ブーンとパッソの違いを徹底比較!どっちがお得?デザイン、維持費 、燃費 など

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ブーンとパッソは、ダイハツとトヨタの共同開発によって誕生した車です。

その経緯から実は性能はまったく同じで、維持費なども同じです。

今回は、若干の違いのある、エクステリアとインテリアのデザイン、色カラー、ディーラーのサービスの違いに注目し、両車の違いを比較したいと思います。

エクステリアデザインを比較

ダイハツBOON

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm

STYLEシリーズは、メッキ調のエンブレムに刻まれたSTYLEの文字が個性を打ち出しているデザインです。

CILQシリーズは、ヘッドライトやフロントグリルのデザインがSTYLEシリーズに準じていますが、エンブレムは他のダイハツ車と同様のDを型どったエンブレムになっています。

Xシリーズは、大人しく日常に溶け込むスタイリングです、パッソのXシリーズとの違いは社名エンブレムくらいとなっています。

トヨタPASSO

引用: https://toyota.jp/passo/design/?padid=ag341_from_passo_navi_design

MODAシリーズは、つり目がちなヘッドライトと大きめのフロントグリルの採用で小型の車でありながら、大柄な印象も受けるスタイリングです。

Xシリーズは、細目のヘッドライトと控えめなフロントグリルでやさしさ、おとなしさを打ち出したスタイリングです。

若干の違いはありますが、デザインはほぼ同じでした

丸みのあるフォルムは女性をターゲットにしているだけあって、可愛いデザインとなっています。

エクステリア色・カラーを比較

ダイハツBOON

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm

トヨタPASSO

引用:https://toyota.jp/passo/design/?padid=ag341_from_passo_navi_design

両車とも色・カラーは同じで、種類は豊富に用意されています。

これは迷いますよね、カラー選びは思う存分悩んでください(笑)

インテリアを比較

引用:https://toyota.jp/passo/design/?padid=ag341_from_passo_navi_design

内装については、それぞれグレードによりカラーが変わってきますが、シートもインパネもデザインとアクセントカラーは同じ物が用意されています。

インパネのタッチパネルの位置もほぼ同じ位置に配置されています。

内装においても同じという結果でした。

カスタマイズカーならトヨタ?

引用:https://toyota.jp/passo/customize/modellista1/&https://toyota.jp/passo/customize/trd1/

トヨタでは、純正でメッキパーツやバンパーパーツなどを販売しており、それらを搭載したカスタマイズカーも好評です。

その中でMODELLISTATRDがよく街中でも見かけられます。

どちらも高級感が増しており、個性あふれたスタイリングになっていますね。

パーツごとにオプション価格が設定されており、画像のようにそろえると10万円程かかります。

このようにトヨタでは、カスタマイズカーの提案によって、自分オリジナルの車としての所有欲に訴えかけたバリエーション展開が魅力です。

ディーラーのサービスはどう?(対応力・延長保証)

車を購入後は、定期的なメンテナンスをしなければならないので、ディーラーとの付き合い方がより重要になってきます。

ここでは、ディーラーの対応力とアフターサービスの延長保証プランを比較し、どちらがお得か比較してみます。

店舗数を比較

  • ダイハツ…全国約774店舗
  • トヨタ…全国約5000店舗

車で長距離旅行に行った際、もしものトラブルにあった時は、すぐにディーラーに駆け込みたいですよね。

店舗数を比較すると圧倒的にトヨタの方が多いので、早く店舗が見つかる可能性が高く、緊急時の時の安心感が得られるのはトヨタです。

延長保証プランを比較

ダイハツの延長保証プラン

新車コース

一般メーカー保証が3年または6万㎞に達して終了した時から、2年または10万㎞達するまで保証が追加されるプランです。

つまり、5年と10万㎞保証されるということです。

こちらは1回の修理の限度額が、新車販売価格までとなります。

車検コース

ダイハツディーラーでの車検時に加入するプランで、初回と2回目の車検時に加入するプランです。

1回目の車検プランは、1回目の車検から2年または10万㎞達するまで保証が追加されます。

2回目の車検プランは、2回目の車検から2年まで、距離は無制限で保証が追加されます。

ブーンの延長保証加入費用(目安)

  • 新車コース・・・7,000円~8,000円
  • 1回目車検コース7,500円~9,000円
  • 2回目車検コース28,000円~30,000円

(販売店により価格が変わるのでご注意ください)

トヨタの延長保証(保証がつくしプラン)

新車コース

新車購入時のみ加入できるプランです。

メーカー保証が3年または6万㎞に達して終了した時から、2年または10万㎞達するまで保証が追加されます。

つまり、5年と10万㎞の無料保証が付くということですね。

1回の修理の限度額が、新車販売価格までとなります。

3年目と5年目の車検時コース

3年目と5年目のトヨタディーラーでの車検時に加入するプランです。

3年目コースは、3年目(初回)の車検から2年または10万㎞に達するまで保証が追加されます。

5年目コースは、5年目(2回目)の車検から2年まで距離は無制限で保証が追加されます。

こちらは1回の修理の限度額が50万円です。

パッソの延長保証加入費用(目安)

  • 新車コース約6,000円~7,000円
  • 3年目車検コース約6,500~7,500円
  • 5年目車検コース約19,500~22,000円

(販売店により価格が変わるのでご注意ください)

延長保証に関しても、加入費用が若干トヨタの方が安いですが、ほぼ同じ内容という意外な結果でした。

ダイハツの充実したアフターサービス

延長保証のサービスはほぼ同等でしたが、その他にダイハツでは、充実したメンテナンスパックによるアフターサービスも用意されています。

ワンダフルパスポート54・60

長く乗る方にお勧めの新車から5年間分の消耗品や点検パックです。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/service/pac/index.htm

ワンダフルパスポート30・36

新車から初回車検までの3年間の消耗品や点検パックです。

消耗品代や車検費用もセットになっているため、急な出費も抑えられ、計画的に車の維持ができるのが魅力です。

また、最長でも半年に1度はプロ目線での点検がありますので、安心のカーライフの助けになります。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/service/pac/index.htm

ご紹介したのは新車購入時からのメンテナンスパックですが、中古車購入時のメンテナンスパックもあります。

このようにダイハツでは購入後のカーライフを手厚くサポートする仕組みが充実しています。

まとめると、店舗数に準じた対応力はトヨタがリードし、技術力とアフターサービスはダイハツがリードしているという結果になりました。

ブーンとパッソの維持費

ブーンとパッソは、小型乗用車の中でも最小クラスのボディサイズとなっています。

軽自動車よりやや大きめ、コンパクトカーよりやや小さめのボディサイズがどんなメリットをもたらしてくれるか検証していきましょう。

ブーンとパッソの自動車税

排気量が1,000ccなので、自動車税の金額は29,500 円です。

2WDタイプの場合はグリーン税制による50%軽減が適用されることで、支払い額は15,000 円です。

4WDタイプは軽減が適用されず29,500 円です。

ブーンとパッソの自動車重量税

車両重量は900~1,000kg で、重量税は年間5,000 円 です。

2WDタイプの場合はエコカー減税による50%軽減が適用されるので、支払い額は2,500 円です。

4WDタイプは40%軽減が適用され 3,700 円 です。

ブーンとパッソの保険


保険には加入が義務付けられている自賠責保険と、自分で選択できる任意保険があります。

自賠責保険は新車購入の場合は3年分で39,120 円、それ以降は車検ごとに2年分で27,840 円を一括で支払います。

1年ごとで計算すると新車購入時は13,040 円、それ以外は13,920 円です。

任意保険は保障や付帯内容、年齢などによって異なってきますが、平均すると1年間で約60,000 円 です。

ブーンとパッソの車険

車検には基本料金と交換した部品や消耗品代などが必要となります。

また依頼する業者やディーラーによって、その金額も変わってきます。

平均すると基本料金が約50,000 円、 部品や消耗品代が約10,000 円 で、合計約60,000 円 です。

ただし車検は2年ごとなので、1年間で約30,000 円 です。

また新車を購入した場合は、最初の3年間は車検が不要なので、4年目以降からとなります。

ブーンとパッソの燃料代

ブーンのカタログ燃費は28.0km/L ですが、実燃費を約20.0km/L と想定します。

1年間で5,000km 走行したと仮定します。

燃料はレギュラーガソリンで、価格を130/L とします。

計算式は 5,000 ÷ 20 × 130 = 32,500 円となり、1年間で約32,500 円 です。

ブーンとパッソの駐車場代

個別に駐車場を借りると、その費用もかかってきます。

1ヶ月当たり7,000 円 と仮定すると1年間(12ヶ月)では、7,000 × 12 = 84,000 円となります。

ブーンとパッソの自動車取得税

自動車取得税は、購入した車の代金によって変わってきます。

ちなみにブーンのグレード「X(2WD) メーカー希望小売価格117万7,200円」を新車で購入した場合、その取得税は29,400円 です。

ただし、2WDタイプの場合はエコカー減税による40%軽減が適用されることで、支払い額は17,600円  となります。

支払いは購入時の初年度1回のみとなります。

以上から1年間で必要な維持費(自動車取得税を除く)を合計すると、23万円~26万円となります。

ブーンとパッソの燃費

ブーンとパッソは燃費の面でもガソリン車としてはかなりの低燃費を誇っています。

(WLTCモード/2車各グレード共通)

表の燃費数値は、新しい燃費計測方法であるWLTCモードと呼ばれるより実燃費に近いものになっています。

従来のJC08モードでの燃費も出ており、そちらは28.0km/L(4WD車では24.4㎞/L)です。

JC08モードの燃費と実燃費は使用環境や車種によって異なりますが、30~40%程燃費が悪化するといわれていますので、上記表のWLTCモードの燃費がより実情に近い数字でしょう。

ブーンとパッソの乗り心地

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/04_interior.htm

乗り心地を左右するシートですが、前席、後席とも並んで座れるベンチシートとなっています。

背もたれ、座面ともフラットではなく適度なホールド性があり、長時間の運転による疲労を軽減してくれます。

さらに、後部座席は先代モデルと比較して7~8cmほど広くなりました。

同じコンパクトカーの中ではトップレベルの広さで、ベンチシートの横移動も楽々できます。

またドアが大きく開くことから、乗降しやすいのも魅力的です。

このようなことから、ブーンもパッソもファミリーなど3人以上の多人数での利用でも、ゆとりある広い空間で快適な乗り心地を実感することができます。

乗り心地においてはどちらを選んでも損は無いでしょう。

シートアレンジで多彩なラゲッジルームを実現

これだけ小型なブーンとパッソ、気になるのは積載量ですが、通常のラゲッジルームだけがこの車のラゲッジスペースではありません。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/04_interior.htm

画像をご覧のように、後部座席が6:4の比率の幅で分割している構造となっており、それぞれ単独で倒せるようになっています。

長尺物であれば、片方のみ倒すことで3名乗車しながら積めたりすることもできるのです。

また、通常のラゲッジスペースでもご覧の通り、大型のスーツケース一つ積んでもまだ余裕があるほどの広さです。

引用:https://toyota.jp/passo/utility/?padid=ag341_from_passo_navi_utility

4~5人乗車での数日間の旅行や、数日間の食料品の買いだめなど、荷物がある程度多くなっても対応できるほどのラゲッジルームを備えています。

ブーンとパッソの走行性

引用:https://toyota.jp/passo/performance/?padid=ag341_from_passo_navi_performance

現行モデルのブーンとパッソは、最小回転半径4.6mと、コンパクトカーとしては軽自動車に匹敵するレベルの小回りの良さを誇ります。

これは、先代モデルと比べてボディの軽量剛正化やサスペンションの性能向上によるもので、運転中の細かいハンドルさばきが要求された時に、不安を感じにくくしてくれます。

デコボコした凹凸の多い路面でも、上下振動のバウンジングを素早く収めることで不快を感じることはありません。

また上下だけでなく、スタート時や低速走行中の前後への挙動にも対応でき、運転中の疲労感を軽減できます。

さらに中、高速走行時のコーナリングや車線変更時の左右の揺れやふらつきを抑制し、追い越しや上り坂でも加速の足りなさを感じにくくなっていて、エンジン音も目立たないため、快適な走行を可能にしています。

ママも安心!先進安全装備も充実!

ブーンとパッソを比較してきましたが、ここでは両車の魅力をお伝えします。

何と言っても小回りのききやすさは、日常の街中使いに最適なので、送迎や買い物でも気軽に出かけられます。

大型車の運転が苦手な女性、特に子育て中のママさんドライバーにおすすめです!

また、不慣れだったり、たまにしか運転しないドライバーでも安心して運転に集中できる衝突回避支援システムスマートアシストⅢもあります。

こちらは車だけでなく、歩行者との衝突回避もサポートしてくれる優れものです。

引用:https://toyota.jp/passo/safety/?padid=ag341_from_passo_navi_safety

さらには近年報道でよく耳にするアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故対策として搭載されている誤発進抑制制御機能も有用です。

誰でも起こりうる「万が一」の際の安全装備として注目したい装備ですね。

ブーンとパッソ比較まとめ

ブーンとパッソは、共同開発の車種であるため、基本的な装備、デザイン、維持費、燃費、乗り心地はほぼ同じです。

違いと言えば、購入後のアフターサポートやカスタマイズなどのサービス的な面でしょう。

こうした点も加味してどちらがよいか決めて頂くのがよいかと思います。

今回の記事が、ブーンかパッソか迷った時の参考となれば幸いです。

 

アイキャッチ引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm&https://toyota.jp/passo/design/?padid=ag341_from_passo_navi_design

この記事を書いた人

あきんぺ
ミニバン大好きママ❤長距離の運転は苦手で、もっぱら自宅の近所を走り回っています。

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