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一口に「公用車」といってもいろんな公用車があります。
そんな公用車のあれこれをご紹介します!
「さまざまな種類の公用車」
一口に「公用車」といってもさまざまな種類があります。
簡単に言えば、公的機関が所有し、業務に使用する車両のことです。
例えば…
【市役所や県庁】などの地方自治体が、その自治体名義で所有する車両。
【警察】が使用する警察車両、つまりパトカーを公用車とする場合もあります。
【国会議員】が使用する車両。
【首相】が使用する公用車は「内閣総理大臣専用車」という名称で呼ばれています。
「公用車」とは少し区分が違うかもしれませんが…
【御料車】は天皇陛下および皇族の方々がお乗りになる車両で、公務に使用されています。
(御料車は少し特殊で、後述します)などが公用車と呼ばれる車両です。
民間企業に置き換えれば業務に使用する「社用車」になります。
今回は「パトカー」、「内閣総理大臣専用車」、そして特別編として「御料車」のことを掘り下げてみましょう。
「公用車の秘密!~パトカー編~」
おそらく私たちが普段最もよく目にする公用車がパトカーなのではないでしょうか。
パトカーは正しくは「パトロールカー」と言い、パトカーはその略称になります。
【役割】としては犯罪の予防、検挙、交通指導、取り締まりなどのため、日々街を巡回しています。
【ナンバー】は8から始まります。
これはパトカーが「道路運送車両法」で定められた「特種用途自動車」に当たるためで、分類番号という車種を表す数字が8であることから「8ナンバー車」と呼ばれたりもします。
パトカーにもいくつか種類があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC#/media/ %E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kanagawa-200Crown.JPG
【制服パトカー】は制服警察官が乗るものです。お巡りさんが乗っているイメージですね。
さらに細かく分けると【交通取締用四輪車】、これはその名の通り交通取締用の車両です。
(別名「交通取締用無線自動車」)さらに【無線警ら車】は主にパトロールのために働く車両です。
(別名「警ら用無線自動車」)つまり、無線機を搭載した別部署の警察車両、というわけです。
これが警察の中で最も数が多いパトカーです。
パトカーといえば白と黒のボディに赤いパトランプで、遠くからでもすぐにパトカーだと認識できますよね。
(ちなみにパトランプは警察車両の証で付いているわけではなく、「緊急通行車両」の緊急通行時の安全装備のために取り付けることが「道路運送車両法」で定められているからだそうです。)
これは事故や事件などが起こった後の出動はもちろん、事故や事件防止、抑制のためにも「警察車両だ」ということを前面に押し出しているからだそうです。
でも一般人に混じって普通の車を使用する警察車両もあります。
それが 【覆面パトカー】です。
ぱっと見は一般車両と見分けはつきませんが、緊急走行時や対象者を追う際にパトランプを取り付けて走行します。
ただし中にはパトランプをつけないで走行できる、「緊急自動車指定」を受けていない車両もあります。
覆面パトカーの中にもいつくか種類があります。
【交通取締用四輪車】は取締に使用する車両です。
【警護車】は要人警護に使用し、【捜査車両】は犯罪捜査のため使用します。
ドラマなどでよく見るのは捜査車両ですね。
ぱっと見一般車両の覆面パトカーが使う車種ですが、部署によって使う車両が違ったりするようです。
【5ナンバー】サイズの車種を主に使用するのは刑事課や生活安全課、
【3ナンバー】サイズの車種を主に使用するのは機動捜査隊だそうです。
具体的には、5ナンバーだとトヨタのアリオン、カローラなど、スズキのキザシなど。
3ナンバーは日産のスカイラインやフーガ、スバルのレガシーなどを使用するそうです。
よく見るタイプの白黒パトカーは、セダンタイプが多いそうです。
そして、「パトカーにはトヨタ・クラウンが多い」ということを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
白黒パトカーも、覆面パトカーも含め、実際クラウンが多く採用されています。
それには理由があります。
パトカーの規格を決める際、クラウンをベースとしており、その慣習が現在でも残っているのです。
「公用車の秘密!~内閣総理大臣専用車編~」
https://ja.wikipedia.org/wiki/ %E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E5%B0%82%E7%94%A8%E8%BB%8A#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E 3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E5%B 0%82%E7%94%A8%E8%BB%8A.jpg
総理が外出する際に使用する公用車で、【車種】は現在トヨタの「センチュリー」、「レクサスLS600hL」の二つが使用されています。
さすがの最高級車ですね。
公用車といっても総理の場合公用、私用問わず専用車を使用します。
【運転】するのは総理大臣官邸の職員で、内閣技官。
運転手は総理が辞職すると共に退任、新しい総理が誕生すると新たに選任されます。
【セキュリティや仕様】が気になりますよね。
もちろん一般車とは違います。
銃弾から身を守るための防弾ガラスや特殊鋼での装甲。
警護は基本的にはSPの方がします。
基本的に移動の際は専用車が単独で移動することはなく、関係車両と車列を組んでの走行になります。
最少でも前後に二台の警護車に守られての走行になります。
ここまで書きましたが、専用車の仕様はセキュリティ上詳しくは明らかにされていません。
さまざまな状況を想定しているんですね。
「公用車の秘密!~御料車編~」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%96%99%E8%BB%8A#/media/ %E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Imperial_Processional_Car.jpg
御料車とは、天皇陛下や皇后、および皇族の方々が乗られる車両です。
【歴史】を簡単に説明すると、自動車が導入されるまでは馬車を使用していました。
初めて自動車が導入されたのは1912年の大正時代です。
この時の車種はイギリスのデイムラー・ランドレー57.2HPでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%96%99%E8%BB%8A#/media/ %E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Daimler_1910_Limousine_7412388488.jpg
これはイギリス王室で初めて御料車に採用された車種でもあります。
日英同盟などで両国の関係が親密であったことや、その車種がイギリスで実績を評価されていたことが導入の理由です。
それ以降、海外からの輸入車が続きます。
1967年(昭和42年)5代目に導入された御料車が、初めての日本製の車でした。
車種は日産・プリンスロイヤル。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%96%99%E8%BB%8A#/media/ %E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Nissan_Prince_Royal_(Front).jpg
のちに日産と合併したプリンスロイヤル自動車工業というところが開発・製造しました。
内装に西陣織をふんだんに使用するなど最高品質を追い求めた車です。
2019年、令和元年現在の車種は一般には販売されていないトヨタのセンチュリーロイヤルが使用されています。
【紋章】一般車と違うところは多々ありますが、御料車には紋章が取り付けられています。
ナンバープレートがある位置と後部ドア付近に菊の紋章が表記されています。
また、ボンネットに紅の地に金の菊の紋章が描かれた「天皇旗」が取り付けられることも。
【ナンバープレート】は、御料車も法律に従い取り付けます。
ただし一般のナンバープレートとは違い、専用のプレートが法律により定められています。
さて、御料車ですが、一台だけではありませんし、一種類だけではありません。
まず種類ですが、二種類あります。
【皇ナンバー】は1から12まであり、4は欠番で7は未登録だそう。
直径100mmの円形で、上段に「皇」、下段にはアラビア数字が書かれています。
国会開閉式などの公的な行事に向かわれる際に使用する車です。
・皇1…センチュリーロイヤル(天皇陛下の御料車)
・皇2…センチュリーロイヤル(寝台仕様)
・皇3…センチュリーロイヤル(国賓接遇用、防弾性能UP)
・皇4…なし
・皇5…センチュリーロイヤル(国賓接遇用、防弾性能UP)
・皇6…センチュリー
・皇7…未登録
・皇8…センチュリー
・皇9…センチュリー
・皇10…ロールスロイス コーニッシュ コンバーチブル
・皇11…センチュリー
・皇12…センチュリー
ナンバーごとに車種、役割が違います。
【品川ナンバー】はその他に向かわれる際使用するのが通例となります。
なお、御料車といえど法律により車検は受けなければならないそうです。
もちろん一般車とは何もかも違いますが、気になるお値段。
【センチュリーロイヤル】は5250万、
【センチュリーロイヤル(防弾仕様)】は9450万だそうです。
「公用車は買える!払い下げとは」
払い下げとは、国や地方公共団体が所有するものを個人、法人が購入する手続きのこと。
「官公庁オークション」なるものが存在し、例えば押収した品、地方自治体が使用していたものなどをヤフーオークションを利用し売買しています。
公用車も払い下げ対象で、状態のいい車がお得なお値段で販売されています。
県知事や市長が使用していた公用車、中には救急車や赤色回転灯やサイレンを外すなど条件付きですが消防車が出品されることも。
出品者を見てみると〇〇県や〇〇市といった名前で出品されています。
それらは地方の小病院だったり消防団が購入することが多いようです。
さすがに総理大臣専用車などはセキュリティ上の問題からオークションに出されることはないようですが、まさかの元公用車がまさかの値段で購入できるかもしれません。
「公用車」まとめ
今回は一般車とは違う、公用車のあれこれをご紹介しました。
個人的には御料車のお値段や、公用車がオークションに出されているのがびっくりです。
気になった方は是非見てみてください。