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三菱自動車の車種別の人気ランキングをまとめてみました。
三菱自動車と言えば、一昔前にパジェロでSUVの人気に火をつけたことでも有名ですよね。
が、今もってなおも、実はもの凄く性能の良い自動車を世に出している事を、実はみなさんあまり知らないのではないでしょうか?
三菱自動車の車種別の人気ランキングを、日本での生産台数の観点からまとめてみました!
日本でもっとも生産されているのは、どの車でしょうか?
三菱自動車 車種別の人気ランキング!第1位は アウトランダー
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/
日本での生産台数第1位は、アウトランダーでした。
アウトランダーと言えば、中型クロスオーバーSUV。
ガソリンエンジンとEV派生型のプラグインハイブリッド(PHEV)の2モデルがあります。
ガソリン車には、2WDと4WDの2種類があり、それぞれ
2WDバージョン:2.0L 直4エンジン(エンジン型式:4J11)
4WDバージョン:2.4L 直4エンジン(エンジン型式:4J12)
が搭載されています。
生産工場は、愛知県岡崎市の岡崎製作所およびパジェロ製造です。
ガソリン車は、2018年8月に内外装のデザイン変更が行われています。
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/
プラグインハイブリッド(PHEV)は、今もっとも三菱自動車が推している車ではないでしょうか?
車の自動機能として、走行状態やバッテリー残量を自動で判断して、最適な走行モードを自動でチョイスしてくれる機能がついています。
新開発のツインモーター4WDが、このプラグインハイブリッドの最大の特長です。
こちらのプラグインハイブリッドの生産は、岡崎製作所のみで、ガソリン車を製造しているパジェロ製造では組み立てはされていないようです。
2018年8月にガソリン車と同様に、内外装のデザインを変更しました。
そして、このデザイン変更と同時に、駆動用バッテリーの大容量化が行われています。
また、バッテリーのみならず、エンジンの容量も2.0L→2.4Lに大型化。
モーター出力もアップさせ、プラグインハイブリッドシステムの大幅な改良が行われました。
注目の日本での生産台数の推移は、次の通りで、約14万台が日本で製造されています。
※残念ながら、ガソリン車、プラグインハイブリッド車の内訳まではわかりませんでした。
2012年:95917台
2013年:118223台
2014年:132610台
2015年:147983台
2016年:147351台
2017年:137878台
このアウトランダーPHEVですが、あまり知られていないようですが、やばいくらい性能が良いです。
三菱自動車では無い他の自動車会社のディーラーさんから聞いた話ですが、「うちがこのアウトランダーPHEVを売らせてくれたら、今の10倍の台数は売る自信がある!」とおっしゃっていました。
他の自動車会社のディーラーさんが、そこまで言うのですから、実は実は超お買い得の車なんです。
私の周りでも密かにアウトランダーPHEVを乗っている人がいますが、まず、「ガソリンを入れることがほとんど無くなった」と言っています。
この方は、通勤、買い物で主に車に乗られていますが、1充電で約60km程EV走行ができるので、ほぼ電気で動いているとのこと。ガソリンは、「1ヶ月に1回入れる感じ」と言っていました。
街乗りでSUVを体感し、また4WDも欲しい!エコがいい!と言うのであれば、このアウトランダーPHEVは、超お薦めです!
三菱自動車 車種別の人気ランキング!第2位は RVR
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/rvr/exterior/
日本での生産台数 第2位は、RVRでした。
第1位のアウトランダーが、自動車のセグメントとしては、SUV(Class D)に分類されますが、それよりも一つ下のSUV(Class C)のセグメントに分類されるモデルです。
いわゆるコンパクトクロスオーバーSUVですが、欧州ではASX、北米ではアウトランダースポーツと言う車名で販売されています。
欧州、北米でも人気がある車なんですね。
RVRですが、1.8L 直4エンジン(エンジン型式:4J10)が搭載されています。
日本での生産工場ですが、2017年12月に愛知県岡崎市の岡崎製作所から岡山県倉敷市の水島製作所に製造が移管されています。
安全装備としては、2018年9月より三菱自動車独自の予防安全技術「e-Assist」が全車に標準装備されました。
RVRの日本での生産台数の推移は、次の通りで、現在約11万台が日本で製造されています。
2012年:83286台
2013年:59112台
2014年:65024台
2015年:72236台
2016年:116006台
2017年:110100台
2012年の約8万台から一旦製造台数が約6万台に、種々の問題で落ち込みなすが、SUVの人気もあってか、約11万台まで製造を伸ばしてきています。
「本格的なSUVはちょっと大きくて、もう少し小さくないと運転しずらい!」という、奥様方の意見が家庭内で聞こえて来るような時に、このコンパクトSUVが良いのではないでしょうか?
値段もGモデル(スポーツモードCVT搭載)を見てみても、
4WDが、2,353,000円(税抜き)
2WDが、2,134,000円(税抜き)
となっており、SUVがうちにも欲しいと言う若い世代の家庭にも、十分に手が届く価格帯ではないでしょうか?
そして燃費も、
4WDが、14.4km/L(JC08モード)
2WDが、15.4km/L(JC08モード)
で、通常のガソリン車と比較しても、悪くはないと思います。
そして、もうひとつ付け加えておきたいのが、RVR Active Gearではないでしょうか?
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/active_gear/rvr/
最近良くみられるようになりましたが、アクティブ感を全面に出すために、オレンジ色のステッチが入ったあのカラーリングが、このRVRにも用意されています!
ちょっとオシャレに、ちょっと悪ガキっぽく車を乗りたい人にはもってこいのカラーリングです!
ちなみに、少し年配の方が、このRVR Active Gearから降りてきたのをたまたま見たのですが、やっぱりちょい悪でした・・・。
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/active_gear/rvr/
三菱自動車 車種別の人気ランキング!第3位は パジェロ
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
日本での生産台数第3位は、パジェロでした。
輸出向けのランサーが実は2017年の日本での生産は第3位でしたが、生産終了でパジェロが実質の3位でした。
パジェロと言えば、大型本格的SUV。
アウトドアをする人にとっては、まず知らない人はいないんじゃないでしょうか?
しかし、今では、他のSUVに押されて、売れ行きはやっぱりダウンしているとの否めないと思います。
でも、この車、やっぱり凄いんです。
オフロードでの走りの良さ、いわゆる走破性は抜群。
そしてSUVとしてのアクティブさの一方で、普通乗用車としても使えてしまう高速性能・快適性の両方を持っている究極のオールラウンド車と自動車の専門家は評価しています。
ボディーには、いわゆるラダーフレームを採用したモノコック構造(一体型構造)が採用されて、かなりの剛性を持っていると言われています。
そして、今までパジェロロング(7人乗り)とパジェロショート(5人乗り)が設定されていましたが、2018年2月に、惜しまれつつもパジェロショートが廃止されてしまいました。
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/grade/gra_06.html
いやー、残念。
昔から見ていたモデルが姿を消すのは、やっぱり寂しさが込み上げてきますね。
パジェロショートは、一時期、若者がパジェロロングは買えないものの、ショートならば手が届くかもと夢を描いていたこともありましたね。
で、パジェロですが、今後もどうなっていくのかわかりませんが、少なくとも2020年までは現行車の販売が継続される見通しとの情報があります。
パジェロの日本での生産台数の推移は、次の通りで、現在約4万台が日本で製造されています。
2012年:45992台
2013年:49918台
2014年:52623台
2015年:54933台
2016年:47427台
2017年:37177台
この2年で生産台数が減ってきており、三菱自動車としては、アウトランダーPHEV、RVR、その他新型車に、販売、生産の資本シフトしてきているのがわかりますね。
実はパジェロロングは、SUVの中でもClass Eのセグメントであり、アウトランダー(Class D)、RVR(Class C)を考えても、Class Eのニーズは減ってきていると想像できます。
往年の名車であるパジェロの動向は個人的には、これからもやっぱり少し気にかけていきたいと思います。
三菱自動車 車種別の人気ランキング!その他の車は?
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/exterior/
これからの三菱自動車の車種として外せないのが、エクリプスクロスではないでしょうか?
このエクリプスクロスは、ミッドサイズSUVのアウトランダーと、コンパクトサイズSUVのRVRの中間に位置する新規モデルとして、昨年リリースされました。
SUVの人気はこのリリースを見ても納得です。
このエクリプスクロスですが、4WD者には、車両の走行状況に応じて、後輪へ伝達するトルクを常に最適な状況に配分する電子制御4DWシステムが採用されているのが特長的です。
エンジンは新開発の1.5L 直噴ターボエンジン(エンジン型式:4B40)が搭載されています。
画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/usp/performance.html
車体の生産は愛知県岡崎市の岡崎製作所で行われています。
アウトランダーPHEVがすでにリリースされていることを考えると、このエクリプスクロスにも、早い段階でPHEVバージョンがラインナップに追加される方針ではないでしょうか?
エクリプスクロスの生産は2017年からされており、2017年は17932台でした。
2018年以降はパジェロショートが廃止された代わりに、このエクリプスクロスの生産台数が大幅に増えると思います。
このエクリプスクロスは、これからの三菱自動車のラインナップでは、注目の一台と思います。
キャッチ画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/usp/performance.html
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