下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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ホンダ·シビックほど、劇的なモデルチェンジによるイメージチェンジが実施された車種も、珍しいのではないかと思います。
デビュー当時は、コンパクトカーの代表のような、1.2リッターのかわいらしいクルマでしたが、最新モデルでは鷹をイメージさせるようなド迫力の外観に車になってきています。
時代とともに変化してきた、人気のホンダシビックですが、お得に手に入れる方法として、中古車という選択肢はあるのでしょうか?
ホンダシビックの中古車市場のお得感について、調べてみたいと思います。
ホンダ·シビック、中古車はお得なの?
引用:https://automobiles.honda.com/civic-sedan#
そういうわけで歴代、実に色々なラインアップを持つシビックですが、やはり中古車の場合、狙いはタイプRになってくるのではないかと思います。
DOHCでなくても、外観が好きという方もおられるかもしれませんが、シビックに興味を持たれる方は、ホンダのVTECの走りに魅力を感じている方がほとんどではないでしょうか。
ホンダのDOHCは本当に良く回る、よいエンジンなのでお勧めしたいところでもあります。
中古車市場には、様々なグレードが出回っていますが、シビックに関しては中古車と言っても、手ごろな価格帯にはなっていない場合もあります。
モデルやカスタマイズ内容によっては、新車価格を上回っているケースすらあるのです。
例えば、2リッターの2017年モデルは、新車価格で450万円前後ですが、中古車の相場は50万円~600万円まで実に幅広い設定になっています。
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
シビックについては「6年落ち」若しくは「10万キロオーバーの中古車だから安いだろう」という一般常識はは通用しにくい状況で、事実15年以上前のモデルでも現役で普通に販売されています。
メーカーからは現在も、精力的に新モデルが発表されているので、この傾向は当面続くと思われます。
記事のタイトルに答えるならば、「必ずしもお得ではないかも?」ということになるでしょうか。
私は、新車を買って乗りつぶすタチなのですが、一度だけ中古車を買ったことがあります。
引用:https://ucar.honda.co.jp/?from=auto_header
外装に細かいワックス傷がないか、内装に汚れがないか、室内の芳香剤の残り香で、前ユーザーの人となりを推測してみたり、エンジンの状態なども一応確認してみますが、ある程度の期間、実際に乗ってみなければ本当の状態などはわかるはずはありません。
中古車選びはある意味「掛け」と「割り切り」が必要になるかもしれません。
シビックのように値落ちしにくい状況があれば猶更です。
ということなら、値落ちしにくいモデルを選ぶのであれば、新車を買うという選択肢も出てくるというものです。
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
新車なら、誰が、どんな乗り方をしていたかなど、一切気にする必要はありませんし、3年未満で買い替えを繰り返す方であれば、値落ちしにくいモデルを選べば、カーライフも有利なものになるでしょう。
新車か中古車か。悩ましい限りですが、楽しい悩みでもあります。
ホンダ·シビックの未使用車、新古車はお得なの?
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICHATCHBACK/
「未使用車」とは、「一度ナンバー登録したあとに、なんらかの事情で販売に至らなかったために、新車なのに中古車扱いになってしまった車」のことを言います。似たような言葉に「新古車」があります。
しばしば未使用車と新古車は混同されますが、未使用車が正真正銘「誰も乗っていない車」であるのに対し、新古車は短い期間でもオーナーがいたり試乗車として使われたりするので、走行距離や車検の残り期間なども異なっていることが多いです。
実際に購入される際は販売店でしっかり確認されることをお勧めします。(販売店でも混同していることがあるようです)
などなど、両車は厳密には少々異なっていますが、いずれにしても前オーナーの様々な事情や、メーカーの都合、ディーラーの事情などで、やむを得ずそういう状況になってしまった車です。
こう聞くと何やら不遇な印象を受けますが、車としてほとんど新車であることには違いなく、内装もほとんど新品、走行距離も工場からディーラー、若しくは販売店まで移動した数十キロ、あるいは近隣を試乗した距離くらいです。
それなのに中古車扱いなので、価格が安くなっている車です。
登録手続きなどもある程度終わっているので、納車までの期間が短い、さらに期間の違いはあっても車検が残っている場合が多いので、車検の実費や、購入した時期によっては自動車税の軽減、重量税は免除されるメリットがあるということです。
どの販売店でも未使用車・新古車の人気は非常に高く、人気のある車種だとあっという間に売り切れるようです。
「中古車扱いである」こと以外は良いことずくめのように思えますが、もちろんデメリットもあります。
- ボディーカラーの選択肢が少ない(店頭の在庫の中から選ばなければならないので)、もしくは無い
- メーカーオプション、ディーラーオプションとも変更できない
- ナンバーの数字(近年は好みである程度選べるようになりました)が、取得済みなので選べない
- 一般の中古車と同様に店頭展示品なので、雨ざらしになっているため状態の確認が必要
などの妥協や注意も必要になります。
でも、このあたりは中古車選びの割り切り。
気分的にも、価格的にもメリットが大きいのは、間違いないところでしょう。
ただ、これは一般的な新古車のお話で、ホンダ・シビックに関しては少し違う考え方が必要かもしれません。
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
中古車だからと言って必ずしも価格が落ちるわけではない車種。
特に人気のタイプRであれば販売店も強気。
未使用車·新古車の「ほとんど新車」であることをメリットとして押して来るでしょうから、「中古車扱いなんだから(値引きして)」という要求はなかなか通らないかもしれません。
本体価格の値引きは期待しにくいけどとその他の、いわゆる「諸費用」が削減できる、このあたりをメリットに感じられて、さらに希望のモデルを見つけられれば、シビックの未使用車・新古車は大変お得、と言えるでしょう。
ホンダ·シビック中古車vs新車、それぞれのメリットと注意点は?
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
中古車選びで一番気を使うのは、「前のオーナーがどんな人だったか」、という部分に尽きるのではないでしょうか。
ホンダ・シビックと言えば、メーカーの一押しはやはりタイプR。
メーカーでも「スポーツカー」のカテゴリーに入れているくらいですから、誰がどう見てもスポーツドライブのための車、ということになるでしょう。
そうなると気になってくるのは前オーナーの「乗り方」。
ホンダのVTECは非常によくできたツインカムで、高出力と低燃費を両立させた画期的なエンジンと言われています。
しかし、気をつけなければいけないのは、シビックのタイプRを選ぶ人がジェントルドライブをしたとは想像しにくく、スポーツドライブをしていたと想定して間違いないと思われる点です。
スポーツドライブは、わかりやすい言葉で申しますと「ぶん回し」。
大抵の車は、「レッドゾーン」までエンジン回転数が上がることは滅多にありませんが、ホンダのVTECは比較的簡単に、「レッドゾーン」に突入します。
「レッドゾーン」というくらいで、あまり頻繁にそこまで回転させない方が、エンジンの寿命のためには良いに決まっているのですが、一度VTECのレッドゾーン回転の咆哮(いわゆるサーキットのレーシングカーのサウンドです)を聞いてしまうと、病みつきになる方もおられるようです。
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICHATCHBACK/
そういうわけでシビック、とりわけタイプRについては、日常的にスポーツドライブ、ぶん回しを繰り返していたかもしれない、ということを念頭におかれる方が良いかもしれません。
逆に言えば、エンジンが、よく回る状態になっている可能性が高い、とも言えます。
近年のエンジンは、「慣らし運転は不要」と言われますが、上手に慣らし運転を終了した車はそうでない車よりもエンジンの状態は良い傾向にあるようです。
新車なら、前オーナーがぶん回して乗っていた懸念がない反面、慣らし運転を自分で上手にしなければなりません。
ここが新車の一番気を使う部分ではないかと思います。
よく鍛えられた状態であれば、むしろ中古車の方が楽しめるというものかもしれません。
そうは言ってもやはりレッドゾーンは…、と気になる方はAT車を検討されるという手もあります。
AT車ならばレッドゾーンに入る前に、車の方が制限しますし、近年のATは非常によくできていますので、「ヘタなMTより速く走れる」こともあるようです。
このあたりは程度問題ですし、詰まるところ車との相性の部分も大きいので、実際に試乗してみて雰囲気をご確認いただくのが良いと思います。
いわゆる「中古車=安い」と一言でくくれない、ホンダシビックです。
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アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/CIVICHATCHBACK/