CR-Vvsエクストレイル徹底比較！どっちの維持費や燃費、乗り心地が良いの？

最近のSUV人気は目を見張るものがありますが、その中でもCR-Vとエクストレイルの人気はとても高いです。

SUVに魅力を感じ、いざ購入しようと思う時、やはり維持費や燃費、乗り心地が良いのかどうか、とても気になりますよね。

この記事では、SUVの中でもとりわけ人気の高い、CR-Vとエクストレイルに注目して、どちらの維持費や燃費、乗り心地が良いのか比較しています。

CR-Vvsエクストレイル徹底比較！維持費が安いのはどっち？

まずはCR-Vとエクストレイルのどちらの維持費が安いのか比較していきます。

ガソリン代は、2019年2月19日現在の全国平均価格です。

• レギュラー：138.8円
• ハイオク：149.9円

自動車保険の試算条件は以下となります。

• 年齢：30歳以上
• 等級：15等級
• 年間走行距離：11,000㎞
• 免許の種類：ゴールド
• 運転者限定：家族限定
• 運転者の年齢制限：30歳以上
• 対人賠償：無制限
• 対物賠償：無制限
• 車両保険：つける

月間走行距離は1,000㎞として試算しています。

CR-Vの維持費

まずはCR-Vの維持費から見ていきたいと思います。

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design

CR-Vのガソリンモデルには、EXとEX・Masterpieceという2グレードが設定されています。

ここではEXグレードで試算していきます。

CR-V EX年間維持費

車を所有すると様々な経費がかかり、維持費に頭を悩ませますよね。

維持費の中でも特に大きな負担となるのがガソリン代と駐車場代です。

駐車場代は近隣の駐車場事情もあり、ほぼ受け入れるしかありませんが、ガソリン代は乗り方の工夫や燃費の良い車を選ぶなど、改善の余地はあります。

CR-Vのガソリンモデルは実燃費が12km/Lと良好な数字が出ていて、維持費削減に貢献していますね。

続いてCR-Vハイブリッドモデルの維持費を見ていきたいと思います。

ハイブリッドモデルもガソリンモデルと同様、HYBRID EXとHYBRID EX・Masterpieceの2グレードが設定されています。

ここでは、HYBRID EXのグレードで試算していきたいと思います。

CR-V HYBRID EX年間維持費

ガソリンモデルに比べて実燃費が6km/Lも良くなり、ガソリン代が90,000円台で収まりました。

結果、ガソリンモデルに比べて年間で41,267円も安くなります。

驚くべきハイブリッドの燃費性能です。

こんなに燃費が良いと、ついついドライブに出かけたくなりますよね。

エクストレイルの維持費

次にエクストレイルの維持費を見ていきたいと思います。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

エクストレイルのグレード設定は以下となります。

ガソリンモデル

• 20S
• 20X
• 20Xi

ハイブリッドモデル

• 20S HYBRID
• 20X HYBRID
• 20Xi HYBRID

ガソリンモデルの20Xだけが7人乗りを選択可能で、他グレードは5人乗りの仕様です。

まずはガソリンモデルの20Sで維持費を試算したいと思います。

エクストレイル 20S年間維持費

ガソリンモデルのCR-Vとほぼ変わらない維持費となりました。

エクストレイルも実燃費が12km/Lと、このクラスのSUVとしては良好な数値が出ています。

私の愛車の実燃費は、良くて11km/Lなので羨ましい限りです。

続いてエクストレイルのハイブリッドモデルの維持費を見てみましょう。

ここでは、20S HYBRIDグレードで維持費を試算していきたいと思います。

エクストレイル 20S HYBRID年間維持費

大きく実燃費が向上したCR-Vに対し、エクストレイルではハイブリッドモデルの実燃費向上は見られませんでした。

ハイブリッドは当然燃費が向上するイメージでしたので、この結果には少し驚きました。

エクストレイルの場合、維持費の点ではガソリンモデルとハイブリッドモデルのどちらを選んでも問題は無さそうです。

CR-Vvsエクストレイル維持費まとめ

維持費を安く抑えるにはハイブリッドというのが私の中での定石でしたので、エクストレイルの数値結果は意外でした。

口コミによる数値ですのである程度の誤差は有ると思いますが、何事も例外が有るということですね。

結果、維持費を少しでも安く抑えたい場合は、CR-Vのハイブリッドモデルがおすすめとなります。

CR-Vvsエクストレイル徹底比較！燃費が良いのはどっち？

続いて、CR-Vとエクストレイルの燃費の比較をしていきます。

車の燃費を考える際、カタログ燃費を参考にすると思います。

しかし、カタログ燃費は実際の車の利用形態とはかけ離れた方法で計測しているため、高い数値が出る傾向が有ります。

ここではオーナーさんの口コミ情報を元に、実燃費と合わせて燃費比較をしていきたいと思います。

CR-Vvsエクストレイル：ガソリンモデルの燃費

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design/

燃費を考える場合、車重にも注目する必要があります。

重くなればそれだけ余計なエネルギーを消費しますので、出来るだけ軽いほうが良いですよね。

CR-Vとエクストレイルのガソリンモデルの車重は以下となります。

• CR-V：1,520～1,680㎏
• エクストレイル：1,450～1,590㎏

ミドルクラスSUVとして一般的な車重のようです。

エクストレイルの方が車重は若干軽く、カタログ燃費が良い数値になっています。

ガソリンモデル燃費比較

実燃費は各ユーザーの口コミで多かったものをまとめました。

CR-Vの実燃費は、カタログ燃費の約87～93％達成と、かなり高い数値となりました。

一方、エクストレイルはカタログ燃費の約73～77％達成と、大きく離されています。

エクストレイルのカタログ燃費達成率も決して悪い数値ではないのですが、それ以上にCR-Vの燃費数値は優秀です。

ガソリンモデルではCR-Vがおすすめとなります。

CR-Vvsエクストレイル：ハイブリッドモデルの燃費

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

続いて、ハイブリッドモデルの燃費性能を比較していきます。

CR-Vとエクストレイルのハイブリッドモデルの車重は以下となります。

• CR-Vハイブリッドモデル：1,610～1,700㎏
• エクストレイルハイブリッドモデル：1,570～1,640㎏

ハイブリッドモデルはガソリンモデルに比べて、約100kg重くなっています。

カタログ燃費はCR-Vは25㎞/L、エクストレイルは20㎞/Lで、この車重から考えると良好な数値が出ています。

CR-Vの25km/Lは凄い数値ですよね。

これだけ燃費が良いと、次の買い替え候補の筆頭にしたい気がします。

ハイブリッドモデル燃費比較

ハイブリッドモデルの実燃費も、各ユーザーからの口コミをまとめたものです。

CR-Vハイブリッドモデルはカタログ燃費の約76～79％達成しています。

一方のエクストレイルハイブリッドモデルはカタログ燃費の約57～60％達成と、CR-Vにかなり引き離される結果となりました。

口コミの数値比較なので誤差はあると思いますが、ハイブリッドモデルの実燃費ではCR-Vの圧勝となりました。

ハイブリッドと言えば、トヨタのイメージが強いですがホンダもかなり良いですね。

ハイブリッドモデルにおいてもCR-Vががおすすめとなります。

CR-Vvsエクストレイル徹底比較！乗り心地が良いのはどっち？

最後にCR-V、エクストレイルのどちらが乗り心地が良いのか見ていきたいと思います。

乗り心地の良し悪しは、個人差が大きく出てしまうため、比較するのが難しいポイントです。

ここでは、CR-Vとエクストレイル、それぞれのユーザーさんの口コミ情報を元に比較していきたいと思います。

CR-Vの乗り心地

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/performance/driving/

SUVらしい高扁平な235/60R18のタイヤに加え、最適化された足回りのセッティングにより、路面ギャップを簡単に吸収してくれます。

上級セダンに決して引けを取らない上質な乗り心地だと好評です。

後部座席2列目は大人3人が乗っても快適な空間を確保できています。

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/cabin/

3列目にも大人が乗車する場合、2列目、3列目共に足元のスペースに余裕が無くなります。

7人乗車で利用する場合、3列目は小柄な方が利用するなど、工夫が必要です。

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/performance/driving/

CR-Vの車内にはノイズを打ち消すアクティブノイズコントロールが装備されていて、高い静粛性を実現しています。

引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/performance/driving/

荒れた路面での走行時に、ロードノイズが気になるという意見もありました。

荒れた路面は本来、SUVの得意とするところです。

CR-Vはもともと街乗り用SUVを想定したつくりのため、このような不満が出たのかもしれませんね。

エクストレイルの乗り心地

続いてエクストレイルの乗り心地についてです。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/specifications/nismo.html

室内の広さ、シートに関して意見がかなり分かれていました。

• 後部座席が狭く感じる
• 圧迫感を感じてしまう
• シートが固く、長距離運転が辛い

というネガティブな意見が目立ちました。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/interior.html

7人乗り仕様の足回りが固めにサスセッティングされているようで、シートの固さと相まってとても車酔いしやすいという意見もありました。

アウトドアでの使用を想定した設計のため、ある程度は仕方ないのかもしれませんね。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/interior.html

車内の静粛性はとても評価が高かったです。

吸音タイプのリアホイールハウスライナーを採用し、走行時にタイヤから発生するノイズをしっかり抑えられています。

エクストレイルはアウトドアの利用を想定した作りのため、足回りが硬めにセッティングされています。

このため乗り心地に関してはどうしても不満が出てしまうように感じました。

CR-Vvsエクストレイル乗り心地まとめ

CR-Vの乗り心地は概ね高評価だったのに対し、エクストレイルの乗り心地はネガティブな意見が目立ちました。

このことから、乗り心地に関してはCR-Vがおすすめとなります。

ただ、CR-Vとエクストレイルは同じSUVでも得意とするジャンルが違います。

どちらかと言えば、CR-Vは街乗り中心、エクストレイルはアウトドアなど悪路を想定した作りです。

利用目的に合わせて選択していただければ、どちらも満足のいく性能を発揮してくれることでしょう。

CR-Vvsエクストレイル徹底比較まとめ

CR-Vとエクストレイル、維持費・燃費・乗り心地に注目して比較してきましたがいかがだったでしょうか。

維持費・燃費・乗り心地、全ての点でCR-Vがおすすめという結果となりました。

CR-Vの圧勝となりましたが、ここで車両価格にも注目してみます。

• CR-V価格帯：3,230,280～4,361,040円
• エクストレイル価格帯：2,231,280～3,804,840円

エクストレイルはCR-Vよりも約1,000,000円安い価格から購入出来ます。

リーズナブルな価格にするため、様々な部分がコストカットされたのではないかと思います。

エクストレイルの口コミで不満が多かったのは、おそらくこのためでしょう。

人気車種だけに、その期待値の高さが伺い知れますね。

価格面も考慮に入れると、アウトドア重視の私はエクストレイルが気になりました。

少々値が張るが総じて高評価なCRーV

コストパフォーマンス抜群のエクストレイル

これからCR-Vやエクストレイルを購入しようとされている方にとって、この記事が参考になりましたら幸いです。

アイキャッチ画像引用：https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/performance/driving/