ハイラックスのサイズ徹底比較!【歴代8車種】

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初代ハイラックスの発売から現座に至るまでの実に50年以上に渡って生産している超ロングセラーピックアップトラックのハイラックスですがその歴史の中で8回のモデルチェンジをしています。

様々な改良を加えながら時代の変化を敏感に感じ第一線で活躍し続けるハイラックスのサイズ遍歴を全長、全幅、全高、ホイールベース、重量の5つに分けて比べてみたいと思います。

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初代ハイラックス

コンテンツビルド様2引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 1968年初代モデルの発売を開始。現在180以上の国と地域で販売されているハイラックスの礎となった記念すべきモデルです。これまでの販売台数は約1700万台という歴史的な超ロングセラー車はここから始まりました。

デラックス:全長4215×全幅1580×全高1570mm
ホイールベース  2540mm 重量 1040Kg

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2代目ハイラックス

コンテンツビルド様3

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 1972年発売。構造的には初代を踏襲しボディーサイズは新しく3種類に変更。高速道路走行を考慮して本来の1.6ℓ加えて新しく2.0ℓのハイウェイを追加しました。

的確に時代背景をふまえてモデルチェンジする姿勢はこの時代からすでにうかがえます。

デラックス:全長 4275×全幅1580×全高1580mm
ホイールベース2580mm  重量 1090Kg

ロングボディー:全長4680×全幅1580×全高2795mm
ホイールベース2795mm  重量 1115Kg

ハイウェイ:全長4275×全幅1580×全高1590mm
ホイールベース2580mm 重量 1110Kg

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3代目ハイラックス

コンテンツビルド様4

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

1978年発売。それまでの作業用自動車からコンセプトを一新して乗用車やレジャーに使うことを提案したモデルになります。

最上級モデルのスーパーデラックスでは室内空間確保のため90mm長いキャブを採用。

また2列シートのダブルキャブを加えるなどコンセプトの変更を大きく車両に反映させました。

スタンダードボディー(2人乗り):全長4300×全幅1610×全高1565mm
ホイールベース  2585mm  重量1055Kg

スタンダードボディー(3人乗り):全長4300×全幅1565×全高1565mm
ホイールベース  2585 mm  重量1055Kg

ロングボディー:全長4690×全幅160×全高1560mm
ホイールベース  2800mm 重量 1080Kg

 4代目ハイラックス

コンテンツビルド様5

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 1983年発売。

先代の流れを引き継いだポピュラーシリーズと内外装を大幅に一新したコンフォタブルシリーズの2シリーズを設定しました。

また1984年には後の大ヒットSUVハイラックスサーフがこの4代目から派生しました。

ショートボディースタンダード:全長4300×全幅1610×全高1565mm
ホイールベース 2585mm 車重1065Kg

ロングボディーデラックス:全長4690×全幅1610×全高1560mm
ホイールベース 2800mm 車重 1095Kg

フルオープンデッキデラックス:全長4690×全幅1620×全高1545mm
ホイールベース 2850mm 車重 1140Kg

5代目ハイラックス

コンテンツビルド様6

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 1988年発売。

新しくプレスドアを採用した基本デザインは全体的にすっきりとした印象を受けるモデルです。

4WDではFFに比べて全幅が40mm広く設計されており室内空間の快適性などは大きく向上しました。

また4WDのショートボディー車に高級仕様のSSRパッケージを設定するなどして多様化するRV車のニーズに見事にこたえました。

4ドアダブルキャブロングボディー:全長4690×全幅1690×全高1805mm
ホイールベース2840mm 重量 1470Kg

2ドアシングルキャブロングボディー: 全長4690×全幅1690×全高1765mm
ホイールベース2840mm 重量1510Kg

2ドアシングルキャブショートボディー:全長4435×全幅1690×全高1765mm
イールベース2605mm 重量1390Kg

6代目ハイラックス

コンテンツビルド様7

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 1997年発売。商用仕様と乗用仕様の2つのモデルを展開しました。

乗用仕様に関してはスポーツピックアップと冠して室内の拡大を先代よりもさらに充実させます。

ワイドボディーエクストラキャブモデルでは補助シートを後列に2名分備えたうえで荷台長の長さは十分確保するなどRVとしての性能も高めているモデルです。

またこの6代目ハイラックスをもって国内生産は終了となるため日本製ハイラックスの最終モデルとなっています。

2000 2WD シングルキャブ:全長4690×全幅1690×全高1600mm
ホイールベース2850mm重量 1270Kg

3000 2WD ダブルキャブ:全長4690×全幅1690×全高1640mm
ホイールベース2850mm 重量1410Kg

3000 4WD シングルキャブ:全長4690×全幅1690×全高1760mm
ホイールベース2855mm 重量1410Kg

7代目ハイラックス

コンテンツビルド様8

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 2004年発売。21世紀になって初めてのモデルは世界140カ国に販売される前提として開発されたこれまでの集大成となるモデルです。

その為これまでよりもさらに大きくなった室内空間と快適な乗り心地を向上させるなどSUVとしての機能を充実させました。

またこの7代目ハイラックスから生産拠点を海外に移行してアルゼンチン、タイ、南アフリカでの生産にきりかわっています。

2500 4×2 スタンダードキャブ:全長5260×全幅1760×全高1680mm
ホイールベース3085mm 重量1550Kg

2500 4WDスマートキャブ:全長5260×全幅1860×全高1850mm
ホイールベース3085mm 重量 1850Kg

3000 4WD ダブルキャブ:全長5260×全幅1860×全高1850mm
ホイールベース3085mm 重量 1880Kg

8代目ハイラックス

コンテンツビルド様9

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/hilux50th/history/evolution.html

 2015年発売。タイのバンコクから発売になったこの最新モデルはエンジンやフレームなど一新して、これまでよりさらに高い走破性と快適な乗り心地そして室内の静粛性の向上を両立しているモデルです。

また先代の7代目が日本市場に未導入でしたが2017年この8代目モデルが実に13年ぶりに日本へ導入されました。

海外工場から日本へ導入される初めてのハイラックスとなり大きな注目を集めているモデルです。

タイプZ:全長5355×全幅1855×全高1800mm
ホイールベース 3085mm 重量 2060Kg

タイプX:全長5355×全幅1855×全高1800mm
ホイールベース 3085mm 重量 2060Kg

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まとめ

コンテンツビルド様10

歴代ハイラックスのサイズを全長、全幅、全高、ホイールベース、重量と5つの項目で比較してみました。

1968年に作業車両として誕生したハイラックスですが、2015年の8代目モデルまで実に50年以上にわたって時代のニーズにこたえる形でサイズアップを行ってきました。

そして国内のピックアップ車の人気が陰り始めても、逆に世界に打って出てその性能で販売台数を伸ばしています。

特にアジア地域でのピックアップトラックの人気は非常に大きくとりわけトヨタハイラックスの販売台数は好調です。

現在国内で販売されている8代目ハイラックスは海外の過酷な環境で培ったノウハウを受け継いだピックアップトラックですが全長5.3mmで1ナンバーでの登録になってしまいます。

日本市場においてこのサイズ感のインパクトはとても大きく指向性がとても高いSUVとして扱われるのですが、現在の小型化されたSUV市場の中でどのような存在になっていくのかが非常に楽しみです。

この10年以上続いた現在のSUV市場を新しく再構築してくれるのは半世紀以上に渡って進化し続けるトヨタハイラックスになるかもしれません。

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