スカイラインク-ペの中古が今も人気の訳!相場は?選ぶ時のポイントとは!

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新型スカイラインが発売して、話題のスカイラインですが米国ではインフィニティブランドでも発売されているスカイラインクーペも貴重なクーペとして日本でも人気になっています。

ここでは、スカイラインクーペの相場や中古を選ぶときのポイントを紹介したいと思います。

 

スカイラインク-ペの中古が今も人気がある訳とは!

https://www.webcg.net/articles/-/9566

 

スカイラインクーペ CV36型2007年〜2016年の長きにわたり発売した日産のハイパフォーマンスクーペです。

最後の直列6気筒エンジンを搭載したR34型スカイラインクーペも現在でも人気がありますが、絶対数が少ないため、ここでは日産の新世代クーペとして10年もの間発売されたV36型スカイラインクーペを紹介したいと思います。

ボディサイズは全長×全幅×全高=4655×1820×1390mm/ホイールベース=2850mmで、アメリカマーケットを意識したインフィニティブランドのクルマであるため、立派な体躯をしたクーペになっています。

しかし、全幅1820mmといえば今ではそれほど広くないかな?とも言えるので逆に今のクーペがほとんど存在しない時代には新鮮に映ります。

広々とした車内は使い勝手もよく、レクサスRCなどと比べても特に見劣りしない外見とパワーを備えていて、その実力は今でも一級品と言えます。

エンジンは3.7リッターV6エンジンパワーは333馬力/7000rpm最大トルク37.0kgm/5200rpm)となっています。

2ドアでアメリカンを思わせる大排気量で6段MT(マニュアル)を備えている希有な存在が人気の秘密かもしれません。

他に人気の秘密は新車時の半額くらいになった価格にあると思います。

現在はレクサスや欧州メーカーなど様々なクーペが選べるので、スカイラインクーペの存在はいくぶん地味な存在とも言え、そのことが価格に影響しているのだと思います。

しかしその分、走行距離の少ない良質な個体が多く存在するのも人気の理由になっています。

そして何よりも、この手の大型クーペ市場は世界的に縮小していて、国産となると更に貴重な存在ということが大きいのかもしれません。

 

https://www.webcg.net/articles/gallery/9566

 

 

スカイラインク-ペの中古の相場はやはり高い?

ここではスカイラインクーペの中古相場を年代ごとに紹介したいと思います。

10代目 R34型(1998年-2001年)

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1660248931/index.html?TRCD=200002

 

平均価格:約210万円

価格帯:約74万円~約420万円

 

スカイラインで最後の直列6気筒エンジンを搭載したのが、R34型スカイラインクーペです。

R32型スカイラインから続いた直列6気筒エンジンもこの代で途切れて、次世代のV6エンジンにバトンタッチしています。

そのため、今でも人気があるようで一番人気のある2.5リッターターボエンジン搭載モデルはかなりの高価格となっています。

平均価格が約210万円ですから、上で紹介したV36型スカイラインクーペも狙える価格で、かなりのプレミアが付いたのがR34型スカイラインクーペと言うことができます。

 

11代目 V35型(クーペ2003年-2007年)

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1918036008/index.html?TRCD=200002

 

平均価格:約50万円

価格帯:約15万円~約185万円

 

V型6気筒エンジンを搭載した新星スカイラインとして登場したV35型スカイラインはもともとアメリカでインフィニティクーペとして発売するためのモデルであり、日本のスカイラインファンには最後まで受け入れられることなくモデルライフを終わりました。

そのため価格もとても安く、低走行距離の個体が100万円前後で購入することができるなど、かなりお買い得なモデルがV35型スカイラインクーペです。

3.5リッターV6エンジンは280馬力もあり、先代のスカイラインと比べてもかなり上質で速いクーペとなりました。

12代目 V36型(クーペ2007年-2016年)

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1714180653/index.html?TRCD=200002

 

平均価格:約130万円

価格帯:約46万円~約300万円

 

日本で最後のスカイラインクーペとなったのがV36型スカイラインクーペです。

エンジンは先代のV35型スカイラインのV6 3.5リッターエンジンからV6 3.7リッターエンジンになり、パワーも280馬力から333馬力に大幅にパワーアップしました。

価格も200万円付近が中心となり、新車時の価格と比べるとほぼ半額になるということでV35型同様にかなりのお買い得モデルと言えると思います。

 

スカイラインク-ペの中古を選ぶ時のポイントとは!

https://www.webcg.net/articles/gallery/932

 

 

中古車相場の価格を見てもらいましたが、プレミアが付いて高値なのが最後の直列6気筒エンジンを搭載したR34スカイラインクーペです。

このR34スカイラインのターボモデルチューニングベースとしても人気があり、走行距離が少ないものは数も少なくて価格も高く、そのため買うのも往年のスカイラインファンが中心となります。

価格が高いものは、R33型スカイラインGT−Rも狙えるほどの価格になるので、正直ここではあまりオススメできません。

それほど高価格なR34型スカイラインクーペを購入するのなら、R33型GT−Rを購入した方が満足度が高いと思います。

R34型スカイラインクーペとGT−Rとではエンジンが全く違うというのもありますし、チューニングベースとして考えた場合に性能差に大きく開きが出るということと、やはりGT-Rを持っているという満足度が高いという理由です。

そう考えると一番のオススメはV35スカイラインクーペとV36型スカイラインクーペということになります。

大排気量で6段MTを選べるというのも大きな理由で、このサイズのクーペでは国産ではライバルがいません。

その割には価格も安いので、V36スカイラインクーペが一番コストパフォーマンスが高いです。

V36スカイラインクーペの中古車の状態を考えると、あまり無理をして運転されるタイプのクルマではないため、安心して中古車を選ぶ事ができます。

また、その際には日産系のディーラーで購入すれば、整備などのサービスを受けられ安心して乗る事ができるのでオススメです。

エンジンなどをチューニングした個体は少なく、エアロパーツを最初から付けたものもありますので、そういう中古を買えばかなりお得とも言えます。

このスカイラインクーペの333馬力の走りは、エンジンのチューニングはまったく必要とすることなく街中を走っているほとんどのクルマよりも速いくらいです。

もし、このエンジンをチューニングして走りを楽しみたいのなら、チューニングパーツも多い同エンジンのZ34型フェアレディZの購入をオススメします。

ダウンサイジングエンジンが主流となった現在だからこそ、このような大排気量クーペの存在はますます貴重になり、今スカイラインクーペを買うのはかなりのお得と言えると思います。

 

https://www.webcg.net/articles/gallery/932

この記事を書いた人

すけまる
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