テスラ、口コミや評価、最高経営責任者CEOに問題あり?

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テスラという車、だけじゃなく、会社についても、その口コミや評価、ニュースを見ると、最高経営責任者CEOが先走り過ぎなんでしょうね。

・どれだけ、先走りしている会社なのか?
・そんな会社の製品テスラが起こした人身事故を無視しても、どれだけ仰天するものか?
・会社と車のこれからがどんな方向に進むのか?

以下、私見を述べます。

 

テスラ、口コミや評価、テスラがどれだけ、先走りしている会社なのか?

車を製造販売するには、自作でも外作でも、自販でも外販でも、その製造システムや販売システムが完成している必要があります。

そのシステムを作り上げ、軌道に乗せるには、経営理念がしっかりしていなければなりません。

昨年8月からCEOは経営理念と現実のはざまで苦しんでいます。

CEOは製造システムにRPAによる量産体制の構築を狙っていましたが、これが狙い通り行かなくなりました。

それが、モデル3の納車が17年7月から18年6月にずれ込んでしまった理由です。

現実を踏まえず、まさに、夢を実現しようとしていました。

 

Model3

 

引用:https://www.tesla.com/jp/model3

 

これがCEOの特徴でもあります。

「CEOの経営スタンスは危うさと表裏一体だが、逆に言えば、これがテスラの魅力であり、イノベーションを継続するためには、アグレッシブな姿勢が必要との見方も多かった」
(Business Journal-2018/09/26)

とのことですから、テスラのユーザーは、今後とも、CEOの動向には注意が必要です。

テスラの時価総額550億ドルともいわれ、CEOの発言には、テスラの車のユーザーだけではなく、SECや機関投資家などをビックリさせることが、一方で、CEOの魅力でもあります。

テスラは、そんなCEOが製造している電気自動車ですから、危うい魅力があります。

また、CEOは、火星を往復するロケットを飛ばすことを目指しています。

つい最近、打ち上げたロケットのカプセルに、テスラのロードスターを搭載して、地球を撮影した動画を公開しました。

 

auto3.300

 

引用:https://www.focus.it/site_stored/imgs/0005/038/auto3.300.jpg

 

最先端のカプセル(フェアリング)の中に赤い物体が見えます。

これがロードスターです。

 

そのロードスターから地球を見た動画をごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=j8NDQGbT1fc

 

これで火星旅行への第一歩が踏み出せたとPRしています。

驚きでしょう?

そんなシステムから生まれたテスラです。

そんじょそこらの電気自動車やガソリン車が叶うわけがありません。

テスラの口コミの中には、次のような口コミがありました。要約します。

「テスラは、あまりに先進的過ぎて、CEO問題や事故などニュースが絶えません。

だから、こんなテスラに、できたばかりのメーカーの車によくあるイメージが拭えません。

たとえば、内装や外装、パワートレインは技術的に十分ではなく、それをギミックで補っている、あたかも、中国の航空母艦のような、新しものに飛びつく人に向けた試作車、実験車なのかな、と想像されます。

ところが、実際にモデルXに触れてみると、そんな考えをあらためさせられました。

やはり、電気自動車の最先端を走るということは、他に参照できる情報はなく、自分たちで試作し実験しながら、まじめに設計製造している車であり、内装の質感などは同クラスの他車に比べるとやや劣るし、車そのものの機能や性能と言った面でも、フォルクスワーゲンにあと少しで追いつきそうですし、ここまで来たんだ。

それに実車に触れると、ベースとしてまじめな設計・製造を心がけてはいるが、いろんな仕掛けが創意工夫されている車ということが分かりました。」

ということですから、注目に値する、未来を先取りする車です。

 

テスラ、口コミや評価、テスラがどれだけ仰天する車なのか?

テスラの口コミや評価やPRについて、モデル別にザクっと、ポイントだけ見てみましょう。

◆世界最速を目指す車ロードスター

0-100km/h 2.1秒

最高時速400km/h

後続距離1000km

これがロードスターのPRです。

これで100%電気自動車です。

実際に乗った人の口コミはというと?

・圧倒的な加速

・ガソリン車では味わえない電気自動車ならではのレスポンス

・すごい加速力でした。

・変速がないので、自由落下のような加速でジェットコースターのようでした。

・とにかくエンジン音もしないのにバカッ速でした。ボディ剛性もよく、最高の試乗でした!

いかがでしょうか、いかに、凄い加速かが、よくわかります。

全世界のガソリン車、ハイブリッド車の中で、これだけの秒数を叩き出した車を知りません。

3.3秒くらいならありますが、3秒を切るとなると、仰天する加速でしょう?

電気自動車だから、モーターですので、スタートからトルクが大きく出せるということもありますが、それにしても、加速がすごい!

 

roadster

 

引用:https://www.tesla.com/jp/roadster

 

〇シート

2人乗りではなく、4人乗りです。

roadsterシート

 

引用:https://www.tesla.com/jp/roadster

評判の良くない内装ですが、やっぱり、次のような口コミがあります。

・パワステがついていないうえに後ろが見えにくいので、特にバックが大変です。

・サイドミラーも手動なので、助手席側の調整がめんどくさい(-_-;)

・室内の収納スペースがほとんどない。

いやはや、あまり芳しくない口コミです。

〇ガラスルーフ

軽量かつトランクに収納できる取り外し可能なガラスルーフでオープンエアーです。

空が広く、限りなく見えます。

すてきです。

 

roadster2

 

引用:https://www.tesla.com/jp/roadster

これは、夏、暑そうです。

遮るものもないし、やっぱり、普通車と比べてはいけません。

◆世界で最も安全なSUVを目指したModel X

〇視界良好

「ドライバーが視認できない視界を提供するハードウェアとアクティブセーフティー機能を標準装備しています。

8台のサラウンドカメラで360度視界良好だし、12個の超音波センサーで周囲の障害物を探知します。

さらに、フォワードフェージングレーダーは、豪雨、霧、塵の中でさえも前方を走る車とその前を含む全方向を同時に見渡すことができます。

これで事故を未然に防ぎます。」

 

ModelX

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

〇狭い駐車スペースでも

「狭い駐車スペースでも、ファルコンウィングドアにより、従来のSUVのドアやミニバンのスライド ドアではクルマに乗ることもできないような狭い駐車スペースでも、2列目と3列目シートへのアクセスは抜群です。

ファルコンウィングドア、開け方も、なかなか考えています。

ファルコンウィングドアは、上へスムーズに上がってから邪魔にならないよう横に開くため、前後方向どちらからでも乗り込めます。

横と上の空きスペースが非常に広いため、屈んだり無理な姿勢を取らずとも、お子様の頭をルーフにぶつけることなくチャイルドシートに座らせることができます。」

これなら問題なく、使い勝手のいい設計になっています。

 

ModelXファルコンウィング

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

〇収納スペース

たくさんの人、持てるだけの荷物、ベビーカー、自転車まで、好きなだけ運べます。

さらに、フロントにもトランクがあります。

フロントのボックスも広いのです。

電気自動車は、ガソリン車みたく、エンジンルームは必要ありません。

だから、フロントにでっかいゴルフケースとか、積載できます。

 

ModelXシート収納スペース2

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

◆ModelS

テスラのフラッグシップ モデル、優れた航続距離、加速、ディスプレイ、そしてカスタマイズが魅力のプレミアム セダンです。

 

ModelS

 

引用:https://www.tesla.com/jp/models

 

Model Sは、路上で最も安全性を求めて設計されているとはいえ、わずか2.7秒で時速100キロまで加速するとは、パワートレインが優れています。

さらに、高速道路での運転は、オートパイロット運転支援システムで、すなわち、自動運転で、より安全でストレスフリーになれます。

ハンドルを握ってなくていいのですから。

自動運転動画の一部ですが、左下の運転者は膝の上に手を置いたままです。

ハンドルに全く触れていません。

 

 

それから、日本車では聞いたこともありませんが、対生物兵器モード!

「微粒子状の排ガスの99.97%以上と実質すべてのアレルギー物質、バクテリアや他の汚染物質を車内の空気から取り除く、HEPAエアフィルトレーション システムが装備されました。

対生物兵器モードは、車内の人を守るために陽圧をかけます。」

との説明です。

陽圧室は、室内を清潔に保つため、食品・薬品製造工場や病院などで、陽圧状態の部屋とし、外部の空気が室内に流入しないよう、気圧を高くしてある部屋のことです。

つまり、ModelS車内が陽圧室になっているということです。

 

ModelS対生物兵器モード

 

引用:https://www.tesla.com/jp/models

 

充電1回当たりの航続距離

100km/hなら
100Dの場合、594km
P100Dの場合、572km

70km/hなら
100Dの場合、849km
P100Dの場合、819km

素晴らしい後続距離と思います。

毎日50km走る人なら、10日間~16日くらいは、充電なしでOKです。

 

◆Model3

より小さくシンプルでお求め易さを実現した電気自動車です。

Model 3はテスラの最新車種となります。

最も高性能な車種ではありません。

最高の安全性を確保するようにデザインされています。

 

Model3#2

 

引用:https://www.tesla.com/jp/model3

 

最新モデルですから、「日本での納車時期は2019年後半以降を予定しています。」

とのことです。

Model3の価格は今までのテスラのおおよそ半分ですから、サラリーマンにも手の届く価格になっています。

 

テスラ、口コミや評価、ModelSは、欠点だらけ?

テスラのユーザーでここまで欠点を言われた人がいます。

テスラ買って失敗だったという方のご意見なので、当たってはいるのですが、一部は個人の事情ではないか、と思われる部分もあります。

1.「車幅が2.2mもあり、重量も2.6トンあるので立体駐車場に入らない」

〇車の重量比較をすると?

ModelSは、2.6トン、2600kgです。

たとえば、軽自動車ならば?

スズキ スイフトXG
840kg
三菱 ミラージュE
860kg

1000kgを超えるのは?

スズキ クロスビーHYbrid-MZ
1000kg
トヨタ タンクX
1070kg
ダイハツ トールX
1070kg
ジムニー シエラJL
1090kg
日産 ノートX-FOUR
1110kg

2000kgを超えるのは?

レクサス LC LC500h
2000kg
アウディ Q7 2.0TFSI Quattro 5人乗り
2000kg
トヨタ アルファード2.5S
2000kg
日産 エルグランド350Highway-Star
2000kg

最重量級の車は?

ベンツ GクラスG550 4X4 Squared W463
2950kg
ロールスロイス ファントムEWB
2770kg
リンカーン ナビゲーターBaseGrade
2730kg
レクサスURJ201 LX LX570
2720kg
ベントレー ミュルザンヌBaseGrade
2710kg

丁度同じ2600kgの車は?

ロールスロイス ファントムBaseGrade
2600kg

また、電気自動車は、同クラスのガソリン車より200キロくらい重いのです。

電池の分だけ重くなります。

重量税が心配ですが、テスラのユーザーで、そんな心配をするようでは、失格です。

 

ModelS全長

 

引用:https://www.tesla.com/jp/models

 

〇車の幅を比較すると?

ModelSは、2200mm

ハマー H2 type-G
2180mm
ベンツ GクラスG550 4X4 Squared W463
2100mm
ランボルギーニ ムルシエラゴ ロードスターLP640
2058mm

ハマーより幅が広いModelS

都会で駐車するスペースを探すのは、苦労するでしょうね。

 

ModelS車幅

 

引用:https://www.tesla.com/jp/models

 

2.「充電に物凄く時間がかかり、テスラ専用の充電器では1時間」

日産の電気自動車『リーフ』なら30分で80%充電できる。

最近たくさん増えてきたチャデモ充電器では3~4時間、家庭に比較的簡単につけられる200Vの充電器では、24時間以上(笑)も充電に必要なのだ。

ガソリン車満タンで数分でしょ?
それに比べると電気自動車は、充電の時間がかかりすぎです。

日産リーフなら、ちょっとは改善してきたのでしょうが、それでも、ガソリン車と比較になりません。

なお、テスラModel3では、30分で80%の充電ができるように改善されています。

 

3.「放置しておくと電池が勝手に減る。」

2週間で160kmの走行距離分の電池が勝手に減る!?

リチウムイオン電池ですから、まめに充電しないと、勝手に電池残量が減っていきます。

ガソリンは蒸発しますが、2週間放置しておいても、160km分のガソリン、例えば20Km/Lとしても、8Lが減るか?

そんなことはありません。

 

4.「インテリアや装備が日本車と比べ不便すぎる」

・ヘッドレストが固定で後ろが見づらい。

・後部座席にドリンクホルダーが無い。

・タッチスクリーンが異常にデカい割にカーナビもないしCDも聴けない。

・運転者が離れるとキーが車内にあっても電源が全部切れる。

など、やっぱり日本向けには設計されていないとしか言えません。

 

ModelXシート収納スペース

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

テスラのために反論

他にも、いろいろ欠点があるようですが、テスラという高額な車を購入する層の人にとっては、お金の問題はありません。

たとえば、ハワイに毎年家族旅行に行って、そこでテスラをレンタルで乗って、テスラの良さを知って購入を決めたとか、そんな人がユーザーです。

そういうテスラで買い物に行きますか?
ちょこっとした街乗りに向いているかというと、疑問です。

ホテルリッツカールトンに宿泊するとか、オペラ座でオペラを楽しむとか、そんな毎日を過ごすには、テスラでも問題ありません。

 

テスラ、口コミや評価、自動運転は完璧か?

縦列駐車も自動です。

ほとんどステアリングホイールは飾りです。

触れる必要がありません。

96%自動運転です。

運転のうまい下手関係ありません。

自動運転って、こんな感じです。

 

 

テスラ従業員が郊外にある自宅から完全自動運転で出勤するという設定ですが、高度な完全自動運転です。

BGMは、ザ・ローリング・ストーンズの「Paint It Black」です。

人が乗ってはいますが、ステアリングホイールの下に手を置いたままです。

何回かモノクロ画像ですが、車の右左前方のカメラ映像、そして、右左後方のカメラ映像が映し出されます。

一番最後に人が降りた後、全く無人で駐車する場所を探して動きます。

その途中、別の人が駐車場の中で、車の前を横切りますが、停止します。

最後に縦列駐車をします。

テスラは、ここまで完全自動運転ができるということをアピールしています。

 

自動運転ですが、事故を絶対、起こさない完璧な自動運転か?

自動運転については、以下のようなご意見もあります。

「ウーバーの起こした事故により、自動運転には懐疑的になってしまった。

もともと、自動運転とは、事故を完璧に防ぐ車が想像されます。

あたかもコンピューターが出始めのころの印象に近いものがあります。

この事故で、やっぱり、自動運転は車を自動で運転するだけの機能であって、人間よりは正確な運転をするでしょうし、事故は減少するとは思いますが、完璧に事故を防ぎ、事故ゼロにする機能ではない。」

ちなみに、これはテスラの事故ではありません。

 

ModelX2

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

〇テスラXも事故を起こしています。

テスラは、2018年3月23日に発生したModel Xの死亡事故について、半自動運転機能のAutopilot使用中だったものの、ドライバーが注意をしていなかったのが原因だ。

さらに、ドライバーが複数回の警告があったにもかかわらず、ハンドルを握らなかったという主張をしています。

これに対し、死亡したドライバーの家族は、事故の起こり得た原因を次のように応えています。

・ドライバーがAutopilotの不調をよく知っていたこと
・事故現場で何度もAutopilotが車線を外れて中央分離帯の緩衝バリアへ向かって行きかけたこと
・事故発生直前の約5秒間の間、数度の警告を無視して、ハンドルから手を離し、前方に注意を払っていなかったこと

テスラは、次のような声明も行っています。

・Autopilot使用時もドライバーがハンドルを握っていなければならないことを明確にしています。

・システムが手放し状態を検知すると、視覚的また聴覚的に警告を発します。

・この警告はドライバーの運転中に複数回発生しました。

半自動運転とはいえ、警告を複数回発したとはいえ、これはセンサーの問題ではないか、と疑われます。

ドライバーの家族の弁護士は、Model Xのセンサーが路面の車線境界線を読み誤り、その前方にある静止物を検知しなかったのが根本的な原因と主張しています。

ところが、テスラは、このAutopilot NHTSAが初期バージョンでも事故率は40%に満たず、以来大幅に改善されているとの主張をしています。

死亡事故事故を起こしたことは事実です。

単なる自己弁護にすぎません。

完全自動運転ではなく、ドライバーがハンドルに手を置かなければならない半自動運転とは言いながら、そういうことを守らなかったために起きた事故はドライバーの責任であるというのは、あまりにも身勝手で納得がいきません。

 

ModelX3

 

引用:https://www.tesla.com/jp/modelx

 

〇ModelSも事故を起こしています。

2016年5月7日”自動運転初の死亡事故”でした。

場所は、フロリダ州ウィリンストンにほど近い、中央分離帯のある幹線道路でした。

ModelXの事故同様で、半自動運転で起こした事故です。

ModelSのセンサーは、前方で車線変更したトレーラーを感知できず、接近を続けました。

接近し続けた結果、トレーラーの側面からコンテナ部の下に巻き込まれる格好で衝突しました。

そしてトレーラーに踏みつけられながら向きを変えたModelSは、ふたつのフェンスを突き破り、道路そばの民家の電柱に激突したのち停止しました。

やっぱり、センサーの問題です。

 

ModelSAWD

 

引用:https://www.tesla.com/jp/models

 

〇自動運転は、まだ不完全なものです。

しかし、上のような事故に対する対策を講じて、新製品を発表するのが製造メーカーの務めです。

まだまだ、発展途上の車です。

実験的に乗るのは、面白いでしょうが、特に日本での実用には、まだまだ十分ではありません。

ただ、こういうことは、テスラだけに限ったことではなく、すべての製品とその製造会社についていえることではないでしょうか?

全世界のどんな製品とその製造会社にも当てはまることです。

事故の1点だけに絞って、それも人身事故だから、と言って、マスコミは騒ぎ立てます。それがマスコミの仕事だからという面もあります。

しかし、マスコミなどがどのように報道したところで、製造会社としては対策を講じ新製品を発表することが責務です。

私としては、マスコミの報道などにかかわらず、今後、次々と製造される新生テスラが、一体、どんな仰天機能を備えているのか、それが楽しみで、期待しています。

 

テスラ、口コミや評価によらず、会社と車の未来は?

テスラは、マスコミから見ると、問題児、逆に言えば、格好の標的、ネタの材料になる会社です。

Amazonの立ち上げ時のころ、さんざん、ジェフ・ベゾスさんが標的にされました。

同様の現象です。

昨年テスラのCEOイーロン・マスクさんの言動もちょっと常識では測れない面もあり、最高経営責任者CEOが交代するかどうか、問題になりました。

現時点では、その騒ぎも一段落し、結局、CEOは交代していません。

イーロン・マスクさんは会長職を降りただけです。

米証券取引委員会から次の点の発表がありました。

・アメリカの電気自動車メーカー、テスラの創業者にして会長のイーロン・マスク氏が、同社の会長職を辞任したこと
・マスク氏が自身のツイッターによって不正に株価を操作しようとしたためであること

会長にはCFOの女性がなりました。
立場が逆転しました。

とりあえず、イーロン・マスクさんは、CEOですが、会長職を降りたということです。

いろいろ話題のつきないテスラですが、会社としての業績を見てみましょう。

◆テスラの損益は、どんなものでしょうか?

2018年の四半期ごとの損益計算書の概略は次の通りです。

テスラ損益

 

引用:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors-financial-summary

 

単位は百万ドルです。

順調に総収入は伸びていますし、営業利益および当期純利益は第3四半期からは、プラスに転じています。

Model3の生産の自動化が計画通りいかず、予約受付から3か月待たされるような事態が一時発生しました。

対策を講じ、その後、Model3の増産にいたっていますから、もう大丈夫でしょう。

 

◆ちなみに、キャッシュフローは、どんなものでしょうか?

 

テスラのCF

 

引用:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors-financial-summary

 

単位は百万ドルです。

まだまだ成長の途中ですから、営業キャッシュフローは増加していますが、投資キャッシュフローはマイナスで拡大していますね。

第3四半期の投資キャッシュフローは、マイナスです。

まさに、成長の真っ最中という感じです。

車も、もう少し現実よりになるかもしれません。

以下のModel3の価格帯を見ると、他のSUVと同レベルですから、現実的になってきつつあります。

「初期のModel 3はロングレンジバッテリーモデルから生産されています。

航続距離310マイル、RWD、標準のプレミアムアップグレード、価格は49,000ドルの設定です。

2018年下旬には航続距離220マイルのスタンダード バッテリー モデルを35,000ドルで設定予定です。

(上記価格は米国市場向け)」

 

テスラは、電気自動車ですから、電池、つまり、バッテリーが命です。

これはテスラの本業です。

バッテリーの製造も、自社だけでなく、どうやらパナソニックとやるようです。

パナソニックは、次のように公表しています。

・テスラのギガファクトリーにおける自動車向け円筒形電池の生産するための35GW/hの設備の設置を2019年3月末を目標に完了させ、その後、設備を稼働させる。

・2019年度第3四半期(2019年10~12月)以降には、35GW/hのフル稼働が可能になる。

・50GW/hの設備投資については何も決まった事実はなく、いつからということも決まっていない。

まだまだ先の話ですから、様子を見なければなりません。

 

テスラのギガファクトリー

 

引用:https://www.tesla.com/jp/gigafactory

 

PHEVやPHVに対する電気自動車について他の製造会社の取り組みを見てみましょう。

中国もHV、PHEV、PHVなどすっ飛ばして国策として電気自動車に取り組み始めました。

電気自動車後発組のトヨタも本気を出してきました。

「トヨタ自動車とパナソニックは22日、電気自動車(EV)向けなど車載用電池事業を手掛ける新会社を、2020年末までに共同出資で設立すると正式発表した。

高性能の次世代型電池の開発や価格競争力の強化を加速させ、国内外の自動車メーカーへ販売拡大を目指す。」

電池はパナソニックお得意の分野です。

日本では、電気自動車より、燃費の良さが世界一のPHEVアウトランダーとかPHVプリウスが席巻しています。

 

三菱アウトランダー

 

引用元:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/exterior/

 

テスラの電費(燃費に相当するもの)は、それ以上です。
(本当かな?)

こんなに安くていいのか、と思うことでしょう。

いいところばかりではありません。

現時点の取り組むべき課題

・充電
・CO2の排出量

 

〇充電の課題

ガソリンなら数分で満タンのところが、満充電まで時間がかかり過ぎです。

それに、いわゆるガソリンスタンドに相当するスーパーチャージャーがあまり設置されていません。

自宅に充電器を設置できればいいのですが、100Wでないと、電化製品が、使えません。

マンションですと、さらに、そうもいきません。

充電だけでなく、電池、バッテリーで走るBEVについても、パナソニックやトヨタの課題、もちろん、テスラの課題でもあります。

 

〇CO2の排出量の課題

CO2の排出量は、テスラ単体では、ゼロですが、その分を電力会社が石油を燃やして電力を発生させますので、
ガソリン車と比較するとどうなんでしょうか?

国立環境研究所によると、

「日本で電気自動車を導入すると、CO2の排出量を約半分に削減できるというレポートがあります。」

以下のグラフをごらんください。

 

電気自動車の導入効果CO2排出量

 

テスラは、口コミ、評価、最高経営責任者に問題あるかどうかを超えて、お持ちの車をテスラに買い替えたくなります。

車は単体ではなく、走行する道路の整備や燃料を充足する施設の整備などのシステムが整わなければ安定的に走れません。

ヤマト運輸などの配送会社の車が全部電気自動車になるとか、そんな状況になれば、安定的に走行できるようになり、テスラの購入価格も下がってくるはずです。

ヤマト運輸の電気自動車が車検を受けていますから、その内、街中に出てくるでしょう。

ヤマト運輸の電気自動車は、ドイツDHLの子会社が生産する小型商用車EVです。

 

ヤマト運輸の電気自動車

 

引用:https://kuruma-news.jp/post/94436

 

購入価格に限らず、税金も本当に安くなるかどうか、これも問題です。

当面は電気自動車などの「環境にやさしい車」に対する税金の優遇措置がとられていますが、一般的に電気自動車などが普及してくると、増税してくるはずです。

今のところ、電気自動車の自動車税は標準税額で2万9500円。

これは、排気量1リッター以下のクルマと同じ金額です。

電気自動車は排気しませんから、最も低排気量が小さいものに分類されます。

電気自動車はエコカーなので、「エコカー減税」と「自動車グリーン税制」の適用を受けて、税金が安くなります。

自動車税は、自動車グリーン税制により、新車で登録した翌年度は75%減税となり7500円です。

ただし、翌々年度以降は2万9500円。

新車購入時に支払う自動車税も減税はありません。

ガソリン車などは、13年経過すると「自動車グリーン税制」によって自動車税が高くなりますが、電気自動車にはそれがありません。

地域によっては(たとえば、東京都と愛知県)、新車購入時とその翌年度から5年分を全額免除としています。

テスラを購入するかどうか、いろいろ考えることはたくさんありますが、試乗したら、すぐに買い替えたくなると思います。

内装、外装など細かいことは置いて、試乗した人によれば、自動運転のすばらしさに感動していますから。

 

この記事を書いた人

きたろう
これからは、電気自動車が普及し、IoTとAIで自動運転のコネクティッドカーが普通に走り、環境汚染の予防原則から排気ガスを出さない自動車が必要とされ、人間が運転する自動車は、マニアックな趣味人のものになるでしょう。

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