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近年は、車中泊がブームになっており様々な車種で車中泊がされています。
しかし、軽自動車のようなコンパクトな車種でも車中泊が出来るのかな? と疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
やはり、軽自動車で車中泊をするには、ちょっとした工夫などは必要になってくると思います。
そこで、今回はダイハツトコットで車中泊が出来るのか、出来るならば快適にするにはどのような準備が必要なのかの情報をご紹介したいと思います。
トコットで車中泊は可能?車内空間やシートアレンジは?
トコットで車中泊をされる際には、最低限の車内空間サイズは把握しておく必要があります。
実際に日頃から乗車していれば、ある程度は把握出来るかもしれません。
しかし、後からご紹介する車中泊グッズを使用したら「スペースが狭くなってしまった。」と言った事になりかねませんので、事前に調べてみましょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/index.htm
さて、トコットのボディサイズは、3,395㎜x 1,475㎜x 1,530~1,540㎜(全長×全幅×全高)となっています。
また室内空間に関しては、2,000㎜×1,305㎜×1,270㎜(室内長×室内幅×室内高)の広さがあります。
大人2人が寝るために必要なスペースは、1,950㎜×1,000㎜×1,200㎜程の室内の広さを確保しておかなければ厳しいです。
トコットの室内空間の広さからすると、大人2人が車中泊をするのは可能ではありますが、かなりギリギリと言った印象です。
ですので、大人1人での車中泊を考えた方がスペースには余裕があると思います。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
トコットは軽自動車ですので、車中泊をする際のシートアレンジに関しては、かなり限定されてしまいます。
一体可倒式の後方席を倒せばラゲージスペースが確保できますが、荷物を載せる程度で、大人が横になるまでのスペース確保は難しいです。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/04_interior.htm
前方席と後方席の全てのシートを後ろに倒して平らにするのが理想の形ですが、トコットの後方席は前には倒せますが後ろには倒せません。
ではどうするかというと、前方席のシートを倒して運転席や助手席で横になるしかなさそうです。
このシートはトコットでは有りませんが、同じダイハツのミラのシートです。
トコットもミラの一つですので、参考に乗せておきます。
ご覧のように、枕を外すと後部座席とほぼ平らにすることが出来ました。
これならば後にご紹介するマット等を使えば、ゆっくり眠ることが出来そうですね。
しかし、トコットには運転席と助手席の間にセンターコンソールトレイが有りますので、座席を倒しても一体には出来ません。
引用:https://u-catch.daihatsu.co.jp/search/car_id_939019040700708607002/index.html
運転席と助手席の個々に乗ったまま睡眠を取るのが一番だと思います。
購入時には、シートアレンジの確認も忘れずにしましょう。
トコットで車中泊は可能?必須アイテムの紹介
どんな車種であっても、快適な車中泊をするためには揃えておきたいアイテムがいくつかあります。
ここでは、トコットの車中泊を快適にするためのおすすめアイテムを紹介したいと思います。
1.寝具・シェード
【Meltec(メルテック)インフレートマット】
車中泊をする際に、どうしても気になるのが座席を倒した時の背もたれとの間の隙間やデコボコです。
そんな時に、マットレスを敷いておけば多少は緩和することが出来ます。
また、マットレスを敷くことにより身体にフィットしてくれるため、快適な睡眠をサポートしてくれます。
折り畳み式なので、かさばる事もなくコンパクトに収納出来るのもメリットだと思います。
【軽自動車・普通乗用車用 サンシェード】
車中泊の時に気になるのが外からの視線です。
そんな時に活躍するのが、車内用カーテンのシェードです。
こちらは、サンシェード仕様になっているため断熱効果もあり夏の車内泊にもおすすめです。
柄もお子様が喜びそうな柄が多数揃えられています。
カーショップなどに行けば更に色々な種類のシェードが売られているので、トコットに適合しているシェードを探すのも良いと思います。
【クライミット スリーピングバッグ】
車中泊は少し簡易的なキャンプのようなものです。
ですので、マットレスと同じくらい寝袋があるだけでも快適さは全然違います。
クライミットの寝袋は、耐久性と耐水性に優れているため丈夫ですし、風を通さない素材を使っているため冬の車中泊にも使えるアイテムです。
2.電源・電気製品
【カーインバーター 300W シガーソケット充電器 カーチャージャー】
車中泊をする際に欠かせないのがカーインバーターです。
車はどんな車種でも12Vの電源しかないため、家庭用家電を使用することは出来ません。
しかし、カーインバーターがあればシガーソケットに接続しておくことで100Vの電源を作り出すことが出来ます。
インバーターを使えば、車内でケトルや暖房器具などを使用することが出来るようになるため、車中泊をする際には必需品と言えるアイテムだと思います。
ですので、車中泊をする際にはカーインバーターを用意しておくのは非常におすすめです。
しかし、インバーター自体は電源ではありません。
インバーターは電力を変える機器なので、インバーターをシガーソケットに接続して長時間使用をしてしまうと、バッテリー切れを起こす可能性があり危険です。
そこでおすすめしたいのがサブバッテリーです。
【Moongo ポータブルバッテリー】
また、大容量のリチウムイオンバッテリーを採用したポータブルバッテリーでもあります。
しかも、ソーラーチャージャー搭載なので車のバッテリーに接続しなくても太陽光で充電させることが出来ます。
サブバッテリーはAC100VのほかにUSB出力やDC出力もあるので、車のバッテリーをわざわざ使わずに、車内で家電もスマホ充電も直接使うことが出来ます。
車中泊だけではなく、キャンプや災害時にも活躍するアイテムですので、1台準備しておいて損はないと思います。
【ブラックダイヤモンド リボルト】
車中泊をする際に、車内灯などを長時間付けっ放しにしておくとバッテリーが上がってしまうこともあります。
しかし、予めライトを持参しておけばバッテリーが上がる心配も無く、夜でも車内を照らしてくれるため読書やトイレに行くときにも活用することが出来ます。
トコットのよう軽自動車なら一台ライトがあるだけで全然違います。
また、万が一の災害などに備えて一つ準備しておくのも良いと思います。
トコットで車中泊は可能?注意点や防寒対策は?
車中泊をする際には、必ずどこかの駐車場や土地を利用します。
そして、車中泊を快適にするためにはルールやマナーを守るのが当たり前です。
そこで、ここでは車中泊をする際のマナーと、夏と冬の車中泊を快適にするための対策をご紹介したいと思います。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
夏の車中泊での注意点
夏の車中泊の最大の問題は熱中症です。
近年は災害級の暑さが続く日もあり、夜になっても気温が下がらない夏の日が多いです。
そこで、車中泊をする際にはエアコンを付けて対策をする方も多いと思います。
もちろん、熱中症になってしまっては大変なのでエアコンを付けて温度管理をすることは大切です。
しかし、車中泊を高速道路のSAや道の駅などでする場合は、他の利用者の方に迷惑にならないように配慮することが必要です。
車中泊がブームになる一方で、マナーの悪さも露呈しており車中泊を禁止する公共施設も増えつつあるのも事実です。
ですが、まだまだ車中泊が出来る公共施設はたくさんあります。
もし、車中泊をする場所が見つからなかった場合は「地名+車中泊」で検索をすれば、全国の様々な車中泊可能なスポットを探すことが出来ます。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
冬の車中泊での注意点
夏の車中泊とは逆に、冬の車中泊は想像以上に冷え込むと思っておいた方が良いです。
もちろん車内も冷え込むので、どうしても使用してしまうのが車内暖房です。
しかし、車内暖房は長時間付けっ放しにしておくとバッテリーも上がりやすくなります。
また一酸化炭素中毒を起こし危険な状態にもなり兼ねないので、冬の車中泊での暖房は極力控えた方が良いです。
そこで、必要になってくるのが寒さ対策になりますが、おすすめなのが「電気毛布」や「車載用ファンヒーター」などです。
【電気毛布】
通常、電気毛布は家庭用家電なので車内で使用することは出来ません。
しかし、電気製品のところで紹介したカーインバーターを利用すれば、トコットの中でも電気毛布を使用することが出来ます。
ですので、電気毛布は冬の車中泊を快適にするためには欠かせないアイテムなので、準備しておくことをおすすめします。
【車載用ファンヒーター】
冬の車中泊は、夏よりもトラブルが発生するケースが多いです。
その多くが凍結関係になるのですが、そんな時に車載用ファンヒーターが一台あればかなり重宝すると思います。
窓ガラスの凍結防止にも使えますし、車内の暖房替わりに使用することも出来ます。
シガーソケットタイプなのでカーインバーターも必要ないため手軽でとても便利なので、冬の車中泊をする際には一台用意しておいた方が良いと思います。
他にも、簡単な寒さ対策としてホッカイロなどを準備しておくのもおすすめです。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
特に冷え性の方によって、冬の寒さから来る手足の冷えは本当に辛いものです。
そこで、ホッカイロを貼る事によって寒さ対策と冷え性対策にもなるので、かなりおすすめです。
ただ、低温火傷にのみ注意して使用するようにしてください。
トコットで車中泊は可能?のまとめ
今回は、人気の軽自動車トコットの車中泊を快適にするための様々な情報をご紹介してきました。
トコットで車中泊をする際は、大人1人で車中泊をした方がスペースはしっかり確保できると思います。
個人的な意見としては、軽自動車での車中泊はやはりスペースがSUV車やBOXカーなどに比べて狭いので、様々な工夫をする必要があると感じました。
よほど車中泊が好きで、トコットで車中泊をしなければならない状況でない限り、軽自動車での車中泊は逆に疲れてしまうかもしれません。
もちろん、車中泊をすることは出来るので試してみたい方は挑戦してみても良いと思います。
ただ、どの車で車中泊をするにしてもどこかの駐車場などを借りることが多いと思うので、ルールやマナーはしっかりと守るようにしましょう。
アイキャッチ画像引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/index.htm
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