下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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三菱自動車から販売されているデリカD3ですが、デリカD5は知っていても、こちらは聞き慣れない方がいらっしゃるかもしれません。
商用車として利用されることが多く、乗用車としての知名度は低いのですが、自家用には向いていないのかを含めて実態を調べてみたいと思います。
デリカD3の乗り心地は?試乗レポート
実際にデリカD3を試乗した方の感想をいくつか用意してみました。
試乗するまで時間がかかると思いますので、待っている間の参考にしてみて下さい。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/grade/gra_02.html
・本当に商用車なの?と思ったくらいでした
見た目は小さめのミニバンに感じましたが、室内はとても広々としています。
座高も申し分なく、視界が広いので運転しやすいと思いました。
実際に運転すると、4気筒エンジンなので加速には物足りなさもありましたが、スピードが上がってしまえば何の問題もありませんでした。
シートも素材にこだわっているようですし、座った感触が丁度良く長距離にも向いていると思います。
シンプルに物や人を運ぶのに適していると思われがちですが、乗用車としてのアクセサリーも充実しているので、アウトドア向けとしても利用できるのではないでしょうか。
オーディオ関連が乏しいので、乗用車にするのであればカーショップ等でカスタマイズが必要かもしれません。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/grade/gra_02.html
・奥さんが気に入ってくれました
地方の自宅を一部改造して皮製品を作っているのですが、素材にこだわりたく買い付けは現地へ行って自分の目で確かめています。
あちらこちらと出向くことから、商用車として運転しやすいデリカD3を選んだのですが、妻も普段乗りとして運転することになるので二人で試乗してみました。
イメージ通りに運転できたことと、燃費も悪くないこと、標準装備で購入できる安い価格であることから意思が固まったので、後は妻が気に入るかどうかでした。
大きさがコンパクトで小回りが効くうえにシートもしっかりしているので、買い物や二人いる子供の送り迎えにも使いやすいというのが妻の感想でした。
休日には家族そろって遊びに行けることもでき、オールマイティーな一台だと思いました。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/utility/uti_01.html
・何でも運べそうなのが嬉しいです
建設現場で働いているので、できる限り多くの工具を運ぶ必要があるので5人乗りタイプのデリカD3を試乗予約したのですが、7人乗りタイプしか用意してもらえませんでした。
運転自体はどちらも一緒なので試乗したのですが、見た目と違ってトラックを運転するかのような感じがしました。
アクセルやブレーキペダルは上から踏む感覚で、姿勢の良い状態を保つシートのおかげで、視界も広々して良好でした。
個人的には一番運転しやすいスタイルなので、ミニバンの外観とのギャップを楽しめると思いました。
7人乗りもシートアレンジが多彩で、助手席、中部座席、後部座席と全て折り畳みができるので長い荷物も楽々入ります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/utility/uti_01.html
最終的には5人乗りにしたのですが、大人数で現場を移動する時があるなら7人乗りも実用的だと感じました。
デリカD3の試乗する方法
デリカD3はNV200バネット(日産)のOEM車種で、販売は三菱自動車がおこなっているものの、生産は日産自動車が製造しています。
NV200バネットといえば商用車のみならず、実用性や乗り心地が認められて次世代型タクシーとして採用されたことは記憶に新しいです。
その全てを受け継いでいるのがデリカD3であり、最大の特徴は小型5ナンバーのミニバンタイプでありながら、最大7人まで乗車できる居住性能の良さが上げられます。
販売は2011年10月から開始されており、2度の改良を重ねて2016年1月以降は現行タイプとして今でも販売されています。
グレードは2つのみとなっていますが、3列シート(7人乗り)仕様のGモデルと2列シート(5人乗り)仕様のMモデルが用意されており、どちらも車両の大きさは同じとなっています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/grade/gra_01.html
OEM車種だけに試乗が可能か心配な面もあると思います。
NV200バネットであれば、日産のカーディーラーに展示車や試乗車が間違いなく用意されています。
そちらを体験しても良いと思いますが、デリカD3は装備内容がNV200バネットと異なっており、メーカーオプションとなっているものがいくつも標準装備されています。
そう考えると、比較することは十分に価値がありますので、以下の方法を使って展示車や試乗車の存在を確認するようにしましょう。
引用:https://www.kanto-mitsubishi-motor-sales.com/tenpo/DJ/
・カーディーラー(店舗)へ直接連絡してみましょう
営業時間(例えば9:00~18:00)であれば、電話連絡することでスタッフが応対してくれます。
展示車や試乗車が無くても、本社経由で手配できるか確認を取ってもらえますので、カーディーラーからの指示を受けて下さい。
・ホームページからどの店舗にあるのか確認してみましょう
カーディーラーが運営するホームページでは、店舗ごとに展示車及び試乗車情報が掲載されていることがあります。
車種を限定して簡単に検索することができますので、一度アクセスしてみて下さい。
デリカD3が見つからない場合は、問い合わせ専用ページがありますので可不可を確認してみましょう。
引用:https://www.kanto-mitsubishi-motor-sales.com/tenpo/DJ/
他にも中古車を扱っているカーディーラーが沢山ありますので、状態の良いもので公道を走れるように手配してくれるケースも考えられます。
カーディーラー名義でナンバープレートを取得して、短期間の任意保険へ加入し、車両メンテナンスを一通りおこなってもらうことになります。
新車と比べて違和感が出ることもありますが、それでも体感することは大切だと思いますので、遠慮せずにお願いしてみて下さい。
デリカD3の試乗車に乗った方がいいの?
社用車だからといってカタログや評判だけで決めるのは考えものです。
実際に使用する現場の方からの意見はとても重要だと思いますので、できる限り展示車を確認したり、試乗したりすることを心がけましょう。
デリカD3の特性を踏まえて試乗するポイントを用意してみました。
1.外装
・ボディーサイズ
全長4,400mm×全幅1,695mm×膳高1,850mmのコンパクト設計となっています。
ミニバンタイプとしては小型車両の部類に入りますので、かなり小さいイメージを持つと思います。
・ボディーカラー
全部で5色
- シルバー
- ブラック
- ブラウン
- ブルー
- ホワイト
となっており、キズや汚れが目立たないようですが、実際の印象と違わないか確認して下さい。
・エンジンルーム
1.6リッター直列4気筒エンジンを積んでいます。
商用車として扱うのであれば、自分でメンテナンスをおこなうことも考えられますので、作業しやすいか確認して下さい。
・ラゲッジスペース
開口部分が大きくなっているのが特徴の一つとなっていますので、どれくらいの大きな荷物が入るのか確認して下さい。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/utility/uti_02.html
2.内装
・広さ
室内長2,600mm×室内幅1,495mm×室内高1,350mmのゆとりある空間がイメージ通りか確認して下さい。
・座席
質感や座り心地、可動調整位置など満足できるか確認して下さい。
また、運転席を除く全ての席が折りたためることができますので、実際に作業して扱いにくくないか確認して下さい。
・乗車高さ
地上高386mmと低く抑えており、腰の上下移動位置がスムーズに行えると思いますので、乗降時に気になるようなことはないか確認して下さい。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/utility/uti_02.html
3.運転席
・着席感覚
運転席に座り、シートベルトを着用してハンドルを握った状態で違和感がないか確認してみて下さい。
メーター類やシフトノブ、サイドブレーキ、操作スイッチと、ハンドルを握ったまま手が届くのか試してみて下さい。
もし手が届かない、操作しづらい箇所があれば、スタッフの方へ遠慮なく伝えるようにしましょう。
・足回り
アクセルやブレーキのペダル位置、太ももやひざ下の丁度良い空間を覚えるようにしましょう。
・死角場所
前方や後方、両脇と全体の視界を確認することは重要なことで、どのあたりが死角になるのか確認して下さい。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/performance/
4.走行
・ハンドリング
車重は1,700kgと強固なボディでできていますので、乗用車よりもハンドルが重く感じられると思います。
特にハンドルを回したときに引っかかりがないか確認して下さい。
・ペダル反応
アクセルによる加速反応、ブレーキによる停止反応がイメージ通りか確認して下さい。
・駐車位置
小回りがどれくらいよく効くのか、バックからの駐車や縦列駐車をして確認して下さい。
まとめ
日産自動車からOEM供給されているデリカD3ですが、実際に試乗することで分かることがたくさん出てくると思います。
シンプルな造りをしているだけに、本当に問題がないか事前にチェックしておくことは大事なことですので、カーディーラーへ親身に応対してもらえるように話を進めていただければと思います。
キャッチ画像:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d3/grade/gra_01.html