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「スマホで呼べるTAXI!」「人が入れ替わるCMで話題!」どこかでご覧になった方も多いのでは?
最近、街を走るタクシーで、変わった形のTAXIを見かけませんでしたか?
きっとそれはJPN TAXI(ジャパンタクシー)です。
おもてなしデザインTAXIリリースはトヨタ!グレードは2つ?
引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top
タクシーと言えば、黒色や黄色のトヨタ・クラウンコンフォートがお馴染みでしょうか?
2020年の東京オリンピックを目前に控えた近年、街を走るタクシーに、トールワゴンタイプの JPN TAXIが増えていることにお気づきでしょうか。
トヨタがリリースするJPN TAXIは、2013年の東京モーターショーでJPN TAXI Conceptとしてお披露目され、その後、市販車として2017年10月23日から発売が始まりました。
JPN TAXI発売と同時に、これまでのクラウンやクラウンコンフォートは販売終了となりました。
引用:http://www2.toyota.co.jp/jp/news/13/10/nt13_060.html
JPN TAXIを一言で表すとするならばおもてなしでしょう。
そしてボディカラーは深藍(こいあい)色、黒色、白色の3色が用意されています。
深藍色は、海外ではジャパンブルーと呼ばれ、古くから日本を象徴する色とする伝統色なのだそうです。
おもてなしを説明する上で、クラウンコンフォートと比較して、まずはJPN TAXIの外観スペックをご覧頂きましょう。
注目したいのが、全高1750 mmと、最低地上高は145 mmの室内高1370 mmで、クラウンコンフォートよりも、室内高さが145 mmも広いことです。
また片側のみですが、スライドドアによって床上320 mm、開口高1300 mm、そして720 mm開口幅とゆったり広いことから、乗り降りしが易いので、妊婦さんやお年寄り、小さなお子様など、あらゆる人に対して配慮されているタクシー車両というのが特徴です。
千客万来、国内海外を問わず、すべてのお客様にゆったり乗って頂きたい、そんな心の声が聞こえてきそうなクルマです。
引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top
そして車いすの方でも、後部座席に、車いすのままで乗車できる仕組みが、標準装備として備え付けられていることが評価すべき点でしょう。
ただ改良点として挙げるならば、車いすモードに対応する仕組みが、運転手さんに委ねられていて、手際が良ければ5分ほどでモードチェンジできるようですが、手際が悪ければ15分から20分ほど、タクシーの乗車料金として課金されてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=G_t1-OYnz2o
引用:https://www.youtube.com/watch?v=G_t1-OYnz2o
とは言うものの、従来であれば介護専用車両など、福祉車両タイプが必要だったわけで、その分の特殊料金が上乗せされていたわけですし、まして運転手さん一人の手間で車いすモードに変化できるのですから、画期的に進歩していると言えます。
そして、JPN TAXIにはスタンダード仕様としての「和(なごみ)」グレードと、上級仕様としての「匠(たくみ)」グレードの2つがあります。
2つのグレードの違いとしては、外観ミラーや内装部品にメッキが施されていたり、後部座席にヒーターが内蔵されていたり、ヘッドランプにLED(標準はハロゲン)が使用されたりで、中味は全く同じクルマですから、メッキに気付けば「匠グレードね」ってわかる程度の違いでしょう。
JPN TAXIの発売価格とトヨタ初の認定コンセプトとは?
JPN TAXIのコンセプトとして注目したいのが、 トヨタ車では初となる「ユニバーサルデザイン車両」として、国土交通省に認定されたという点です。
ちなみにユニバーサルデザインとは、文化や国籍、年齢や性別、障害の有無などに関わらず、あらゆる人が利用できるよう、設計されたデザインを意味しています。
まさに世界中のアスリートが集まる、2020年の東京オリンピックにはピッタリのTAXIではないでしょうか。
そして、クルマ自体がユニバーサルデザインなのですから、当然、JPN TAXIを使用するタクシー会社もユニバーサルに多国言語に対応する必要があるわけです。
では、JPN TAXIのグレード(外装のみ記載)と販売価格一覧をご覧頂きましょう。
匠グレード(上級)の税込349万9,200円と、和グレード(スタンダード)の税込322万7,800円。
その販売価格差(消費税込)は27万1,400円ですが、外観だけでなく、内装の細かな部品にメッキ品が使われている他、背面シートのサイドに塩ビを使用したりと、細かな部分を除く見た目では大きな差はありません。
でも大きな違いとして、匠グレード(上級)には背面シートにヒーターが内蔵されていることと、ヘッドランプにLEDが使用されていること、そしてエアコンの効率を良くするサーキュレータが天井に設置されています。
それからトヨタは、自動ブレーキを目的とするサポカーや、自動ブレーキにアクセルの踏み間違い防止機能加えた、サポカーSという、事故防止を目的とする安全装備を、新車に搭載して展開を行っています。
JPN TAXIには、サポカー装備が標準搭載されています。
引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top
レーザーセンサと、単眼カメラの2種類のセンサーによって、前方を走る車を検知して、衝突を予想した場合には、運転手さんへの警報と、自動ブレーキの作動によって、衝突を回避してくれる機能がJPN TAXIに備わっています。
また、時速50㎞以上の速度で走行中は、道路上の白線と黄色線をセンサーが認識して、ウィンカー無しで車が車線からはみ出そうとする可能性を検知すると、運転手さんへ警報で促すので、忙しい運転手さんの居眠り防止機能として頼もしいです。
他にも、夜間の自動ハイビーム切換えを装備していて、運転手さんの疲れを軽減するなど、お客として乗車しても、JPN TAXIなら安心して乗ることができます。
ところで、知ってか知らずか、タクシーがLPG(液化プロパンガス)を燃料にして走行していることはご存知でしょうか。
全国LPガス協会という協会が東京都内にあって、LPGガスを補給するためのLPGステーションが全国各地にあるようです。
ただ、タクシー事業に関係していない、一般の方が利用できるかどうかについては、問い合わせてみないとわかりません。
JPN TAXI(ジャパンタクシー)は個人購入できる?
ところでJPN TAXIは、タクシー会社でなければ購入できないクルマなのでしょうか?
その答えはNoで、個人でもJPN TAXIは購入できます。
世の中、個人タクシーも走行しているのですから、当然、個人であってもJPN TAXIの購入は可能なのですが、タクシーとして「運賃を頂こう!」という場合には、二種免許が必要ですから、世の中、甘くはないですよ。
ちなみに海外でも「白タク」を行う人々を見かけます。
日本国内では、二種免許を伴うタクシー事業を行う許可を頂いたクルマのナンバープレートは緑色ですよね。
それが、国土交通省の許可が無い、普通車の白色ナンバーでタクシー業務を行うことから、通称「白タク」と呼ばれているのです。
でも、国土交通省の許可無しに白タクで事業を行うと、道路運送法という法律に基づいて、下記の罰則が科せられます。
「三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」
(道路運送法より)
白タクではなくても、法を犯してまで目先の利益を優先することで、旅行事業における悲しい事故の記憶が残ります。
賛否両論はありますが、国土交通省が掲げる道路運送法や道路交通法は、私たちの都合の良いモノとして存在するものではありません。
事故が無く、誰もが安全に走行できて運用できるルールというのが、本来の目的であるはずです。
クルマは私たちや荷物を乗せて、遠いところまで、短時間で運んでくれる、素晴らしいツールですが、運転しているドライバーや、乗車している私たちなど、クルマが運んでくれているのは、一つ一つの名前を持った命そのものです。
二種免許、普通免許に関わらず、クルマを運転する際は、安全運転を心がけましょう。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/jpntaxi/