ETCを取り付けたい!車購入時と購入後の後付け時の工賃と時間を比較してみます

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最近ではETCも当たり前のように使われるようになってきました。

しかし、ETCの取り付けはほとんどがオプションの扱いになっています。

そこでこの記事では、ETCの取り付けについて工賃と時取り付けの作業時間について解説します。

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ETCの取り付け方法について

ETCの取り付け方法については、主に
  • 車の購入時にオプションとして取り付けてもらう方法
  • カー用品店などでETCを購入し、セットアップから取り付けまで行ってもらう方法

があります。

また、あまりおススメはできませんが

  • 自分でETC購入、取り付けまで行う方法

もあります。

そこでこの3つの方法について、費用(工賃)と作業時間、メリットとデメリットについてお伝えします。

車購入時にディーラーなどでオプションとして取り付けてもらう方法

車を新車で購入するときにはディーラーでなどの車販売店でオプションとしてETCの取り付けるという選択することができます。

車購入時にオプションとして取り付けてもらう方法のメリット

オプションとしてETCを設置することのメリットとしては,車のインテリアを雰囲気や色を壊すことなく取り付けることができる点が挙げられます。

もちろん車種によってETCを取り付ける場所は違ってきます。

それにより自分が購入した車のインテリアに合わせてインパネにビルドインされるようにディーラーは設置を行ってくれるのです。

ですからインテリアにこだわっている人などはこの方法を選ぶべきです。

もう一つのメリットとしては、こちら側に無駄な手間が全くないので面倒でなく安心できるという点が挙げられます。

自動車メーカーによってはオプションとしてETCの取り付けをお願いすると,3年または6万kmの保証(トヨタ自動車)などの安心保証を受けることができるものもあります。

車購入時にオプションとして取り付けてもらう方法のデメリット

一方,デメリットとしてあげられることは何と言っても費用が多くかかってしまう点にあります。

具体的には、

  • ETC車載器本体販売価格
  • セットアップ料
  • ETC車載器取り付け工賃

がかかります。

一例として挙げますと

  • ETC車載器本体の金額が1万3000円〜2万3000円
  • セットアップ料がおよそ3000円
  • ETC車載器取り付け工賃がおよそ5000円

とて合計すると総額2〜4万円かかってしまいます。

ですが安全と安心をお金で買うのだと考えるならばオプションで取り付けるのはとてもいい選択です。

カー用品店などでETCを購入し、セットアップと取り付けを行ってもらう方法

引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Yellow_Hat_Haramachi_Shop.jpg
Kuha455405 [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]

中古車を購入する時、新しくETCを車に搭載する時などにはカー用品店でETCを取り付けるという選択肢を選ぶことが多いのではないかと思います。

カー用品店などでETCを購入し、セットアップと取り付けを行ってもらう方法のメリット

メリットとしてはETC本体をお店で購入し、そのままセットアップと取り付けまで行ってもらえます。

また店舗によってはそのまま取り付けを依頼することで割引価格やセット価格となってかなり安値でETCを設置できるという点があります。

お店によって値段は異なりますが13000円〜20000円で設置をお願いできます。

ただし、カー用品店にETC車載器を持ち込みでセットアップと取り付けをお願いする場合には通常通りの費用がかかってしまいます

ちなみに一例として

オートバックスでは

  • ETC取り付け費用:5400円
  • セットアップ費用:3000円
  • 作業時間60〜120分

イエローハットでは

  • ETC取り付け費用:4000円〜5000円
  • セットアップ費用:2500円
  • 作業時間60〜90分

という具合です。

もちろんプロに依頼しているわけですから安心して設置できるという点もあります。

カー用品店などでETCを購入し、セットアップと取り付けを行ってもらう方法のデメリット

デメリットとしてはインパネにビルドインできない設置方法をとることになることが多くなります。

そのため本来のインテリアであれば何もついていない場所に無理やりつけることとなってしまいます。

具体的には

  • 運転席のドライバーの膝元に取り付けると取り付け部分に膝がぶつかってしまう
  • 助手席のダッシュボード内に取り付けるとなるとETCカードの出し入れが面倒になり,不便をこうむる

このようになったりすることもあり得ます。

自分でETC購入、取り付けまで行う方法

アマゾンやヤフオクなどネットショッピングでETC車載器を自分で購入し,取り付けなどの手間も全て自分で行うという方法も一つの方法です。

メリット・デメリットの話をする前に自分でETC車載器を取り付ける際に注意してほしいことを説明します。

取り付けには配線ケーブルや絶縁手袋,スパナなど必要となる道具を準備する必要があります。

他にも検電テスターなども車の電源を扱う上では必要な道具です。

電圧なども細かくチェックして漏電や故障、不具合などの取り付けミスが生じないよう心がけましょう。

詳しい取り付け方法についてはここでは省略させて頂きますが、自分でETC車載器を取り付ける際注意しなければならないことがあります。

それはただ本体を設置しただけではETCは動作しないということです。

理由は、ETC車載器を使用可能な状態にするにはセットアップという作業が必要だからです。

セットアップとはETCカードを作っておくことだけではなく、ETCシステムを利用する車両を特定して適正な通行料を算出するために事前に使用する車の車両情報(ナンバープレーちなど)を暗号化して書き込む作業をすることです。

このセットアップという作業は自分でやろうとすると、すごく面倒ですのでカーショップなどでやってもらった方がいいです。(自分でやると数百万かけて契約しなきゃいけなくなる可能性もります)

自分でETC購入、取り付けまで行う方法のメリット

やはりETC車載器本体自体をアマゾンやヤフオクなどのネットショッピングで購入するとお店で購入するよりも安く済みます。

取り付けまで問題なく済めば一番お金をかけずにETC車載器を取り付けつけられる方法です。

自分でETC購入、取り付けまで行う方法のデメリット

デメリットとしてあげられることは上でも述べたような取り付け作業のミスで車の電気装置が壊れてしまうことです。

その結果として余計に修理費をかけてしまうようなことがあり、一番お金がかかる選択肢にもなる『リスクのある選択』だと言えます。

自分で取り付けたETC車載器が故障した時、もしかするとお店でも修繕を請け負ってくれない場合があるかもしれません。

そもそもヤフオクなどで買ったETC車載器自体もしっかりしたものなのかわからないですからその点もまたリスクとなりうるでしょう。

ETCについて

ETCは正式に英語表記するとElectronic Toll Collection System (エレクトロニック・トール・コレクション・システム)と言います。

高速道路を車で走行する際に料金のお支払いをスムーズにするシステムとして日本だけでなく世界各国で使用されています。

日本では2000年から実施され、その有用性から各地に広がっていきました。

また割引制度も充実していて

  • 平日朝夕割引
  • 深夜割引
  • 休日割引
などがあり、そちらも相まって普及の後押しとなりました。

手軽さと割引制度の充実などの効果が奏して、現在では約90%の車にETCの装置が備わっている状況です。

ETCの取り付けを車購入時と車購入後に後付けする時を比較した結果のまとめ

最後に、どんな人にどの取り付け方が合っているのかをまとめていきましょう。

  • 車購入時にオプションとしてETC車載器を取り付けてもらう方法
    安心安全をお金で買いたい人、特に知識もなくETCを利用したい人、インテリアにこだわっている人
  • カー用品店で取り付けまでお願いしたい方法
    インテリアの見た目などに興味があまりなく、ETC車載器を取り付けられればいいという人
  • 自分で取り付ける方法
    最も安くETC車載器を取り付けたい人、車に対して知識も興味もある人

車を買う!となったら必ずつけるオプションの一つがETCです。

それそれの方法に良し悪しがありますが、自分に合った選択をしていただけたら嬉しいです。

ETCを取り付けてスムーズな高速走行をしましょう!

この記事を書いた人

THUNDERBIRD
以前にガソリンスタンドや自動車中古部品販売店に働いていました。
危険物取扱者の乙四を持っています。



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