S660 カスタム情報！やり方やオススメを紹介！

ホンダが販売する本格軽オープンスポーツモデルであるS660は、その持つポテンシャルの高さやスタイルの良さが受けて販売が始まっていらい今でも人気の高いモデルで、さらにその素性の良さからチューニングやカスタムのベースとしても人気があります。

既に販売開始から2年が経過し、程度の良い中古車も流通し始めており、価格面や入手のし易さなどから今後はますますS660をカスタムして乗るユーザーが増えてくるのは間違いないでしょう、そこでS660のカスタムに付いてリサーチしてみましょう。

純正カスタムカー・S660モデューロX

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

S660のカスタマイズやチューニングは、販売開始と同時にアフターパーツメーカーなどが研究開発しており、既にマーケットには数々のカスタマイズパーツが販売され、足回りやエアロパーツ、エンジンパーツなどが年々、充実して来ています。

そのような中で2018年にはホンダがS660の量産製造工程の途中で、専用カスタムパーツを組み込みメーカー純正コンプリートカーとしてホンダS660モデューロXを開発し販売が始まりました。

モデューロXの開発コンセプトには、ホンダ熟練エンジニアが開発するパーツなどによって走行性能を向上させ、感性の高いエクステリアデザインを採用し、意のままに操れるドライビングを楽しめるモデルとして開発され、メーカーが出した「走り」に対するカスタマイズの方向性を示したと言えるでしょう。

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

モデューロXの装備を見ると、外装はグリルと一体化したエアロバンパーや専用デザインのアルミホイール、専用ショックアブソーバーなどが装備され、誰が見ても一目でノーマルのS660とは違うことが解ります。

引用：https://www.honda.co.jp/S660/modulox/

インテリアを見ても上質なスポーツレザークラフトで造られたスポーツシートを標準装備し、専用カラーとなるボルドーレッドにコーディネイトされ、まさに大人の雰囲気と言えるインテリアが形成されています。

引用：https://www.honda.co.jp/S660/modulox/

このS660モデューロXは純正コンプリートカーとして、完成度が高く洗練された外観デザインや、サスペンションなどを見ると、洗練された性能を持っており、今後のS660をカスタムする上において大きな参考材料になるのは間違いないモデルと言えるでしょう。

ラグジュアリーモデルのトラッドレザーエディション

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

S660には、もう1つの純正カスタム・モデルとして「トラッドレザーエディション」が存在しています、αモデルをベースにカスタマイズされたトラッドレザーエディションは、ラグジュアリー性能を高めた特別仕様車としての位置づけです。

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/

外観は大きな変更は無くαグレードと共通ですが、トレッドレザーエディション専用のボディーカラーを用意、素性の良いS660の外観デザインとしながら、インテリアは上質な大人の空間をイメージしたデザインを採用し、落ち着いた雰囲気がラグジュアリー性を高め上質な大人の空間を演出し、快適なドライブを楽しめるもう１つのS660です。

このトラッドレザーエディションは、サスペンションやエアロなどの専用品を採用しておらずノーマルと共通で、走りに関して大きな変更はありませんが、そのS660が持つオープンスタイルを何処かノスタルジーな雰囲気を演出し、ラグジュアリー性を高めたモデルとしてカスタムの参考になるでしょう。

S660をカスタムするには

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/

S660のカスタムを考えた場合、その素性の良いデザインや性能から幅広いカスタムを楽しめるモデルですので、最初に何をどうしうたいのか？をきっちり考えておく必要があります、つまり、スポーティー性を高めるのか、ラグジュアリー指向で行くのか？と言うところですが、やはりスポーツ走行を楽しめるモデルだけに、スポーツ性を高めるカスタムを行いたいところですね。

カスタムパーツは豊富に用意される純正オプションや、豊富に存在するアフターパーツなどパーツの選択肢がとても多く、思いつくままにパーツを装備してはせっかく素性の良いS660のバランスが崩れ残念な結果になってしまいます。

ノーマルの素性が良いので、ノーマルでは足らない部分を強化してバランスの良いカスタムを行って全体的な性能をアップして行く方向性を考えながら予算面なども考えて進めて行く必要があります。

手軽なライトチューニング

引用：http://www.mugen-power.com/automobile/products/s660/parts/04.html

S660を購入して、取り合えず手軽に走りの質を高めたい、見た目もそれなりにカッコよく決めたい、でも予算はあまり使いたくない、そんなユーザーは多いのではないでしょうか、そんな場合は手軽なライトチューンがおススメです。

ライトチューンのメニューとして定番なのは「マフラー」、「サスペンション」、「エアークリーナー」、「アルミホイール」などが定番メニューとなっています、最近では純正オプションでもこれらのパーツが用意されており、予算的にも控えめなメニューとなっています。

このメニューでは、マフラーで重低音のある排気音とマフラーエンドのカッコ良さを演出、サスペンションで安定性をさらに高めると同時に車高を下げてよりスタイリッシュに見せ、エアークリーナーで吸気音と吸気性能を高めてエンジンのピックアップを高めるメニューです。

引用：http://www.mugen-power.com/automobile/products/s660/parts/03.html

このメニューに外装のカスタムとしてアルミホイールの交換とエアロを少し加えるだけで、かなりイメージが変わるので次のステップアップとしておススメできます、このライトチューニングはカスタムの第1歩とも言えるメニューで、バランスも崩れずそれでいて大きくイメージも変わるので満足しているユーザーも多いメニューです。

本格的なカスタムへのステップアップ

引用：https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/

ライトチューニングを施してさらにカスタムを進めるなら、いよいよ本格的なカスタムとなって来ますので、ショップなどでしっかりとチューニングメニューを固めてから始めましょう。

内容的には足回りの強化とブレーキの強化、ボディー剛性のアップにエンジンとなると思いますが、エンジンはCPUの交換、もしくは調整で燃調をしっかりと行い、特にターボのブースト関係が大きなウエイトを占めて来ます。

引用：http://www.mugen-power.com/automobile/products/s660/parts/index.html

サーキットを目指すなら、ブレーキもサーキットスペックを用意したいのですが、S660は軽量モデルなのでパッド交換だけでもある程度、問題なくいけるでしょう、足回りは車高調でサーキットスペックを持つ物に交換し、ブッシュ類も強化ブッシュ、もしくはピロボールを検討したいところですね。

カスタムやチューニングは、一定レベルを超えると一気に難しくなってくるので進める為には信頼できるショップとしっかりと事前打ち合わせを行いながら進めて行く必要性があり、下手なカスタムやチューニングを行うと費用だけが掛かり、全く効果の無い無意味なチューニングとなってしまいますから注意が必要です。

S660 カスタム情報！やり方 まとめ

引用：https://www.honda.co.jp/S660/trad_tokuso/

S660のカスタムに付いて考察して来ましたが、やはり素性の良いスポーツモデルだけにカスタムを考えているユーザーも多いのではないでしょうか、ノーマルでバランスの良いモデルだけに下手なカスタムでバランスを損なうのは極力避けたいところですね。

チューニングやカスタムは奥が深く、進めて行くと予算も必要ですが莫大な労力が掛かりますので、しっかりと打ち合わせを行って確かなメニューを進めて頂きオリジナルの1台を作って欲しいと思います。

まずはライトチューニングを施し、そこで足らない部分を強化していく事から始めましょう、また純正コンプリートモデルも販売されていますので、同じ費用を掛けるならコンプリートモデル、もしくは特別仕様車を購入してしまうのも1つの方法で、メーカーが設計した完成品を買うので最初から楽しめることは間違いないでしょう。