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SORA、漢字で書くなら「空」がピッタリの感じですが、コンセプトも自然を意識してます。
FCバス、燃料電池で走るバスです。
路線バスで走行することを予定されています。
ゼロ・エミッションの人類の使命を達成するために、開発されたバスとは、どんなバスでしょうか?
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」の今後の運行予定
京急バスが、2019年3月1日から大井町駅西口からお台場地区を結ぶ循環路線で運行を開始します。
□導入するバス 燃料電池バス「SORA」
□導入台数 1台
□導入時期 2019年春
□導入営業所 大森営業所
□運行路線 船の科学館線(予定)
船の科学館線はJR大森駅から東京港トンネルを経由し,お台場地区(フジテレビ前,台場駅前,東京テレポート駅,船の科学館前等)を運行する路線です。
引用:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20180906HP_18117KK.html
□カラーリングイメージ
引用:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20180906HP_18117KK.html
燃料電池バス「SORA」の導入は
民間事業者として初めてのことです。
京急バスは、ハイブリッドバスや平成28年排出ガス規制対応車といった環境にやさしい車の導入をしてきました。
今回の「SORA」は燃料電池バス!
京急バスは、2台目以降の導入については、今回の初導入となる燃料電池バスを実際の路線バスとして運用することで、その性能や利便性を検証した上で、検討するということです。
よい結果が出ることを待ちましょう。
〇東京都、量産型燃料電池バスが導入されました!
ちなみに、民間事業者ではありませんが、東京都は、2018年3月29日よりすでに、都05-2系統(東京駅丸の内南口~東京ビッグサイト)で運行を開始しています。
引用:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2018/bus_p_201803287863_h.html
引用:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2018/bus_p_201803287863_h.html
東京都としては、
・水素社会の実現
・水素ステーションの整備拡大
・燃料電池自動車・バスなどの普及
に取り組んでおりますので、その一環です。
東京都交通局は、SORAを3両導入しています。
すでに2017年3月から2両運行していますので、現時点は、合計5両運行していることになります。
引用:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2018/bus_p_201803287863_h.html
環境局は、燃料電池バスを2020年までに都内で100両以上の普及を目標としていますから、「燃料電池バス導入促進事業」の着実な実施や水素ステーションの整備促進によりバス事業者の取組を後押ししています。
【問い合わせ先】(燃料電池バスの運行に関すること)
都営交通お客様センター 03-3816-5700(9:00~20:00 年中無休)
引用:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2018/bus_p_201803287863_h.html
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」の発表・発売、外観、コンセプトは?
〇発表
トヨタは2017年10月18日(水)、第45回東京モーターショー2017の前、燃料電池バス(FCバス)のコンセプトモデル「SORA」を発表しました。
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引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055/?_ga=2.43942822.2046569875.1551988909-1114179005.1551741660
〇発売
「SORA」の型式認証を燃料電池バスとして国内で初めて取得し、2018年3月7日から販売を開始しました。
引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055/?_ga=2.43942822.2046569875.1551988909-1114179005.1551741660
価格は発表されていませんが、1億円とか?
高額ですから、リースバック方式にするようです。
ジャンボなどの航空機と同じ方式です。
〇外観は?
路線バスとしての設計された「SORA」は、プラットフォームは日野自動車のバスをベースにしていますが、未来的な外観です。
従来の路線バスに見られる六面体(箱形)とは、大きく異なる立体的な造形です。
前後ランプにLED採用して、一目で燃料電池バス、FCバスとわかる特徴的なデザインです。
それから、ルーフ上に水素タンク(前方)と燃料電池スタック(後方)を積んでいます。
引用:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20180906HP_18117KK.html
これは、基本となるパッケージングに与える影響が最小限になるようにするためです。
〇そもそも「SORA」って、どういうコンセプトか?
「SORA」はSky、Ocean、River、Airの頭文字をつなげたもので、地球の水の循環を表している。
つまり、空から降った雨が川を下って海にたどり着き、これが水蒸気(空気)になって空に帰るといった自然の摂理を名前に込め、燃料電池バスSORAが水しか排出しないことを表現したものです。
そのモビリティは、乗った人に新たな体験、雲に乗ったような、しずかでスムーズで、なめらかな走りをもたらしました。
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」の開発コンセプトは?
SORAの開発コンセプトは、「受け継がれていく街のアイコン」
FCユニットの特性を最大限に生かし、路線バスのうれしさを大きく高めたバスで、2つの想いを込めています。
引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055
開発チームが込めた2つの想いとは?
〇社会の“奉仕車”
環境に配慮すること、および、モビリティサービス以外でも社会に貢献できることを目指すバスです。
◇環境に配慮するとは?
走行時に、CO2二酸化炭素や環境に負荷を与える物質を排出しない環境にやさしい性能を、燃料電池車「MIRAI」用に開発した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用し、実現しています。
また、「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用したからこそ、普通のディーゼルのバスとは全く異なった、車乗客にとっては、騒音や振動も少なく、かなり静かな乗り心地をもたらすことを可能としました。
「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」とは、燃料電池車のパワートレインで、2種類のエネルギー源を使い分けてモーターを駆動させる駆動方式です。
2種類のエネルギーとは、FCスタック(トヨタ開発の燃料電池)と駆動用バッテリーのことです。
引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055
◇モビリティサービス以外でも社会に貢献できるとは?
高出力かつ大容量の外部への給電システムを搭載していますから、災害時に電源として社会に貢献できます。
その電源供給能力は、最高出力9kW、供給電力量235kWhという高出力かつ大容量になっています。
最高出力9kWとは、住宅用太陽光発電の全国的な平均積載量は4.4~4.5kWとなっていますので、9kW台というと平均より大きめのサイズのシステムとなります。
だから、9kW台は、2世帯住宅などの大きな戸建て住宅などで使用するのにちょうどいい出力です。
普通サイズの一つの住宅では使い切れないほどの出力になります。
また、供給電力量235kWhとは、100Wの電球を10時間使うと1kWhですから、235時間、約10日くらい使えるという計算になります。
燃料電池バスSORAが有する高出力かつ大容量の外部への給電システムの能力が、いかにすごいか、お分かりいただけましたでしょうか?
2011年3月11日の東日本大震災以来、様々な災害が発生しており、いつ何時電源が必要になるか予測もつきません。また、いつ南海大地震が起きるかもしれません。
したがって、バスの公共性の概念を拡張し、いつ何時でも社会に貢献できる配慮は欠かせないものです。
燃料電池バスSORAは、そういう社会に貢献できる設計になっています。
〇人を中心に据えた、ユニバーサルデザインと機能
ユニバーサルとは、普遍的な、あるいは、全体のという意味を持つ言葉です。
だから、ユニバーサルデザインとは、普遍的なデザイン、全体のデザイン、つまり、すべての人のためのデザインを意味しています。
すべての人の「すべて」とは、年齢、障害、体格、性別、国籍、などで人を差別しないことです。
つまり、ユニバーサルデザインとは、できるだけ多くの人にわかりやすく、最初からできるだけ多くの人が利用できるようにデザインすることです。
燃料電池バスSORAは、すべての人、お客様が利用するので、「利便性」と「安全・安心」にこだわり、すべてのお客様に、「乗ってよかった。また乗りたい」と思われるバスを目指しています。
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」の「利便性」と「安全・安心」を実現したユニバーサルデザインとは?
燃料電池バスSORAは、次のような工夫がなされています。
・自動格納機構付き横向きシート
・バス周辺監視機能
・加速制御
・バス停への自動正着制御
・ITS Connect
以上により「利便性」と「安全・安心」を実現することを目指しています。
カンタンに説明します。
◇自動格納機構付き横向きシート
シートが自動格納されます。
これにより居住性を向上しています。
引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055/?_ga=2.43942822.2046569875.1551988909-1114179005.1551741660
たとえば、路線バスでも、ベビーカーや車いすのスペースがあります。
もちろん、SORAにも設けています。
SORAはスペースのところに、横向きシートを新設しました。
それも、自動で格納されるシートです。
だから、ベビーカーや車いす利用者がいない場合は、シートを出して、一般の乗客が座ることができるので、SORA内の居住性を向上しています。
◇バス周辺監視機能
バス周辺監視機能は、車内外に配置した8個の高精細カメラを装備することで、バスの運転手さんが運転席のモニターから周囲の状況を確認することができます。
これにより、安全性を向上しています。
バスが停車した時、バスの周囲の歩行者や他のクルマなどの動きやそれから自転車などの動くものなどを検知し、バスの運転手さんに音と画像で知らせますので、安全性が向上します。
普通自動車なら、必須の機能ですし、今は、どの車にも装備していますが、バスは初めてなのです。
車体もデカいし、装備も普通自動車とは違う苦労があるのでしょうね。
◇加速制御
モーター走行により変速ショックがないことも当然ですが、さらに、加速制御により、急加速を抑制し緩やかな発進を実現できます。
バスに乗ると、発進時の急加速、停車時の急減速には、まいります。
ごく普通の私でもそうですから、老人やケガをされた人、障害を持った人、妊婦さん、幼い子供たちにとって、あぶないことです。
SORAは、加速制御機能を採用することで、車内のお客様のあぶなさを減らし安全を保つことを配慮しています。
◇バス停への自動正着制御
バス停への自動正着制御とは、バスがバス停から隙間を開けずに停車することです。
この隙間ができうるかぎり、狭いことにより、すべての人にとって、乗り降りしやすいバスになります。
路面の誘導線をカメラが検知し、自動操舵と自動減速することで、バス停とバスの隙間を約3cm~6cm、バス停車位置から前後約10cmの精度で停車させる自動正着制御を採用し実現しました。
これによりすべての人、特に、車いすやベビーカーのお客様が乗り降りしやすいように工夫しています。
◇ITS Connect
バスの輸送力、速達性や定時性を向上させ、利便性を高めるために、ITS ConnectやPTPSを導入しています。
ITS Connectは、誰もが安全・安心な運転ができる「交通死傷者ゼロ」の社会を願って、開発された技術です。
クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない見通し外のクルマや人の存在、信号情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信して取得し、たとえば、次の例のように、ドライバーに知らせることで安全運転を支援します。
・右折時の注意喚起
接近する対向直進車や歩行者がいるにもかかわらず、発進しようとすると表示とブザー音で、ドライバーに注意喚起されます。
・赤信号注意
赤信号交差点が近づいても、アクセルペダルを踏み続け、ドライバーが赤信号を見落としている可能性がある場合、表示とブザー音で、ドライバーに注意喚起されます。
それから、ご存知かもしれませんが、PTPS(公共車両優先システム)、フルスペルは、Public Transportation Priority Systemsですが、SORAは路線バスとして走行する予定がありますので、導入は当然のことです。
ちなみに、公共車両優先システム(こうきょうしゃりょうゆうせんシステム、PTPS; Public Transportation Priority System)とは、バスレーンなどのような交通規制施策と交通信号機など交通インフラを制御するシステムをあわせたものです。
バスは、大量公共交通機関ですから、円滑な走行、かつ、定時運行の確保が欠かせません。
引用:https://aichi-its.jp/knowledge/glossary/ptps/
燃料電池バス「SORA」の「利便性」と「安全・安心」を実現するためのユニバーサルデザインをベースにした工夫や装備が、お分かりになりましたでしょうか?
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」の用途、性能は?
〇用途は?
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、東京を中心に100台以上の燃料電池バス(FCバス)の導入が予定されています。
今回発売されたSORAは、その大きな役割を担うモデルとなっています。
トヨタは、市街地を走行する燃料電池バス(FCバス)が増えるにつれて、一般社会からの理解が高まっていくことを期待しています。
引用:https://global.toyota/jp/detail/19063055
〇主要諸元
車名:SORA(コンセプトモデル)
全長:10,525mm
全幅:2,490mm
全高:3,340mm
定員:79名(座席22名、立席56名、乗務員1名)
燃料電池形式FCスタック名称:トヨタFCスタック(固体高分子形)
FCスタック最高出力:114kW×2(155PS×2)
モーター形式:交流同期電動機
モーター最高出力:113kW×2(154PS×2)
モーター最大トルク:335N・m×2(34.2kgf・m×2)
高圧水素タンク:10本(70MPa)
タンク内容積:600L
駆動用バッテリー:ニッケル水素電池
外部電源供給システム 最高出力/供給電力量:9kW/235kWh
接続する給電器の性能、水素残量、消費電力により、給電可能な電力と電力量は異なります。
駆動モーターや駆動用バッテリーは、エンジン車のバスと同様に、車体後部に置かれ、減速装置を介して後輪を駆動します。
路線バスに求められる特性から変速機構は固定式で、路線バスでは使用しないでしょうが、最高速度は70km/h前後です。
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」に試乗してみた?
〇SORAに試乗した人のレポート
試乗したコースは、将来使われるであろう路線バスのルート、都内の道を10分程度。
運転席の真後ろでパワーメーターが通常の路線バスより素早く反応しているのを確認。
発進時の加速もスッと軽やかな感じで、振動やノイズもほとんど感じません。
結構スムースです。
また、減速も同様にスムーズです。
セッティングは、「MIRAI」(燃料電池車)よりソフトにしているとのことです。
それにしても、静かすぎで驚きました。
引用:https://toyota.jp/mirai/
東京オリンピック・パラリンピックで世界中の人をおもてなしするのですから、このような快適性のインパクトは想像にかたくありません。
燃料電池車は普通なら、燃料電池に空気を送り込むブロワーの音が気になります。
ところが、このバスは、FCスタックをルーフに積んでいるせいか、そんなノイズが気にならない程度です。
静かな車内とスムースな加速と停車するときの減速、通常の路線バスにはない快適な試乗でした。
なお、将来は、路線バスとして運行されるため、求められる特性を実現するために、変速機構は固定式で、最高速度は70km/h前後ということです。
〇試乗した人のレポートその2
SORAの製造コストをMIRAIが抑えた?
1億円ともいわれる価格ですが、これでも製造コストを抑える工夫をしました。
プラットフォームは、日野自動車がベースです。
100台程度の生産予定台数ですから、SORA専用に部品などを作るとコストは上昇します。
製造コストを抑えるために、やったことは、主要部品をトヨタの乗用車から流用したことです。
これによりコストだけでなく、品質や信頼性を確保しています。
「MIRAI」から流用した部品は、
・高圧水素タンク
・FCスタック
・駆動モーター
など
引用:https://www.toyota.co.jp/jpn/tech/environment/technology_file/fuel_cell_hybrid/fcstack.html
パワートレインはMIRAIの2基がけで、
最高出力は300馬力オーバーです。
SORAの巨体は、これで十分を動きます。
高圧水素タンクは、10本です。
MIRAIは2本なので、5倍の量です。
タンクに充填できる水素は20~23kg相当で、航続可能距離は200km程度を実現しているとのことです。
駆動用バッテリーはクラウンハイブリッドからの流用です。
信頼性のあるニッケル水素電池を使っています。
プリウスなどハイブリッドカーのトヨタだからこその判断でしょう。
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」のデカくて重い車体の安全な走行には?
〇「SORA」のデカくて重い車体を安全に走行させるためには?
SORAの車両総重量は、16t
既存のバスは、12t以下と14t以下がほとんど
動力ユニットはディーゼルとディーゼル+ハイブリッドだが、SORAはモーターです。
バス車体の構造は、モノコックではなく、シャシーに柱を立ててその間を梁で埋めるスケルトン構造です。
だから、やたらと頑丈だが重心が高い、という特徴がある。
ルーフには重いバッテリーを搭載した、地上最低高の低いノンステップ床です。
それでも立っている乗客が安定して乗っていられるところは、すごすぎると言えます。
SORAのバスとしての安定的な走行性能に驚くことでしょう。
実験車両なら充電式EVバスは珍しくありません。
しかし、内燃機関ではない、FCバスが型式認証を取得したのです。
これは画期的です。
〇発進時の静かさは気持ち悪いほどです。
試乗した人によると、わざとホイールベースの間、ノンステップ床からステップが始まる席に座り、SORAのインバーター音に代表される通電系ノイズや、フリクションのノイズを聞き取ろうとしたのですが、失敗。
SORAのからの音は、単に発進時の急旋回によるステアリングポンプのビビり音とタイヤノイズだけでしたとのことです。
引用:https://global.toyota/jp/download/19456877
SORAの車内が、どれだけ静かか、お分かりでしょう。
路線バスは、排出ガス規制と大型車燃費基準で小排気量化が進む中でも、やっぱり発進時に大きなエンジンが吹ける音とか振動が最も現れます。
ところが、SORAの無音発進ともいえる状態は、これは気持ち悪いほどです。
そして、上り坂。ここはEVのパワーの出番、スルスル加速し「あ、このバス、速いな!!」という感じ。
試乗では時速10㎞程度だったのですが、都市部で時速40㎞を超える走行はほとんど無いことから、路線バスとしては十分に利用できます。
バスの自動運転や運行管理の機械化など、バスの課題は結構あります。
さらに環境対策、SORAはいち早く、手を打ったバスです。
今後、事故や故障など、想定外の事象が起きるかもしれません。
しかし、進むべき方向は、環境にやさしい車には間違いありません。
排気ガスを出さないことは、EV・電気自動車では叶わないことです。
単体では、排気ガスを出しませんが、発電所からは、電気自動車が使用するだけの電力を送りますので、そのために排気ガスが出ます。
だからこそ、燃料電池、水素を使った車などが求められます。
特にマイカーではなく、路線バスなどの公共の乗り物については、厳しい規制が適用されます。
これに応えつつも、乗客の安全性や安心、乗降のしやすさ、災害時の電源対策までを視野に入れたSORA
トヨタの開発チームの見事な成果の燃料電池車(FCV)です。
CSRやコンプライアンスに則ったトヨタのチャレンジに称賛を送ります。
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」のまとめ
トヨタ新型燃料電池バス「SORA」、そもそも、燃料電池バスとは、水素を使います。
MIRAIと同じですが、水素と空気中の酸素の化学反応で発電した電気を動力とするということですが、あんな16トンもするようなデカいバスが良く動くものです。
信じられませんが事実です。
水素と酸素を反応させて発電して走るのですから、当然のごとく、二酸化炭素や環境に負荷のかかる物質は排出しません。
優れた環境性能を有しています。
こんな路線バスが増えると、都内の空気も多少はきれいになるでしょうにね!
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結果的に値段が吊り上るのです。