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商用車ながら高い人気の「ハイゼットキャディー」、人気の理由はカスタムベースとしての素性の良さでしょう。
ダイハツ・ウェイクのパーツ流用もかなり可能なようです。
どんなカスタムを皆さんがされているのか、興味が有る方にご参考にしていただければと思います。(写真にはウェイクも含みます)
ハイゼットキャディーとはどんなクルマなのか
ハイゼットキャディーはウェイクの商用バージョンです。
二人乗りにして荷室部分が最大化されていることと、華美な装備を排して、実用に集中し、価格を安く抑えています。
ダイハツ ウェイクの価格 : 135万円~189.5万円
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
ダイハツ ハイゼットキャディーの価格 : 112.3万円~154.4万円
ウェイクの価格も比較的安価な方ですが、ハイゼットキャディーは更に20万円〜35万円ほど安いことになります。
カスタム費用に回せる金額が大きくなります。
軽自動車は好きにカスタムしたいという方にはハイゼットキャディーは素材として素晴らしいと思います。
軽商用車の一番のメリットは、車検がずっと2年ごとということです。
実は普通車(登録車:軽自動車ではなく陸運事務所にて登録されている自動車のこと)の商用車は車検は毎年になりますが、軽自動車の商用車(軽商用車)はずっと2年なんです。
面倒も無く、軽乗用車と同じ様に維持できるのは大きなメリットです。
軽自動車の利点といえば小排気量で燃費がよく、小さいので小回りがきき、税金などで優遇されている。
その他にも、単純な構造でメンテナンスがしやすい(低費用)、タイヤなどの消耗品も安い、とメリットが沢山あります。
軽商用車も全く同じ様に考えて構いません。
ハイゼットキャディーのカラーバリエーションは6色。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
ウェイクは9色にツートンカラー5色もありますので、商用車のハイゼットキャディーはちょっと選択肢が少ないですが、白、黒、シルバーのみではなく赤やピンクがラインナップされているのは嬉しいところ、十分におしゃれなカラーを選択できると思います。
やっぱり最初のカスタムはホイールとタイヤ
カスタムをスタートする上で一番取り掛かりやすいのがホイールとタイヤになります。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/
商業車種であるハイゼットキャディーですから、どんな季節でも活用しますので、必然的にスタッドレスタイヤへの交換時期になるとどんなホイールにスタッドレスを履かせるのか、サマータイヤのホイールを新調して、スタッドレスは今あるホイールに履かせようなど、検討するチャンスになります。
インチアップして足元を引き締めることも出来ますが、実用性をスポイルしないように大きすぎないホイールで、できるだけタイヤの外径が変化しないものを選ぶことが大切です。
外径が変わってしまうと、スピードメーターが正常に数値を示さなくなり、取り締まりを受けてしまったり、思わぬトラブルに遭遇しやすくなります。
ダイハツの人気車種ですし、軽自動車の標準的なタイヤサイズを履きますので、ホイールなどは沢山のカラーとデザインから選ぶことが出来ます。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
標準の14インチサイズのホイールとタイヤは、選択肢がたくさんあります。
比較的低価格で購入できるところが良いですね。
外装いろいろカスタム
■サスペンション関連
タイヤ・ホイールをカスタムする際に一緒にしたくなるのが、サスペンションの変更です。
軽自動車のサスペンションの交換は走りの安定感や高速走行をより良くするためのものではなく、車高を下げたり、上げたりの変更のために行っているのが多いようです。
ハイゼットキャディーは背が高いので、ダウンしてもアップしてもよく似合う素材だと思います。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
ただしサスペンションの交換などは、走行に関わるボディへの負担が変わってしまったり、直進安定性に変化が出たりするものですので、実績のあるショップなどでよく相談されることをおすすめします。
ただでさえ、車高の高いクルマですので車高をこれ以上高くすると横転の危険性が高まります。
高速走行時の横風の影響も大きくなってしまいますので、車高に変化があるカスタムは慎重にすべきでしょう。
直接外装に取り付けるものではありませんが、サスペンションなどを変更した場合に車両の剛性を高める「タワーバー」関連も検討してみてください。
フロントのエンジンルームでサスペンションの頭同士をつなげる「ストラットタワーバー」や車体下部で車体の歪みや変形を抑える「モノコックバー」は背が高く歪みやすい形状のハイゼットキャディーにはピッタリのカスタムで、剛性感が向上したことを感じられると思います。
■ウェイク化
ハイゼットキャディーはダイハツ・ウェイクを二人乗りにして、商用車(バン)にしたものですので、パーツの流用はかなりの確率でできるようです。
ハイゼットキャディーを購入して外装パーツを活用し、ウェイク化してしまうことも面白いと思います。
変更したいのがヘッドライトとバンパーの下部でしょうか。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/
ハイゼットキャディーはメッキ部分がありませんので、ちょっとした一部分をウェイクのパーツを流用してメッキ化するだけでおしゃれに見えてきます。
それだけでもう、軽商用車に見えなくなります。
ただし、やりすぎは禁物です。
ウェイク化にはかなりのパーツが必要となりますし、アフターパーツとして取り付ける工賃もバカにならないので、結局ウェイクが買えてしまう金額になってしまう可能性があります。
せっかくのハイゼットキャディーですので、安価にカスタムも楽しむほうが良いですね。
■痛車化
痛車の常套手段として、大きなステッカーを貼ってみたり、エアブラシで大きなイラストを描くなどしてよりインパクトのある車体に仕上げます。
ハイゼットキャディーはその背の高さから、ボディ側面に大きき平面なキャンバスがありますので、痛車化するにはもってこいかも。
アニメ系のステッカーとかはとってもお似合いかと思います。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
車体デザイン自体は非常にスクエアで背の高い気取ったデザインではありますので、車体に似合うか否かはご自身で判断をお願いします。
内装カスタムは使用シーンによって
商用車にとって内装のカスタムは、使用の用途に沿った形で行われることが多いと思われます。
長いものを載せる必要がある仕事に使うのであれば、天井にラックを設置したり。
重量物をかさねて搭載できない事があれば荷室に棚を設置したりといった工夫が有ると思います。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/
広い荷室を大きく使い倒し、快適な仕事環境を作るもの商用車の楽しみですね。
カスタムを中心に考え、個人的な使用が多い場合には後席がないことをうまく活用し、車中泊用のスペースを確保したり、スキーやサーフィンなどのアクティビティに活用することも多いと思います。
そんなときに活きてくるのが荷室の背の高さですね。
引用元:https://response.jp/
3段や4段に分割しても使い勝手の良い収納スペースです。
天井の釣り竿や、スキー板なども載せられるというのは強みになります。
2名乗車のハイゼットキャディーですので、大勢での移動はできませんが、2名のデートなどで使うには、デート先での遊び道具が一式搭載出来てしまう頼りがいの有る相棒になるでしょう。
ウェイクと比較して、安価に運用できそうなハイゼットキャディーですが、リアシートはありません。
引用元:https://autoc-one.jp/
カップルカーとして割り切った運用ができるかどうか。
家族で普通車(登録車)を所有していて、完全な商用車であったり、遊び車であったりするのであれば、ウェイクではなくハイゼットキャディーという選択は大いにありでしょう。
荷室の広さ分、夢もいっぱい詰め込むことができそうです。
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