XBEE(クロスビー)とキューブを比較!維持費、燃費、乗り心地はどっちがいい?

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2017年に登場したスズキXBEE(クロスビー)、SUVブーム中新たなコンパクトSUVというコンセプトの元に開発されたこの車両を維持費・燃費・乗り心地の3点を軸にライバルになりうる日産キューブの比較と合わせてまとめました。

※ お詫び申し上げます。
車両価格、メーカーオプション、純正オプション等10%対応しております。
購入時の税取得税~環境性能割 / 未対応消耗品(ガソリン代等)消費税 8%のままとなっております。

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XBEEとキューブの維持費で選ぶならどっち?

税金面と車に必要な消耗品であるオイル・タイヤから維持費を比較していきます。

まず初めに税金面の比較を行いました。

税金は、毎年春に支払う自動車税と、車検時に支払う自動車重量税について比較していきます。

① XBEE
1,798,500円~

引用 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

税金
自動車車税 1000cc
29,500円

重量税 / 年
8,200円

消耗品
燃費
カタログ燃費 : 22.0km/L(JC08モード)
実燃費 : 15.3km/L

オイル
2.9L (純正指定オイル5w-30)
3,240円

タイヤ
175 / 60R16 名柄;ブリジストンエコピア
68,000円

3年間の維持費は税金面で 113,100円
消耗品で 198,000円の
計 311,100円となります。

②キューブ
1,650,000円~

引用 https://www2.nissan.co.jp/SP/CUBE

税金
自動車税 1500cc
34,500円

重量税 / 年
12,300円

消耗品
燃費
カタログ燃費 : 19.0km/L(JC08モード)
実燃費 : 13.3km/L

オイル
2.9L (純正指定オイル0-20W)
4,100円

タイヤ
175/65R15 名柄;ブリジストンエコピア
55,600円

3年間維持費は税金面で 140,400円、
消耗品で 206,500円の
計 346,900円となります。

※ 3年間維持費はオイル交換を半年に1回で6回、タイヤ交換を1回とし、ガソリン代は140円/Lで年間走行距離12,000kmとして算出しました。

維持費の合計はXBEEの方がお得となりました。

XBEEは1000ccガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドなので、税金面ではキューブにアドバンテージがあります。

引用 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

維持費に関してもハイブリッドの燃費の良さでキューブを圧倒しています。

キューブもハイブリッドモデルかe-powerのようなモデルが出るとこの辺りのコストはかなり改善されると思います。

タイヤに関しては唯一キューブが維持費で勝っています。

特に冬場でスタットレスを使う方はタイヤを複数セット所有するのでタイヤ代で悩む方も多いかと思います。

XBEEユーザーの中にはキューブのサイズへダウンしている人もいるので、XBEEユーザーの中で少しでも維持費を下げたい人にはオススメですね。

オイルに関してですが、XBEEユーザーの方で走行距離を 12000kmより乗るよという方もいらっしゃると思います。

その場合でも半年で 10000km程度であればオイルの交換はしなくとも問題はありません。

XBEEはハイブリッドモデルで、走行距離=エンジンの稼働時間とはならないので、半年に 1度交換すれば多少の距離が伸びてもオイルはそのままで大丈夫です。

正しその場合はオイル交換時にオイルフィルターの交換も同時にされることを推奨します。

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XBEEとキューブ、燃費がいいのはどっち?

維持をする上で大切な燃費、近年は原油価格の不安定さが目立っていますね。

車を選ぶ上でも見逃せないポイントのひとつとなっています。

そこで今回は生活の足となっているであろう2台の燃費をチェックしていきたいと思います。

①XBEE
1000ccガソリンターボエンジン+モーター

引用 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

エンジン
出力
99ps/5500rpm、

トルク
15.3kgf/1700-4000rpm+

モーター
3.1ps/1000rpm、5.1kgf・m

燃費
2WD
カタログ燃費 : 22.0km/L (JC08モード)
実燃費 : 約 16.0km/L

4WD
カタログ燃費 : 20.6km/L (JC08モード)
実燃費 : 約 14.0km/L

車体重量 : 約 1000kg

近年の車としてはごく普通の燃費であると思います。

低排気量ターボエンジンの苦手とする低速域をモーターのパワーとレスポンスでカバーし、高速域ではターボのパワーで力強く走る事のできる理想的なパワーユニットです。

そして、このクラスではありがちな高速域での燃費の低下が極力抑えられている所は大きなメリットと言えます。

車体も剛性を高めつつも軽量に作られており、車両重量も 1000kgと軽量です。

自動車における軽さはパワー・燃費・ハンドリングの全てを向上させるもので、メリットは大きいです。

スズキはコンパクトカーの軽量かつ剛性の高いボディに定評があり、車体に使用している高張力鋼板(ハイテン材)は他社のコンパクトカーの中でもトップクラスの強度を持っています。

②キューブ
1500ccガソリンエンジン

引用 https://www2.nissan.co.jp/SP/CUBE

エンジン
出力
111ps/6000rpm、
トルク
15.1kgf・m

燃費
2WD
カタログ燃費 : 19.0km/L (JC08モード)
実燃費約 : 14.0km/L

4WD
モデル設定なし

車体重量約1200kg

エンジンは標準的な1500ccでこの車体を過不足なく加速させるパワーを持っています。

搭載されるHR15DEエンジンは先代モデルと同じ物となりますが、吸・排気効率を高め、エクストロニックCVTにはオイルウォーマーを装着するなどして省燃費化対策も施されたことにより、10%程の低燃費化と出力の向上を果たしています。

2台の燃費の比較はややXBEEの方が有利という結果でした。

エンジンサイズが小さく、かつモーターとのハイブリッドモデルであるXBEEは高速、街乗りとステージを選ばずに安定して燃費が良い所がポイントですね。

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XBEEとキューブの乗り心地はどっちがいい?

①XBEE

乗り心地はやや硬めで、走る楽しさもあるパワフルなコンパクトSUV

XBEEはボディ剛性の強さを感じることができ、やや硬めな乗り心地と言えます。

硬めといってもスポーツカー的な硬さではなく、ボディのしっかり感からくる硬さなので乗り心地とハンドリングのバランスが取られた現代的な安定感のあるものとなっています。

設計段階で、オフロード等の悪路を走る事も想定されている事から、サスペンションのストロークが同クラスの車両よりも多めに取られているので、ふわふわせずにボディが硬くとも荒れた路面をいなすことが可能となっています。

HEARTECT(ハーテクト)というスズキ独自のプラットフォームによって不快な突き上げ等がなく、荒れた路面でもしなやかにいなして確実なハンドリングを与えてくれます。

引用 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

★HEARTECTとは?

燃費面でも少し触れたスズキのボディプラットフォームの総称で、前後とフロアのボディフレームを滑らかな骨格構造とすることで、ボディ剛性のアップとパーツ点数の削減による軽量化を実現しています。

また、このボディプラットフォームはサスペンション部品もボディ骨格の一部として利用することでサスペンションの取り付け剛性のアップと共に乗り心地とハンドリングを向上させています。

引用 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

②キューブ

引用 https://www2.nissan.co.jp/SP/CUBE

乗り心地はマイルド、どこでも走れるオールラウンダー

キューブの乗り心地は非常にマイルドで、日常ユースでの移動でもリラックスして運転できる一台と言えます。

マイルドというと特徴がなく、退屈なイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、街乗り、高速、峠道でも変化なく乗れるのは車両の完成度が高く、余裕があるという事です。

シートも柔らかく、快適であり、車内でも静粛性が高い事から長距離の移動でもストレスなく運転することができ、高速道路上でも同乗者との会話も快適にできるほどの余裕を持っています。

引用 https://www2.nissan.co.jp/SP/CUBE

乗り心地は車両の特性が大きく出る結果になりました。

街乗りではハイブリッドモデルで静かなXBEEで、高速道路では車体の静粛性が高いキューブが快適という結果になりました。

XBEEの方がスポーツ志向で、キューブはマイルドなコンフォート志向とも言えます。

両者の違いは、ボディと動力伝達に使われているトランスミッションが異なる所です。

XBEEはトランスミッションに6速のトルコン式、キューブは CVT式が使われています。

両者の特徴は以下のようになります。

・トルコン式は CVTと比較するとダイレクトで、エンジンからのパワーロスが少なくレスポンスの良い所にメリットがあり、乗った人は CVTよりもスポーティーな印象を受ける事が多いです。

・CVT式はトルコン式のようにギア(歯車)の代わりにベルトで動力を伝達する方式です。

引用 https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY

部品点数が少なく、ユニットをコンパクトにでき、変則ロスがなく、常にエンジンのパワーのある回転を保ちながらの加速をさせる事で燃費を向上させることが可能なトランスミッションで、乗った人は運転しやすく、マイルドな印象を受ける事が多いです。

※トランスミッションの特徴はあくまでも定説です。

マツダの燃費重視のトルコン式やスバルのスポーツCVTなど、各社が独自の技術で方式の定説に囚われないトランスミッションを開発しています。

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XBEEとキューブを比較!維持費、燃費、乗り心地はどっちがいい?まとめ

今回の比較はどうだったでしょうか。

XBEEは採用されているパワーユニットや新開発のボディ採用により、キューブよりもアドバンテージがあるという結果になりました。

この2台は設計思想の違いから走るステージによって強みが異なるので、皆さんの生活スタイルにあった一台を選んでいただければ幸いです。

アイキャッチ画像 https://www.suzuki.co.jp/car/xbee https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cube

※ お詫び申し上げます。
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購入時の税取得税~環境性能割 / 未対応消耗品(ガソリン代等)消費税 8%のままとなっております。

この記事を書いた人キララ

家族で、車で出かけるのが大好きな専業主婦です。こんな車が欲しいと思ってくれる記事が書けるよう頑張ります。



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