車のエアコンガス補充方法!料金や工賃はいったいいくら?

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長年愛車を乗っている方は、「車のエアコンを最強でつけているのに、全然効かない。おかしいなぁ。」って感じたことがあるでしょう。

車のエアコンが効かない時、原因として一番高い可能性となるのはエアコンガスの減少です。

今回はそんな車のエアコンガスの補充方法と、もしショップに修理を依頼した時の工賃をまとめましたのでご覧ください。

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車のエアコンガスの補充方法について


車のエアコンガスがなくなった時、解決策として2つの方法があります。

解決策1

自力で車のエアコンガスを補充する。

かかる費用は、1,300円~3,600円くらい。

一見、ショップに補充を依頼するのとさほど金額が変わらないと感じるかもしれませんが、後述するチャージホースは一度購入すれば故障して使えなくなるまでずっと使えます。

そのため、2回目以降はエアコンガス代のみかかる計算になりますので、非常に安上がりです。

解決策2

ショップにエアコンガスの補充をお願いする。

かかる費用は、2,000円~5,000円くらい。

では、それぞれの方法について見ていきましょう。

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車のエアコンガスを自力で補充する

そもそも車のエアコンガスの補充を素人の自分でもできるのか、疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

作業自体は注意点だけ気を付ければ、それほど難しいものではありません。

出来る出来ないの判断は、対象の車のエアコンガスの種類(車の製造年によって違う)で決まります。

エアコンガスの種類

エアコンガスには3つの種類があります。

R12(フロン22)

 

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1990年以前の車に使われている。

地球のオゾン層を破壊するという理由で生産が終了しています。

現在はR12用代替フロンが代わりに販売されていますが、今から30年以上以前の年式の車です。

配管などが劣化している可能性が高く、エアコンガス補充作業中に問題が発生することも十分に考えられるので、自動車整備に熟練した方でない場合、ショップに補充依頼する事をお勧めします。

R134a(HFC-134a)

 

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1990年~2019年現在の車に最も多く使われているエアコンガス。

エアダスターなどにも使われている不燃性のガスで、補充に至っての必要な資格等もなく、自身で補充することができます。

後述でご紹介するエアコンガス補充方法はこちらのタイプのエアコンガスを使っている車種が対象になります。

R1234yf(HFC-1234yf)

 

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2013年~2019年現在、オゾン破壊係数、地球温暖化係数の値が、R134aよりも優れているという理由から世界的に普及の兆しを見せている。

日本車に関しても、世界へ輸出することも視野に入れている車種(レクサスやクラウン、フィットなど)から順次移行してきている。

こちらのR1234yfは、可燃性ガスの為、補充回収は有資格者のみと義務付けられています。

したがって、こちらのR1234yfは、自力で補充はできません。ショップへ依頼しましょう。

エアコンガスの補充方法

では、ここではR134a(HFC-134a)が使われている車のエアコンガスの補充方法をご説明いたします。

必要な工具類とかかる費用

エアコンガスの補充ができるといっても、手ぶらではできませんので必要な工具とそれに伴う費用をまとめました。

1.R134aエアコンガス

 

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今回補充するエアコンガスそのものです。

ショップにもよりますが、290円~600円程度で販売されています。

2.チャージホース

エアコンガスを車本体に補充挿入する際に使うホースです。

メーターが付いているものと付いていないものが売られていますが、すでにメーターだけを持っている方以外はメーター付きを買いましょう。

エアコンガスがどれくらい入ったのか、メーターがないとわかりません。

こちらもショップによって値段にばらつきがありますが、だいたい1,000円~3,000円で販売されています。

あまり安いものはホースの材質やつなぎ目のシール、パッキンなどが安価なものが使われている事が多く、壊れる可能性も高いのでそういった点も考慮したほうがよいでしょう。

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手順

では実際にエアコンガスの補充の手順を見ていきます。

(当記事では、何かあっても責任は負いかねますので、自己責任でお願い致します。)

①チャージホースにエアコンガス缶を取り付ける

エアコンガス缶は、頭のねじ部分が樹脂でコーティングされています。

チャージホース側にはバルブをひねると出てくる針があります。

これが出ていないことを必ず確認して、樹脂でコーティングされているところに針がまだ刺さらないように注意して、ホースをねじ込んでください。

②チャージホースを車本体側のエアコンガスパイプに接続する

車本体側にあるエアコンガスパイプには、エアコンガス補充の為に接続ポートが作られています。

この接続ポートには、キャップに「L」と書いてある低圧ポートと「H」と書いてある高圧ポートがあります。

ここでチャージホースを接続するのは、「L」とかいてあるポートなので、こちらのキャップを外し、チャージホースをつなぎます。

③チャージホース内の空気を抜く(エア抜きをする)

これでエアコンガス缶と車本体のエアコンガスパイプがつながった訳ですが、この状態で、エアコンガスを注入すると、チャージホース内にあった空気も一緒に注入されてしまい、エアコンの故障の原因となります。

そこで、事前にチャージホース内の空気を抜くエア抜き作業を行います。

エア抜きは簡単。

エアコンガス缶に繋いでいるチャージホースのねじ込みを少しだけ緩めてやるだけです。

すると、「プシュッ!」と空気が抜けます。

この一瞬で十分ホース内の空気は抜けますので、すぐに締めて元に戻します。

④エンジンをかけて、エアコンを最大出力でONにする

次に、エンジンをかけてエアコンを最大出力でONにします。

そして、窓も全開にしておきましょう。(室内温度が下がって出力が自動で下がるのを防ぐ為)

この状態で、チャージホースのメーターを確認します。

基本的には、緑(LOW)・水色(FULL)・黄色(ALERT)・赤(DANGER)の表記がされています。

エアコンの効きが悪い場合、このメーターの緑か水色の低めの場所にメモリがあるはずです。(ここで黄色や赤、青でも黄色に近い場所にメモリが来ていた場合、エアコンガス不足ではない他の原因が考えられますので、ショップへ相談しましょう。)

⑤エアコンガスを注入する

では、エアコンガスを注入していきます。

エアコンガス缶側のチャージホースのキャップにバルブがあり、これをひねる事で針がガス缶に刺さります。

そして逆にひねって緩めていくと針が抜け、ガス缶内のエアコンガスが車本体のエアコンガスパイプの方へ注入されていきます。

ガス缶からガスが流入が開始された直後は、ガス缶自体の内部圧力が高い為、一旦チャージホースのメーター圧力が赤色のゾーンまで上がりますが、徐々に圧力が下がって正常な計測値に戻ります。

その後エアコンガス缶の圧力が下がっていき、冷えてきますので、手で温めながら缶を振ってやると比較的スムーズにガスが入っていきます。

⑥最終確認

チャージホースのメーターを見て、メモリの上下がなくなったのを確認してください。

上昇中ならまだエアコンガス缶にガスが残っている状態です。

全く動かなくなったら、注入は完了しています。

1本でまたFULLにはなってないのならば、2本目を同じ手順で追加です。

しかし、2本目を入れることによって赤や黄色のゾーンまでメモリが上がりそうなら、やめておいてください。(入れすぎは故障の原因となります。)

注入が完了すれば、車本体のエアコンガスパイプの接続を抜き、「L」のキャップを締めて完了です。

注意点のまとめ


1.はじめにエアコンガス缶にチャージホースをつなぐときは針が出ていない状態でつなぐ事

2.チャージホースを接続する先は「L」のキャップがしてある方へ。

3.エアコンガスを注入する前にエア抜きは必ず行う。

4.チャージホースのメーターが黄色(ALERT)・赤(DANGER)のゾーンに入らないようにする。

以上です。

ここで解説している方法通りに実行してもエアコンの効きが改善されない場合は、速やかにショップへ相談してください。

ちなみにここではエアコンガスを自力で補充する方法を紹介しているだけですので、作業はあくまでも自己責任でお願い致します。

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車のエアコンガス補充をショップで頼む場合の工賃

では、次にショップでエアコンガス補充を頼む場合の料金を調査いたしました。

各ショップごとにリサーチしてきましたので、参考にしてください。

値段に価格幅があるのは、前述したエアコンガスの種類、車種、エアコンガスの減り具合によって値段が上下しますので、その幅になります。

ディーラー


4,000~5,000円

ディーラーはやはり高めの価格設定でした。

ここもディーラーの親会社によって値段の差があります。

しかし、各メーカーのプロが作業してくれるので、安心感はあります。

カー用品店

イエローハット

2,000円~3,000円

オートバックス

2,000円~3,000円

オートアールズ

4,000円~5,000円

ジェームス

3,000円~5,000円

各社だいたい同じくらいの料金です。

オートアールズが少し高いのは、エアコンガス補充にエアコンガスクリーニングが付帯している為です。

現在入っているエアコンガスを一旦すべて抜き、中に溶け込んだ水分をすべて取り除いてくれることでさらにエアコン性能をあげるものです。

ガソリンスタンド


3,000円~不明

ガソリンスタンドはかなり不明瞭な結果でした。

上限額は不明です。

要因としてましては、ガソリンスタンドでは、そのガソリンスタンドの親会社、所長の方針によってかなり変わります。

利用者の声を聴いたところ、ただのエアコンガスの補充のみで、1万円ほど請求されたとの声もあり、おすすめはし難い結果です。

もちろんすべてのガソリンスタンドがそういうサービスを行っているわけではないので、実際ガソリンスタンドでエアコンガスを補充する場合は、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

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車のエアコンガス補充方法まとめ


エアコンガス補充は自力でできるのか、ショップで補充を依頼した時と価格の差はいくらくらいになるのかという事について調査してきました。

結論としては、

自力で車のエアコンガスを補充することは特殊なエアコンガスを使っている車以外は可能です。

かかる費用は、1,300円~3,600円くらい。

チャージホースは一度購入すれば故障して使えなくなるまでずっと使えるので、2回目以降はエアコンガス代のみかかる計算になりますので、非常に安上がりです。

ショップにエアコンガスの補充をお願いすると、若干のばらつきはありますがかかる費用は、2,000円~5,000円くらい。

という結果でした。

自分の愛車のメンテナンスはできる限り自分自身でやりたい方や、安く済ませたい方はぜひ挑戦してみてください。

時間がない、確実に補充してもらいたい、プロに任せる安心感が欲しい方はショップの方が確実です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様によいカーライフが訪れますように。

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ男



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