国産クーペの燃費を比較!人気ランキング2019

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クーペというと、外観のカッコ良さや走行性能に目が行きがちです。

しかし実際に所有するとしたら、気になるのは燃費のことですよね。

クーペの燃費はどのくらいなのか?今回は国産車をJC08モードで比較、ランキング形式で紹介していきます。

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国産クーペの燃費おすすめランキング!3・4位

第4位:ホンダ NSX

引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/

JC08モード:12.4km/L

 

NSXはエンジンを中央に搭載したミッドシップレイアウトの、ホンダのスーパースポーツクーペです。

V型6気筒3.5Lのツインターボエンジンで4WDでありながら、二桁のモード燃費を実現させています。

 

最高出力は507psで最大トルクは56.1kgf・mと、もはや異次元の数値です。

これだけの高スペックなら、NSXはあまり燃費が良くないんじゃないかと思われる人もいるかもしれません。

しかしNSXは3基のモーターを組み込んだ、「SPORT HYBRID SH-AWD」というハイブリッドシステムを採用。

引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/

その効果あって、1,800kgと決して軽くない車両重量でも、この手のスポーツクーペにしては低燃費をマークしているのです。

ただ燃費の良さで所有するには、2,370万円という価格はかなりネックですね。

 

ではNSX燃費の口コミを見てみましょう。

・郊外や高速道路を走行してみたら、スペック燃費よりも燃費が伸びました。

・市街地は悪くても6km/Lは確実に出ます。

 

第4位:スバル BRZ

引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior.html

JC08モード:12.4~11.8km/L

 

同率の4位はスバルのFRクーペBRZです。

スバルのアイデンティティともいえる、水平対向4気筒の2.0Lエンジンは、D-4Sという燃料噴射システムを採用。

直接噴射とポート噴射をエンジンの回転数に応じて使い分けたデュアル噴射で、高出力・高トルクと共に燃費性能を向上させています。

 

最高出力はAT車が200psでMT車が207ps、最大トルクはAT車が20.9kgf・mでMT車が21.6kgf・mでパワフル。

引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/driving/purehandlingdelight.html

また比較的ロングストロークなエンジンサイズなので、低回転でもトルクがあり必要以上にエンジンを回さなくても良さそうです。

車両重量も1,220~1,270kgで、このクラスでは軽量ボディなことも低燃費に一役買っています。

 

BRZ燃費の口コミはどうなのでしょうか。

・燃費はかなり良く、市街地走行でも10km/L以上いきます。

・高速道路を80km走行だと、平均で15km/Lぐらいいけるので、このタイプの車にしては優秀だと思います。

 

第3位:トヨタ 86

引用:https://toyota.jp/86/

JC08モード:12.8~11.8km/L

 

トヨタ86はスバルBRZの姉妹車。

なのでエンジンも水平対向4気筒の2.0Lで、D-4Sは元々トヨタの技術であります。

最高出力はAT車が200psでMT車が207ps、最大トルクはAT車が20.9kgf・mでMT車が21.6kgf・mになりBRZと同等です。

 

水平対向エンジンは燃費があまり良くないという風評がありますが、86の燃費を見る限りはそうともいえません。

特にアイドリングストップ機能が装備されているわけでもなさそうですし。

やはり燃料噴射システムのD-4Sの効果が大きく貢献していそうです。

引用:https://toyota.jp/86/

トランスミッションはATでファイナル4.100・6速0.582と、ハイギヤードなギア比も関係しているのではないでしょうか。

空力にも力を入れていて、空気の流れを利用して上下左右からクルマを挟み込むエアロハンドリングや、ルーフ中央を窪ませたパゴダルーフを採用。

車体に負担をかけない走行で、燃費向上にも効果があります。

 

86の口コミを見てみます。

・街乗りで9km/L、郊外で13km/Lとクーペのなかではエコカーみたいです。

・無理なアクセルの踏み方をしなければ、高速で15km/Lはいきます。

 

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国産クーペの燃費おすすめランキング!1・2位

第2位:レクサス LC500h

引用:https://lexus.jp/models/lc/gallery/

JC08モード:15.8km/L

 

2位はトヨタの高級車ブランドである、レクサスのフラッグシップクーペのLC500hで、価格は1350万円~です。

レクサスで出されているような車は、燃費が良くないのではと思っていたので意外ですね。

このLC500hは、ガソリン車LC500のハイブリッド版であるのです。

 

ちなみにLC500のJC08モード燃費は7.8km/Lなので、LC500hは倍以上の低燃費といえます。

エンジンは自然吸気でV型6気筒3.5Lの直噴タイプ

吸排気バルブタイミング制御システムDual VVT-iや、86にも搭載しているD-4Sを採用。

引用:https://lexus.jp/models/lc/gallery/

最高出力は299psで最大トルクは36.3kgf・mです。

またモーターの最高出力は180psで最大トルクは30.6kgf・mになります。

 

それに世界初のマルチステージハイブリッドシステムという、エンジン・2基のモーターと変則機構を直列に配置。

電気的CVTと4段ATを組み合わせて擬似的な10段変速を実現させ、ダイレクトな反応と燃費向上を両立させました。

 

もちろんLC500hのような車は本格的なエコカーではありません。

しかしクーペのような車に対するネガな部分が薄れるだけ、車に安心感がプラスされている気がします。

第1位:レクサス RC300h

引用:https://lexus.jp/models/rc/gallery/(画像はRC350)

JC08モード:23.2km/L

 

1位はまたもレクサスの、ミドルクーペRC300hです。

価格は600万円~になり、末尾にhが付くことでハイブリッドであることがわかります。

 

ガソリン車のRC300のJC08モード燃費が12.2km/Lということで、RC300hは倍近くの低燃費ということになりますね。

いくらモード燃費とはいえ、クーペでありながら20km/Lオーバーを打ち出すなんて、今までのクーペの概念を覆すほどです。

 

エンジンは直列4気筒2.5Lの直噴タイプで、こちらもDual VVT-iとD-4Sを採用。

モーターと組み合わせたシステム最高出力は220psになります。

引用:https://lexus.jp/models/rc/features/lexus_hybrid_drive/

ただこのRC300h、クーペのなかでは燃費が良いのですが、車重が1,740kgと少々重め。

そのため高級車としては、加速が物足りなく感じるかもしれません。

 

トランスミッションも電気式CVTをマニュアルモードにして、燃費と加速感を両立させようと努力してはいます。

しかもRC300hの燃料はレギュラーガソリンです。

 

価格そのものは高いですが、維持費的にはお財布に優しい車ですね。

攻めた走りをするのではなく、クーペが好きで燃費の良さを求めている人には、おすすめしたい車種です。

➡【関連記事】輸入車(外車)のクーペの燃費を比較!人気ランキング2019

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国産クーペの燃費おすすめランキング番外編!

マツダ ロードスター RF

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/

WLTCモード:15.2~15.8km/L
(市街地モード):11.8km/L
(郊外モード):16.0km/L
(高速道路モード):18.3km/L

 

マツダ ロードスター RFは、ロードスターのハードトップバージョンになりますが、ランキングから外れてしまいました。

なぜならロードスター RFの測定燃費モードは、WLTCモードという国際的な測定方法のみを表記しているからです。

他車との比較が出来ずに番外になりましたが、クーペとして見れば燃費は結構良さげです。

 

このWLTCモードの方がJC08モードに比べてより実燃費に近いといわれています。

なのでJC08モードだったら、かなりの上位にランキングされたことでしょう。

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/

ロードスター RFの車重は1,100kgと軽量。

そのボディに専用の直列4気筒2.0Lエンジンを搭載しました。

 

最高出力は184ps、最大トルクは20.9kgf・mにトランスミッションは6MTと6ATを用意。

そしてこれらのユニットを統合的に制御して連携するSKYACTIVテクノロジーによって、走る楽しさをスポイルすることなく燃費を向上させているのです。

価格も336万円とお手頃なクーペです。

ホンダ CR-Z

引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_CR-Z_front_20100704.jpg

JC08モード:22.8~20.6km/L

 

2010年に販売され、スポーツ性と燃費性能を融合させようとしたクーペの先駆けが、ホンダ CR-Zになります。

2017年に販売が終了されたのでランキングからは外れましたが、20km/Lを超えたモード燃費は大したものです。

 

直列4気筒の1.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム。

1,150~1,180kgの軽量ボディと相まって、素晴らしい燃費を叩き出しています。

 

しかしながら余りにも燃費向上にベクトルが向き過ぎたのか、走行性能に不満の声が寄せられました。

走りを気にする人にも、燃費を気にする人にも中途半端な立ち位置になってしまったのは残念なことです。

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国産クーペ、燃費比較のまとめ

引用:https://www.honda.co.jp/tabibito/yamaguchi/

国産クーペを燃費の良さで比較してきましたが、やはりハイブリッド車の躍進が著しいと感じます。

そのおかげで、クーペは燃費の悪い車とは一概には言えなくなったはずです。

 

走りに特化したモデルや、燃費性能の良さや環境に優しいモデルなど、クーペにも選択肢が増えて好ましいことですね。

クーペは価格自体は高いですが、長く乗るならば、ランニングコストがかからない燃費の良い車種はおすすめです。

【関連記事】価格の安い国産クーペを比較!人気ランキング2019

キャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/tabibito/aomori/

この記事を書いた人

つかや

夢は自動車運転で日本一周!

移動中にも楽しめるなんて最高ですよね。



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