テスラ中古車購入の注意点！電気自動車のメリット・デメリット理解してる？

テスラは新車だと高いから中古で購入しようと考えている方もいるでしょう。

まだまだ中古車の流通台数は少ないですが、探せば手頃なモデルのテスラも見つかります。

電気自動車の中古は、通常のガソリン車とは違う注意点があるので安易に価格だけで判断しないことが大切です。

今回はテスラ中古車購入のポイントや注意点について解説していきます。

テスラ電気自動車の基礎知識

引用：https://www.tesla.com/jp/

まずは電気自動車の基礎知識からお伝えします。

電気自動車と一口に言っても、次の3つに分類されます。

• BEV
• PHEV
• HEV

それぞれどんな仕組みとなっているのかお伝えしましょう。

BEV

引用：https://www.tesla.com/jp/

BEVとは、バッテリー式電動自動車のことです。

文字通り、バッテリーに電気を充電することでエネルギーを蓄えて走行します。

100％電気をエネルギーとしているので、ガソリン不使用。

モーター走行となりエンジンは使いません。

テスラの電気自動車はこのBEVだけに属します！！

他には日産のリーフもBEVとなります。

PHEV

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PHEVはプラグインハイブリッドカーのことで、家庭用コンセントにプラグ挿入して充電するタイプです。

ハイブリッドカーですから、モーターだけでなくエンジンも搭載しています。

短距離はモーターだけ、長距離はモーターとエンジン両方を使って走行します。

PHEVの代表車種はトヨタ・プリウスPHEVや三菱アウトランダーPHEVなどです。

HEV

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HEVは電気式ハイブリッドカーのことです。

電気とガソリンで走行するクルマで、低速走行は電気を使用し、高速走行はガソリンを使用しますが、中にはアクセルの踏み量で電気とガソリンを使い分ける車種もあります。

いずれにしても、電気を使用することでガソリン消費を抑えてくれます。

代表車種はトヨタ・プリウス、日産・セレナ、ホンダ・フィットハイブリッドなどです。

テスラ中古購入前に知っておきたいメリット・デメリット

引用：https://www.tesla.com/jp/

どんな車でもそうですが、メリットがあればデメリットもあります。

テスラの中古車を購入する前に、今一度メリット・デメリットをきちんと理解しておきましょう。

メリット

引用：https://www.tesla.com/jp/

テスラには次のようなメリットがあります。

• 環境に優しい
• 静粛性が高い
• 優れた走行性能
• 補給で手が汚れない

環境に優しい

電気自動車の大きなメリットと言えるのが環境に優しいことです。

ガソリン車では、ガソリン燃焼により二酸化炭素や窒素酸化物を排出し環境に悪影響をもたらしますが、テスラはバッテリー式電動自動車なのでガソリンは一切使いません。

当然、有害な物質を発することはないです。

しかも、テスラなら電気エネルギーのおおよそ80％を利用することができるなどエネルギー効率もすぐれています。

静粛性が高い

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ガソリン車の場合エンジン駆動のためエンジン音がしますし、エンジンによってボディ全体を振動で揺らしてしまいます。

これに対し電気自動車はモーター駆動で走行するので、、エンジンのような大きな音は出ませんし振動もほぼありません。

車内は快適そのものと言えます。

優れた走行性能

電気自動車はガソリン車と比べても走行性能が優れています。

特筆すべきは加速性能でしょう。

電気自動車はガソリン車よりもすばやく加速できますので、市街地でもストレスを感じることなくスイスイ走れます。

補給で手が汚れない

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電気自動車はガソリン車のように補給でトラブルや手間がかかりません。

最近はセルフスタンドが多くオーナー自ら給油する方が多いですが、手にガソリンが付着して困ったという方は多いのではないでしょうか。

電気自動車ならこういったトラブルはなく、汚れることもありません。

デメリット

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電気自動車のデメリットは以下の通り。

• 充電時間が長い
• 航続可能距離が短い
• 充電設備が不十分
• 車両価格が高い

充電時間が長い

電気自動車はガソリンのように補給が短くないです。

フル充電するまでに数時間はかかり、急速充電でも数十分はかかってしまいます。

航続可能距離が短い

これはテスラに限らず電気自動車全体に言えることでもあるのですが、ガソリン車と比べて航続可能距離がまだまだ短いです。

とはいえ、デメリットは徐々に克服されてきてはいますし、通勤するのに使用する分には全く問題ないと言っていいでしょう。

充電設備が不十分

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充電できる設備がまだまだ少ないこともデメリットですね。

電気自動車の充電設備は全国におおよそ2万ヶ所あるのに対し、ガソリンスタンドはおおよそ3万ヶ所ですから、充電できる場所がガソリン車に比べてまだまだ足りていません。

車両価格が高い

電気自動車の大きなデメリットと言えるのが車両価格が高いことです。

たとえば、2015年式テスラS（走行距離5.8万キロ）の中古車でも400万円近くします。

引用：https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1106318558/index.html?TRCD=200002

高級車であることを考えると安いとも言えるかもしれませんが、一般ユーザーからすれば中古車で400万円はかなり高いと感じることでしょう。

テスラ中古車の購入の注意点

引用：https://www.tesla.com/jp/

テスラの中古車を購入するうえでどんなことに注意すればよいのでしょうか？

なんとなく電気自動車の中古は不安という方もいるかと思いますが、テスラを中古で購入する際、必ずチェックしておきたい部分を見ていきましょう。

バッテリーの状態

一般的な中古車は、走行距離や年式を基準に価格が決まります。

それは電気自動車でも同じことが言えます。

しかし、それに加えて必ず確認しておきたいのがバッテリーの状態です。

電気自動車は、走行用バッテリーが重要で、走行できるかどうか、長距離まで途中で充電せずに済むかどうかの鍵をにぎる部分です。

しかも、バッテリーは価格が高いので気軽に交換できるものではありません。

テスラは輸入車ということもあり、国内の流通量はまだまだ少ないです。

電気自動車は日産リーフが中古車市場に多く出回っており、走行距離が少ないのに価格が控えめなものがあったり、走行距離が多いのに価格が高めのものがあったりします。

大きな理由は、走行距離ではなくバッテリーの状態が影響しているからです。

仮に走行距離が1万キロ未満でもバッテリーが劣化しているものもあれば、走行距離4万キロ以上でもほとんど劣化していないものもあります。

テスラの中古車流通はまだまだ少ないので、日産リーフのような例は殆どないと言えますが、念の為バッテリーの状態はチェックしておきましょう。

バッテリーは、充電と放電を繰り返すことで充電池の劣化は進行します。仮に走行していなくてもです。

低走行だから問題ないと過信しないことです。

足回りとブレーキ

電気自動車は回生ブレーキを搭載しているので、ガソリン車と比べてブレーキパッドの減りは少ないです。

そのため、年式が古いモデルだと長年ブレーキ部品が交換されていなかったりします。

テスラは比較的新しいモデルなので、問題ないかもしれませんが、念の為、作動状況やブレーキパッドの状態を確認しておきましょう。

タイヤの残り溝

BEVは大容量のバッテリーを搭載するため車重が重くなります。

加えて、発進時はトルクが大きいモーターを使用するのでガソリン車に比べてタイヤへの負担は大きいです。

そのため、タイヤの減りは早くなります。

テスラを中古車で買う場合は、タイヤの溝がどのぐらい減っているのかも見落とさないようにしましょう。

まとめ

今回はテスラの中古車についてお伝えしました。

テスラのような電気自動車は、充電にかかる費用が安く済み、メリットもたくさんあります。

ただデメリットもまだまだ多く、その点を理解せず購入して後悔したと嘆くオーナーも少なくないです。

電気自動車のメリット・デメリットをきちんと理解し、日常問題なく使用できるのかよく考えた上で中古車購入しましょう。