レクサスRX7人乗りは狭い？3列シートと仕様、レビューから中古車まで紹介

レクサスRXはレクサスSUVの中でも非常に人気の高いモデルで、充実した装備や内装の豪華さなど、レクサスブランドに相応しい魅力が詰まっています。

そんなレクサスRXですが、2017年の12月から7人乗りモデルが追加されました。7人乗りモデルは3列シート車になっています。

ですが、元々5人乗りの車を7人乗りにして3列目はしっかりと座れるのでしょうか？

気になるポイントが多いレクサスRXの7人乗りモデルについて特徴をまとめてみました。

レクサスRX7人乗りの3列目シートは狭い？3列目の使い勝手

引用:https://lexus.jp/

レクサスRX7人乗りの3列目シートは正直言って大人が座るには窮屈なスペースです。

お子さんを乗せるにはいいですが、大人を座らせて長時間ドライブをするのには向かないシートといわざるを得ません。

大人であれば身長160cm以下の方でないと非常に窮屈で座席に普通に座って乗車するのは難しいでしょう。

ちなみに3列目は1列目や2列目シートよりもアイポイントが高く設定されているため、背の高い方は天井に頭が当たってしまいます。

ですが、3列目シートにもエアコン吹き出し口とエアコン操作パネルが備わっていて、カップホルダーも2名分用意されています。

限られたスペースで最大限の快適性は担保されているため、3列目に子供を乗せるだけなら十分活躍してくれます。

また、急に大人数を乗せる場合などの緊急用にも短時間なら3列目シートは活躍してくれます。

こうしたことからレクサスRX7人乗りモデルは基本5人乗りメインの3列シート車として割り切って使うのが良いと言えます。

レクサスRX7人乗りの仕様

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レクサスRXの7人乗りモデルは基本的に「RX450hL」というグレードのみに設定されています。また、AWD設定しかなく、FFモデルを選ぶことはできません。

そのため、レクサスRXの中でも7人乗りは最上級に位置するモデルになります。

通常のRXより車体を110ｍｍ伸ばすことで3列目シートの居住空間を確保していて、3列目は2人掛けのシートになります。

また、基本スペックなどにもほとんどは違いはありませんが、実際に走れても特にパワー不足を感じることは無いようです。

ちなみにレクサスRXの特別仕様車「ブラックシークエンス」ですが、特別仕様車は5人乗りの通常モデルのみになります。

7人乗りモデルのレクサスRXは基本的にバージョンＬのみの一択となります。

基本的に通常のRXとの違いはこれぐらいですが、前述したように、3列目シートの使い勝手は決して良いとは言えず、子供用と割り切るか非常用のシートと考えるべきです。

レクサスRX7人乗りのレビューはどうなのか？

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3列目シートが狭く使い勝手は決して良くないのにも関わらず、レクサスRX7人乗りモデルは非常に高評価を受けています。

レクサスRX5人乗りモデルでは、路面の細かな凹凸に対して反応しやすいと言われていますが、レクサスRX7人乗りモデルでは、3列目シートの重さとリア周辺の強化が良い方に効果を出したようで、路面の凹凸に対する反応が良くなり、落ち着きが増したと評価されています。

オーナーの使い方や状況次第で、3列目シートを活用したり、広大な荷室スペースを活用することができます。

それでいてレクサスRXとしての快適性などは変わらず上質さは失われていません。

ミニバンの代用にもなるのでご家族でお出かけの際にも十分活躍してくれるでしょう。

レクサスRX7人乗りは利便性を重視される方にピッタリのモデルです。

まだまだモデル単体で見ると5人乗りモデルのほうが人気が強いようですが、今後7人乗りモデルの魅力は高まっていく可能性も十分考えられます。

レクサスRX7人乗りの荷室スペースの使い勝手はどうなのか？

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レクサスRX7人乗りモデルは110ｍｍ延長された分、荷室スペースがかなり広くなっています。

通常3列目シートのSUVは3列目シートを起こした状態だと荷室はかなり狭いですが、レクサスRX7人乗りモデルは3列目シートを起こした状態でも十分使える大きさがあります。

また、基本的に5人乗りメインで使用される場合、3列目シートを倒した状態だとなんと荷室スペースは652LとSUVとしてはかなりの容量を確保しています。

通常モデルのレクサスRXが514Lなのを考えると、使い勝手が良すぎる荷室スペースです。

普段から荷物を積むことが多い方にもレクサスRX7人乗りは非常に便利なSUVと言えるでしょう。

レクサスRX7人乗りの内装をチェック

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レクサスRX7人乗りモデルの内装は通常モデルの最上級グレードにあたるバージョンＬと同等レベルを担保しています。

本革シートに本杢目（ほんもくめ）パネル、後席用の11.6インチモニター（メーカーオプション）など上質な車内空間と快適性は7人乗りモデルであっても変わりはありません。

また、3列目シートがあるからと言って2列目シートの居住性が損なわれることもありません。ちなみに3列目シートにはありませんが、2列目シートにはしっかりシートヒーターが完備されています。

こうしたことからやはりレクサスRX7人乗りモデルは5人乗りメインの7人乗りだということが言えます。

レクサスRX7人乗りの気になる実燃費

通常モデルのレクサスRXハイブリッドモデルの実燃費はリッターあたり12～14㎞と大型SUVとしては非常に優秀な燃費です。

では、これが7人乗りモデルになるとどう変化するのでしょうか？色々と調べてみた結果、リッターあたり10㎞前後だということがわかりました。

カタログ上の燃費では通常のハイブリッドモデルは18.8㎞なのに対して、7人乗りモデルは17.8㎞とそこまで大差ありません。

ですが、実燃費となるとその差はなかなか大きいようです。

これはやはりボディー延長による車重の増加が影響していると考えられます。

通常モデルよりも約200㎏重たいのが7人乗りモデルです。

ボディーを延長しただけでかなりの重量アップですが、これは割り切らないといけないポイントだと言えます。

カタログ値よりも大幅に燃費は落ちますが、燃費よりも7人乗りモデルのみに許された利便性は非常に大きな魅力です。

経済性を優先して燃費の良いレクサスRX5人乗りを選ぶか、利便性を重視してレクサスRX7人乗りモデルを選ぶか、良くお考えになるべきポイントだと思います。

レクサスRX7人乗りの中古価格相場

引用:https://ucar.carview.yahoo.co.jp/

では、レクサスRX7人乗りの中古価格相場どうなのでしょうか？じつは中古車市場にレクサスRX7人乗りモデルはあまり出回っていません。

実際にレクサスRX7人乗りモデルの中古車を検索しても2～3台しか見つかりませんでした。そこから見た中古価格相場650万円前後になります。

新車での車両本体価格は769万円で、オプションを入れると800万円は超えてきます。レクサスRX7人乗りモデルの中古車は新車と比べて大体150万円はお安く購入できることがわかります。

中古車市場での台数が少ないため選べる幅は非常に狭いですが、納得できる車両があった場合はかなりお買い得です。

今は、まだまだ中古車の台数が少ないですが、今後は増えていく可能性もあるので中古車狙いの方は根気強く中古市場をチェックしている必要があるでしょう。

レクサスRX7人乗りのマイナーチェンジは2019年？

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レクサスRXは2019年の9月以降にマイナーチェンジされると噂されています。

となれば当然7人乗りモデルもマイナーチェンジされます。

そのときに3列目シートの改良などがあれば、より利便性の高いモデルとして人気を集めるかもしれません。

マイナーチェンジの変更点としてはヘッドライトやナビ画面のタッチ式、安全装備など、いくつか情報が存在します。

3列目シートの改良について言及されているものはまだ見つかりませんが、今後そういった情報が出てくるかもしれないので、気になる方は頻繁にRXのマイナーチェンジ情報をチェックしていたほうがいいでしょう。

3列目シートは最上級にあたるモデルなので、そういった点を考慮すると3列目シートの改善は十分可能性として考えられます。

レクサスRX7人乗りモデルを検討中の方は、マイナーチェンジを待ってからの購入も視野に入れてみるといいでしょう。

キャッチ画像引用：https://lexus.jp/