【トヨタ・ハイエース】中古車購入のコツを解説!200万円以下で良質なハイエースは?

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5代目となる現行トヨタハイエース。

新車が人気なのはもちろんですが、中古車もその勢いはとどまらず今もなお多くの方から選ばれています。

現行モデルが発売されて14年も経つロングセラーモデルですが、タフで壊れにくいカスタムパーツが豊富などなど、国内だけでなく海外でも人気があります。

そういったこともあり、トヨタハイエースは中古車でもなかなか値下がりしない車です。

どの車もそうですが、年式が新しいものほど装備が充実していますし高性能です。

しかし、最新のものは求めてなくて手頃なハイエースはないか?と探されている方も多いかと思います。

そこで今回は、トヨタハイエースの中古車の選び方について解説していきたいと思います。

【トヨタ・ハイエース】中古車を買う前に知っておきたい基礎知識

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

トヨタハイエースの中古車を買う上で失敗しないためにも、最低限知っておきたい基礎知識をご紹介します。

トヨタハイエースのモデル区分は1型~4.5型

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

まず、トヨタハイエースのモデル区分についてご紹介します。

現行ハイエースのモデルは1型~4.5型に区分されます。

区分けの詳細は以下の通り。

【1型(2004年8月~2007年8月まで)】

ハイエース200デビューモデルです。

【2型(2007年8月~2010年7月まで)】

新グレードGLを追加設定。

フロントグリルのデザインを変更、新色のブラックマイカを追加。

従来の2.5Lディーゼルエンジンが3Lエンジンに変更。

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

【3型(2010年7月~2013年11月まで)】

フロントバンパー、ヘッドライト、フロントグリルのデザインを変更。

スーパーGLにオートエアコンを標準装備。

ディーゼルエンジンを改良し、最高出力を向上。

全車にイモビライザーを標準装備し、盗難対策を強化。

ハイエースバンの後部席に標準でシートベルトを装備、ワゴンは3点式シートベルトを採用。

スーパーGLには特別仕様車を設定、ステアリングとシフトノブを本革仕様に変更し高級化を図る。

自動防眩インナーミラーをオプションで設定。

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

【4型(2013年11月~2017年11月の一部改良まで)】

ランプ類とフロントマスクを変更しスタイリッシュな外観になっていますね。

内装インパネの改良で、平均燃費や外気温度などの情報を集約して表示するマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備となっています。

ガソリンエンジンを改良し高出力と低燃費を両立させた装置を採用、トランスミッションは6速AT化されています。

トラクションコントロールと横滑り防止装置を改良し、安全性を向上していますね。

【4.5型(2017年11月~現在)】

一部改良で、トヨタの先進安全装備「トヨタセーフティーセンス」を標準装備されています。

ディーゼルエンジンは2.8Lへ変更し、トランスミッションは6速AT化されました。

わかりにくいグレード構成も理解しておこう

トヨタハイエースのネックとも言える部分がグレード構成の分かりづらさです。

とにかくグレードの種類が多く、その内容がわかりにくいと言われています。

ハイエースを中古車で購入する際は、グレードごとの違いを理解していないと失敗する可能性が高いので、ここでしっかりと理解しておきましょう!!

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ハイエースのグレードはバン・ワゴン・コミューターの3種類に分けられます。

ハイエースバン

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

ハイエースバンは「ロングバン」「スーパーロングバン」の2種類のボディサイズで区分けされます。

  • ロングバン

ロングバンのグレード構成はスーパーGLDXの2種類。

【スーパーGL】

ボディ幅は、標準ボディとワイドボディの2種類。

ルーフは、標準ルーフとミドルルーフ。

乗員定員は2~5名となります。

【DX】

ボディ幅は標準ボディのみ。

ルーフは、標準ルーフとハイルルーフ。

乗員定員は3~9名となります。

  • スーパーロングバン

グレードはDX、ワイドボディ、ルーフはハイルーフ設定のみとなります。

乗員定員は3~6名となります。

ハイエースワゴン

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

ハイエースワゴンは「グランドキャビン」「GL」「DX」の3種類のグレードをラインナップ。

グランドキャビンはスーパーロング、GLとDXはロングボディとなります。

ボディ幅はいずれもワイドボディのみです。

乗員定員は10名となります。

ハイエースコミューター

引用:https://toyota.jp/hiacevan/

ハイエースコミューターは「GL」「DX」の2グレード構成で、それぞれに3Lディーゼルエンジンと2.7ガソリンエンジンを設定しています。

いずれもスーパーロングのみの設定です。

ボディ幅はワイドボディのみ、ルーフはハイルーフのみとなります。

乗員定員は14名となります。

【トヨタ・ハイエース】予算200万円以下ならどの中古車が狙い目?

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せっかく中古車で買うなら最新の4.5型や4型と思う人も多いですが、現状では4型以上の中古車の数はかなり少ないです。

また、比較的新しいということもあり、中古でも200万円を軽く超えてしまうモデルが多いです

もちろん、予算次第ではありますが、狙うのであれば200万円以下で購入可能な1~3型が良いでしょう。

3型は、ものによっては200万円を超えるモデルもありますが、状態次第では200万円以下で手に入れることも可能です。

ただし、3型で200万円以下となると走行距離が長い、修復履歴があるなど下手すれば1型や2型よりも状態が悪いものもあるので、この辺りは十分注意が必要だということは覚えておいてください。

絶対3型じゃないと嫌だというこだわりがない限りは、1型か2型を狙うのがおすすめですね。

ガソリン車とディーゼル車はどっちが良い?

ハイエースはガソリン車とディーゼル車の2種類あります。※

それぞれの特徴を知っておけば、どちらを購入するのが良いのか目安になるかと思います。

・ガソリン車:中古でもディーゼル車より数十万円ほど安い

・ディーゼル車:低燃費、低速でも力強い走り

ハイエースはカスタムカーとしても人気ですが、もしカスタム前提で購入を考えているなら車両本体価格が安いガソリン車が最適でしょう。

逆に、仕事メインで使う方や荷物をたくさん積むことが多いという方、走行距離が多いという方はディーゼル車が良いでしょう。

※ハイエースワゴンにはディーゼル車はありません。

【トヨタ・ハイエース】中古車は1型、2型、3型どれが良いの?

トヨタハイエースの中古車は1型~3型が狙い目と説明しましたが、それぞれどのような違いがあるのか解説します。

ハイエース1型、2型は現行型と大きな違いはない

ハイエース1型、2型は、現行の4.5型とデザインや装備面で多少の違いはあります。

ただ、ベース部分ではどの200系ハイエースも同じです。

長距離走行を想定して造られたエンジンとボディなので、たとえ走行距離が10万キロでもへこたれることはありません。

とは言え、中には走行距離を気にされる方もいるかと思いますので、そういった方は5万キロ以下で探してみると良いでしょう。

意外にも1型、2型でも5万キロ以下の良質な中古車はあるものです。

引用:https://www.carsensor.net

たとえば、上記は2005年式、走行距離2.6万km、修復履歴なしで車両本体価格は108万です。

このように、5万キロ以下のハイエースを狙うこともできます。

ハイエース3型は後期に注意

トヨタハイエースのボディは年式に関係なく基本的に同じものです。

ただし、装備に違いがあるので注意が必要です。

当然ながら装備が充実するほど価格は高くなります。

特に、3型の後期になると全車にイモビライザー搭載となり、1型や2型よりも近代的な車になっています。

3型の後期だと200万円以下で購入するのは難しくなります。

3型を狙うなら前期が良いですが、それなら1型、2型にオプションで同じ装備が付いていればより安く手に入れることもできます。

つまり、1型、2型でも3型とほぼ変わらず購入することができるということです。

 

この記事を書いた人

mari muto
今はミニバンに乗っていますが、いつかキャンピングカーと日産パオに乗りたいと思っています。

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