下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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昔、馬が交通手段の中心を担っていた時代、人や荷物を運ぶ移送手段として馬は重宝され、馬の所有者はこれらを移送する対価として営利目的で仕事にしていたのがハイヤーの始まりのようです。
ハイヤーとタクシーの違い
田舎の方の人は、タクシーのことを「ハイヤー」と呼ぶ人も多いようです。
私も田舎は西日本の田舎の方ですが、私が幼少の頃にはバスもタクシーもハイヤーもそれぞれちゃんとありましたが、両親を含め年配の人はタクシーのことを「ハイヤー」と呼んでいました。
ハイヤーとは英語で【Hire】と書き、意味は「雇う」「賃貸」「賃借」などの意味があり、
古くから「horse for hire」や「vehicle for hire」という風に「馬」の「horse」が使われているところにこの由来を感じます。
引用:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/beppu/blog/37782/index.html
「そう言うことならタクシーだって同じじゃない?」と思った人も多いでしょう、そうなんです。同じなんです。
じゃあなぜ、ハイヤーとタクシーを分けているのか?
そもそも、ハイヤーとタクシーの違いはなんなのか?
利用方法やサービスの違いはどう違うのか?
気になりませんか?
信じられないかもしれませんが、一言で言うと、ハイヤーとタクシーの違いは「料金メーター」がついているかいないかです。
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/s281218/48878331.html
「ウソでしょ〜〜」
という声も聞こえてきますが、実はそうなんです。
「料金メーター」がついているかいないかだけです。
ここで「ウソでしょ〜〜」と思った人はこんなことを思っているのではないでしょうか?
「タクシーとは、一般的に庶民が使用するもので、ハイヤーはどこぞの大企業の重役などや官僚などが使用しているタクシーよりも割高のもの。」
実は私もそんな感じに捉えていました。
でも違っていたんですね。
ただ、実際にはハイヤーにもこのメーターはついているのですが、お客様(搭乗者)からは見えない位置に取り付けられています。
「見えないと意味がないのでは?」
とも思いますが、ハイヤーはサービスの特性上メーターは必要ありません。
しかし、ハイヤーも、タクシー事業の道路運送法上の「一般乗用旅客自動車運送事業」などの関係でメーターをつけ許認可を受けて運行しています。
つまり、許認可事業ということです。
そのため、必要性がないにもかかわらずメーターが取り付けられています。
皆さんがタクシーに乗った時に目にする「料金メーター」
実はこれは「タクシーメーター」という名前の装置で、19世紀にドイツ人により発明された装置で、これを自動車に取り付け人を運んだ代償としてお金をもらう商売が始まり、ここからタクシーというようになったようです。
引用:https://shopping.yahoo.co.jp/search
つまり、タクシーよりもハイヤーの方が歴史が古いということになります。
ちなみに初期の自動車タクシーとして登場したのは、ベンツ社製の電気自動車だそうです。
その当時の画像をいろいろ探しましたが見つけることができませんでした。
でも、さすがベンツですねぇ〜〜
ハイヤーとタクシーの利用方法 サービスの比較
ではハイヤーとタクシーのサービスや利用方法について見てみます。
大きく分けると、
タクシーは「流し営業」でお客様を乗せることをしますが、ハイヤーは「流し営業」ではお客様を乗せないということです。
ここでもう少しわかりやすく言いますと、予約なしで簡単に乗れるのがタクシー、完全予約制がハイヤーということになります。
予約なしで乗れるとは、街中を「空車」で走っている(流し営業中)タクシーを見つけると手を上げて止め、乗り込むことができます。そして、そこで目的地をドライバーに告げるとそこまで運んでくれます。
引用:https://livejapan.com/ja/in-tokyo_train_station/article-a0000673/
乗り込む際には左後ろのドアが自動で開き、乗り込むと自動的にドアが閉まります。
目的地に着くと、料金メーターに基づいて料金を支払い、左後ろのドアが自動で開き、降りると自動にドアが閉まりそのタクシーは走り去っていきます。
しかし、ハイヤーは予め予約をしておかないと手を上げても止まってもくれませんし、利用することもできません。
いわゆる、予約した人の専属ドライバーという位置付けです。
利用する場合にはハイヤーの営業所と事前に契約をする必要があります。
特に法人がこのサービスを利用するケースが多く、仮に個人もハイヤー契約をしようとする場合には、審査を受け、審査通過した場合には契約を締結し保証金を預けることとなります。
個人によって変わりますが、保証金の相場は50〜100万円程度だと聞いています。
このように、高額な基本料金を徴収していますので、街中のタクシーとはサービスも全く違います。
と言うより、これもハイヤーとタクシーの大きな違いの1つですね。
ハイヤーの場合、まず、ドアの開け閉めは、ドライバーが行います。
また、目的地についてもハイヤーはあなたのことをちゃんと待ってくれます、
あなたの用事が終わるまであなたを待ち続け、用事が終わったあなたを、次の目的地までちゃんと運んでくれます。
引用:https://www.km-recruit.jp/hire-driver/
観光地などでタクシーを貸切られたことのある方だとお分かりだと思いますが、一定の金額で一定の時間、車両とドライバーを独占しいろいろな観光場所でその歴史などを話してくれたり、地元の美味しい食事処に連れて行ってくれたりと、私も観光地に行った時はこのサービスをよく利用させていただきますが、時間を気にすることなく観光地を巡り、その観光地の歴史を聞くことで有意義な旅行を満喫できます。
特に食事に関しては、タクシーのドライバーは毎日のようにいろいろなお店で食事をしているので、穴場に連れて行ってくれますのでお薦めですね。
ハイヤーとタクシーの料金の比較
タクシーとはハイヤーの料金について比較してみたいと思います。
タクシーは皆さんも一度や2度利用したことがあると思いますのでご存知ですよね。
「初乗り」というシステムがあり、地域によって異なりますが、初乗り1〜2kmまで380円〜730円で、それを超えると時間や距離ごとに料金が加算されていきます。
これは、タクシーに乗った時間から降りた時間で料金を清算するシステムだからです。
細かく簡単に説明すると、日本交通株式会社の場合
1 距離制運賃 初乗り 1052mまで410円 以後、237m毎に80円加算
2 時間距離併用運賃 時速10km以下で走行した場合90秒毎に80円加算
2 時間制運賃 初乗り 60分まで4,650円 以後、30分毎に2,110円加算
引用:https://www.km-recruit.jp/hire-driver/
なので、駅から自宅までタクシーを利用した時に、同じ道を使っても交通事情で若干料金が増減することがあると思いますが、これは時間距離併用運賃によるものです。
ただし、初乗りは時間に制限はありません。距離で清算をします。
次にハイヤーについてですが、これは前章で少し触れましたが、車両とドライバーを専属で雇う形になりますので、事前の契約が必要となります。
ハイヤーは営業車を出発して営業所に戻るまで、あなたに雇われている状態にありますからその時間分の料金が課金されます。
この「専属で雇う」というところがハイヤー「hire」=「雇う」の由来です。
事前契約時に以下のような内容を決めています。
1 基本運行時間(例:9:00〜18:00)
2 基本運行距離(例:50km以内/日)
3 上記の1・2を超えた場合には超過時間と超過距離で課金する金額
(例:〇〇円/時間 〇〇円/km)
4 一定額の保証金額
(例:30〜100万円)契約終了後問題なければ返金
このように、タクシーとハイヤーではサービスの内容と料金に大きな違いがあることがわかりました。
ですから、使い方も大きく変わってくるでしょう。
例えば、足代わりに使うのはタクシーですが、大切なお客様の「おもてなし」という時にはハイヤーを利用するのもいいと思います。
例えば、冠婚葬祭で職場の大切な方の送迎にハイヤーを利用することで、ワンランク上の「おもてなし」を演出することができます。
引用:https://www.km-recruit.jp/hire-driver/
ただ、一般的にはなかなか利用する機会は少ないでしょう。
そのような理由からハイヤー契約も専ら法人契約が主で、大企業の会社役員の送迎で多く利用されているようです。
私の友人にもハイヤーのドライバーがいますが、話を聞くと英語が喋れると給料も上がるし、チップもはずんでくれる場合があるようですよ。
そうそう、この「チップ」。これこそハイヤーならではのものかもしれません。
何と言っても大企業の役員がお得意様に多いので、その人に気に入られたら指名も入るようですし、チップも頻繁に出してくれるそうです。
これも聞いた話ですが、1980年代のあのバブル期には1〜2万円のチップをいただくことができたようで、チップだけで30万円も超えていたとか・・・
羨ましい時代だったんですネェ〜〜〜
ハイヤーとタクシーのまとめ
このようにハイヤーとタクシーはこんなに違うんですね。
これを表にまとめてみました。
それが以下になります。
これを見てハイヤーとタクシーの違いは理解していただけたと思います。
あなたのTPOに合わせたハイヤーの使い方もあるかもしれません。
その時の参考にしていただければと思っています。
アイキャッチ画像引用:http://www.nihon-kotsu.co.jp/hire/lineup/century.html
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