アルファード vs BMW2シリーズ グランツアラー 徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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アルファードとグランツアラーはどちらも乗車定員数7人まで可能なモデルですが、年間の維持費には大きな違いがあります。

今回は、アルファードとグランツアラーの燃費・年間維持費・乗り心地を徹底比較します。

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対象モデルの紹介

今回比較のモデルは、7人乗りシートを搭載した上品でラグジュアリーなデザインのTOYOYAアルファードGFとBMWの2シリーズ220i グランツアラーです。

燃費、維持費、乗り心地を比較する上で必要な条件として、使用燃料が同じプレミアムガソリンを使用していることから、数あるモデルの中から「アルファード GF」と「220i グランツアラー」を選定。

アルファードはラグジュアリーなボディデザインと開放的なゆとりのある車内デザインが特徴であり、ハイブリット車などグレードが8種類にも分かれておりバリエーション豊富なラインナップです。

引用:https://toyota.jp/catalog/alphard_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_alphard_main_d#target/page_no=4

BMW2シリーズのグランツアラーはBMW初となる前輪駆動の7人乗りファミリーカーとして発売されたモデルであり、スポーテイーな走りを体感できる車です。

引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/2/F46_115I_PDFJPN_V2.pdf.asset.1449290668477.pdf

アルファードのボディサイズは全長4945㎜×全幅1850㎜×全高1935㎜、グランツアラーは全高4565㎜×全幅1800㎜×全高1645㎜とアルファードが一回り大きく、とりわけ高さが際立ち、車内空間にゆとりがあります。

新車の車両本体価格はアルファードGFは4,562,000円~、220iグランツアラーは5,000,000円~と比較対象モデルの中ではグランツアラーが高く設定されています。

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アルファード vs BMW2シリーズ グランツアラー燃費を比較

アルファードとグランツアラーの燃費の比較に必要な情報を一覧にまとめます。

TOYOTA アルファード GFBMW 220i グランツアラー
駆動方式2WD前輪駆動
種類V型6気筒直列4気筒
車両重量2100kg1630kg
総排気量3456cc1998cc
最高出力kW(ps)/rpm(EEC)221(301)/6600141(192)/5000
最大トルクNm(kgm)/rpm(EEC)361(36.8)/1600-4700280(28.6)/1250-4600
使用燃料プレミアムガソリンプレミアムガソリン
燃料タンク容量75ℓ61ℓ
燃料消費率JC08(国土交通省審査値)10.8km/ℓ15.8km/ℓ

アルファードはV型6気筒の前輪駆動(四輪駆動も選択可)、排気量は3456㏄とパワフルなエンジンを持っており、グランツアラーは直列4気筒の排気量1998㏄とアルファードに比べれば小型であるがSUVモデルらしい逞しい走りができます。

燃費効率に関わる車両重量においてはアルファードがより重く、2485kgもあるため燃費の消費率が高いです。

結果、ボディサイズが一回り小さいグランツアラーは燃費消費率が15.8km/ℓと燃費効率がよく、アルファードは10.8km/ℓと3分の2の消費率であることが分かる。

どちらもプレミアムガソリンを使用しており、2019年3月におけるハイオク価格を146円と仮定した場合、走行距離におけるガソリン費用の価格は下記の通りとなる。

1,000km当たりの燃料費10,000km当たりの燃料費50,000km当たりの燃料費
TOYOTA アルファード GF13,519円135,190円675,950円
BMW 220i グランツアラー9,241円92,410円462,050円
差額4,278円40,278円213,900円

1000km走行した場合は4278円、5万km走行した後には21万円以上の金額に差異がでる。

乗客数は7人と同じであるため、燃費を抑えたい場合はグランツアラーが有利であるが、最大出力301馬力を備えたアルファードはよりパワフルな走行が可能です。

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アルファード vs BMW2シリーズ グランツアラー維持費を比較

自動車の維持費には、自動車重要税・自動車税・任意保険・自賠責保険・車検装備代・駐車代が主な項目となる。

今回は、費用に個人差が出やすいホイールやタイヤ等の消耗品代、有料高速道路の金額は含めないこととします。

自動車重量税

自動車税は車検が行われる年に納税の義務があり、車両の重量によって納税額が変動します。

車両重量2トン以下のグランツアラーは本則適用の減税の対象モデル車に位置づけられており、新車購入時は3万円、2回目は32,800円の納税率です。

一方、アルファードは本則適用の減税対象車ですが車両重量2トンを超えるため、納税額がグランツアラーより高くなります。

TOYOTA アルファード GFBMW 220i グランツアラー
新車新規検査時37,500円30,000円
2回目継続検査時41,000円32,800円

自動車税

車の総排気量によって定められている自動車税は、アルファードが3,0リットル超えの排気量であるため2,0リットル以下の排気量を持つグランツアラーよりも維持費がかかります。

引用:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

ソニー損保が公式サイトで公表している情報によると、各モデルの自動車税の差額は18,500円にも広がります。

TOYOTA アルファード GFBMW 220i グランツアラー
総排気量3,456㏄1,988㏄
自動車税(年)58,000円39,500円

自賠責保険・自動車任意保険

引用:https://www.mitsui-direct.co.jp/car/guide/column/wise/car/01/

自賠責保険と自動車任意保険は保険の加入期間や条件によって値段が決まります。

自賠責保険の年間費用は概ね12,000円~15,000円、自動車任意保険は概6万~12万とされています。

自家用乗用自動車の場合スペックやサイズは直接的に価格に反映されないため、アルファードとグランツアラーにおける差額は、同じ保険を選択した場合は生じません。

車検手数料・車検検査整備料

継続検査登録手数料については、普通乗用車の場合は一律1800円であるため差額は出ません。

車検検査整備料は自動車の車両重量と保存状態によって決まっており、車検を依頼する場所がディーラー、車検専門フランチャイズ、カー用品店、ガソリンスタンドなど様々であるため、依頼する会社によっても金額が異なります。

グランツアラーは海外モデルであるため、部品の買い替えなどには日本メーカーアルファードよりも費用が高額になる可能性がある。

アルファードは概ね5万~、グランツアラーは7万~が平均的な目安です。

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年鑑維持費の比較一覧

引用:「トヨタ公式」https://toyota.jp/catalog/alphard_main/book/「BMW公式」https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/2/F46_115I_PDFJPN_V2.pdf.asset.1449290668477.pdf

年間におけるアルファードとグランツアラーの概ねの維持費を比較する。

車両重量2トン超え、総排気量3000㏄以上あるパワフルなボディサイズのアルファードがグランツアラーよりも維持費が高くなる結果となる。

TOYOTA アルファード GFBMW 220i グランツアラー
自動車重量税41,000円32,800円
自動車税58,000円39,500円
自賠責保険12,000円12,000円
自動車任意保険60,000円60,000円
燃料(1万km)135,190円92,410円
車検・検査手数料50,000円70,000円
駐車代104,000円104,000円
合計460,190円410,710円

最も差が出やすい項目は、ボディサイズによって税額が変動する自動車重量税と自動車税です。

どちらもエコカー減税の本則原則対象モデルであるが、より車体の大きいアルファードがグランツアラーよりもこの2つの項目において26,700円維持費が高くなっていることが分かる。

一方、グランツアラーは海外モデルであるために海外からの取り寄せの部品であったり、日本に置いていない特注のカラーであることが多く、車検時の検査費用が場合によっては高額になる事が考えられる。

全体の年間維持費の差額はアルファードがグランツアラーよりも49,480円高い結果となるが、保険金額・駐車代・高校距離を同じ条件の元で計算しているため、保険の加入条件や車検に掛かる費用を抑えることが差額を縮めるカギとなる。

乗り心地を比較

各モデルのボディサイズは下記の表の通り、グランツアラーが一回り小さいサイズとなり、アルファードの全高が高いことが特徴的です。

全長全幅全高
TOYOTA アルファード G4945㎜1850㎜1935㎜
BMW 220i グランツアラー4565㎜1800㎜1645㎜

引用:https://toyota.jp/catalog/alphard_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_alphard_main_d#target/page_no=4

ラグジュアリーな室内を持つアルファードは全高が1935㎜とゆとりのある車内空間であり、足元の空間も十分なスペースが空いている。

サンルーフはオプションにて搭載可能な機能となり、プレミアムの本革シートは電動で調節ができます。

引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/2/F46_115I_PDFJPN_V2.pdf.asset.1449290668477.pdf

グランツアラーの車内空間はアルファードよりコンパクトなサイズですが、同じ7人乗りが可能であり、子供も含めて乗車する場合には問題なく広々と乗ることができるファミリーカー向けの設計です。

こちらもオプションで電動サンルーフが搭載可能なため、明るい車内空間です。

乗り心地の比較については、アルファードはラグジュアリーなインテリアデザインと高さのある車内空間を持つため、ゆったりとした後部座席とラゲッジスペースを広く使いたい時におすすめです。

ファミリーカーとして子供が乗車するなど7人のスペースが確保できるコンパクトサイズを求める時はSUVのグランツアラーも良いでしょう。

アルファード vs BMW2シリーズ グランツアラー 徹底比較!まとめ

今回は、7人乗りシートを搭載したTOYOYAのアルファードGFとBMWの2シリーズ220i グランツアラーの燃費、維持費、乗り心地を徹底比較しました。

燃費は1000km走行した場合アルファードが4278円高い計算となり、さらに5万km走行した後には21万以上の差額がでており、燃費効率の良い車はグランツアラー有力です。

維持費においては、ボディサイズや排気量によって大きな差が出やすく、どちらもエコカー減税の本則原則対象モデルであるが、より車体の大きいアルファードがグランツアラーよりも納税額が26,700円維持費が高い。

一方、グランツアラーは海外モデルであるために海外からの取り寄せの部品であったり、日本に置いていない特注のカラーであることが多く、車検時の検査費用が場合によっては高額になる事が予想される。

同じ7人乗りのモデルですが、維持費を抑えたい時はコンパクトなグランツアラーを、後部座席含めゆったりとした乗り心地とパワフルな走りに拘りたい時はアルファードがおすすめです。

この記事を書いた人

キューエム
自称、車のマニアです。車の情報を実際のディーラーで集めたり、雑誌やインターネット、ネットでの海外のモーターショーでも情報を集めて楽しんだり各種ブログで記事を書いて情報発信もしています。役立つ情報をじっくり楽しんでくださいね。



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