エスクードのタイヤサイズとホイールのスペックは？

スズキが販売するコンパクトSUVであるエスクードは、コンパクトなボディーが街中で使いやすいながらも本格SUVとして人気のあるモデルです。

SUVは舗装路を中心に、ある程度の悪路走行を可能とするモデルだけに、装着されるタイヤに求められる性能は、オールラウンド性を求められます。

エスクードも同じく性能の良いタイヤやホイールが求められますが、そのスペックはどのようになっているのか調べてみましょう。

スズキエスクードに純正装着されているタイヤのスペックとサイズ

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/

スズキが誇るコンパクトSUVであるエスクードは、そのスタイリングやボディーサイズで人気を誇ったモデルです。

コンパクトながら本格的なSUVとして軽い悪路走行もこなす性能は、評価の高いSUVですが、それだけに純正装着されているタイヤが気になります。

純正装着されているタイヤを見てみましょう。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/

純正タイヤのサイズは「215/55R17」
純正ホイールのサイズは「6.5Jx17 ET50」
新車装着タイヤ「Continental ContiEcoContact™ 5。」

エスクードはハンガリーで生産される逆輸入車で、欧州のパーツが多用されており、タイヤはルーマニア製、ホイールはポーランド製となっていて日本ではあまり馴染みの無い海外製品が純正装着されています。

新車装着されているタイヤを調べてみると、なかなかのスペックです。

・Treadwear（トレッドウェア）摩耗率：300
・Traction（トラクション）ウェット性能：AA（最高ランク）
・Temperature（テンパチャー）耐熱性：A（最高ランク）

世界標準のタイヤ企画で、かなり良い物が装着されていました、馴染みが無いのでピンと来ないだけでスズキらしく堅牢な製品作りは変わっていません。

このコンチネンタル製コンチエコ・コンタクト5は欧州では良く使用されているエコタイヤで、欧州車の純正タイヤとして良く使用されているサマータイヤです。

新品装着タイヤに関してのどのような評価なのか調べてみましたが、タイヤライフがかなり長い傾向にあり、お財布に優しいタイヤと言えそうですね。

多い意見としてのがロードノイズが大きい、ゴツゴツ感があってタイヤが硬く感じるなどの意見が複数ありました。

グリップ力等に付いての意見は見当たらず、満足しているようで新車装着タイヤとしてはロードノイズ以外、特に不満が無いタイヤのようです。

エスクードの純正ホイールのスペックとサイズ

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/

エスクードに装着される純正ホイールは、そのサイズ「6.5Jx17 ET50」でポーランド製のホイールが装着されています。

5本スポークのスタイルはSUVらしいデザインでシンプルながらも好感が持てるデザインで、ホイールを取り付けるのは日本とは逆にボルト止めで、欧州車に多いスタイルです。

しかし残念ながらホイールの交換を考えた場合、純正オプションの中にアルミホイールのラインアップがありませんので、必然的に社外品から選択することになります。

アルミホイールはクルマのイメージを大きく変える要素が強いので、ユーザーの多くは好みの社外アルミに交換しているようですね。

ホイールを交換するにあたりインチアップもしくはダウンなどを行う人が多く、エスクードの場合はSUVなのでインチダウンして16インチに変えるユーザーが比較的多いようです。

SUVの場合は舗装路以外にも軽い悪路走行が前途にあるので、インチダウンをすることでタイヤの厚みが増ええることにより、ホイールのリムを損傷する可能性が低くなると共にタイヤコストが安くなるメリットもあります。

ホイール交換をする上で注意したのがPCDですが、エスクードのPCDは「5×114.3」ですので、このPCDのサイズから選ばないと取付ができません。

タイヤの幅によってホイールの選択も必要ですが、6.5Jサイズが純正装着サイズなので７Jくらいのものまでが対応可能なところでしょう。

自分の好みに合ったホイールを装着することで、愛車に対する思いが更につよまることでしょう、是非、カッコいいホイールを見つけてイメージアップを楽しんで頂ければと思います。

エスクードにマッチするタイヤとは？

タイヤがすり減った場合やホイール交換などに伴い、新車装着タイヤからアフターマーケットのタイヤに交換する場合、たくさんの種類があるタイヤの中からどのタイヤを選べば良いのでしょうか。

エスクードに合うタイヤを考えると、コンパクトSUVながら抜群の走破性を誇るだけに、オールテレーンタイヤ（ATタイヤ）をおススメしたいところです。

ですが舗装路しか走行しないユーザーの場合は、燃費や静粛性などを考慮すると、SUV用のオールシーズンタイヤやエコタイヤを選ぶのが良いでしょう。

しかし、休日などに軽い悪路に乗り入れる、もしくはキャンプなどで河原や砂浜に乗り入れるなどの場合はオールシーズンタイヤでは性能不足になる場合ありますので、ATタイヤをおススメします。

ATタイヤとは、オールテレーンタイヤを略したもので、舗装路以外にも悪路となる林道や山道など本格的なオフロードも走行が可能なタイヤで、オンロードもオフロードもこなせる全地形タイヤです。

ATタイヤは種類によっては舗装路向きや、悪路向きの味付けはあるもの基本的に舗装路と軽い悪路を走行することを想定したタイヤなのでSUVとの相性も良く、荒い目のブロックパターンがワイルドを感じさせイメージにもマッチするタイヤと言えるでしょう。

ATタイヤは、乗用車タイヤよりも頑丈に作られているので、ロードノイズや燃費面で厳しい状況でしたが、最近ではエコタイヤ化が進み随分と改善されています。

エスクードのユーザーでもATタイヤの装着が増えて来ているようですが、残念ながら純正サイズに適合するATタイヤの種類が少なく、その多くはインチダウンを行っているようです。

インチダウンした場合の合致するタイヤサイズは、「205/70R15」もしくは「215/60R16」のサイズが純正サイズと合致します。

ホイールを別途購入する必要があり、コストは掛かりますがエスクードの雰囲気がグッと変わるので、是非おススメしたいところです。

エスクードにマッチするスタッドレスタイヤは？

エスクードはSUVとして走行性能が高く特に冬の雪道でも走破性がたかいことで知られていますが、その為には絶対条件としてウインタータイヤの装着が必要です。

今やスタッドレスも開発が進み、タイヤメーカーによって性能に殆どの差はありませんので、好きなメーカーから選択しても問題はないでしょう。

日本の冬季において道路環境は凍結路面が多く、雪が降っていないからと言って安心はできません。

降雪地域はもちろんですがそれ以外でも冬は早めにスタッドレスに履き替えて安心、安全な運転を楽しみたいところです。

そのスタッドレスタイヤを選ぶコツとしては、純正サイズのタイヤを選ぶのが良いと言われており、理由は一番バランスが取れているタイヤだからです。

雪道は危険度が高いので性能の良いスタッドレスが求められますが、サイズがマッチしていないと性能を発揮することができません。

エスクードの純正タイヤは扁平率が「55」と低いのでスタッドレスはSUV用からの選択はサイズ的に少ない傾向にあるようで、乗用車用を選択することが中心になってくると思います。

実際のところ、一般的な用途では冬道でのクロカン的な走行は殆どのユーザーが行わいと思われるので乗用車用でも全く問題ないと思います。

エスクードのタイヤサイズとホイールのまとめ

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/

現行エスクードは、モデルチェンジを機に従来のビルトイン・ラダーフレームを廃止しモノコックボディとなりシティー派SUVとして新しく生まれ変わりました。

舗装路が得意なコンパクトSUVとなったエスクードですが、従来から評価の高い悪路の走破性の高さは受け継ぎ、ライバル車よりも1歩抜き出ています。

そのためタイヤへ求める性能は必然的に高くなりますが、ユーザーの使用状況に応じて適切なタイヤを選ぶことでエスクードの持つ性能を発揮し楽しいカーライフを送ることが出来るでしょう。