていくのでしょう。
アクセラ
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/axela/
アルティス
引用:https:/www.daihatsu.co.jp/lineup/altis/03_exterior.htm
レクサスIS
引用:https:/lexus.jp/models/is/gallery/
大きいハイブリッドセダンは?
最後に車内空間の広いクルマの上位5車種を紹介しましょう。
ハイブリッドといえども居住性というのは非常に重要で、クルマ選びの一つのファクターになってくるでしょう。
この室内空間のランキングでは、これまでと様相が変わってきます。
まずはランキングをご覧ください。
室内容積トップ5
1位 シーマ(日産) 2,240mm×1,535mm×1,185mm
2位 フーガ(日産) 2,090mm×1,535mm×1,215mm
3位 アコード(ホンダ) 2,050mm×1,595mm×1,195mm
4位 カムリ(トヨタ) 2,030mm×1,535mm×1,185mm
5位 SAI(トヨタ) 2,040mm×1,505mm×1,210mm
1位は日産のシーマでした。
あれだけ大きいクルマで、ハイブリッドシステムを積んでいたというのは驚きです。
筆者はシーマにハイブリッドがあることを初めて知ったくらいですので、このランキングを見て驚かれた方も多いのではないでしょうか?
さすがにあれだけ大きな車になれば室内の広さも十分あるはずです。
当然の結果と言えるでしょう。
2位には日産のフーガがランクインしています。
日産はハイブリッド車で燃費性能を重視するのではなく、あくまでもクルマとしての居住性を優先してクルマ造りをしているみたいです。
トヨタやホンダとは方向性が違うように思えます。
3位にはアコードがランクインしました。
アコードは意外と室内が広いのですね。
クルマのサイズとしてはさほど大きく無い割に、室内空間が広いというのは、コンパクトな設計ができているということです。
ホンダの技術力の高さをうかがい知ることができます。
もう一つ驚きなのが、5位にランクインしたSAIです。
このクルマもさほど大きな車とは言えないのですが、室内空間は広いようです。
筆者は体が大きいので、どうしてもクルマ選びは室内空間の広さが最優先になってしまいます。
実際セダンでは狭くて乗れないので、ミニバンに乗っています。
したがって、今回の比較で最も重要視しているのは室内空間の広さです。
この指標で見ると、日産車が一番向いているのではないかと感じましたが、クルマに要求するものは人それぞれだと思います。
今回のランキングを基に自分なりのこだわりに合致するクルマをお選びいただけばいいでしょう。
シーマ
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cima/exterior_interior.html
フーガ
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga/exterior_interior.html
アコード
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/
カムリ
引用:http://toyota.jp/camry/exterior/?padid=ag341_from_camry_top_exterior
ハイブリッドセダンの比較まとめ
環境問題に対応する技術として、ハイブリッド車は、電気自動車までのつなぎと考えられているようですが、インフラの整備が進まず、航続距離も短い現状では、まだまだ電気自動車がハイブリッド車にとって代わるということはなさそうです。
エコに関心のある方がハイブリッド車に乗られるのだと思いますが、まだしばらくはハイブリッドが主流のままだと考えられますので、ハイブリッド車に乗ることがステータスシンボルであることに変わりはないでしょう。
今回ハイブリッドセダンについていろいろな視点からランキングしてみましたが、クルマ選びの参考情報の一つとして取り扱っていただければ幸いです。
この他にもクルマ選びの重要なファクターはいくつもあると思いますので、自分の価値観で選んでいただければいいと思います。
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