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トヨタでコンパクトサイズのファミリーカーとして人気が定着しているシエンタ。
5人乗りから7人乗りモデルまでラインアップされたシエンタはどんなタイヤを履いているのでしょう。
旧型から最新型までシエンタに合うタイヤのサイズを詳しく調べてみます。
シエンタのタイヤサイズ(新型)
引用:https://www.tokyo-toyopet.co.jp/column/20190924_sienta
新型シエンタのタイヤサイズはがこちらです。
シエンタ (純正) | 185/60R15 | 15×5.5J |
またオプションで16インチまたは17インチのタイヤにインチアップできるようになっています。
2015年7月以降モデル2代目シエンタタイヤサイズ
https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design
トヨタのコンパクトミニバンとして2003年に新発売されたシエンタ。
2015年7月にモデルチェンジをして2代目のモデルに入りました。
その後2018年9月にはマイナーチェンジを行って、2列シート5人乗りのFUNBASEが追加されますます充実したラインアップを揃えています。
2代目のトヨタシエンタの車両サイズは全長4260mm、幅は昔の5ナンバー枠の1695mm、高さ1675mmと一般的な日本の狭い道や駐車場でも取り回しのきく乗りやすいサイズのミニバンとなっております。
小さなボディながら3列シート7人乗りを実現した効率の良い車内レイアウトと比較的購入しやすい価格設定から、お子様の多いファミリー層に人気の車種の一つです。
新型にモデルチェンジするとともにシエンタのタイヤサイズは初代モデルよりも1インチのサイズアップが実施され、標準モデルで15インチホイールが装着されていて全てのグレードで同じサイズとなります。
シエンタのタイヤサイズ(旧型)
https://toyota.jp/sienta/
初代トヨタシエンタは全長4100mm、幅は昔の5ナンバー枠の1695mm、高さ1670mmと現行モデルより全長が135mm短く、高さが5mmだけ低いものとなっていました。
通常モデルのホイールサイズは14インチで現行の新型シエンタより1インチ小さいものでした。
2003年9月から2015年7月まで初代シエンタのタイヤサイズ
シエンタ (旧型) | 175/70R14 | 14×5.0J |
サイズは全グレードにおいて同じです。
現行の2代目シエンタと比べると幅が10mm狭く、インチサイズも1インチ小さいものとなっています。
インチが小さいとタイヤの外径も小さいの?と思う人も多いと思いますが実はそこは違います。
初代のタイヤ外径は
(厚み)122.5×2+(内径)355.6mm=600.6mmとなります。
15インチにサイズアップした新型シエンタのタイヤ外径は
(厚み)111×2+(内径)381mm=603mmです。
1インチ大きい新型のシエンタのタイヤサイズはインチが大きくなっていますが、厚みが薄くなっているので外径は2.4mmの差しかなく、溝の減り具合によってはほぼ同じサイズと考えてよいでしょう。
ただ旧型は接地幅が10mm狭いため直進安定性やカーブの時のグリップ力、高速走行時の安定性は新型の方が安定感はあるはずです。
シエンタのタイヤサイズに合うホイール
新型シエンタはメーカーオプションとして195/50R16 16×6Jのタイヤが用意されています。
引用:https://toyota.jp/sienta/customize/modellista1/?padid=ag341_from_sienta_customize_customize_modellista1
またトヨタの直営レーシングブランドのTRD仕様として195/45R17 17×6.5Jのホイールとタイヤセットも存在します。
引用:https://toyota.jp/sienta/customize/modellista1/?padid=ag341_from_sienta_customize_customize_modellista1
以上よりシエンタには純正の15×5.5Jサイズと16×6J、17×6.5Jの3種類のサイズのホイールが装着可能です。
取り付けナットの穴数はいずれのサイズも5穴(5個のナットで締め付けるもの)となります。
社外の市販されているホイールでも上記のサイズであればシエンタに装着することが出来ます。
16インチや17インチのタイヤを装着すると見た目も精悍になり、高級感も出ます。
引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design
しかし、17インチサイズに合うタイヤは偏平率45%と超低偏平なタイヤです。
走行安定性は高いですがタイヤの厚みが薄いので乗り心地は相当硬くなります。
走りを追求する場合は乗り心地はある程度犠牲にしなければいけません。
また、偏平率が低いタイヤはとても高額になります。
シエンタに17インチのホイールを履かせるときは相当な覚悟が必要です。
シエンタにおすすめのタイヤサイズ
引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design
装着することが出来るタイヤサイズが15インチから17インチまであるトヨタシエンタですが、おすすめのタイヤサイズはいくつかとなると、どのようなシチュエーションでシエンタに乗るかによって変わってきます。
それぞれの環境によっておすすめのタイヤサイズをご説明しましょう。
街乗りだけで近距離の移動が多い方
グリップ力や走行性能にはそれほどこだわる必要は無く、長持ちするという事と経済性を考えると生産数の多い一般的なタイヤサイズだと価格も低く抑えられます。
おすすめタイヤサイズは、
185/60R15 15×5.5Jです。
小さいお子様や年配の方がいる家庭
乗り心地と快適性を重視すると路面の凹凸やショックを吸収しやすい偏平率の高いタイヤサイズがおすすめとなります。
おすすめタイヤサイズは、
185/60R15 15×5.5Jです。
遠距離の移動が多く高速を多用される方
高速走行では車の安定性が重視されます。
タイヤの接地面積が広い方がグリップ力は上がりますし、偏平率はやや低い方がタイヤのたわみも少なく高速でも安定します。
しかし、高速で遠距離を走行するとタイヤの温度も上がり摩耗しやすくなります。
高額なタイヤを買ってもすぐにすり減って買い替えが必要になってしまいますので、あまり大きすぎるものよりも中間程度のタイヤサイズの方が価格と走行性能のバランスが取れて経済的です。
おすすめタイヤサイズは
195/50R16 16×6Jです。
峠道などカーブの多い道を走る方
上り下りの加速減速、カーブでの横方向の荷重などタイヤに負担の多い山道などを走る方にはグリップ力が高くなる幅が広くて偏平率の低いタイヤがおすすめです。
走りにこだわる方は採算性度外視で幅の広いインチ数が大きいタイヤを選びましょう。
おすすめタイヤサイズは
195/45R17 17×6.5Jです。
シエンタ用スタッドレスのタイヤサイズ
2015年7月以降モデル2代目シエンタのスタッドレスタイヤサイズ
シエンタ (スタッドレス) | 185/60R15 | 15×5.5J |
スタッドレスのタイヤサイズは全グレードにおいて夏タイヤと同じです。
雪国の方はご存じかもしれませんが、通常の夏タイヤと雪道用のスタッドレスで同じサイズの物を購入すると実はスタッドレスの方が価格は高いのが一般的です。
元々の定価が同じぐらいだとしても、スタッドレスは値引きが少なく結果的にやや高額になる場合が多いです。
スタッドレスは各タイヤメーカーとも特色をおしだしタイヤの構造や素材が特殊ですから、原価や製造費が高く値段が下げられないという事情があるのかもしれません。
雪解け水で汚れることも多く融雪剤でホイールが傷みやすいこともあります。
夏タイヤと同じサイズだと高いことと、あまり見た目にこだわっても仕方がないと考えスタッドレスを購入する際はインチダウンする方も多く見受けられます。
しかしこれは雪道での走行にはマイナスになる面があります。
先に解説したようにタイヤの幅が広い方が地面との接地面積が広くなります。
アイスバーンのような滑りやすい摩擦の低い路面では、接地面積が広い方がグリップ力は高くなり滑りにくくなるわけです。
よってスタッドレスを購入するときは夏タイヤと同じサイズまたはインチアップして幅が広いタイヤを履く方がスリップ防止の効果は期待できます。
シエンタでいえば以下のようなタイヤサイズになります。
純正サイズ | 185/60R15 | 15×5.5J |
1インチUP | 195/50R16 | 16×6J |
予算面での負担は増えますがアイスバーンのような極限状態の路面だとほんの数ミリの接地面積の差でスリップするかしないか決まることもあります。
もし事故にあって修理代で何万円もかける位なら、スタッドレス購入時にほんの数千円プラスして安全性を高めておくことも一つの選択肢となります。
トヨタシエンタでスタッドレスを購入する場合は、ご予算がありましたらお試しあれ。
キャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/sienta/customize/?padid=ag341_from_sienta_navi_customize