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恋に落ちる車をコンセプトに開発され、その優美で可愛らしいフォルムから世界中で人気のルノー・ルーテシア。
今回は、ルノーの本社があるフランスで2018年のフランス国内販売台数No.1にも輝いたルーテシアの日本での口コミ、評判に迫っていきたいと思います。
ルノー・ルーテシアとは?
引用:openers.jp
そもそも、ルーテシアとはどんな車なんでしょうか。
ルーテシアは、フランスのパリに本社をおく大手自動車メーカー、ルノーが生産販売しているコンパクトカーです。
最近では、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン氏がCEOを兼任していたことでも有名になったルノーですが、ルーテシアは、メガーヌやキャプチャー、カングーといった車と並び、ルノーを代表する車となっています。
美しいものに囲まれる国、フランスでルーテシアはその歴史溢れる街並みに映える1台として多くの支持を得ています。
また、フランスは日本とは違い、街中でも石畳やワインディングロードが多く、そういった多種多様な路面にも快適性を失わないのも人気の一つです。
引用:sapporominami.peugeot-dealer.jp
ルーテシアの歴史に迫る!
引用:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Renault_Clio_I_Phase_II_Dreit%C3%BCrer_RN.JPG
次は、そんな魅力的なルーテシアの歴史に迫ります。
ルーテシアは、1991年から日本で発売され、本国フランスでの車名はクリオ(クリオⅠ)でした。
日本ではホンダが「クリオ」の商標を所持していたため、「ルーテシア」の名前で販売が開始されました。
当時の日本での販売は、1.4L、3速ATの3ドアと5ドアのみのラインナップとなっていました。
その後、1998年に2代目となるルーテシア(クリオⅡ)の販売が開始されます。
先代のエンジンバリエーションはそのままに、ガソリン仕様、ディーゼル仕様の1.4L、4速ATの3ドア、5ドアのラインナップとなっていました。
この頃から、ルノーの独自のモータースポーツ部門「ルノー・スポール」によりチューンされたモデル、R.Sモデルが販売されます。
2006年に本国フランスから遅れること1年、3代目(クリオⅢ)が日本でも販売開始されました。
当初は、ガソリン仕様の1.6L、4速AT/5速MTの3ドア、5ドア、ハッチバックの展開でした。
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/
2012年には、マツダからルノーへ転籍したオランダ出身のカーデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーの手により大胆なデザインへと一新されさ4代目(クリオⅣ)が販売されました。
4代目からは従来の3ドアの設定はなくなり、5ドアのみとなりました。
ガソリン仕様の0.9Lターボ、1.2L、1.2Lターボとディーゼル仕様の1.5Lといった様々なニーズに合わせ展開されました。
後には、R.Sモデルの1.6Lターボ、200PSタイプのものも販売されました。
2013年には、日本仕様のルーテシアを発表し、1.2Lターボ+右ハンドルといった組み合わせで販売されています。
ルーテシアの口コミ、評価は?
ルーテシアの日本での評価、現行車の口コミ等はどうなんでしょうか。
大手カー販売サイトの口コミ、評価を参考に、特に評価の多い項目を取り上げ、一般の方々の実際に乗ってみた感想をまとめてみました。
まず、高評価だった方の意見は、以下のような意見でした。
・甘美な流線形のフォルムに惚れました、日常使う車だからこそ、運転してワクワク感を感じられるクルマに乗りたいと思い決めました。
・フランスの大衆車は、日本では希少な印象を受けます、他の人と差をつけたい方に特におすすめです。
・エクステリアデザインが秀逸でデザインだけでも買える、国産車と遜色ない価格帯で購入できる点も好感が持てる。
・街乗りから遠出まで、そつなくこなす優秀なクルマで、特別なメカニズムがあるわけではないが完成度の高さが際立つ一台です。
やはり、ルーテシアの官能的なフォルムに高評価の意見が集まっていました。
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia_rs/index.html
価格や走行性能に関しても、満足しているといった意見が多く見受けられました。
次に、低評価だった方の意見は、以下のような意見でした。
・燃費が少し悪いかなといった印象、またミラー操作がしにくい点などが気になる。
・どこまでいっても大衆車です、上質を求めるようなクルマではない。
・輸入車につきものの故障発生時の部品単価の高額さには不満が残る、日本車とは訳が違う。
・内装のチープさが否めない、シンプルすぎるインテリアは評価が分かれると思う。
外車ならではの維持費の高さが大半を占めていました。
特に燃費の伸びが悪い点が、日常使うクルマとしての評価を下げてしまったようです。
燃費に関して調べたところ、ルノーは燃費を公表していませんでした。
ルーテシア所有者の方の実走で調べると、概ね13km/L程だそうです。
確かに、日本車の燃費と比較すると少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。
操作性や、インテリアについての意見もありましたが、好みの分かれるところという印象です。
引用:jidoushaguide.com
最後に、プロの評論家から見た意見は、どうなんでしょうか。
日本カーオブザイヤー選考委員を務めることでも有名なモータージャーナリストの島下泰久さんのレビューでは、デザイン性、走行性ともに好評な意見が多く見られました。
少し残念な点として、MT仕様車は標準ではないことが挙げられていました。
プロの目からしても外車だからと敬遠するのではなく、ぜひ一度体験して欲しい一台だという意見でありました。
口コミ、評価から見えるルーテシアの特徴
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/index.html
多くの方の口コミ、評価から見えてくるルーテシアの特徴について、改めてまとめてみました。
フランス生まれの美しいフォルムは、日本でも受け入れられ、その高いデザイン性から高い評価を得ています。
外装だけでなく、内装にも統一感があり、シンプルなインテリアは直観的な操作性に富んでいます。
特に、シートのホールド感と足回りのバランスが良く、長距離走行でも疲れを感じさせないものとなっています。
走行性能に関しても、トルク不足を感じさせることのない馬力で、街中から山道まで快適なドライブを提供してくれます。
燃費に関しては、日本車と比べると少し見劣りしてしまいますが、車両価格が比較的、手の出しやすい価格帯なのも特徴です。
自動ブレーキや、緊急時の安全装置がないのも気になる点ではありますが、言い換えると走りを楽しむことができるという点で評価することもできます。
引用:httpsnewcars.jpnewsrenault-lutecia-rs-testdrive
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したルノー・ルーテシアは、口コミや評価から見ても、日本車にはない魅力の詰まった一台であることがわかりますね。
現在、日本で販売されているグレードは、インテンス、ゼン、アクティフとなっており、各々特徴の際立ったグレードとなっています。
コンパクトカーの購入をご検討されている方は、ルーテシアも選択肢の一つに入れていただきたいと思います。
ぜひ、一度試乗に行ってみてはいかがでしょうか。
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/features/design.html
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