新型ベンツ Sクラスの燃費情報! 実燃費はどれぐらい?

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街ではときどき見かける高級セダンの世界的なスタンダード、新型ベンツSクラス。

幅も広くて全長も長いし、大きそうな車だなとは感じますが、実燃費はどのくらいになっているのでしょうか?

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ベンツSクラスのカタログスペック

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

まず、それぞれのグレードによるカタログ値はどの程度なのでしょうか。

実際のサイズや排気量は覚えていない人のために、燃費に関わる大きさや排気量も合わせてご紹介していきます。

気になる数値は以下の通り。

ベンツSクラスのグレードとカタログ燃費
グレード全長(mm)排気量(cc)燃費(km/ℓ)
S400d5,1252,92414.2
S400d
ロング
5,2552,92414.2
S400d
4MATIC
5,1252,92413.3
S400d
4MATICロング
5,2552,92413.3
S450
ハイブリッド
5,1252,99612.5
S450
ロングハイブリッド
5,2552,99612.4
S560
ロング
5,2553,9829.8
S560
4MATICロング
5,2553,9829.0
S560e
ロングプラグインハイブリッド
5,2552,99611.4
S600
ロング
5,2555,980掲載なし
AMG S635,3053,9829.6
AMG S63
ロング
5,3053,9828.8
AMG S65
ロング
5,3055,980掲載なし

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

ひとことにベンツSクラスと言っても、サイズも排気量もさまざま

車高は1495mmで均一、車幅は通常グレードが1900mm、AMGモデルで1915mmとなっています。

長さ5m超、幅1.9mと大型ボディですから、日本だと駐車場に入れないというケースも出てきます。

カタログ上の燃費も8.8~14.2Km/ℓと差がありますので、グレードによって別車種ぐらいの違いがあると考えてよいでしょう。

代表的なグレードごとに実燃費を検証していきます。

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S400dの実燃費

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

S400dのグレードについているdはディーゼルエンジンを表します。

直列6気筒2,924ccターボのディーゼルエンジンを積み、カタログ上の燃費は14.2km/ℓと最も良い車種。

ベンツでディーゼルと言うのは意外かもしれません。

ヨーロッパでは昔から排ガス規制が厳しくクリーンディーゼルエンジンを積んでいるため、ベースグレードではディーゼルエンジンが主流となっています。

実際に乗っている人の声をネットで拾ってみます。

Sクラスに軽油を入れるという行為に緊張。思わず指差し確認してしまった。燃費はトータルで13km/Lくらい。そして軽油をやっぱり安いなぁ。

引用:https://twitter.com/KeiNiwa/status/673863230641471489

実燃費は13Km/ℓとの事でだいたいカタログ値の90%

思ったより効率がいいです。

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S450の実燃費

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

S450は直列6気筒3ℓターボ付きガソリンエンジンとハイブリッドの組み合せ。

カタログ上の燃費は12.5Km/ℓとハイブリッドにしては低めに感じます。

パワーアシストと回生機能に重点を置いた電圧48Vのマイルドハイブリッドシステムなので、それほど効果は無いのでしょうか。

ヨーロッパの厳しい排ガス規制に対応するために、各メーカーがこぞって搭載を始めています。

ちなみにプリウスなどは200Vの電池で650Vまで昇圧して使用する超高電圧ハイブリッドです。

S450実燃費の声。

TVK「#クルマでいこう!」今回はメルセデス・ベンツS450。試乗車はエクスクルーシブ。3.0L直列6気筒エンジン。ハイブリッド駆動。9AT。安全性評価はよくできました。燃費10.1km/L。ダウンサイジング化の波の中、高級車では多気筒モデルを投入してきている。

引用:https://twitter.com/ishada_ishada/status/1004147109254217729

10.1Km/ℓはカタログ値の80%の値。

だいたい80~90%あたりが実測値になってきそうです。

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S560の実燃費

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

V型8気筒3,982ccツインターボガソリンエンジン搭載のS560。

カタログでは燃費の数値は9.8Km/ℓ。

S560以上のグレードからはネットでの口コミの数も減ってきます。

外装、内装の写真は出てきますが燃費情報はほぼ皆無。

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

もともと乗っている人の数が少ないという事と、S560以上のグレードに乗る人は燃費は気にしないし直接ツイートもしないと言うところでしょう。

このクラスになってくるとお付きの運転手がいて後部座席にゆったり座っているという人も多いですから、燃費計なんて見ていません。

以降はこれまでのグレードの口コミに比例させて80~90%で計算していきます。

80~90%換算で7.8~8.8Km/ℓ。

4ℓツインターボとしてはそこそこの数字でしょうか。

S560eの実燃費

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

S560eはベンツSクラスの中では唯一のプラグインハイブリッド

エンジンと電力の使い方を、電気のみ、電気+エンジン、電池節約、充電と4種類に使い分けるモード切り替えが可能ですが、E-MODEを選ぶとモーターのみの力で走ることが可能です。

バッテリーの容量だけで走行できるEV走行換算距離を表す「等価EVレンジ」は40.1kmと高性能。

燃費のカタログ値は11.4Km/ℓ。

80~90%換算では9.1~10.1Km/ℓ。

ハイブリッドにしては平凡な数値ですが、おそらくこれは通常のハイブリッド走行で計算した結果の物。

S560eは家庭で充電できるという強みがありますから、近距離だけの往復移動や低速走行の多い場面でモーターだけで走るE-MODEをうまく使えば燃費は飛躍的に伸びます。

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

日本の燃費と計算方法の違う欧州複合モード燃費では40Km/ℓを記録しています。

職場が近く低速でしか走らない方などは、夜のうちに家庭で充電をすればガソリンは一切使わずに往復することも可能な場合があります。

欧州複合モードの40Km/ℓを80~90%換算すると32~36Km/ℓ

未知の可能性を秘めるプラグインハイブリッド。

使い方によっては燃費30Km/ℓも夢じゃない?

AMG S63の実燃費

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

ベンツのスポーツモデルブランドのAMG。

V型8気筒3,982ccツインターボガソリンエンジン搭載のS63。

S560と同じ排気量ですが、最高出力が105PSも引き上げられた450PSの高出力エンジンを搭載しています。

この辺の車を選ぶ人は燃費がどうこうは言わないと思いますが、参考までにカタログ上の燃費は9.6Km/ℓと大排気量にしてはまずまずの数値。

80~90%換算の実燃費は7.7~8.6Km/ℓ。

AMGのSクラスで旧モデルまでの実燃費情報は5~6Km/ℓでした。

新モデルとなって全グレードにアイドリングストップ機能が付いているので、街乗りでの燃費が向上しています。

この大柄なボディサイズに4ℓエンジン搭載、スポーティモデルでこの数値はかなり良い方ではないでしょうか。

もともとAMGを購入する人はガソリン代は気にかけないでしょうが、一般の人であってもガソリン代だけはそれほど心配せずに乗れるレベルの数値となっています。

環境の事を考えたヨーロッパ発の車だという事が良く分かります。

大容量ツインターボエンジンの高出力モデルですから、踏めば踏むほど燃料は消費するので乗り方によってはもっと燃費が悪くなることもあります。

しかし日本の狭い道路でそんなにアクセル全開にできる場所もありません。

ゆっくりと優雅に街を流す限りではカタログ数値に近い燃費が期待できる車です。

Sクラスの実燃費まとめ

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html

ベンツSクラスカタログ燃費と実燃費一覧
グレードカタログ燃費
(km/ℓ)
実燃費
(km/ℓ)
S400d14.213
S450
ハイブリッド
12.510.1
S560
ロング
9.87.8~8.8
S560e
ロングプラグインハイブリッド
11.4

(40)

9.1~10.1

(32~36)

AMG S639.67.7~8.6

最新のベンツSクラスの実燃費は7.7~13Km/ℓ

実は前モデルまではディーゼルエンジンにハイブリッドの組み合わせでカタログ値20Km/ℓを超えるグレードも用意されていました。

実燃費も14~17km/ℓを記録していました。

しかし、あまり販売数が伸びなかったためモデルチェンジ時に廃止になっています。

このあたりはやはり高級セダンたるゆえん。

ベンツSクラスを選ぶ人は高級感や乗り心地を求めていて、燃料代を気にしないような余裕を持った人が大半ですから当然の結果かもしれません。

燃料代をおさえてSクラスに乗りたいと考えていた人にとっては、ちょっと残念なモデルチェンジです。

Sクラスの中でも本体価格と燃費重視ならば、2.9ℓディーゼルか3ℓガソリンのハイブリッド

高級感や快適性重視のユーザーならば、当然のように4ℓガソリンかAMGモデルとなってきます。

環境に配慮するならばプラグインハイブリッドのS560eも魅力的ですが、基本的に1000万円を超える価格のSクラスの中でも1697万円と高額な車種です。

最廉価のS400dで1138万円、ボディサイズが同じで3ℓガソリンエンジンを積むS450ロングが1520万円ですから、燃料代と天秤にかけて選ぶには決定力に欠けるところ。

しかし同等のボディサイズ、同じ出力をもつ4ℓガソリンエンジンのS560は1697万円と全く同一の価格となっています。

近距離の移動が多い人、本当に環境の事を考えている人ならばS560eが第一候補となるか。

スポーツモデルのAMGについては燃費は他のグレードより悪いことは確実です。

このクラスを購入できる人は燃費や燃料代は考えていないでしょうが、一応認識しておく必要はあるかもしれません。

どのグレードにしても最新のベンツSクラスは、それほど燃料代を気にかけず乗ることのできる燃費性能を持っていることは確かです。

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ男

キャッチ画像引用URL:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore/maybach-intro.module.html



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