ランドクルーザープラドとチェロキーを比較！ どっちが欲しい？【維持費・燃費・乗り心地】

新車を購入する際、ランドクルーザープラドとジープチェロキーどっちを購入するか迷う方も多いでしょう。

維持費、燃費、乗り心地、走行性能、安全性能などあらゆるめんから2台を比較していきます。

購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。

ランドクルーザープラドとジープチェロキー　維持費を比較

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

大きい車はそれだけで単純に維持費が掛かりそうなイメージがありますね。

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

クルマの購入価格、税金、車検代、保険料などなど維持費にも色々ありますが、ここでは次の4項目で比較していきます。

• 価格（3年ローン、残価設定あり）
• 自動車税
• 任意保険料
• 車検代

ではさっそく、見ていきましょう。

価格

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

いずれもベースグレードの価格を比較します。

基本的に新車購入はローンを組むかと思うので、今回は残価設定ローンと組むと仮定して算出しています。

なお、残価率は50％、金利なしの条件としています。

実際にローンを組むときは金利がかかるのでその点は注意してください。

ランドクルーザープラドの月々の支払額が約49,000円、ジープチェロキーは約59,000円、その差は約10,000円、年間で約120,000円の差となりました。

自動車税

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

毎年4月1日の時点でその車を所有している方に対してかかる税金が自動車税です。

自動車税は排気量が多いほど高額になるので覚えておきましょう。

いずれも自動車税は高いですが、特にランドクルーザープラドは2,500cc超えなのでチェロキーよりも6,000円も高いです。

ランドクルーザープラドの購入を考えている方は税金の支払いもこともよく考えた上で買うかどうか決めたほうが良いですね。

任意保険

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

任意保険は、生命保険と違って保険金額が一定ではありません。

基本は対人賠償保険は無制限でつけますが、事前に給付金額がわかるわけではないです。

任意保険料は、オーナーの自動車保険のリスクをもとに算出されます。

そのため、人それぞれ保険金額は異なります。

車の種類、年齢、属性、利用状況、地域、等級などの要素が絡んでくるので今回は全国平均で算出しています。

車検代

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

車検は2年に1度なので忘れてしまう方もいるので、注意してください。

毎月でも車検費用としてコツコツためておくことをおすすめします。

車検代は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つで構成されています。

法定費用

法定費用は、基本的に自賠責保険と印紙代は車種によって金額に差が出ることはないです。

違ってくるのは自動車重量税です。

車重が重いほど税金は高く付きますので覚えておきましょう。

法定費用はわずかですがジープチェロキーのほうが安いですね。

車検基本費用

車検基本費用は、法定費用のように法律で金額が決まっているわけではなく、業者ごとに決められています。

しかも人件費が関わっているので高いところもあれば安いところもあります。

基本的にディーラーの車検は高いです。

なお、今回の車検代は同クラスの平均値を算出しています。

部品交換費用

部品交換費用は、実際にクルマの状態や走行距離によって交換する部品も金額も違います。

そのため今回は、一般的に交換するであろうオイルとタイヤのみで部品交換費用を算出しています。

タイヤは両車とも17インチなので、1本あたりの平均価格は約15,000円で同額です。

車検費用

ほとんど差はないものの車検費用はジープチェロキーのほうが安いですね。

年間維持費合計

年間維持費は約115,000円の差でランドクルーザープラドのほうが安いという結果になりました。

ランドクルーザープラドとジープチェロキー　燃費を比較

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

燃費

ランドクルーザープラドとジープチェロキーの燃費性能について下記で比較してみます。

カタログ燃費はジープチェロキーが勝っています。

実燃費も僅差ですがジープチェロキーが上です。

タンク容量はランドクルーザープラドが87Lで燃料を使い切るまで走行すると航続距離は783km。

ジープチェロキーはタンク容量が60Lで、航続距離は612km。

ガソリン満タンにた場合の最大走行可能距離はランドクルーザープラドのほうが有利です。

ガソリン代を比較

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

いずれも燃料はレギュラーガソリンを使用します。

年間10000km走行した場合の、年間のガソリン代は197,183円と179,487円となり、ランドクルーザープラドはチェロキーよりも17,696円ガソリン代が高くなります。

ランドクルーザープラドとジープチェロキー　乗り心地を比較

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

最後は「乗り心地」「走行性能」「安全性能」の3項目を比較してみます。

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

乗り心地比較

ランドクルーザープラドとジープチェロキーの乗り心地、オーナーのレビューを参考に比較してみましょう。

• ランドクルーザープラド

・荒れた道でも振動や突き上げも全然問題ない。

・エンジン音が室内にはいってくるので静粛性はない。

・車重があるおかげなのかどっしりと安定。

・セダンのように柔らかい乗り心地。

・静粛性がもう少し欲しい。

・街乗りに丁度よい足回り。

• ジープチェロキー

・見た目に反して車内は静か。

・変な揺れや不快な突き上げもない。

・長時間の運転でも疲れない。

・後部席の乗り心地が運転席と同レベル。

・国産のSUVに比べると硬め。

・悪くないけど、上質ではない。

両車とも乗り心地の評価はかなり高いです。

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

静粛性はチェロキーのほうが静かという声が多く見られました。

ランドクルーザープラドはエンジン音が結構な割合で社内に入ってくるとのことで、特にドライバーは気になるレベルのようですね。

ただし、チェロキーは国産SUVに比べると足回りは硬めのようですから、この点は好みの問題になるので試乗して比較するのが良いでしょう。

乗り心地比較は引き分けとします。

走行性能比較

ランドクルーザープラドのほうが排気量が大きく、最高速度・加速力をより高めることができます。

どちらも駆動方式は４WDで、悪路での高い走破性を発揮します。

燃費は良くないですが、牽引力も優れておりいざというときでも頼りになります。

ホイールベースはランドクルーザープラドのほうが長く、直進安定性に優れており、その分車内空間も広く確保できます。

最小回転半径はどちらも5.8mと当然ながら小回りは効かないので、運転しやすいとはいい難いサイズです。

走行性能比較はランドクルーザープラドのほうが上と見て良さそうですね。

安全性能比較

引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/

最後は安全性能の比較です。

代表的な先進安全装備を備えているかどうかで比較していきます。

• ランドクルーザープラド

• ジープチェロキー

引用：https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

2台とも先進安全装備は充実しており、安全性が高いです。

どちらも安全装備の精度・機能は高く、安全性を重視して購入を決めるうえでも満足できるレベルでしょう。

安全装備の装備数はランドクルーザープラドのほうが多いですが、僅差となるので比較対決は引き分けです。

ランドクルーザープラドとジープチェロキー　まとめ

維持費・燃費・乗り心地・走行性能・安全性能で2台を比較していきましたが、2勝1敗2引き分けでランドクルーザープラドが優勢となりました。

また、ランドクルーザープラドには、クリーンディーゼルエンジンもありこちらは更にパワフルな仕様となっています。

ランドクルーザープラドとジープチェロキーどっちを買うか迷っているなら、ランドクルーザープラドをおすすめします。

アイキャッチ画像引用：https://toyota.jp/landcruiserprado/exterior/?padid=ag341_from_prado_navi_exterior