新型オデッセイの エコカー減税やその他税金情報！

ホンダの新型オデッセイのエコカー減税はどれぐらいでしょうか？

新型オデッセイのエコカー減税に加え、自動車税などの税金の情報をご紹介します。

どうなるエコカー減税

引用：http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/

エコカー減税は環境性能に優れたクルマに対して「自動車税」「自動車重量税」「自動車取得税」が軽減される優遇措置ですが、自動車税、取得税は平成29年3月31日まで、重量税は平成29年4月30日までに新車登録する場合に適用されることになっています。

それ以降は、平成31年（2019）までの2年間の延長と決まっていますが、対象車をしぼっていく方針で今まで対象車だった車種でもエコカー減税の対象でなくなる場合があるのです。

現在、新車の9割がエコカー減税の優遇措置を受けていますが、国では地方税収を増やすために、平成30年（2018）には新車の7割にまで引き下げるといわれています。

このことで300億円の税収アップになるのですが、メーカーは低燃費化に向けて一層の開発が余儀なくされるでしょう。

エコカー減税は今後もさらに対象車をしぼっていくといわれています。

自動車取得税の平成30年度（2018）までの減税移行イメージ

引用・出展：http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H57_Y6A201C1EE8000/

平成29（2017）年度からの新エコカー減税

平成29年からの新エコカー減税では対象車をまず、新車の8割に、平成30年には7割にする方針となっています。

増々、ハイブリッドが有利になってくることになり、ハイブリッドを持たないメーカーは不遇を強いられることになるのです。

たとえば「平成27年度燃費基準+20％超過」のオデッセイガソリン車は自動車税50％軽減、取得税40％軽減となっていますが、平成29年度では自動車税25％軽減、取得税20％軽減と最低の減税額になってしまいます。

さらに平成30年度には自動車取得税、重量税が対象外となるのです。

また「新車新規検査時に免税を受けた車両について、初回継続検査時も免税」となっていましたが、今年からは次のようになりました。

◆新車新規検査時に免税用件を満たし、かつ「平成32年度燃費基準+40％」を達成している車両について初回継続検査時も免税。

◆平成30年度は新車新規検査時に免税用件を満たし、かつ「平成32年度燃費基準+50％」を達成している車両について初回継続検査時も免税。

このようにかなり厳しい内容になります。

出展：http://xn--u9jy03t68mw0c.com/column/

青で囲んであるのがオデッセイガソリン車に該当する軽減率です。

今のままですと平成30年には対象外となってしまいます。

EV等とは電気自動車、ハイブリッド車、クリーンディーゼルですので、オデッセイハイブリッドは平成30年もエコカー減税対象車です。

オデッセイのエコカー減税率

平成29年4月からのオデッセイガソリンのエコカー減税は

【重量税（25％減税）：取得税（20％減税）：自動車税（なし）】

オデッセイハイブリッドは以下の通りです。

【重量税（免税）：取得税（非課税）：自動車税（75％減税）】

これによりガソリン車は、購入から3年間でハイブリッド車より15万円～25万円余分に税金を納めることになります。

さらにガソリン代もハイブリッドの場合、概算でもガソリン車の約半分で済むことになるわけですから、ガソリン代が1ヶ月に2万円として年間24万円、3年間だと72万円、ハイブリッド車より36万円余分に支払うことになります。

これでは、実質、ガソリン車とハイブリッド車の価格差がかなり縮まることとなるのです。

エコカー減税の締め付けで、ハイブリッド車が身近になるとは、なんとも皮肉な気がしますね。

引用：http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/design/

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クルマを売却した時の税金の決まり

自動車税

クルマを売却した時の税金について気を付けないことがあります。

特に自動車税については以前と仕組みが変わっていますので、業者によく確認をとらなくてはなりません。

というのも、以前は月割り制度というのがあって、クルマの持ち主が変われば、還付金として余分に支払った分が還付金として戻ってきていたのですが、今ではそれが廃止されています。

自動車税は4月1日に所有している人に次の1年分の請求が来ることになっていますので、例えば10月くらいに売却するということは約半年分は戻ってくるものだと思いがちですが、これは売る方と買う方の双方で取り決めをしなくてはなりません。

後から買取り業者に「買取査定額に含まれていました。」といわれてしまうこともありますので、先に支払った分の自動車税が支払ってもらえるのか、よく確かめる必要があります。

また、クルマを廃車にする場合は「抹消登録」となりますので、余分に支払った自動車税が還付されることになります。

引用：http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/utility/

自動車取得税

取得税は消費税に似た考え方の税金で、一度、購入をすれば帰ってくることはありません。

まだ、消費税が導入される前に決められた税制ですので、消費税を納めることになった今、税金の二重徴収といわれています。

自動車取得税は平成29年3月末に廃止されることに決まっていますが、廃止後は翌4月から「環境性能割」という新しい税制が導入されます。

環境性能割税は取得価額（車両価格＋オプション価格）から算出されるもので、だいたい新車価格の90％の３％が課税額です。

引用：http://www.car-hokengd.com/car-news/kankyouseinou/

ハイブリッド車など新車の約半数が非課税となる見込みです。

自動車重量税

重量税も自動車税と同じく、売却による還付はありません。

ただし、国内の解体工場で廃車にし、解体届出による廃車手続きが行われた場合は、還付を受けることができます。

引用：http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/design/

運転補助装置に関する税制度

引用：http://www.honda.co.jp/welfare/odyssey/

オデッセイには福祉車両が設定されています。

サイドリフトアップシート車に助手席リフトアップシート車です。

体の不自由なご家族のために福祉車両を購入する方も増えている昨今ですが、消費税が非課税となっています。

サイドリフトアップシート車は車両本体価格が3,020,000円ですので、それだけでも消費税は24万円ほどになりますので非課税というのは大変ありがたいことです。

さらにオプションやメーカーオプションカラーについても消費税非課税となります。

ただし、リサイクル料は別途必要となっています。（14,800円）

詳しくは、ホンダディーラーでご確認ください。

引用：http://www.honda.co.jp/welfare/tax/pdf/tax_system.pdf

新型オデッセイの エコカー減税やその他税金情報まとめ

引用：http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/design/

クルマにまつわる税金はたくさんありますね。

購入時だけでなく、車検時、毎年の自動車税と私たちの生活にどんどんと降り注いできます。

さらにガソリンにも税金が含まれているのですからたまったものではありません。

エコカー減税はそんな日本人にとってとてもありがたいものだったのですが、年々にエコカー減税対象車を減らしていくという決定は残念に思われます。

そして、自動車税の減免についても、購入の翌年だけというのは、なんとも心もとないというか、あまりお得感がありません。

せめて3年～5年くらい減免が続いたらいいのにと、強く思います。

現在、JAFを含む21の自動車関連団体で構成される「自動車税制改革フォーラム」というのが話題となっていて、フォーラムでは政治家や自治体、関係省庁に自動車にまつわる税金について、うったえかけをする運動をしています。

自動車ユーザーの負担軽減を目的に働きかけているもので、自動車取得税や重量税の二重課税の矛盾や、ガソリン税にさらに消費税をかけているという問題などについて多くの署名を集めるなど、国に対して要望活動をしているのです。

こうした働きかけがいつの日か、クルマに関する税制を変え、わたしたちの負担が少しでも軽減されるようになるのだと信じたいですね。

引用：http://www.jaf.or.jp/profile/report/youbou/