下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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軽自動車の街乗りタイプのジャンルに新たな車が登場しました。
ダイハツのミラトコットですが、同じメーカーのココアの後継車として発表されており、女性を中心に人気が出ることでしょう。
価格設定の低い軽自動だけに、どれくらい値引きができるのか考えてみたいと思います。
トコットの値引き相場はどれくらい?
2018年6月にメーカー発表された新型車ミラトコット(ダイハツ)ですが、グレードは大きく分けて4つ(L、L- SAⅢ 、 X- SAⅢ、 G- SAⅢ)あります。
それぞれのグレードには2WDと4WDが用意されており、エンジンは排気量658ccで、直列3気筒12バルブの1種類のみとなっています。
トランスミッションはCVT(無段変速ギア)で、JC08モード燃費は27km/リッター~30km/リッターと、同メーカーのミライースをモデルに開発した動力で低燃費性能を実現しております。
価格帯は、メーカー希望小売価格(2018年6月)で1,074,600円~1,425,600円となっており、標準装備に大きな開きがあることが分かります。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/04_interior.htm
さて、実際にどれくらい値引きできるものなのでしょうか。
ミラトコットは新型車として発表されているだけに、過去の値引き相場感というものが存在しません。
マイナーチェンジやフルモデルチェンジ、各ディーラーで売り上げを競い合うキャンペーン等の事例が全くないだけに、いくらまで値段を下げることができるのか、販売側でも予想できないのが現状となっています。
言い換えれば、販売店同士で敬遠し合っている拮抗状態が続いていると捉えておいて下さい。
そのため、ダイハツで過去に販売した車種の新型車当時の発売統計から推測することにします。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/04_interior.htm
車両値引き
車両価格の7%未満が相場として考えられますので、7万円~10万円が妥当であると推測します。
オプション値引き
20~30%値引きが相場として考えられますので、2万円~3万円が妥当であると推測します。
どちらの上限を足しても13万円くらいの値引きにしかならず、正直、難易度から言っても相当渋い結果となることが想像できます。
では、新車同様の装備を持った試乗車を手に入れることはできないでしょうか。
ディーラーが買い取って、ナンバープレートを付けて行動を走る車のことを差しますが、新車購入を促すためにも装備の良い状態で用意することがよくあります。
走行距離もほとんどなく安価ですぐに乗れることから、新車扱いされており新古車とも呼ばれておりますが、とても人気の高い商品となっています。
残念ながら、新車として売れなければ新型車としても価値がないことから、ディーラー側で新古車に回すようなことは考えられません。
結果からすれば、新型車としてのステータスを掲げている間は、この厳しい値引き交渉を少しでも有利な展開に持っていくことが大事だと言えるのです。
トコットを値引きする方法
少しでも有利な展開に持っていくと書きましたが、どのような方法が考えられるかまとめてみたいと思います。
車を購入する場合は、初めて購入するケースと乗り換えるケースの二つに分かれてきますので、それぞれでの対策を以下にご紹介します。
初めて購入するケース
免許証を取得して初めて購入する方を差すのですが、通称新規顧客としてディーラーにとっては非常に大切なお客様となります。
新車購入後、3年目、5年目という車検切れ時に新車の買い替えを商談できるチャンスがありますので、大いに出精(しゅっせい)値引きを提示してくることが期待できます。
また、優良顧客に育てるためにも定期点検やメンテナンス等、本来有料でおこなう作業も無料でやってもらえるサービスをつけることもあり得ます。
乗り換えるケース
下取り価格に重点を置くことをお勧めします。
ディーラー側の査定に問題がないとお考えの方もいらっしゃると思いますが、ディーラーでは新車販売と中古車販売では担当が異なっています。
つまり、新車への乗り換えを商談する担当者は新車販売を専門におこなっていますので、中古車事情を考えずに下取り車を査定する傾向にあります。
前もって、インターネットや中古車販売店で相場感を確認したり、見積もってもらったりして、下取りに有利な材料を用意しておくことが大事となります。
競合車との比較も値引き交渉の有効な手段となります。
他メーカーで販売されている車種との性能や価格差は、ディーラーからしても十分に分かっているだけに、それを突かれるのは手痛いものです。
とくにライバル視している車となると、販売台数のノルマもあるだけに、負けたくないというのが心情として考えられます。
トコットの競合車種:アルトラパン(スズキ)
おそらく体型からしても同じタイプの車として取り上げることが多い車だと思います。
お互い女性層をターゲットとした場合、車の可愛さ勝負ということになるのですが、後発として出てきたミラトコットとしては、女性人気を独占している状態のアルトラパンに対して、何としても人気を二分したいのではないでしょうか。
トコットのメーカー希望小売価格1,074,600円~1,425,600円に対して、アルトラパンは1,077,840円~1,492,560円と価格帯もほぼ同じです。
アルトラパンと比較しているという言葉だけでもディーラーは敏感に反応してくると思います。
画像上:トコット 画像下:アルトラパン
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/lapin/
トコットの競合車種:ハスラー(スズキ)
同じスズキの車種ですが、女性層からの人気だけでなく、男性からも指示を受けている車がハスラーです。
カラーバリエーションが豊富で、限定車もいくつも出しており、実力勝負となるとかなり拮抗してくると思います。
ただし、価格面で比較にならないケースが出てきますので、値引き交渉の引き合いに出すときは同じような価格帯のものを選ぶようにして下さい。
画像上:トコット 画像下:ハスラー
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/
トコットの競合車種:N-ONE(ホンダ)
ホンダのN-WGNをベースにした軽自動車ですが、ミラトコットよりも居住空間の広さが特徴的な車です。
さらにターボエンジンを積んだグレードもあり、迫力あるドライブを楽しむことができます。
ホンダの車は値引き傾向が高いと言われていますので、こちらと比較しながら交渉することも効果があると思います。
画像上:トコット 画像下:N-ONE
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm
引用:https://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/type/gasoline/
トコットの値引き限度額の予想
値引き限度額について現実的な数字を考えてみたいと思います。
ディーラーにとって、車両価格と組み合わせてオプションを販売することはとても大事なことで、なるべく純正のパーツをつけたいと考えています。
例え、車両価格の値引きが上手くいかなかったとしても、純正オプションを購入することで、全体的にいい条件の値引きをしてくることが考えられますので、自分で考えられるパターンを担当者と話して、いくつもの見積書を用意してもらうようにしましょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/purchase/?_ga=2.41562082.1969439633.1548553778-283110963.1543026444
- 値引き相場(オプション込み):10万円
- 値引き限界額:15万円
- 値引き範囲:0円~15万円
こちらが考えられる限度予想となりますので、12万円~13万円の間で交渉できれば成功と考えて下さい。
これ以上の値引きに関しては、かえってディーラーとの関係性に歪みが出てしまいますので、次回の買い替えを考えて、良好な状態で契約することをお勧めします。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/purchase/?_ga=2.41562082.1969439633.1548553778-283110963.1543026444
値引き交渉に向けた流れをまとめていきます。
まずは準備段階です。
<競合車のチェック>
どの車と迷っているか相談しながら話すことになりますので、競合車を決めておいて下さい。
先ほどご紹介した車(アルトラパン、ハスラー、N-ONE)はどれも効果的だと思いますので、この中から選ぶのがいいでしょう。
<販売店のチェック>
競合車がどこで販売されているか、最寄りのカーディラーをマーキングしておいて下さい。
また、ミラトコットの取扱店が複数ある場合は、それぞれに行くことも重要な作業となります。
具体的な話、「〇〇店ではこのように言っていました」というのは現実味を高めていくと思います。
<下取り車のチェック>
買い替えの場合が対象ですが、自分の車にどれほどの価値があるのか、しっかりと把握しておいて下さい。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/purchase/?_ga=2.41562082.1969439633.1548553778-283110963.1543026444
続いて一回目の商談です。
<試乗車の予約>
単に車を見に行くのは冷やかしと軽視されてしまいますので、購入の意思があることを事前に伝えておくことは、来店したときの印象が良くなると思います。
また、試乗するというのは、カーディラー側も状態の良い形に整備してくると思いますので、車の本来の良さを実感できることにつながります。
<見積書の作成>
一つに限定する必要は全くありません。
グレードやオプションの違いをしっかりと確認する必要があり、それだけ担当者も購買意欲を高めようと、値引き限界まで数字を出してくることが考えられます。
<下取りの査定>
事前に用意していた数字と照らし合わせて、自分の条件に近づける交渉を進めて下さい。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/purchase/?_ga=2.41562082.1969439633.1548553778-283110963.1543026444
<最終的な商談>
想定していた値引き限度額の範囲に入っていれば、その時点で購入の手続きに入っても問題ありません。
もし、範囲外であれば自分が納得できるよう説明してもらうようにしましょう。
粘り強く交渉すると、自分一人では決められないと上司に相談してもらえるケースが生じ、改めて価格交渉をするチャンスが訪れます。
新車販売、特に新型車販売においては、カーディラーは生産メーカーより厳しいノルマを課せられています。
メーカーへ支払う販売マージンも高めに設定されており、難しい局面で値引き金額を提示しているのも事実です。
だからと言って、購入者からすれば少しでも安く手に入れたい気持ちもありますので、お互いに納得のいく数字を見つけていくことが大事になると思います。
キャッチ画像引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/02_grade.htm