新型S660 価格・値段をグレード別に紹介！

ホンダの新型S660の価格・値段はいくらなのでしょうか？

新型S660の価格・値段を、グレード別にまとめてご紹介します。

新型S660グレード別価格

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/styling/design/

S2000の弟分として発売された新型S660ですが、ミッドシップのレイアウトに加え、2シーター、オープントップというパッケージングは、まるで高級スポーツカーのような軽自動車なのです。

税金面でも優遇されている軽自動車の強みもあって、セカンドカーとして購入される方も多いと思います。

ただ、新型S660は、軽枠やパッケージだけではなく、各部品の作り込みもしっかり行われておりますので、価格も軽としては、高価格になっています。

新型S660にはαとβという二つのグレードが用意されており、αの車両価格は2,180,000円、βは1,980,000円となっておりβに比べαでは20万円程度の価格の差があります。

αとβとでは、インテリアやシートなどのパーツが異なります。中でも、注目して頂いたいのが、シートです。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

αには、スポーツカーとしては定番となるスポーツレザーシートが標準装備されています。ただ、軽自動車として考えれば、とてもリッチな気分になれるシートでもあります。

スポーツレザーシートは、本革とラックス スェード®のコンビシートで、カラーはブラックとなっており、高級感と滑りにくさを両立。ただ、シートの側面、背面、シートバックポケット、ヘッドレストの背面および下部に合成革を使っています。

更に、αでボディカラーがプレミアムスターホワイト・パールだと、アシンメトリーカラースポーツレザーシートがセレクトできます。

このシートのカラーは、運転席がライトグレー、助手席がダークグレーとなっており、差別化しています。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

一方、βには、スポーツファブリックシートが標準装備されており、メッシュとファブリックの組み合わせで、カラーはブラックです。

新型660に搭載されるこれらのスポーツシートは新設計されておりなかなかの優れものです。

コーナーが続くワインディングロードでは、運転手の体が右や左に揺さぶられていては、的確なハンドリングやペダルワークができないことはご存じだと思います。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

いわゆるスポーツシートと呼ばれるシートが、運転手の体をしっかりホールドさせるために、大きな張り出しのサイドサポートや硬いクッションにしたりすることはよくあります。ただ、このよう方法だと、乗り心地やフィット感が悪かったりします。

このようなことからS660のスポーツシートは、運転手とシートが接する面積を拡大し、体圧の分布を拡散しフィット感を増しました。

更に、部分的にクッションの硬さを変えたり、パッドのポジションを変えたりして、ホールド性と乗心地を両立。

一方、αのインテリアの部品には、クロームメッキなどの加飾、βのインテリアの部品にはピアノブラックの加飾が施され、差別化をしています。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

例えば、メーターバイザーリングは、βがピアノブラックに対して、αは高輝度シルバー塗装が施され、パーキングブレーキノブをはじめ、エアコンアウトレットノブ、プッシュエンジンスタート/ストップスイッチリング、インナードアハンドルついては、βがブラック、αクロームメッキとなっています。

新型S660のグレード別の価格

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

新型S660のグレードの違いついて

αとβでは、エンジンやミッション、サスペンション、ブレーキ、タイヤといった基本的なパーツは同じです。αとβでは、ご紹介したシートやインテリアに違いの他に、αには本革巻のMTシフトノブ、CVTセレクトレバー、ステアリングホイールが標準装備されます。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

更にαにはステンレス製スポーツペダルが標準装備。αの本革ステアリングは手触りを改善する縫い方が施されています。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

新型S660のステアリングは新開発されたもので、Hondaの市販車に装着されるハンドルとしては最小径となるφ350mmとなっており、リムにあるいわゆるこぶやえぐりの形を徹底的に検討したそうです。

更に、Dカットという形状を採用し、デザインや乗り降りを改善しました。Dカットとは、ステアリングの下の部分を水平にカットした形状です。

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

新型S660のペダルについても、スポーツ走行でよく使われるヒール＆トゥーがしやすいようにアクセルペダルとブレーキペダルを配置しました。

おすすめのグレード

インテリアやシート、ペダルに拘らないなら、価格も安いβがお勧めでしょう。

逆に、20万円程度の差なら、インテリアやシート、ペダルで差をつけたいという人はαがお勧めです。
⇒ 新型S660を値引きから更に50万円安く買う裏ワザ！

まとめ

出典：http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/styling/design/

新型S660の乗り出し価格が、βでも場合よっては200万円を超えてしまうことがある軽自動車です。

一般的な軽自動車だと、フル装備でも140～150万円の本体価格で、50万円ほど高いことは確かです。

軽自動車に200万円も出すのにためらいを感じられる人もいるかもしれませんが、ミッドシップ、2シーター、オープントップといったパッケージを考えれば決して高い買い物ではないと思います。

同じパッケージの軽自動車は新車ではありませんし、軽自動車という枠を超えて考えてもこの価格で販売している新車は思い浮かびません。

更に、ご紹介したように、新型660はパッケージにあぐらをかいたようなチープな自動車でなく、シートやステアリングをはじめ、パーツ一つ一つの作り込みも素晴らしく、ホンダさんの本気度合が伝わってきます。

軽枠という強みを活かし、普段乗る自動車とは別に、走ることを純粋に楽しむための自動車として最適だと感じられます。

価格上の走る楽しみを与えてくれる新型S660を体感できれば、クルマ好きにとっては、明日からの活力になりそうです。

これから新型S660を購入する人の参考になれば幸いです。