コルベットの値引き情報！ 相場や交渉術は？

シボレーコルベットと聞いて、どんな印象を持ちますか？

コルベットはアメリカの伝統的なスポーツカーであり、今やヨーロッパのスーパーカーに匹敵するほどのパフォーマンスと走りの完成度を誇るモデルになっています。

引用：https://carislife.hatenablog.com/entry/2017/11/14/210000

コルベットというモデル

アメリカのカーファンの夢の象徴ともいえるコルベット。

さて、どんなモデルなのでしょうか、2019年時点での最新データを見てみましょう！

スペック

引用：https://carislife.hatenablog.com/entry/2017/11/14/210000

現在のモデルは7代目、2014年にデビューしたモデルです。

コルベットは1代目から順にC1型、C2型と呼ばれますので、現在のモデルはC7型となります。

C2型、C3型でスティングレー（魚のエイ）とも呼ばれていた別名がこのC7型で復活したことは、昔からのコルベットファンにはうれしい限りですね。

サイズは、全長 4,570 mm、全幅 1,970 ㎜、全高 1,230 ㎜と、フェラーリ488GTB（全長 4,568-4,605 mm、全幅 1,952-1,975 mm、全高 1,206-1,213 mm）に近いサイズです。以外にコンパクトなんですね。

パフォーマンス

引用：https://carislife.hatenablog.com/entry/2017/11/14/210000

2019年1月現在、コルベットは複数のモデルを揃えています。

• グランスポーツ  ： 6.2L V8 OHV  466馬力 / 64.2kgm
• Z06  ： 6.2L V8 OHVスーパーチャージャー  659馬力 / 89.8kgm
• ZR1  ： 6.2L V8 OHVスーパーチャージャー  766馬力 / 96.8kgm

いずれもOHV型という、一見旧式なエンジン形式と感じるかもしれませんが、直噴システムやアクティブフューエルマネージメント、連続可変バルブタイミングなどの先進的な技術が投入された最新のエンジンであり、OHV型の特徴であるエンジン高・重心の低さ（シリンダーヘッドにカムシャフト等が無い）を生かすことで、コルベットの重心高を下げ、スポーツカーとしての安定した走りを実現しているのです。

そしてそのパフォーマンスですが、グランスポーツでも0-100km/h 3.6秒、Z06ではなんと2.95秒と3秒の壁を切っています。これはポルシェ911ターボS（0-100km/h 2.9秒）に迫る加速力です！

最強のZR1の最高速度は338km/hに達します。参考までにフェラーリ488GTBの最高速度は330km/h＋ですので、これを越えるパフォーマンスが与えられていることになりますね。

ライバル

さきほどフェラーリ488GTBとポルシェ911ターボSを引き合いに出しましたが、ZR1にもなればこれらのスーパースポーツと互角以上に戦える戦闘能力を有しています。

大排気量V8エンジンに更にスーパーチャージャーを装備しているので、その強大なトルクがコルベットZR1にすざまじい加速力を与えます。NAのグランスポーツでも並みのハイパフォーマンスカーはついていくことが出来ません。

では最強モデルとなるコルベットZR1のライバルモデルにはどんなマシンがあるのでしょうか？

ポルシェ911 GT3

引用：https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-gt3-models/911-gt3-rs/

まるでレーシングカーを模したほうなコルベットZR1のライバルとはずばり、ポルシェ911GT3です。

レーシーという点ではGT3 RSが最強のライバルとなるでしょう。

ポルシェ911GT3 RSの最高出力は520馬力、最高速度 312km/h、0-100km/hは3.2秒となっています。

最初からGT3をライバルに開発されたこともあり、確実にこのパフォーマンスを上回っていますね。

フェラーリ488GTB

引用：https://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/ferrari-488-gtb/#specifications

はい、先ほども登場しましたね、フェラーリ488GTBです。

最高出力 670馬力、0-100km/hは3.0秒、最高速度は330km/hと、コルベットZR1とは非常に近い性能となります。

ジャガーFタイプSVR

引用：https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20160628-20102885-carview/

同じFRという点では、このモデルを外すわけにはいきません。

エンジンは5.0リッターV8＋スーパーチャージャーで575馬力を発生、0-100km/hは3.7秒、最高速度は322km/hとなっています。

コルベットと同じくスーパーチャージャーなので低回転からの強大なトルクが車体を猛烈に引っ張ります。

コルベットの価格は？ 値引きは？

引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88#/media/File:C7_Corvette_Stingray_interior.jpg

モデル別標準価格

さて、アメリカンスポーツの象徴的モデルであるコルベットを手に入れようとしたら、どれくらいのお値段になるのでしょうか。

• グランスポーツ  ： 1,120万円～
• Z06  ： 1,359万円～
• ZR1  ： 約1,900万円（予測）

※ ZR1の日本発売日は2019年後半と予測、現時点の他モデルとの価格差より想定

ちなみにポルシェ911GT3 RSの標準価格は2,692万円、フェラーリ488GTBが3,070万円～、ジャガーFタイプSVRは1,838万円～となっています。

最高性能版のZR1はまだ日本未発売ですが、これが2,000万円を切るとしたらかなりお買い得ではないでしょうか。

値引きの実態

引用：https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ec/Corvette_Racing_GM_-_Chevrolet_Corvette_C7R_-63_%2818866072255%29.jpg

さて、シボレーコルベットの値引き額はどれくらいなのでしょうか？

2018年10月に確認された、シボレーの営業マンによる現実的な値引き額は、40万円～50万円とのことです。

これは地域やディーラーにもよるのですが、営業マンに与えられた裁量の範囲がこれぐらいとのことでした。

しかし、もともと1000万円以上するモデルなので、仮に50万円引いてもらってもあまり割安感は感じないかもしれませんね。

コルベットを安く手に入れるには？

さて、高額車であるコルベットの値引き額はなんとなくわかってきましたが、実は上記の値引き額は「下取り車が無い場合」の金額です。

下取り車が無い場合、コルベットの営業マンはある程度の余裕をもって値引き可能額を提示してきますが、今の時代はインターネットで調べれば簡単に値引き可能額をチェックできてしまい、そのことは当然、営業マンも良く知っているわけです。

つまり、営業マンから裁量を超える値引き額を引き出すことはとても難しいのです。

ではどうしたらよいのでしょうか？

引用：https://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88+%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch&source=hp&sa=X&ved=2ahUKEwiCgMyR9dDgAhXiLqYKHWFiB98QsAR6BAgFEAE&biw=1536&bih=682#imgrc=FflZ6ENL0UnfEM:

それは「下取り車」の査定なのです！

下取り車があれば有利な金額を引き出せる、という意味ではありません。

ディーラーの営業マンは、「じゃ下取り車と値引きを合わせて140万円でどうですか？」などと持ち掛けてきます。

でもディーラーの下取り査定は、市場における買い取り業者の買取価格よりも少ないことが多いのです。上記の場合、実際の下取り車の市場買取価格が100万円を大きく超えていたとしたら、これでは営業マンの思うつぼなのです。

ですので、ディーラーに足を運ぶ前に、

「シボレーコルベットの値引き額」と「下取り価格」

をネットでしっかり調べてからディーラーへ行きましょう。

これで、適正な交渉が出来るようになりますよ。

コルベットを安く入手するもう一つの方法

引用：https://carislife.hatenablog.com/entry/2017/11/14/210000

それは「認定中古車」を探すという方法です。

コルベットに限らず最新モデルが最強モデルといえますが、仮に1世代前のZR1を購入するとした場合、その最高出力は648馬力と、最新のZ06にも引けを取らないハイパフォーマンスマシンなのです。

そこで、シボレー（キャデラック）の認定中古車を狙うというのも一つの方法です。

正規輸入車であること、初回登録から5年以内であること、事故車などではないこと等の前提条件をクリアしたうえで、最大100項目の点検整備や最大5品目の消耗品交換が行われたうえで、保障などが付いてくるという新車並みの安心感です。

工業製品として見ても、新車となんら遜色はありません。

あこがれのコルベットを手に入れよう！

さて、ヨーロッパのスーパースポーツ並みのパフォーマンスを持つコルベットとその値引きについて語ってきましたが、どうでしたか？

アメリカ車が、排気量がでかいだけでクオリティも低く遅いというのは既に昔の話です。

この記事を参考に、あなたにとってベストなコルベットをチョイスして、アメリカンスポーツの世界を存分に堪能してくださいね。