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車の中で寝る車中泊が最近はブームになっており、各車メーカーも車中泊ができる車を販売しています。
そんな中で、ホンダのN-BOXとスズキのハスラーではどちらが快適に車中泊できるのか?と気になっている人も多いでしょう。
今回はホンダのN-BOXとスズキのハスラーでどちらが車中泊にオススメなのかをご紹介します。
ハスラーとN-BOXの車内寸法は?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/styling/
車中泊をするにあたって車内の広さはとても大切ですよね。
メーカーは車中泊を勧めていても、実際に大人の人が寝れる広さを確保されていない事もあります。
車中泊をできるとメーカーが言っているのに、車中泊をできないなんて無いでしょう?という声が聞こえそうですが実際にスズキの営業マンの中にはハスラーでの車中泊はできないだろうという人が居るのも事実なのです。
車のメーカはフラットになりますから車中泊ができますよ!と安易に言っているだけで本当に車中泊ができるかは全く別だと言えるでしょう。
そこで大事になってくるのが車内の広さです。
寝返りをするのも広い方が良いですし、ゆっくりあしを伸ばして眠る事ができる方が勿論ゆっくりと眠る事ができます。
ハスラーの室内の広さは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/luggage/
ハスラーの室内の広さはというと、室内長2,160mm・室内幅1,295mm・室内高1,250となっています。
ハスラーの場合リヤシートを倒した状態での車中泊になっていますので、実際に寝れるスペースは160cmほどではないでしょうか。
N-BOXの室内の広さは?
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/
一方でN-BOXの室内の広さはというと、室内長2,240mm・室内幅1,350mm・室内高1,400mmとなっています。
N-BOXの場合にはフロントシートをリクライニングさせた状態での車中泊になりますので、荷室の分が使えないとしても長さ的には180cmくらいは寝るためのスペースを確保する事ができるでしょう。
広さも幅もN-BOXが有利?
基本的に練る為に必要なスペースという点では、N-BOXの方が確保できますので有利かと思われます。
しかし車のシートには体をホールドする為にくぼみが有りますので、そのくぼみが邪魔をして実際に寝てみると寝にくいという事もあるようです。
旧型のN-BOXも新型のN-BOXにも車中泊の経験があるので言えるのですが、現行のN-BOXのシートは固くなっていますし変な部分にくぼみが来たり、リヤシートの座面の角度が付き過ぎている為、そのまま車中泊をすると言うと少々厳しいかなと思います。
一方ハスラーは狭いながらに後方の荷室で寝るわけですから、シートのような変なくぼみは少なくなります。
しかしそもそもが硬い場所ですので、やはりハスラーもそのまま寝ると体が痛くなるので、少々厳しいように思います。
ハスラーとN-BOXは車中泊する際のアイドリング時の燃費の違いは?
車中泊をする際に肌寒かったり、暑かったりするとどうしてもアイドリングが必要になります。
その場合に重要になるのは、燃費ですよね。
アイドリング中は走っているわけでもありませんが、エンジンがかかった状態で放置するわけですから勿論燃料の消費は仕方ありません。
ハスラーの燃費はというと、27.8㎞/ℓとなっておりN-BOXは27.0㎞/ℓとなっています。
基本的な燃費はハスラーの方が良いようですが、基本的に0.8㎞/ℓの燃費の差が及ぼす影響はごくわずかですので、燃費を取って快適性を捨てるほどの選択肢にはならないでしょう。
またアイドリングをせずに電源を入れて過ごす方も中には居るかもしれませんが、基本的にバッテリーにはそのような耐久性は無い為、暑い寒いと感じたらエンジンを掛けましょう。
朝起きたらバッテリーが上がっていたなんて事になってしまいますよ。
ハスラーはロングモードで車中泊にフラットが可能?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/luggage/
ハスラーには長めの荷物を乗せるためのシートアレンジが有ります。
このアレンジはリヤシートを倒し、助手席を前に倒すといった状態です。
この場合リヤシートとフロントシートの間に隙間ができますが、その長さは何と190cmになります。
ですがこの状態を作って寝るとなると、マットが必要になりますので、マットを常備する必要が有ります。
グレードによって運転席もフラットにできる?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/luggage/
ハスラーのAタイプは助手席のみフラットにすることができます。
ですからAでは一人しか車中泊ができません。
2人以上で車中泊をと考えるのであればG以上のグレードが必要になります。
またGでもそのままフラットにはできませんので、運転席の座面を上げるという作業が必要になります。
ヘッドレストを外して倒すとフラットに
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/
一方N-BOXはグレードによってフラットにできないという事もなく、フラットを作る作業もヘッドレストを外して倒すだけというとても簡単な作業で済みます。
またシートバックが高い位置に倒れる為、床との間に荷物も収納できる点がハスラーに無い魅力ではないでしょうか。
ハスラーとN-BOXで車中泊をした感想
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/interior/
実際に車中泊をした人の意見を聞きたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで実際に車中泊をした例をご紹介します。
ハスラー
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/styling/
ハスラーで車中泊をした人の口コミを調べてみると、やはり段差が気になり、マットやクッションが無ければ車中泊はできないという人が多いようです。
また中にはマットの厚みも5cmといわれている口コミがあり、ニトリなどのマットレスでは少々段差のカバーが難しくなるという事が判ります。
また前方に段差ができるので段差が気になるという方も多いようです。
N-BOX
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/
N-BOXでの車中泊の感想はというと、上述したように私自身N-BOXのオーナーであり釣りなどのアウトドアが趣味ですので良く車中泊をしています。
余りお金を掛けていないので、そのままマットも敷かずに眠る事が多いのですが、何とか眠る事は可能です。
快適に眠るならばフロンとシートのクッションとシートバックの間の段差を埋めると良いかと思います。
またリヤシートの角度がきついので、頭が下がってしまいますので、クッションが有れば普通に眠る事ができます。
どちらもオススメは5cmくらいのマット
どちらの車種もマットを使用するのであれば5cmほどの物が良いようです。
それよりも薄くなってしまうと、段差を埋める事ができない為マットを使用する意味がなくなってしまいます。
ハスラーとN-BOX、車中泊するならどちらがおすすめ?
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/
ここまでハスラーとN-BOXの車中泊についてご紹介してきましたが、結局どちらがオススメなの?と気になっていますよね。
基本的に車中泊をするのであればN-BOXをオススメします。
N-BOXがおすすめな理由は?
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/
N-BOXがおすすめなのは、私自身がN-BOXオーナーだからというわけではありません。
通常車中泊をする際には身体一つではなかなかしませんよね?荷物があるはずです。
ハスラーで190cmの空間を作れたとして、荷物はどこに置くと良いでしょうか?キャリアを付けてルーフでという方もいますが、防犯上いかがな物でしょう。
しかし室内へとなると、寝るスペースが狭くなってしまいますよね。
しかしN-BOXであればフロントのシートバックの下に収納する事もできますし、荷室は丸々開いているので、荷室へ収納しておく事が可能です。
確かにシートは固いですがどちらもマットが無ければ寝る事ができないとするならばシートの硬さは問題ではなくなります。
またハスラーはシート間に隙間ができるため、急な車中泊はできませんが、N-BOXは隙間が無く何とか眠る事は可能ですので、急な車中泊にも対応が可能です。
この点で荷物もしっかり収納できて、快適に眠る事ができるN-BOXをおすすめするのです。
キャッチ画像引用URL:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/type/