リーフのバッテリー充電！電気代は？安くする方法や必需品、注意点は？

エコの代表として、最近話題の電気自動車。

その中でも圧倒的な人気を誇っているのが日産のリーフです。

今回は、そんなリーフのバッテリー充電に関して、気になる電気代やお安くする方法、充電のための必需品、注意点などをまとめてみました。

リーフのバッテリー充電！電気代はどのくらい？

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/charge.html

リーフはご存知の通り電気自動車なので、ガソリンではなくバッテリー充電をすることによって走行出来ます。

では、リーフをフル充電した際にいくら電気代が掛かるか？

ということになりますが、まず覚えておいて頂きたいのが、リーフのバッテリー容量です。

リーフのバッテリー容量は62kWhと40kWhです。

今回は、40kWhを例に説明していきます。

40kWhでは、1kWhあたりの電気代に40をかければ、リーフに掛かる電気代を計算することが出来ます。

もちろん各家庭で電力会社も異なりますので、加入している電力会社によって1kWhの電気代は異なります。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/exterior_interior.html

しかし、平均すると一般的な家庭の通常1kWhあたりの電気代は約30.02円です。

また、夜間の料金単価が安いプランだと、1kWhあたりの電気代は約20.78円となります。

つまり、日中にリーフをフル充電すると「30.02×40＝1,200.8円」となり、夜間にフル充電すると「20.78×40＝831.2円」となります。

現在、日本で売られているガソリンはレギュラーでも、１ℓあたり150円はするので電気自動車がいかに安いかというのが分かります。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/exterior_interior.html

リーフのバッテリー充電！電気代を安くする方法は？

リーフがガソリン車よりも、圧倒的に節約出来るのは分かりました。

しかし「ガソリン代は節約出来たとしても電気を使用して充電するため、月々の電気代が高くなるのでは？」と思っている人も少なくありません。

そこで、ここではリーフのバッテリー充電した時に、どうすれば電気代を安くできるのかについてご紹介していきます。

電気代節約術その１

まずは、電気代を安くするために、リーフの消費電気量を減らす節約術をご紹介します。

この節約術は、電気自動車の電費を良くするための方法としてですが、ガソリン車でも共通している部分もあります。

それが、

と言った点です。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/nismo.html

まず、アクセルを踏み込むとその分パワーを必要とするため、燃費が落ちてしまい結果的に充電頻度が上がってしまいます。

また、バッテリー電源で走る電気自動車なので、同じく電気を消費する冷暖房は、走行可能距離を減らすことになってしまいます。

冬は暖房での電気を消費を増やさない為に、12Vで使える電気毛布の使用も良いでしょう。

そして、車内に荷物を載せすぎると車両重量が重たくなってしまうため、前進するためによりアクセルを踏み込む必要があります。

ですから、必然的に電費が悪くなり充電する頻度を高めてしまいます。

引用：https://ev1.nissan.co.jp/LEAF/RORA/ZE0/QUESTIONS/DETAIL/465

それからリーフは、ガソリン車と違いアイドリングが無い為、渋高速道路で渋滞に巻き込まれてもそんなに気にする必要はないです。

高速運転よりも低速運転の方が、電費は良いという事です。

しかし、夜間運転時には注意が必要です。

電源をONにして、人待ち等をしていると、ライトがついてしまうことです。

面倒でもライトをこまめに消した方が電気代節約には繋がるでしょう。

電気代節約術その２

リーフの電気代を節約する方法2つ目が、「電力プランを見直して夜間電気代が安いプランに加入する。」です。

多くの電力会社は、夜間の電力を使用する際には昼間の電気代の半分ほどの金額を設定している場合が多いです。

ですから、上でも書いているように昼間にリーフを充電するよりは、夜間のうちに充電をした方が電気代自体が安く済みます。

更に、リーフのフル充電をしようと思ったら７～８時間掛かってしまう…。

と言ったデメリットもあるため、車を動かさない夜間の充電は、電気代の節約になるでしょう。

引用：https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/LEAF_SPECIAL/1709/index.html#!visual

電気代節約術その３

リーフの電気代節約術の3つ目が、「公共施設などに設置してある充電スポットを利用する。」です。

持ち家がある方は自宅で充電することも出来ますが、マンションや賃貸などに住んでいる方は自宅での充電はなかなか出来ません。

そこで、現在日本には様々な公共施設に電気自動車向けの充電スポットが設置されています。

しかし、この充電スポットは無料というわけではなく、リーフを購入する際に「充電スポットの月額料金」を支払うことによって使い放題となります。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/charge.html

この画像は、神奈川県の一部の充電スポットをナビ上に表示している画像です。

日産の公式HPでは、全国の充電スポットのポイントを検索することも出来るので、活用するのも良いでしょう。

そして、リーフの場合は月額2,000円で、公共の充電スポットを利用することが出来ます。

ガソリン車の場合、一度ガソリンを入れる度に5,000～7,000円程掛かってしまいます。

しかし、リーフの場合は月に2,000円支払うことで充電がし放題になると考えたら、かなり安いと感じませんか？

引用：https://ev.nissan.co.jp/LEAF/

リーフのバッテリー充電！必需品のおすすめはあるの？

ガソリン車と異なり、電気自動車は外部からの電力を車内のバッテリーに充電して走ります。

そのため、充電する際に必要な物というのが必ずあります。

そこで、ここではリーフのバッテリーを充電するために、必要なものや最適なおすすめをまとめました。

必需品１：充電ケーブル（または充電アダプター）

これは、電気自動車に乗っている方なら必ず車に準備している場合が多いです。

充電ケーブルは、100Vや200Vのコンセントから充電するために使用する小型の充電器です。

もしもの場合や想定外の事態に巻き込まれたときに、電気さえ充電出来ればリーフは走る事が出来ます。

万が一の備えとしても、小型充電器の充電ケーブルは一つ車内に置いておくだけでも、かなり心強いのではないでしょうか。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/exterior_interior.html

必需品２：急速充電器orケーブル付き普通充電器

必需品１で書いた小型充電器は、コンセントに指して使用する物ですが、急速充電器やケーブル充電器は設置して使用する物になります。

多くの場合は、マンションの駐車場や公共施設などにも完備されています。

しかし、たまに急速充電器やケーブル付き充電器が取り付けられていない場所もあるため、自分でも準備しておいたほうが良いです。

また、リーフの場合メーカーオプションとして「コントロールボックス付き充電ケーブル」を購入することが出来ます。

リーフにとって充電器は必需品なので、充電ケーブルのオプションは必ず購入することをおススメします。

引用：https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/LEAF_SPECIAL/1709/index.html#!page?ze0j1-360b120d-2e61-406d-8252-8e671a3cda9f

リーフのバッテリー充電！注意点は？やってはいけないことはあるの？

最後に、リーフを充電する際の注意点をいくつかご紹介します。

注意点①

植え込み型心臓ペースメーカー・植え込み型除細動器（ICD）を体内に入れている方は、医師とご相談することを必ずして下さい。

また、受電ケーブルからの電波が機器の作動に影響を与える場合があるので、充電ケーブルから15㎝以上離れるのも忘れてはいけません。

そして、植え込み型心臓ペースメーカー・植え込み型除細動器（ICD）を使用している場合は、急速充電器には近づいてはいけません。

ですから、急速充電を使用したい場合は別の方にお願いする必要などがあるため気を付けて下さい。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html

注意点②

リーフは雨の日や雪の日でも充電することは出来ますが、電気なので絶対に濡れた手で触ったりしてはいけません。

充電ポートが雨や雪で内部なども濡れていた場合も、必ず水分を拭きとって使用しないと感電する恐れがあります。

そして、大雨などで充電ポートが浸水する可能性がある場合は、必ず充電専用のブレーカーを落とすようにしてください。

また、雷が鳴った際も6kW普通充電器（壁掛け型）・急速充電器・充電ケーブル（コントロールボックス付）に触れないようにしてください。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

注意点③

リーフの充電箇所は、ボンネット前にありますが、充電中は絶対にボンネットを開けないようにしてください。

そして、小さなお子様だけで充電をさせたりはしないように、大人がしっかりと見てあげて下さい。

後は、当たり前ですが充電コードを無理に引っ張ったり、ねじったりと言った負荷を掛けないことです。

もちろん保管する際も、ネジってコントロールボックスに巻き付けるなどはしないようにしてください。

また、充電コネクタが根元まで差されていることを必ず確認してから充電をしてください。

というのも、根元まで差されていなかった場合、車両が充電コネクタを認識できずEVシステムを始動（パワースイッチON）出来てしまうからです。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

注意点④

まず、車両や充電機器が破損する恐れがあるので、リチウムイオンバッテリーを充電しながら、12Vバッテリーにブースターケーブルを接続してはいけません。

そして、車にボディーシートを掛けている方は充電が終わるまで、ボディーシートをリーフに掛けないようにしてください。

リーフ充電のまとめとして、電気自動車は、ガソリン車と異なるため始めはかなり手間取るでしょうし、分からないこともたくさんあるでしょう。

しかし、昨今の環境問題や日々の出費を考えると、電気自動車は環境的にも経済的にも良い車だということが分かります。

また、近年電気自動車はますます需要が伸びてきていますので、この機会に買い替えを考えるのもアリではないでしょうか。

アイキャッチ画像引用:https://ev.nissan.co.jp/