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犬や猫といったペットも家族の一員ですから、天気の良い日は一緒に車でドライブに出かけたいですよね。
しかし、犬や猫などのペットは人間と違って、車やドライブの時間を快適に過ごすのが難しいものです。
しかし、犬や猫のペットが安心できる環境を作ってあげることができれば、きっと楽しいドライブを満喫することができますよ。
そのための注意点を詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
犬猫のペットを車酔いさせないための対策
犬や猫などのペットを車に乗せてドライブしていると、心配なのが車酔いですよね。
居心地が良くて安心できる家とは違う狭い空間に連れ出され、意味も分からない状態ではパニックになってしまうのも仕方ありません。
または、家族と一緒にお出かけできることに嬉しくてはしゃぎすぎてしまうことだってあります。
そんな中で、カーブやブレーキなど普段とは違う状態に慣れることができなければ、車酔いをしてしまう原因につながりやすいのです。
そのような犬や猫のペットを車酔いから守るには、あらかじめ対策が必要です。
車酔い対策について、一つずつ詳しく見ていきましょう。
犬や猫のペットは車に乗せる二時間前までに食事を終わらせておく
犬や猫のペットの車酔い対策としては、車に乗る二時間前までに食事を終わらせておくことを意識しましょう。
人間もそうですが、お腹がいっぱいの状態であったり、逆に空腹感が強い場合は車酔いしやすくなってしまいます。
また、食事を終えてから約二時間ほどは胃の中に食べたものがある状態です。
そのため、食後二時間の間に車でドライブに出かけると、車酔いによって消化しきれていないものを吐いてしまう原因になりやすいのです。
ですから、犬や猫のペットを車に乗せてドライブに出かける場合は、消化が終わるタイミングで出かけるのがおすすめです。
そして、あらかじめ車でドライブに出かけることが分かっている場合は、食事の量を8割程度の控えめにしておくと良いでしょう。
そのほか、空腹でも車酔いしやすくなってしまうため、食事から時間があいた状態でドライブに出かける場合は、少量のおやつやフードを与えておくと安心です。
犬や猫のペットのドライブでは車内温度にも注意!
犬や猫のペットを車に乗せてドライブする場合は、車内温度にも注意が必要です。
特に、夏場のドライブでは、気がつかないうちに犬や猫のペットが熱中症になりやすい環境が整いやすくなります。
なぜなら、犬や猫のペットは体毛に覆われているため、言ってしまえば毛布をかぶっているようなものだからなんですね。
おまけに、犬や猫のペットは人間と違って発汗による体温調節がしにくいため、人間よりも注意が必要なのです。
そのため、できれば窓を開けて換気をしつつ、車内温度を下げるのが犬や猫のペットにとってはベストです。
しかし、雨の日などはそうもいきませんよね。
そのような場合は、エアコンを20℃程度に設定して、犬や猫のペットの息づかいに注意しながらドライブするようにしましょう。
犬や猫のペットの息が荒く、ハァハァという呼吸が続くようなら、一度車を停めて休憩を取るべきサインといえます。
また、エアコンだけでは被毛が多い犬や猫のペットにとっては効果が薄いため、タオルに包んだ保冷剤を側に置いてあげるのもおすすめです。
ただ、その際には、犬や猫のペットが保冷剤にいたずらをして食べたりしないように注意が必要です。
犬や猫のペットの車でのドライブでは車内のニオイにも注意!
犬や猫のペットを車に乗せる際は、車の中のニオイにも注意が必要です。
ご存知の通り、犬や猫のペットは人間よりも鼻が良いのでニオイに敏感です。
そのため、車内にこもりがちなガソリンや芳香剤のニオイは、犬や猫のペットにとっては余計に車酔いさせる条件となってしまいます。
近頃は、車の中を良いニオイにしてくれる芳香剤が人気ですが、犬や猫のペットにとってはニオイがきつすぎるのでよくありません。
そのほか、食べ物のニオイなども気持ち悪くなってしまう原因になるため、犬や猫のペットとのドライブ前には換気をするように心がけましょう。
犬猫のペットの車への乗せ方
犬や猫のペットの車への乗せ方としては、「家と同じように安心できる空間を車の中につくってあげること」を意識すると良いでしょう。
たとえば、大型犬や中型犬の場合は、ドライブシートの上にハーネスやセーフティベルトで固定してあげるのがおすすめです。
「車の中でもヒモでつないでいるのはかわいそう」「自由に動き回れるようにしてあげたい」といった気持ちも分かりますが、実はそれは逆効果なのです。
というのも、犬や猫のペットが自由に車の中を動き回ってしまうと、不安が増してしまいますし、車酔いもしやすくなります。
それに、万が一の場合に大きなダメージを負いかねませんよね。
犬や猫のペットの安全や安心を第一と考えるなら、必ず固定して安心できる環境を車の中につくってあげましょう。
また、小型犬や猫の場合は、キャリーバッグやドライブボックスを利用するのがおすすめです。
特に、キャリーバッグの方が密閉されているため、安心することができます。
しかし、夏場の暑い時期は空気の循環が悪いので、タオルに包んだ保冷剤を置いてあげると良いでしょう。
なお、なかなかキャリーバッグに入ってくれない場合は、普段の生活の中でキャリーバッグに自由に入れるようにしておくのがおすすめです。
普段から見慣れていたり、入って安全だと分かっているものであれば、車でのドライブの際も落ち着けるはずです。
また、お気に入りのおもちゃやタオルなどをキャリーバッグに入れてあげるのも犬や猫のペットが安心できるコツですよ。
犬猫のペットとのドライブ中は休憩を積極的にとろう
犬や猫のペットとのドライブ中は、休憩をこまめにとるようにしましょう。
犬や猫のペットはもちろんですが、ドライバーも運転に疲れてくるとカーブやブレーキなどの操作が雑になりがちです。
その影響は、犬や猫のペットの体調にも直結するため、一時間に一回程度の休憩をとりながらドライブするのがおすすめです。
犬や猫のペットにお水を飲ませたり、トイレを済ませながら外の空気を吸わせるようにしましょう。
なお、犬や猫のペットを外に連れ出す際は、くれぐれも周りの車に注意するとともに、車が多い駐車場内ではあまり動き回らないようにしたいものです。
それに、猫の場合は逃げ出してしまうこともあるため、十分に注意が必要です。
また、高速道路をドライブしていると、ドッグランなどを併設したパーキングエリアやサービスエリアもあります。
高速道路を利用した長時間のドライブでは、犬や猫のペットも人間も疲れてしまうので、こうした施設をうまく利用したいものですね。
ドッグランで楽しく過ごせば、車が苦手なワンちゃんでもきっとドライブが好きになってくれますよ。
犬猫のペットと車でドライブする時の注意点
犬や猫のペットと車でドライブする時の注意点は、危険防止とマナー、それぞれにおける注意点があります。
まず、危険防止の観点からみた注意点としては、
- 犬や猫のペットを絶対に車内に置き去りにしないこと(夏場でなくても熱中症は起こります)
- 万が一に備えて、ベルトやキャリーバッグで固定してあげること
- 無理な長時間ドライブは避ける(犬や猫のペットの様子を見ながらドライブをすること)
これらに気をつけるようにしましょう。
また、マナーの観点からみた注意点としては、
- リードは外さない、逃げないように注意する
- 犬や猫のペットの排泄物はきちんと持ち帰る
これらに気をつけ、周りに迷惑をかけないよう最低限の配慮・マナーはしっかりと守りましょう。
犬や猫のペットの状態はもちろんのこと、こうしたマナーにも注意することで、快適なドライブを楽しむことができますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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