下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
今回は、ドイツの高級車、BMWの7シリーズについてご紹介していきたいと思います。
BMWと言えば故障しやすいなどのイメージもあると思いますが、実際に頻繁に起こる事例などを紹介していきますので参考にご覧ください。
なお、修理方法などは事例になりますので、ご自身で整備工場やディーラーに相談確認してください。
BMW7シリーズってどんなクルマ?
ドイツの有名自動車メーカーBMWの4人乗り、または5人乗りの比較的大型の高級セダンです。
引用:http://bmw-japan.jp/7-series/lineup/#styling
初代は、1977年に販売が開始され、現在は2015年販売開始の6代目になります。
3シリーズが大衆的で5シリーズがミドルクラス、7シリーズはフラッグシップセダンと言っても良いほど同社の中でもハイクラスなセダンでありながら、運転手がドライビングを楽しめるようなクルマ作りをしています。
ライバルにはメルセデスのSクラスや、アウディのA8、レクサスのLSなどがそれにあたります。
現在の車両ではそこまで頻繁に故障に悩まされることは無いかもしれませんが、お手頃になった中古車の購入などを検討されている場合は、注意が必要かと思います。
安くで購入出来たとしても修理代が大きくなると、実際に支払う金額が膨れ上がってしますので、あらかじめ故障が多いクルマということも頭に入れておきましょう。
BMW7シリーズの実際の故障事例
では、BMW7シリーズの実際の故障事例などをあげてみたいと思います。
電装系や、機械系など様々な故障があるようです。
引用:http://bmw-japan.jp/7-series/lineup/#styling
比較的年式の新しいものには少ないようですが、中古車で古い年式の車両などを購入する場合や、購入されてから年数が経っている場合には、あくまでも事例ですが、参考程度にご覧ください。
・エアコンが効かない(4代目、Eタイプ)
Eタイプに多い症状の一つです。
電気系の故障の可能性がほとんどですので、整備工場に持ち込んで専用テスターでの診断となります。
この診断で故障箇所がわかる場合は該当箇所を修理や交換をして治ればいいのですが、もっと単純な可能性もありますので、通電テストなどを行いながら分解整備していく可能性があります。
パーツの動きが悪ければヒーターやクーラーがうまく動作しませんのでホース類やポンプなども併せてみてもらいましょう。
・電動トランクオープナーの故障
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/7-series/sedan/2015/design.html
荷物を出し入れする際にセダンの形状ではトランク積載する事が多いのですが、その際にトランクを電動で開けようとしても開かないという事例が多くみられます。
リモコンで開け閉めする事が出来る便利なものなのですが、電装系になるので開かなくなると面倒ですよね。
原因の多くはモーターの不良がほとんどで、交換となると20万円前後かかるそうです。
・エンジンオイル漏れ(4代目、Eタイプ)
BMW7シリーズで、よくある故障ですね。
発見方法としては、オイルの警告灯がついたり、オイルの消費量が多かったり、車を駐車しているエンジンのしたあたりにオイルの滲み跡があったりするなど比較的発見しやすいトラブルですね。
ほとんどの場合がエンジンのパッキンの部分からのオイル漏れですので、対策としてパッキンの交換となります。
オイルが漏れてきてエキゾーストマニホールドなどに付着すると焦げて煙と臭いがしてきます。
オイルがない状態で走行してしまうと最悪エンジンがダメになってしまいますので早めの修理をしましょう!
・オーバーヒート(5代目、Fタイプ)
エンジンの水温が上がりすぎてしまい警告灯ランプが点灯して、オーバーヒートの症状がすぐに出てしまう事例です。
まずはボンネットを開けてエンジン辺りからの水漏れなどがないか、目視で確認できるところを見ていきます。
漏れが確認できない場合は、電気的な原因が考えられますので、BMWの専用テスターで診断をしていきます。
原因はウォーターポンプの故障でした、ポンプが故障して冷却水がエンジンへ送り込めず冷却機能が働かなかったため警告灯がついたというところですね。
テスターは市販はしておらず、汎用の物も使えませんのできちんと整備が出来る整備工場やディーラーに診てもらいましょう。
・ナビゲーションの故障(4代目、Eタイプ)
純正ナビゲーションで故障した例や、自車位置が上手に表示されない、オーディオが再生できないなどの症状がかなり頻繁におこるようですね。
日本車もそうなのですが、オーディオ電装系の故障に関しては整備工場などでは治すことができません。
メーカーに送って送料までかけて修理代を払うよりも新品と交換する方が安くつきます。
なので、対処法は交換しかないのが現状のようです。
・ボンネットダンパー不良
高級車などには標準でついているボンネットダンパーですが、ダンパーシリンダー内のガスが抜けてしまい全く機能しないという事も見られました。
通常の車両のボンネットであれば、ボンネットを開けた際のつっかえ棒がありますが、ダンパー式のボンネットの開閉にはそれがついていませんので開ける際には手で支えるか、何かしらの棒をつっかえにしないといけなくなります。
普段開ける部分ではないので特に治す必要も無いかもしれませんが、社外品で修理すれば工賃を入れても10,000円くらいで修理出来ますので、交換しておいてもいいですね。
・V12エンジンのオイル漏れ
先にもオイル漏れの症状がありましたが、特にV型エンジンのオイル漏れは酷い見たいです。
場所は比較的修理が簡単なエンジン上部のカバーとパッキンの部分になるので、軽微な整備で終われば費用も安く済ませられる事が出来るのですが、症状が進んで他にも故障箇所が出てきてからでは非常に厄介になります。
オイル漏れの症状であるオイルの滲みなどを発見した場合には早めに対処する事と、漏れる確率が高いものだと日頃から気にしてみる方がいいですね。
万が一故障したらどうしたらいい?
故障の程度にもよりますが、例えばオーバーヒートなどエンジンが焼き付いてしまう可能性がある場合はあまり遠方のディーラーや整備工場まで運転していくことはオススメできません。
JAFを呼ぶなどして運転していっていい状況かどうかを確かめるか、ディーラーや整備工場のスタッフが出張で来てくれるなら呼んだ方がいいでしょう。
引用:http://bmw-japan.jp/7-series/lineup/#styling
走行に関係の無いような部分の故障であればディーラーや整備工場、イエローハットやオートバックスといった量販店でもみてくれるかもしれません。
修理までの期間や料金はディーラーの方が長く高くなるかもしれません。
純正パーツでの対応や、ディーラーの正規料金の設定は、民間の一般整備工場よりは若干高めの設定になっています。
しかし、その分BMW7シリーズに精通した専門のエンジニアが在中していますので、保証の部分も含めて安心して任せる事が出来るでしょう。
あとは、故障した際の修理費用があまりに高額になる場合には乗り換えも考えましょう。
一度故障し始めると、色々な箇所にトラブルが起こりがちです。
年式の古い車両になってくると、部品の供給が無かったりする場合も出て来るのである程度は見切りをつけて次の車両を見つけるなども考えておきましょう。
BMW7シリーズの故障のまとめ
いかがでしたでしょうか?
少なからず、それぞれの車には弱点のようなものが存在し、それが故障しやすい箇所として現れているのでしょう。
BMW7シリーズは同社を代表する高級セダンですが、やはり年数が経過してきたり、しっかりした整備をせずに放ったらかしにしていたりすると痛んできてしまいトラブルの原因になってしまいます。
引用:http://bmw-japan.jp/7-series/lineup/#styling
故障を防ぐためにも定期点検などはきちんと受けて安心してドライブを楽しめるように気をつけましょう!
※ここに記載したものは現在ある故障の事例であり、BMW7シリーズを悪く言うものではありません。
※写真は現在のモデルであり故障の事例は以前のモデルになります。
キャッチ画像引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/7-series/sedan/2015/images-and-videos.html