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BMW X3は、ドイツが原産国の高級SUVです。
躍動美を体現したエクステリアデザインの強烈な存在感に、勇猛さを秘めた走行性能にSUVや外車が好きな方なら誰もが憧れます。
人々を魅了するBMW X3の卓越した走りの秘密は「エンジンオイル」にあります。
車の血液とも呼べるエンジンオイルは、国産車と外国産の車両では当然ながら仕様が違います。
特に高級車ならばオイル交換のタイミングや選ぶオイルの種類など、全て日本の常識は通用しません。
今回は、BMW X3の正しいオイル交換の時期や種類、なぜオイル交換をディーラーに任せたほうが良いのか?をご案内します。
BMW X3のオイル交換の時期は?
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
オイル交換の時期は、日本の国産車であれば早くて5.000km、おそくとも1.0000kmの走行距離を超えたらオイル交換の時期が目安ですよね。
一方ドイツ産の車両は日本車に比べて、交換スパンを目安にする走行距離が長いです。
走行距離が早くて約15.000km、長くて25.000kmの走行距離でようやくオイル交換の目安となります!
BMW X3の純正エンジンオイルは長距離を走行するロングランタイプのエンジンオイルが使用されており、こちらもドイツ車の例にもれず約20.000kmの走行距離が適正なオイル交換時期です。
かなりの距離を走るのでついついオイル交換の事を忘れてしまいそうですが、BMW X3はオイル交換の時期をドライバーに案内してくれる「サービスインターバルインジゲーター」と呼ばれる機能が付いています。
この機能は車両内部にいくつも設置されており、データ分析センサーが走行距離や車体の状態を確認したうえで交換時期をいち早くドライバーに教えてくれる優秀な車です。
BMW X3のオイル交換の時期 日本とドイツ、道路事情の違い
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
前項で、BMW X3のオイル交換時期は約20.000kmと説明しました。
ですがこれはあくまでBMW X3が生産国であるドイツを走る事を想定した場合の目安です。
実際に、サービスインターバルインジゲーターの初期設定はドイツと日本で変わりがありませんので注意してください。
ドイツで走ることと、日本で走ることでそんなに違いがあるのか?
これが大いにあります!!
オイルの交換時期を15.000km分も車に影響を与える気候と、走行速度の違いを見ていきましょう。
・ドイツは日本よりもエンジンの温度差が激しく上下する環境を強いられる
ドイツでは朝と夜で気温の変動が日本よりも激しく、走行距離も長いためエンジンの温度が急激に低くなったり高くなったりします。
これがエンジンにどんな影響があるのかというとエンジンオイルの硬さにあります。
エンジンオイルの粘度というものがやわらかいと燃費がよくなる半面エンジンを保護する能力が著しく悪くなるのです。
エンジンが低温になっても高温になっても耐えられるように、ドイツでは粘度の高いオイルが必須と言うことになります。
日本のエンジンは基本的にやわらかい設定をしており、エンジンに大きな負荷をかけることはないという想定の粘度をしており、そこがドイツとの違いなのです。
・ドイツの走行速度は日本とは桁外れ
日本の高速道路は法定速度速度80kmで渋滞することもある、しかしドイツでは高速道路のことを速度無制限道路「アウトバーン」と呼び、そこでは速度200kmでの走行が当たり前の世界でもちろん渋滞もありません。
こんな走行を続けていれば日本車ならあっという間にぼろぼろになるでしょう。
どんなにエンジンを酷使しても問題なく走り続けるタフでパワフルなエンジンオイルが求められます。
BMW X3のオイル交換の時期 日本での交換時期基準をディーラーの勧めから見る
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
実際に20..000kmの走行をした場合、オイルの状態は真っ黒でドロドロの状態で明らかに交換時期を迎えています。
先に説明したドイツ日本の道路環境と気温の違いからの影響もありますが、どんなに優秀な車やオイルでも、やはり早めにオイル交換をすることに越したとはありません!
日本のディーラーがお勧めするBMW X3のオイル交換時期は、遅くても10.000km以内には交換したほうが良いとのことです。
BMW X3のオイル交換で使用するべきエンジンオイルは何?
BMW X3の様な外国産の車には、純正のエンジンオイルを使用する事が推奨されています。
なぜ、純正のオイルが良いのか?
まずはBMW X3に使用しているエンジンオイルと国産車で使用しているエンジンオイルの成分の違いをみていきましょう!
エンジンオイルの表記の見方を説明!BMW X3に合うオイルの粘度は?
自動車には、メーカーが推奨するエンジンオイルが始めから入っており、それがその車に最も適した粘度をもつオイルです。
粘度というのはオイルの硬さを示すものですね。
エンジンオイルの表記に、下のような数式があるはずです。
「1W – 40」こちらは例ですが、見方をご説明しますね。
まず最初の「1」はエンジンの温度が低い時、オイルはどれぐらいの硬さがあるのかで、「1から20」までの硬さがあります。
「W」は英語のウィンターで冬を意味するので、左側の数字は「冬場や、車を始動したばかりのエンジンオイルはこれぐらい硬いですよ」という意味になるわけです。
次に右側の数字「40」は、エンジンが高温状態だとオイルはどれぐらい硬くなるのかを意味します。
エンジンが高温の状態とは、気温の高い夏場に長時間エンジンを付けていたり、高いスピードで走り続けてエンジンに負担をかけている場合ですね。
国によって車に入れるオイルの粘度基準は大きく変わり、日本車では「5W – 20から30」。
高温時の粘度はやや低めなのは、ヨーロッパやアメリカなどに比べて移動距離が短い日本ならエンジンに無茶させないだろうという設定なのでしょう。
続いてヨーロッパの車の粘度基準は、「5から10W – 40」
ヨーロッパの車両に使われるオイルの粘度は高温時の粘度が高いですが、硬ければ硬いほどエンジンを保護する力が強いからです。
何故ヨーロッパはそんなにエンジンの保護力にこだわるのか?前項で説明した通り、ドイツのアウトバーンで時速200kmを維持して走れば間違いなくエンジンに負担がかかります。
日本と同じ粘度の低いオイルをしようすれば間違いなくエンジンに大ダメージを与えるでしょう。
BMW X3に限らずSUVは長距離やエンジンに負荷のかかる運転を想定いるので、粘度の高いオイルが一番車両になじむようになっているんですね。
では、粘度の違いをざっとおさらいします。
オイルの粘度の違いをおさらい
低粘度のオイルの特徴
・起動させたばかりで低温状態のエンジンでもすぐに走り出せる「始動性能」が高い
・燃費性能が高い
・エンジンを保護する性能が弱い
高粘度のオイルの特徴
・高速回転させた高温状態のエンジンをしっかりと守る「保護性能」が高い
・エンジンの騒音を減らし、静かな走行ができる
・燃費性能が悪い
以上が粘度の違いです。
粘度が低ければ、燃費とても良いがエンジンを守る機能が弱いので交換時期も早い、こちらはエコカー向けのオイル。
粘度が高ければ、燃費は悪くなるが、多少無茶な運転でもエンジンを守るので交換時期も長くなる、SUV向けのオイル。
これらの事から、BMW X3にはSUV向けの粘度が高めのオイルが適しているとわかりました。
実際に、BMW X3に使用されている純正オイルは「5W – 30」と、高温時の設定は粘度高めです。
BMW X3のオイル交換におすすめなエンジンオイル一覧
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
エンジンオイルの成分の違いを一通りおさらいしたところで、BMW X3に適したエンジンオイルはやはり「純正が一番良い」ということに納得できたのではないでしょうか。
純正オイルといっても一つではなく、スペックの高いものあれば、車の機種による違いもあります。
むしろBMWシリーズの中でもスポーツタイプ専用の物あるので、誤って自分の車種に適合しないオイルを購入しないように、純正オイル一覧を見ていきましょう!
BMW X3に使用する純正エンジンオイルを、純正スタンダード・プレミアム・スポーツ性の3点をご紹介します。
BMW X3の純正スタンダードエンジンオイル
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
純正スタンダートエンジンオイル 「BMW Longlife-01 5W-30」ガソリンエンジン用。
どんな場面でも安定した走行性能を誇る純正オイル。
エンジンを保護する機能にも優れております。
純正スタンダートエンジンオイル 「BMW Longlife-04 5W-30」ディーゼルエンジン用。
上記の能力と同じく、信頼性の高いディーゼル専用の純正スタンダードオイルです。
BMW X3の純正プレミアムエンジンオイル
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
純正プレミアムエンジンオイル 「BMW Longlife-01 FE 0W-30」
突出した走行性能を与える高級オイル、ロングランをする際にさらなるパフォーマンス効果を発揮します。
低燃費性にも優れており、最先端のエンジンシステムにも対応可能です。
純正プレミアムエンジンオイル 「BMW Longlife-12 FE 0W-30」
上記のプレミアムエンジンオイルのディーゼル車対応版。
省燃費性能・優れた環境性などどれをとっても最高の水準を満たしたオイル、選んで間違いないでしょう。
BMW Mシリーズの純正エンジンオイル
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
純正 Mシリーズ・エンジンオイル 「BMW 10W-60」
ガソリンエンジン用オイル。
こちらはスポーツ性に優れた「BMW M」シリーズ向けのエンジンオイルです。
高速回転するMシリーズのエンジンに適したもので、よりパワーのある走りに対して優秀な保護性能を発揮します。
確かにハイスペックなオイルですが、そこまでエンジンに負荷をかけないBMW Xシリーズ用ではありません。
上記で紹介したスタンダードかプレミアムを選んだほうが良いでしょう。
BMW X3の社外品エンジンオイル
BMW X3に使用するエンジンオイルでおすすめなものは、やはりエンジンに適した「純正オイル」です。
ですが、やはり純正は値段が高い!
ディーラーで行えばオイル代・点検代・工賃代とこみこみで20.000円の費用がかかってしまいます。
維持費の工面を安く抑えたい方に、BMW X3のリーズナブルなエンジンオイルをご紹介しましょう。
・EDGE CASTROL
4L入り、7.000円
エンジンオイルのベストセラー、高い人気があります。
・GTX CASTROL
4L入り、2.000円
紹介する中で最もリーズナブルなオイルです。
維持費に大金なんてかけられない!そんなに普段は知らないのでエンジンオイルはなんでも良い!というユーザーはこちらのオイルで特に問題ないでしょう。
コンパクトカーに使用するオイルと同等の安さということで、やはり性能面にやや頼りない部分があります。
・モービル1 Mobil
4L入り、9.000円
これまで紹介した社外品エンジンオイルの中では最も高価なオイルです。
もちろん金額に比例して高い能力を持っています。
高性能だけど、純正のエンジンオイルより少し安く済ませたい方にはぴったりですね!
BMW X3のオイル交換:ディーラーで行うと高いが安心安全
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/
ディーラーでオイル交換を依頼した場合、オイル代・内部点検代・スタッフの工賃代など全て含めて22.000円~25.000円かかります。
オイルの価格は4気筒エンジンのモデルで約15.000円、6気筒エンジンモデルで18.000円
フィルター交換があれば、交換代3.000円
内部点検、およびスタッフの工賃代が、4.000円
以上でオイル交換代金が22.000円から25.000円のふり幅になります。
オイル交換とフィルター交換のみの場合ですので、それ以外に内部に必要な修正があれば金額は更に変わるのでここは注意してくださいね。
かなり高額に感じますが、もしBMW X3を新車で購入した場合は保証期間を利用してオイル交換や点検を全て無料でサービスしてもらうことが可能です。
保証期間の最中は積極的にオイル交換をディーラーで利用し、保証期間が満了したら社外品オイルを町場の車屋さんに依頼するのが一番リーズナブルに済ます方法でしょう。
またディーラーなら、BMWの車種知識にも富んでいるので安心して任せられるというのが一番のメリットです。
社外品を町場の車屋さんで対応してもらうと10.000円を切ることもできますが、社外品オイルというのはどうしても安さのツケがきます。
エンジンの寿命を削り、走行性能の劣化や内部に見えない問題が発生する可能性だって覚悟しなければなりません。
どちらにせよ、自分の愛車をどのように維持していきたいかはドライバー自身の判断です。
維持費が多少高くても信頼できる商品とディーラーに頼るのか、使用用途や維持費の工面に合わせてリーズナブルな社外品をディーラー意外に任せるのか、それぞれのやり方で素敵なカーライフを送れる事を願います。