スペイドのバッテリーの寿命や対応サイズ、交換費用は?自分で交換できるの??

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トヨタのハイトールワゴン スペイド。

2012年から発売されており、コンパクトカーの取り回しのしやすさとミニバンのような居住性の高さが人気です。

そんなスペイドですが、自動車ですのでバッテリーを積んでいますので交換が必要になってきます。

ここで疑問なのがスペイドのバッテリーの交換費用や寿命、そして自分でも可能なのか?

順番に調べてみましょう!

スペイドのバッテリーの寿命は?

引用:https://toyota.jp/spade/gallery/

スペイドにはアイドリングストップという、信号待ちや停車している時間にエンジンがストップする機能が搭載されている車種とそうでない車種の2種類が存在します。

この機能には、余計なガソリンの消費を抑えたり、排気ガスの問題を緩和する等様々な利点があるのですが、専用のバッテリオーガ搭載され、通常のバッテリーと寿命が異なってきます。

この話を踏まえ、スペイドのバッテリー寿命は以下の様になっています。

■アイドリングストップ機能搭載車
18ヶ月または走行3万キロ


■アイドリングストップ機能搭非載車
3年または走行5万キロ


バッテリーとはご存知の方も多いとは多いますが、自動車の電気・電子部品の駆動に使われています。

エンジンをつけていれば、エンジンを使って発電を行うのでそこまでバッテリーの消費は気になりません。

しかし、エンジンをつけていない状態ではバッテリーからの電力供給のみになってしまいます。ライトやカーナビなどを長時間使用すると、「バッテリー上がり」といってバッテリーに充分な電力がなくなってしまいます。

現代の自動車は、バッテリーによって、エンジンを動かすオルタネーターという装置を動かすため、バッテリーが切れてしまうとエンジンをかけることすらできません。

また、バッテリーが上がらないように気をつけて使っていたとしても、バッテリーは電気を貯めたり放出したりを繰り返す充電池ですので、スマートフォンの充電のように徐々に劣化していき、数年で充分に充電できなくなってしまいます。

そうすると、エンジンがかからなくなったり、スライドドアが開きにくくなったりと様々な弊害を引き起こしますのでバッテリーの寿命には注意しましょう!

使い方や製品ごとに個体差があるので、もっと長持ちする場合もありますが、ちょっとでも「おかしいな」と感じたら、ディーラーやオートバックスなどのサービスショップに行って、バッテリーの点検を行うことをオススメします。

スペイドのバッテリー交換っていくらかかるの?

引用:https://toyota.jp/spade/gallery/

バッテリーが実際に減ってしまい交換を迎えてしまったとき、スペイドのバッテリー交換にはいくらかかるのでしょうか?

金額の前にスペイドに使用されているバッテリーの種類を調べてみましょう!

スペイドに搭載されているバッテリーは3種類あり、年式やグレードによって異なっていますので、詳しくはお手元に車検証をご用意の上、ご確認ください。

型式:DBA-NSP140 (2012/7〜)
排気量:1300cc
アイドリングストップ搭載車
⇒S-95


アイドリングストップ非搭載車
⇒65B24L


アイドリングストップ非搭載車
寒冷地仕様車
⇒Q-85


型式:DBA-NCP141 (2012/7〜2015/7)
排気量:1500cc
アイドリングストップ
充電制御搭載車
⇒Q-85


型式:DBA-NSP141 (2015/7〜)
アイドリングストップ搭載車
⇒S-95


型式:DBA-NCP145 (2012/7〜)
4WD 標準仕様
⇒65B24L


4WD 寒冷地仕様車
⇒Q-85


そして、それぞれのバッテリーの価格がこちらです!

65B24L:9,800円
Q-85:24,800円
S-95:29,800円



アイドリングストップ搭載車のバッテリーは非搭載車に比べ2.5倍にもなり高価でね。

価格差の15,000円、レギュラーガソリン代が120円だとすると、125Lの節約相当です。

寿命までにこの差額を取り戻すのはなかなか難しく、乗り方にもよりますが、ガソリン代の方がバッテリーの差額分をわずかに上回る事が多いと思います。

さて、これらのバッテリーですが、ディーラーで交換をしようとすると、Q-85の交換費用はおよそ3万5千円以上の費用がかかった人もいるようです。

この費用にはバッテリー本体代と工賃、初期設定代、旧バッテリーの処分費用が含まれていますがかなり高いように感じます。

アイドリングストップによりガソリン代を節約できるアイドリングストップ車ですが、これではそのメリットが生かされていないように思う人も多いのではないでしょうか?

そうなると考えるのが自分でのバッテリー交換。

インターネットショップでバッテリーを購入するとカーショップやディーラーで購入するよりも安価となりますし工賃代金もかからないので費用が抑えられます。

しかし、バッテリー交換をドライバー自身が行う事は出来るのでしょうか?

スペイドのバッテリー交換は自分でできる?

引用:https://toyota.jp/spade/gallery/

ディーラーでバッテリーの交換を依頼すると、楽で安心感はありますが、かなりのコストがかかる事は解って頂けたかと思います。

費用を抑える為に行いたいのがドライバー自身でのバッテリー交換ですが、素人でも簡単に出来るのでしょうか?

結論からお話ししますとバッテリー交換は誰でも簡単に行う事が可能です。

最低限必要な工具としては、10mmと12mmのスパナと軍手だけ。

非常に簡単そうですよね!

バッテリー交換で1点注意したいのはそのままバッテリーを外すと車に保存されている時計、オーディオ、カーナビの設定などが初期化されてしまう点。

そこで、それらの設定を予めバックアップしておくことで、煩雑な初期設定を回避することができます。

バックアップ用の配線は、Amazonや楽天市場などで簡単に入手可能です。

1000円程度で購入可能なので、買っても損はないのではないでしょうか?

では、以上を踏まえ、バッテリーの交換手順を紹介したいと思います。

➀:バッテリーの固定具を外す
➁:バックアップの取り付け
➂:マイナス端子ケーブル取り外し
➃:プラス端子ケーブル取り外し
➄:バッテリーの交換
➅:メモリーバックアップを外す
➆:バッテリーを固定



以上となります。

まずは、スパナを使ってバッテリーを固定冶具から外します。

この時に外した六角ナットを落とさないように気をつけてください。

バッテリーのケーブルを外す前に、メモリーバックアップを取り付けます。

最初にプラス端子側のケーブル(通常赤色側)とメモリーバックアップのプラス端子側クリップを接続します。

プラス端子には、短絡防止用の赤色のカバーが付いているので、手で外してクリップを取り付けてください。

この時、バッテリーでは無く、ケーブルと接続する点に注意してください。

次にマイナス端子側のケーブルとメモリーバックアップのマイナス端子側クリップを接続します。

取り付ける位置がなかなか無くて苦労するかもしれませんが、安定して取り付けられる位置を探して取り付けましょう。

メモリーバックアップを取り付けたらいよいよバッテリー本体の取り外しです。

まずマイナス端子からケーブルを取り外しましょう。

必ずマイナス端子側から外してください。

マイナス端子の後にプラス端子からケーブルを取り外します。

マイナス端子と同じ要領で取り外しますが、この時車体や他の金属とスパナなどが触れない事やメモリーバックアップのクリップを外さないように気をつけてください。

ケーブルを外したら使用していたバッテリー本体を取り外し、端子の向きに注意して新しいバッテリーに載せ替えます。

取り外したケーブルのプラス端子側をバッテリーのプラス端子と接続して、六角ナットを締め固定します。

取り外した時と同様にレンチがほかの金属部に接触しない点やメモリーバックアップのクリップを外さないように注意してください。

次にバッテリーのマイナス端子とマイナス端子側のケーブルを接続します。

プラス端子側と同様に六角ナットをスパナで締めます。

バッテリーとケーブルがしっかりと固定できたら、メモリーバックアップのクリップを外します。

外すときは、マイナスケーブル側から外します。

プラスケーブル側も外したら、短絡防止用の赤色のキャップを元に戻ります。

バッテリーを固定していた治具をスパナでしっかりと締めます。

これでバッテリー交換は終了です!

文章のみでは伝わりにくいと思いましたので、スペイドの姉妹車に当たるポルテのバッテリー交換の動画がアップされていましたので掲載しておきます。

慣れてしまえば、5〜10分ほどで終わる作業で非常に簡単です。

スペイドのバッテリーについてまとめ

今回はスペイドのバッテリーについてまとめてみました。

スペイドのバッテリーにはアイドリングストップ車ようと通常用のバッテリーが採用されており、車種によって異なっていました。

また、バッテリーの寿命もアイドリングストップ対応かそうでないかで違っています。

自分が乗っているスペイドの年式やグレードを確認し、バッテリーの寿命を調べて下さいね!

また、バッテリー交換は、1〜3万円の費用がかかり、アイドリングストップ車を使用している方はバッテリー本体の価格が高いた為、通常用のバッテリーと比較し、より大きな費用がかかってしまいます。

この費用を抑える方法としてバッテリー本体をネットショッピングで購入し、みずから交換するという方法があります。

バッテリー交換は敷居が高いように感じますが慣れた方なら10分ほどで行うことができます。

ご自身で行なえば手間はかかりますが、大幅にコストを減らすことができますので、是非挑戦してみてください。

ただし、バッテリーは車にとって重要なパーツとなっていますので、交換に自身が無い方は多少コストがかかってもディーラーやカーショップで行って貰う方が安全です。

バッテリーの影響でスペイドが動かなくなってしまうという事態は避けましょうね!

キャッチ画像引用:https://toyota.jp/spade/gallery/

この記事を書いた人

桃鉄@稚内
車やバイクが好きな30代男性。
知らない土地に行き色々な風景を見るのが趣味。

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