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RAV4vsボルボXC40徹底比較!ということで今回トヨタのRAV4とボルボから出ているXC40を比較していきます。
トヨタから出ているミドルサイズSUVの「RAV4」ですが、発売当初はコンパクトSUVとして発売されて一世を風靡しました。
2019年4月に2年8ヶ月ぶりに販売が再開されて、大きさだけではなく見た目も一新された5月に最も注目されている一台です。
メーカーも広告を大々的に張り出しておりトヨタもかなり自信があることがうかがえます。
一方のボルボXC40は2018年3月に発売され、ボルボを日本カーオブザイヤー2年連続受賞に導き有名になりました。
ボルボの人気が日本国内で上がっていることも相まって、密かに注目されている一台です。
スウェーデンのメーカーということもあってボルボならではの“シンプルかつスタイリッシュ”な印象に仕上がっています。
今回は注目されている2台を車中泊に重点を置いて比較します。
・燃費
・室内空間
・フルフラットさ
上記を今回は紹介していきます。
日本で話題になっている国産SUVと海外SUVなので筆者が個人的にも気になっている対決です。
調べていくと国産車と外国車とは思えない面白い対決になったので気になっていた方は必見です。
RAV4 vs ボルボXC40燃費を比較
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
車中泊だけではなく普段使いでも気になる燃費ですが、どのように違っているのでしょうか。
今回はカタログで発表されている国土交通省審査値(JC08)で比較します。
RAV4
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
2.0L(ガソリンエンジン)
2WD 15.8km/L以上
2.0L(ガソリンエンジン)
AWD 15.2km/L以上
2.5L(ハイブリッド)
2WD 25.2km/L
2.5L(ハイブリッド)
AWD 25.0km/L
XC40
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
2.0L(ターボガソリンエンジン)
2WD 13.6km/L
2.0L(ターボガソリンエンジン)
4WD 13.2km/L
2.0L(高出力ターボガソリンエンジン)
4WD 12.4km/L
RAV4のガソリンエンジンはJC08で発表されていなかったので別審査値を参考に表記しました。
上記のように燃費に関してはRAV4の圧勝です。
ハイブリッドモデル有ることと、RAV4のハイブリッドモデルとボルボXC40の高回転モデルが同じ重さなのがRAV4の勝因と予想されます。
それではこの燃費を参考に年間でガソリン代がどの位掛かるのか算出してみます。
RAV4
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
→ガソリン2WD
10.000km÷(15.8km×70%)×144円/L=130.198円
→ハイブリッドAWD
10.000km÷(25.0km×70%)×144円/L=82.285円
XC40
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
→高出力ガソリンAWD
10.000km÷(12.4km×70%)×155円/L=178.571円
→ガソリン2WD
10.000km÷(13.6km×70%)×155円/L=162.815円
燃料1L当たりの金額を全国平均のレギュラー:144円、ハイオク:155円として年間走行距離10000km、平均燃費をカタログ値の70%と仮定して計算しました。
燃費だけではなく、外国車や高級車に見られるハイオク指定が大きな差を生んだようです。
それではこの結果に自動車税を加算してみます。
RAV4
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
→ガソリン2WD
130.198円+39.500円(2.0L自動車税)=169.698円
→ハイブリッドAWD
82.285円+45.000円(2.5L自動車税)=127.285円
XC40
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
→高出力ガソリンAWD
178.571円+39.500円(2.0L自動車税)=218.071円
→ガソリン2WD
162.815円+39.500円(2.0L自動車税)=202.315円
今回の計算では上記モデルを年間10.000km乗る人はボルボXC40 で20万円、RAV4で約13万円は必要となります。
今回計算した以外にも保険料や整備費用、その他税金が掛かってくるので余裕をもった計算をすることをお勧めします。
今回の算出はあくまで参考であり、エコカー減税や乗り方によって燃費も変わってくるので気になる方は各ディーラーやクルマ屋さんに相談しましょう。
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
RAV4は流石トヨタさんといった結果です。
SUVは車体の大きさから燃費が落ちいのですがRAV4の一番燃費が悪いモデルで15.0km/L出ているので普段の街乗りでも全く苦にならずに使えます。
ボルボXC40に関しても外国車の2.0Lターボエンジンなのに10.0km/L以上を出せているのでかなり頑張っていることがうかがえます。
それでは室内はどうなっているのでしょうか。比較します。
RAV4 vs ボルボXC40室内空間はどっちが広い?
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
燃費同様に車中泊のみではなく普段使いやレジャー、お出かけの時に気になってくる室内空間の紹介です。
ボルボXC40は室内の寸法が発表されていなかったので、大まかな目安となる車体の大きさを比較します。
RAV4 4610/1865/1690
ボルボ 4425/1875/1660
上記は長/幅/高(mm)で表記しました。
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
数値上だとRAV4が少し大きく見えますが、幅と高さは見た目での違いを感じない程度です。
内装デザインはボルボXC40が“品のある高級感”に対してRAV4は“使い倒せる心地よさ”といった印象です。
ボルボXC40はスタイリッシュに仕立てており、カラーバリエーションも豊富なので好みに合わせた一台を注文することができます。
RAV4は飾りっ気のないシンプルな印象を受けますが、シートにこだわって作られており長距離でも疲れにくくなっています。
後部座席に関してどちらも広い造りです。
5人乗りですが大人4人程度までが快適にドライブができる印象を持ちました。
外国車は国産車に比べて小物入れが少なかったり中が狭かったりということが多いですが、ボルボXC40は国産車を超す小物入れの数を誇ります。
ドアポケットの大きさは前席でノートパソコンや1Lペットボトル3本が入るほどです。
センターコンソールにはゴミ箱も装備されており細かい収納から見直されています。
小物入れの多さやこだわりから今回はボルボXC40に軍配です。
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
使い方によって好みは変わってきますが多くの驚きがあったのでボルボXC40に軍配でしたが、どちらも不満が出づらい造りなので実際に自分で見ることをお勧めします。
次はフルフラットさを比較します。
RAV4 vs ボルボXC40『フルフラットさ』比較
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
車中泊の際に筆者が最もお勧めする“後部座席を倒して寝る”方法に不可欠なフルフラットさについて比較していきます。
フルフラットさの結果から言うとどちらもほぼフルフラットになります。
それではフルフラットにした時の広さはどの位でしょうか。
ボルボXC40はカタログ値で出ていないので一概に眠れるとは言えませんが、ホームページでかなりの量の段ボールを積んでいる画像があるので成人男性が一人であれば車中泊ができると想定ができます。
RAV4はフルフラットにした際に1880/1355/880(奥行/幅/高mm)と発表しており、少々窮屈にはなりますが成人男性2人でも眠ることが可能です。
フルフラットさに関しては広さも加味してRAV4に軍配です。
引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
フルフラットにしなくてもRAV4は容量580Lものラゲッジルームがあるので普段使いでは困ることはありません。
ボルボXC40はラゲッジルームの容量を発表していません。
インターネット上等では400~450Lクラスの広さと言われているのでRAV4ほどではありませんが必要十分の積載量になっています。
室内空間同様にラゲッジルームにも工夫が施されており、外からラゲッジルーム内を隠すトノカバーが床下に収納可能です。
さらには床を山折りすることによってフックが出現し、トートバック等の持ち手を引っ掛けることができます。
これだけの自由度や荷物置きがあるのでボルボXC40は車中泊よりも荷物を積んでのオートキャンプをお勧めします。
最後にまとめです。
RAV4 vs ボルボXC40車中泊比較まとめ
引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
同サイズSUVの「トヨタ RAV4」と「ボルボ XC40」を比較しました。
・燃費 RAV4勝利
・室内空間 XC40勝利
・フルフラットさ RAV4勝利
車中泊に重点を置いた対決では上記のようにRAV4勝利になりました。
ボルボXC40は外国車ならではの視点で造られているので新鮮に感じる人が多い一台です。
RAV4は日本人の声を汲み取って造られた印象を受けました。
今回比較の為に調べると全くと言っても良いほど違った個性を持ち合わせているので、実際に見て自分のライフスタイルに合った一台を探しましょう。
RAV4は経済的なクルマかつ悪路でも構わず使いたい人、ボルボXC40はオンロードでの高級感や他の人と被らないクルマが欲しい人向けです。
どちらも注目されるのも納得の造りなので、気になった方は是非ディーラーに行ってみては如何でしょうか。
アイキャッチ画像引用先:https://toyota.jp/rav4/index_b.html
アイキャッチ画像引用先:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
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