レガシィB4とアテンザセダン徹底比較!どっちが買い? 維持費、燃費、乗り心地などを検証!

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国際的にはDセグメントに属するセダンは、ライバルがひしめく激戦区でもあります。

今回はそのDセグメントセダンの代表格であるスバル・レガシィB4とマツダ・アテンザセダンを比較しながら解説していきます。

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レガシィB4とアテンザセダン、ライバル対決!

レガシィB4アテンザセダン、それぞれのプロフィールを解説します。

スバル・レガシィB4

引用:https://www.subaru.jp

バブルの真っ最中、経営難に陥っていた富士重工(現スバル)が社運をかけて、中核車種であったレオーネのプラットフォームやパワーユニットなど、すべてをリニューアルして世に送り出したのが初代のレガシィです。

従来はSOHC(シングルカム)エンジンでしたが、これを4カム・4ヴァルブのDOHC(ツインカム)に進化させ、スポーティーなセダンと流麗なワゴンをラインナップし、特にツーリング・ワゴンはしばらく続くワゴンブームの牽引車となりました。

セダンはハイパワーエンジンを積んだモデルもありましたが、本格的なレース活動はのちに発売される弟分のインプレッサに引き継ぎ、スバルの高級セダンとして着実に進化、特に北米市場では4WD の高性能イメージも定着し、非常に高いブランド価値を獲得しました。

現在はセダンであるB4SUV的ワゴンであるアウトバックの2種類があり、スバルのフラッグシップモデルとなっています。

マツダ・アテンザセダン

引用:https://www.mazda.co.jp

アテンザは2000年代にカペラの後継車種として、レガシィと同じくプラットフォームやパワーユニットを一新したモデルとして誕生しました。

スポーティーさを強調した初代はセダン・ワゴンの他にスポーツと呼ぶハッチバックモデルがあり、モデル後期にはハイパワー4WD のスポーツモデルも投入させる力の入れようでした。

現行の3代目は斬新で流麗なルックス最新のディーゼルターボエンジン高品質な内装を武器に、世界中で高いコストパフォーマンスが認められている、マツダのフラッグシップモデルです。

スペックの比較

まずはスペックの比較です。

レガシィB4は全車自然吸気のガソリン、AWDなので、アテンザも自然吸気ガソリン、AWDモデルから選びたいのですが、あいにくガソリン車にはAWDが設定されておらず、ガソリン車では2500㏄を選ぶと最上級グレードになってしまうため、価格が大きく離れてしまいます(レガシィ安いなぁ)。

悩んだ末、レガシィB4はベースグレード(といっても他にはLimitedしかない)、アテンザは2000㏄ガソリンの20S PROACTIVEを選びました。ほぼ同じ価格です。

この表を見るとエンジンと馬力で当然レガシィB4が有利です。

それでは車体の大きさはどうでしょうか?

アテンザはこのボディに対して自然吸気2000㏄は必要十分であるものの、余裕はあまりありません。

アテンザをそれらしく走らせるなら2500㏄かディーゼルをおすすめしますが、2000㏄のコストパフォーマンスの良さ(この品質感で300万円を切る)も魅力的で悩みます。

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レガシィB4とアテンザセダン、維持費の比較

両車の維持費を比較してみましょう。

まずは購入時の費用です。

購入時

※ディーラーの手数料、車庫証明費用などは除いています。

アテンザの方が7万円ほど安いですが、レガシィB4は値引きが大きいと思われるので、実際はレガシィB4の方が購入時の費用が少ないでしょう。

維持費(年間)

※ガソリン代は年間走行距離10,000km、ガソリンは140円/Lで計算しています。

※車検費用は整備費用です。車検費用や任意保険は一例です。

どちらも2万円/月ぐらいの維持費になりそうですが、アテンザの方が1,000円/月ぐらい安くなりそうです。

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レガシィB4とアテンザセダン、燃費、実燃費は?

カタログ燃費実燃費は以下の通りです。

※実燃費は価格.comのデータを参考に独自集計しました。

どちらもDセグメントのセダンとしては優秀な燃費性能で、特にレガシィB4は2500㏄のAWD、水平対向エンジンという悪条件を重ねながら、実燃費を10㎞/L超えに乗せたのは素晴らしいと思います。

アテンザも優秀で、走行距離が少ない使い方なら、ディーゼルより車両価格が安い分経済的ではないかと思います。

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レガシィB4とアテンザセダン、乗り心地比較!

レガシィB4はAWDの安定性をベースに、柔らかすぎず滑らかな乗り心地を実現させています。

引用:https://www.subaru.jp

スポーツモデルのようなハードでシャープな操縦性ではありませんが、余裕を持った走りは高性能なメカニズムへの信頼感を確かなものにしてくれます。

アテンザセダンも良い乗り心地で、車両の不快な揺れを減らし、滑らかな乗り心地にする最新の技術が投入されており、骨格から見直したシートもその乗り心地に一役買っています。

特筆すべきはその静粛性で、音量そのものより耳障りな音質を積極的に低減しており、高級車にふさわしい雰囲気を作り出しています。

まとめ

レガシィB4とアテンザセダン・・・どちらを選ぶ?

これは大変判断が難しいのですが、今回ピックアップしたグレード同士であればレガシィB4をおすすめします。

2500㏄エンジンの余裕ある走りやAWDによる高い操縦安定性は、年を経ても色あせることなく、いつまでも充実感と満足感を得ながら乗り続けることができるのではないかと思うのです。

レガシィB4の価格設定はとてもお買い得感があり値引きも大きいと思われるのでおすすめです。

アテンザセダンも素晴らしいのですが、2000㏄だとやや余裕に欠け、選ぶなら2500㏄、あるいはディーゼルだと思うのですが、そのグレードを選べば欧州車に匹敵する素晴らしい内装が得られるものの、価格は300万円台中盤から400万円台になってしまいます。

引用:https://www.mazda.co.jp

ただ、20S PROACTIVEのお買い得感も非常に高く、走るのはほとんど街中という使い方であれば、アテンザセダンも大いにおすすめしたいです。

今買うべきか、それとも・・・

なかなか難しいのが、両車ともフルモデルチェンジを控えていることです。

レガシィB4は2019年2月に新型が発表されており、年内に国内発売されるでしょう。

引用:https://www.subaru.jp

また、アテンザは2020年中に発表され、2021年初頭に発売されるのではないかと思います。

特にアテンザは車名がマツダ6となり、FRの後輪駆動直列6気筒のディーゼルとSKYACTIV-Xエンジンを搭載する予定で、車格はEセグメントに昇格すると思われます。

引用:https://www.mazda.co.jp

現行型を安く買うのか、それとも魅力的な新型が発売されるのを待つのか、大変悩ましいですが、現行型を選んでも後悔はないと思いますので、現行型が気に入っていれば、生産中止になる前に急いでディーラーへ駈け込んでください。

アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp & https://www.mazda.co.jp

この記事を書いた人

marukuma
娘たちとの食べ歩きや一人息子(?)の愛犬を乗せてのドライブを楽しみとしています。
どこに行くにも車の生活なので、家族1人に付き1台の車が必要な環境です。

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